PostgreSQL、MySQL、SQLite など、主なデータベースには Window 関数なるものが備わっており、日付や値の大小で並んだデータに対して、1つ前の値との差分を計算したり、累積値を求めるようなことが簡単に出来るようになっています。 ただ、Window 関数を始めて使う人にとっては、パーティションといった考え方に戸惑うことも多いのではないかと思います。 そこで、この記事では、その肝となるパーティションの考え方をやさしく解説し、Windows関数の使い方について理解して頂くといった内容になっています。 SQLのWindow関数とは 何らかの条件で並んでいるデータに対して、特定の範囲のデータのみ参照できるようにする機能が用意されており、これをWindowと呼んでいます。 ちょうど窓を開けて全体の中の一部を覗くようなイメージでです。 そして、このWindowに対して、最大、最小、合