日本向けのものとしては最大規模のアニメの海賊版サイトを中国を拠点に運営していたなどとして著作権侵害の罪に問われた男女3人に対し、中国の裁判所が有罪判決を言い渡し、確定していたことがわかりました。 海賊版サイトの拠点が海外にシフトする中、業界団体によりますと、日本側の働きかけをきっかけに海外で刑事罰が科せられた初めてのケースだということです。 日本のアニメ会社などが加盟する業界団体「CODA=コンテンツ海外流通促進機構」によりますと、日本向けのものとしては最大規模のアニメの海賊版サイト「B9GOOD」を運営していたなどとして著作権侵害の罪に問われた30代の中国人の男女3人に対し、中国江蘇省の裁判所が去年12月、執行猶予のついた懲役刑などの有罪判決を言い渡し、3日までに確定したということです。 このサイトでは、日本のアニメを中心に映画やドラマなど多数の作品を無料で視聴することができ、去年、閉鎖
*Followed by English translation. お客様から、2024年1月に発売された他社ゲームに関して、ポケモンに類似しているというご意見と、弊社が許諾したものかどうかを確認するお問い合わせを多数いただいております。弊社は同ゲームに対して、ポケモンのいかなる利用も許諾しておりません。 なお、ポケモンに関する知的財産権の侵害行為に対しては、調査を行った上で、適切な対応を取っていく所存です。 弊社はこれからもポケモン1匹1匹の個性を引き出し、その世界を大切に守り育てながら、ポケモンで世界をつなぐための取り組みを行ってまいります。 株式会社ポケモン Inquiries Regarding Other Companies’ Games We have received many inquiries regarding another company’s game releas
首都圏に通うビジネスパースンやラーメン好きにはなじみある「AFURI」というお店。ゆずの香りが漂う黄金色のスープが特徴の淡麗な味わいの一杯は、多くのファンに支えられており、国内外に展開。リッツカールトンとのコラボレーションした超高級ラーメンも話題になった。最近は日清食品と共同開発したカップ麺が、全国のスーパーマーケットなどにも流通し、そのブランドも全国区になってきていた。 ところが、そんな「AFURI」をめぐる商標権争いが、係争相手である吉川醸造のニュースリリースにより表面化すると、大炎上を始めた。商標権を保有しているAFURIに対する批判的な意見が多くを占めている。 筆者自身、最初に吉川醸造のニュースリリースを読んだ際には「やりすぎではないのか?」あるいは「強引すぎるのでは?」と疑問を感じていた。一方でAFURI自身の主張は正当なものであり、粛々と物事を進めることで「すぐに沈静化するので
株式会社Cygames(以下サイゲームス、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡邊耕一)は、株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下コナミデジタルエンタテインメント、本社:東京都中央区、代表取締役社長:早川英樹)から2023年3月31日付で特許権侵害に関する訴訟の提起を受けました。 当社は、コナミデジタルエンタテインメントと『ウマ娘 プリティーダービー』のゲームシステムおよびプログラムの一部について、特許権等の協議を誠意をもって行ってまいりました。しかし、当社の見解がコナミデジタルエンタテインメントに受け入れられることはなく、訴訟を提起される形となりました。 当社としては『ウマ娘 プリティーダービー』がコナミデジタルエンタテインメントの特許権を侵害している事実はないと考えており、その正当性を本件訴訟にかかる手続きの中で明らかにしてまいります。 お客さまならびに関係者のみなさまにはご心
「モンスターエナジー」権利元は、日本国内において「モンスター(Monster)」の名を含むさまざまな商標に対し、過去に登録異議申立てをおこなっていた。特許情報プラットフォームJ-PlatPatなどで確認できる。昨日弊誌にて、海外ホラーゲーム開発者が「モンスターエナジー」権利元からタイトル名変更の要求を受けていると報じた(関連記事)。同記事を公開したのち、読者からの情報提供や、弊誌の調査から、「モンスターエナジー」権利元がさまざまなゲームに商標異議の申し立てをしていたことが改めて判明している。 モンスターエナジー(Monster Energy)はエナジードリンクだ。米国ではMonster Beverageが製造・販売している(日本ではアサヒ飲料株式会社が製造・販売を担当)。ゲーム関連イベントや団体、ストリーマーのスポンサーを務めるなど、ゲーム業界とも縁深い会社と飲み物だろう。 そんなモンスタ
映画を10分程度に編集した違法な動画「ファスト映画」をネット上に公開したとして、著作権法違反の罪で有罪が確定した2人に大手映画会社など13社が損害賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は請求どおり総額5億円の賠償を命じる判決を言い渡しました。 20代の男女2人は、映画の映像を無断で使い字幕やナレーションをつけて10分程度に編集してストーリーを明かす違法な動画「ファスト映画」をネット上に公開して広告収入を得ていたとして、去年、全国で初めて摘発され、著作権法違反の罪で有罪が確定しました。 17日の判決で、東京地方裁判所の杉浦正樹 裁判長は「YouTubeでの映画作品のレンタル価格は400円をくだらない。投稿された動画は2時間の映画を10分程度にしたものだが作品全体の内容を把握できるよう編集されていることなどを考慮すると、損害額は1再生当たり200円とするのが相当だ」という考え方を示しました。 その
映画の内容を短縮した「ファスト映画」を動画投稿サイト「ユーチューブ」上に無断で投稿され著作権を侵害されたとして、東宝などの映像会社13社が、投稿した男女2人=いずれも著作権法違反罪で有罪判決が確定=に計5億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は17日、2人に請求通り計5億円の賠償を命じた。ファスト映画の賠償額に関する司法判断は初。 訴状によると、提訴された2人は「シン・ゴジラ」など、13社がそれぞれ著作権を持つ映画54作品について、内容を10分ほどに短くまとめたファスト映画を無断で作成し、ユーチューブ上に投稿。昨年、同法違反容疑で宮城県警に逮捕され、いずれも執行猶予付きの有罪判決が確定した。 動画の再生回数は合計で1千万回超に上り、広告収益で少なくとも約700万円を得ていたという。原告側は、再生1回当たりの被害額を200円と算定し、被害総額は約20億円にのぼると主張。そのうち一部の支
Alright, let’s mention the elephant in the room. Earlier this week, the article announcing the 1.65 release of the Rust programming language included this little aside: Before going into the details of the new Rust release, we’d like to draw attention to the tragic death of Mahsa Amini and the death and violent suppression of many others, by the religious morality police of Iran. See https://en.wi
人気アニメ「ルパン三世」に登場する峰不二子の改造フィギュアを販売したとして、鹿児島県警は10月30日、鹿児島市春山町、会社員田実徹矢容疑者(45)を著作権法違反(著作権侵害)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め、「自分で作って販売した」と話しているという。 サイバー犯罪対策課によると、田実容疑者は、映画プロデュース会社(東京)が著作権を持つルパン三世の女性キャラクター峰不二子のフィギュア1点を、許可なく改造した物と知りながらネットオークションに出品し、9月17日ごろ、鹿児島県内の男性に2万5千円で販売した疑いがある。 いわゆる「魔改造フィギュア」と呼ばれるもので、裸に近い別の胴体に正規品の頭を組み替えたフィギュアだった。 県警は女性キャラクターなど29点の改造フィギュアを田実容疑者の自宅から押収。自らが改造していた疑いがあるとみて追及する。
将棋関連のサイトを運営されている個人の方が、記事の無断流用でNHKを訴えた事件(本人訴訟)の判決文が公開されていました。結論は請求棄却です。 判決文では具体的な記事の内容が省略されているのですが、この訴訟の発端となった事件を報道した弁護士ドットコムの記事を読むと具体的な内容がわかります。短い文章とは言え、表現に特徴がある部分も含めてほぼ丸パクリしていますので、著作権侵害を問われても当然の事例と思います。NHKは非を認めて謝罪文を掲載しています。 この訴訟はその後に提起されたものですが、原告は人格権の侵害(精神的苦痛、名誉毀損)のみを主張し、「原告文章に係る著作権及び著作者人格権の侵害を主張しない」と自発的に著作権侵害訴訟となることを避けています。 著作権侵害についてはNHKと和解済みなので訴訟の対象にしないといった事情があるのかもと思いましたが、であれば判決文に反映されているはずです。なぜ
去年、川崎市の市立中学校が学校通信にイラストを無断で掲載していたとして、市は、著作権者のイラストレータ−に11万円の賠償金を支払ったことを15日明らかにしました。 川崎市によりますと市立富士見中学校は、去年の6月と7月、県外のイラストレーターが描いたスイカや風鈴などのイラスト1件を載せた学校通信を生徒や町内会に配布したほか、学校のホームページにも掲載しました。 しかし、ことし7月になってイラストレーターの弁護人から中学校に謝罪と使用料を求める通知が届いたため、中学校と教育委員会が調査していました。 その結果、イラストを無断で使用したことがわかり、市は著作権法に違反していたとしてイラストの通常の使用料に相当する賠償金、11万円を支払ったということです。 川崎市は「結果的に市民のみなさまにご迷惑をおかけし誠に申し訳ありません。著作権について改めて周知を行い再発防止に努めます」としています。
漫画や映画のあらすじを無断でまとめたネット上の違法なコンテンツ「ネタバレサイト」や「ファスト映画」が、去年以降警察による摘発が相次いだあとも、依然数百確認されていることが著作権団体などへの取材でわかりました。著作権を持つ制作者側は運営者の特定や削除要請を進めるとともに一般のユーザーに閲覧しないよう呼びかけています。 漫画のセリフなどを丸写しするネタバレサイトをめぐっては、ことし2月に福岡県警が、6月には警視庁が30代から40代の運営者を著作権法違反の疑いで書類送検しました。 また映画を10分程度にまとめた違法な動画「ファスト映画」を投稿していた3人が去年6月に宮城県警に検挙され有罪が確定するなど、漫画や映画のあらすじや結末を短時間で伝える違法なコンテンツの検挙がこの1年間、相次いでいます。 摘発による抑止効果が期待されていますが、CODA=コンテンツ海外流通促進機構によりますと、ファスト映
「ゆっくり茶番劇」の商標登録問題、ネットを中心に大きな議論となりました。 そもそも「商標」って何?私たちが注意しなきゃいけないこともあるの? 「“ゆっくり茶番劇”も“商標登録”もあまり知りませんでした…」という方にもわかるように、あれこれまとめて解説します。それでは… 「ゆっくりしていってね!!!」 (おはよう日本 河野公平 ネットワーク報道部 廣岡千宇 國仲真一郎 今井桃代)
(2023年7月24日追記) 2022年2月24日に登録された「ゆっくり茶番劇」商標(登録6518338号)について そもそも商標として登録されるべきではなかったことを明らかにするために無効審判を請求しておりましたが、 7月12日付けで無効審決が下されたとの通知を特許庁より受領いたしました。 すでに本件商標登録は放棄による抹消となっておりますが、登録日から抹消日までの間は商標権が発生しておりました。 この無効審決は、過去にさかのぼり「はじめからなかったこと」にして、当該商標権を打ち消すものです。 一定期間内に審決取消訴訟が提起されなければ、「ゆっくり茶番劇」の登録を無効とすべきと判断した無効審決が確定します。 無効審決の確定をもって、「ゆっくり茶番劇」にまつわる商標権についての問題がすべて解決することになります。 審決が確定しましたら、あらためてお知らせいたします。 当該騒動が発生してから
「ゆっくり茶番劇」というニコニコ動画等で有名な動画作品フォーマットを、本来はネットの共有財産的存在であるにもかかわらず、元ネタとは関係ない個人が商標登録してしまい大炎上しています(参考記事)。もう既にいろいろな記事が出ており、遅きに失した感はありますが、ツイッター等で名指して召喚されたりしているようなので、簡単にまとめておきます。 この商標登録による影響は? 商標登録は完了していますので「ゆっくり茶番劇」あるいはそれに類似した商標(文字列やマーク)を使って、指定役務に含まれる「インターネットを利用して行う映像の提供」等を行う、要するにニコ動やYouTubeで動画を公開すると、商標権を侵害してしまう可能性が高いです。 一般にタイトル(題号)には商標権は及ばない(タイトルでの使用は商標的使用ではない)とされていますが、その一方で、シリーズ物の名称には商標権は及ぶとされているので、今回のケースで
漫画やアニメなどの海賊版サイトによる被害が国際的に深刻化していることを受けて、国際連携を図る組織が設立され、日本やアメリカなどの団体が参加して初めての会合が開かれました。 新たに設立されたのは「国際海賊版対策機構」で、26日は、アメリカや東南アジアなどの著作権保護団体や政府機関が参加して、初めての会合がオンラインで開かれました。 運営の実務を担うのは、日本の出版やアニメの会社などで作るCODA=コンテンツ海外流通促進機構で、26日の会合で後藤健郎代表理事は「デジタル化を背景に海賊版サイトは国境を越えて広く流通している。国際的な対策に資するよう情報交換したい」と述べました。 違法な海賊版サイトの運営者は、捜査機関の摘発を避けるために、著作権を持つ会社や個人とは別の国に拠点を持つことが多く、各国の捜査機関の連携が必要になっています。 発足した国際海賊版対策機構は、違法なサイトの情報を調査して各
「ClusterGAMEJAM 2022 in SPRING」に参加してくださったクリエイターの皆様、誠にありがとうございました。 3/26(土)に発表した本GAMEJAMの結果に関してご報告がございます。 本日、総合大賞受賞チームのモデリング担当者より「著作権違反の認識なく、海外サイトで入手したモデルを使用していたので辞退したい」という申し出を受けたため、弊社にてこれを受理いたしました。本申し出を踏まえて運営側で検討した結果、今回の総合大賞の再選定は行わず、大賞賞金は部門大賞10チームに均等に配分することといたします。 弊社では、下記のclusterコミュニティガイドラインのとおり、それぞれの知的財産を尊重し、他者の知的財産権や利益を侵害する行為を禁止しています。本ガイドラインに則って、clusterをお楽しみいただければ幸いです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く