サウジアラビアの首都リヤドから東に160キロのルマで行われたラクダの品評会「アブドルアジズ国王ラクダ・フェスティバル」の模様(2018年1月19日撮影)。(c)AFP PHOTO / FAYEZ NURELDINE 【1月31日 AFP】サウジアラビアで行われたラクダの品評会で、およそ14頭がボトックス注射や美容整形を受けていたことが判明し、主催者側がこの行為を禁止するとともに、これらのラクダを失格処分としていたことが明らかとなった。この品評会ではラクダの唇の膨らみや均整のとれたこぶの美しさを競い、評価の高いラクダは破格の金額で取引されるという。 問題が発覚したのは「アブドルアジズ国王ラクダ・フェスティバル(King Abdulaziz Camel Festival)」。サウジアラビア王家が後援する毎年恒例の遊牧民によるラクダのコンテストで、中東諸国一帯の飼育業者が最大5700万ドル(約6