「濡れ場」に立ちあうインティマシー・コーディネーターという仕事。#MeTooのあとで。テレビと映画の製作現場も変わるとき 「役者なら、“そのくらい”できるだろ?」の “そのくらい” とは、どのくらいか。 ハリウッドで「#MeToo」運動が起きてから約2年。セックスシーンをはじめ、身体の接触のあるシーンを製作する際に、リハーサルや撮影に立ち合い、役者の身体的・精神的安全を確保する「インティマシー・コーディネーター」という仕事へのニーズが高まっている。 二人の主演の発言。それは、“正しい”撮影現場だったのか? 本題に入る前に、『アデル、ブルーは熱い色』という、2013年にカンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞した作品について振り返りたい。パルム・ドール史上初めて、監督のほか、若手の主演女優の二人にも賞が贈られた同作品。その演技もさることながら、きわめて写実的かつ10分間と長い女性同士の
「体育・スポーツにおける多様な性のあり方」講習会で話す女子サッカーの下山田志帆選手=東京都新宿区で2019年12月21日、吉田航太撮影 今年2月、プロバスケットボール男子Bリーグ2部の「茨城ロボッツ」(水戸市)のホームゲームで行われたLGBTなど性的少数者のシンポジウムに、私も登壇しました。日本のスポーツクラブがLGBTをテーマにイベントを開いたというのは、聞いたことがありません。これをきっかけに、他のクラブも「アライ(性的少数者の理解者、支援者)です」と発信できる環境になってほしいと感じました。 以前このコラムで、私のチームに提供される小物がピンク一色であることへの違和感について、お話ししました。先日、スポンサー提供のヘアバンドが届いたのですが、黒とピンクの2色があったのです。思いを発信したことで、スポンサーが選択肢を増やしてくれたのだと思います。それぞれの選手が好きな色を選んでいる光景
「芸能生活を続けてきて、最高に充実したなと思っています」 '19年を振り返って、そう語ったきよしくん。3月には20周年記念両A面シングル『大丈夫/最上の船頭』をリリース。 「『大丈夫』、最初は少し不安だったんです。受け入れてもらえるかなって。演歌ファンの方は、もっと重厚なものを求めているんじゃないかとも思ったけど、氷川きよしは氷川きよしでしかない。ほかの誰にもなれない。自分自身とみんなを励ましたい。そう思ってこの曲に決めました」 不安は杞憂、25万枚超のロングヒットに。さらに5月には、大阪・新歌舞伎座で13年ぶりの座長公演を行った。 それほどのギャップがあるのか……と 「公演中、レコード会社の人が“なんかバズってるんだけど!”と教えてくれて」 昨年のクリスマスライブ『きよしこの夜』で『限界突破×サバイバー』を熱唱した動画のことだ。 「約半年前の映像だし、アニメ『ドラゴンボール超』の主題歌だ
これまで女性モデルとして何度もランウェイを歩いてきたモデルのネイサン・ウェストリングが、トランスジェンダーということを告白してはじめてファッションショーに登場した。(フロントロウ編集部) トランスジェンダーを告白して初のランウェイへ 女性として生まれ、以前はナタリー・ウェストリングという名前で女性モデルとして活動していたが、2019年に入りトランスジェンダーであることを告白し、ネイサン・ウェストリングという名前に改名したネイサン。 赤毛にそばかすが特徴的なネイサンは、13歳でモデルデビューして以降、ヴェルサーチェ、シャネル、ディオール、ルイ・ヴィトン、マーク・ジェイコブスなどの大手メゾンのランウェイに登場したほか、有名ファッション誌の表紙を飾り人気モデルとして活躍してきた。
今年はより自分らしく生きる年の投稿で 書いていましたが、今年になって いつも会社で綺麗目な女性の服よりたまに中性的、 いわゆる「楽」な服装でもいいかなと思いました。 それを実施した結果、 確かそういう日に朝のメイクなどは楽ですが、 自分のテンションは全然上がらない ということが分かりました。 何となく「綺麗」な女子を目指している私でいると 「仕事モード」というか「真面目モード」になり、 気分も良くテンションも高いです。 それと違ってもっとカジュアルや ボーイッシュな服装になると 外見的にどっちかというと男性っぽく、 「休みの気分」になりがちです。 半分「今日はいいや」という状態です(笑) まあ、休みや予定がない日はそれでいいんだけど… 後、外の世界で周りの目を気にしなくてもいいということは 確かに気が楽ですが、「堂々と強く生きる私」 が失ってしまいます。 「楽」を感じるために自分について妥
航空業界の花形として多くの女性があこがれてきた客室乗務員(CA)。CAの中には日本航空(JAL)グループのように少数ではあるが男性も活躍している。パイロットや事務系の業務企画職ではなく、自らCAの道をめざした三木祐人さん(24)に話を聞いた。【米田堅持】 乗客の笑顔が見たい JALグループのCAは海外も合わせて約6000人いるが、男性CAは100人ほどの少数派だ。旅行や飛行機が好きだった三木さんは、就職活動中に航空業界をめざした。男性の場合、ほとんどがパイロットや業務企画職で入社するが、OB訪問でCA経験のある男性社員の話を聞いて「乗客の笑顔が直接見られる仕事をしたい」とCAを志望し、2017年4月にJALに入社した。 現在は、羽田空港(東京都大田区)を中心に国内線で全国を飛び回っている。「飛行機が良い乗り物だと思ってほしい」と心がけながら乗務をしている。乗客から「男性は珍しいね」と声をか
「AV問題を考える会」で登壇した(右から)辻丸さん、竹山明子さん、安達かおるさん、森達也さん、知乃さん、新村あかりさん=中嶋真希撮影 AV問題について考えるシンポジウム「AV問題を考える会」が26日、東京都内で開かれた。男優歴30年の辻丸さんが主催。ゲストにドキュメンタリー映画監督で作家の森達也さん、カンザス大准教授の竹山明子さん、俳優の知乃さん、AV監督の安達かおるさん、女優の新村あかりさんが登壇した。AVの表現に社会的意義があるといえるのか、AV女優は「特殊な仕事」なのか--。会場には41人が来場し、AVだけでなく表現や女性差別などについても考えた。【中嶋真希】 シンポジウムは、AV問題について発言を続けてきた辻丸さんが主催した。辻丸さんは、言葉責めなどの過激な役が多かった経歴から、自分自身が女優を追い込む加害者なのではないかと考えてAV問題について発言してきた。社会全体の問題だと捉え
女性は可愛くやさしく控えめでいればいい……そんな風潮が未だに蔓延している日本。なんだかやるせない気持ちになりますよね。 「女に生まれてよかった。と心から思える本」は、女性のあり方を改めて見つめなおしています。著者は精神科医で元衆議院議員の水島広子さん。修羅場をくぐり抜けてきたであろう経歴に、本書の信頼度が増してきます。 私に関していえば、女性だったから損したことより得したことのほうが多かったです。仕事でも、女性だから許される部分もあり、甘えも通りました。ただ、仕事に対して意識レベルの高い女性は、女性だからなめられていると歯がゆくなる経験もあるでしょう。 「女性は子供を産んで一人前」などと考えている時代錯誤な人はいまだに存在しますし、そこまでいかずとも「もっと女性らしくしたらどう?」「女子力、低くない?」という言葉はよく聞きませんか。とかく型にはめられてしまうのが、女性の現状でしょう。 「『
「女子力」という言葉が、日本ではよく使われます。でも、女子力ってなんのこと? 日本人が使う“女子力”っていったいなんのこと? 思いつくままに挙げていくと、気が利く/愛想がいい/優しい/可愛いものが好き/メイク上手/ファッションセンスがいい/肌が綺麗でムダ毛がない/料理が上手である/掃除や整理整頓が得意/裁縫ができる/家事と称するもろもろを上手にこなす。ついでに、男性の視線を惹きつける、手のひらの上で男を転がすことができる、なんかも付け加えたら、男性にとっては嬉しいのかしら? 大きくわけると、いわゆる「家庭的」な能力が高いこと、そして異性の目を惹き付ける「モテる力」があることの2つと言えそうです。 さて、フランスではどうでしょう? パリマダムやムッシューに「女子力」について聞いてみました。すると、まず家事能力があることなどを「女子」の力と関連づけることはしていませんでした。あるムッシューは言
書籍化されて話題の「夫の扶養から抜け出したい~専業主婦の挑戦」第一話 続きはこちら>> —ママの求人編集部— 「夫の扶養から抜け出したい~専業主婦の挑戦~」第1話 夢をあきらめて家事や子育てに専念している専業主婦・ももこ。 夫に扶養されている無職の自分になんとく罪悪感を感じ、パートに働きに出ましたが、待っていたのは夫・つとむさんからの言葉。 「たった40万円の収入で『共働き』って堂々と言えんの?」 このひと言葉から、いろんなことを考えさせられますよね。 ショックを受けるももこは、つとむさんの転勤が決まり、当然のようにパートを退職し再び専業主婦にー。 気持ちがもやもやするなか、さらにショックな出来事がももこを襲う? がんばれももこ! ママの求人より新連載のお知らせ 2019年2月27日より、「扶養から抜け出したい」の作者「ゆむい」と「耳たぶ吸ってたも〜れ」の共作による新連載「親になったの私だ
6:00- 起床 娘が起きる前に朝食の準備 6:30- 娘起床 6:30- 娘のミルク 7:00- 手早く朝食 7:30‐ 娘を抱っこひもで抱っこして朝食の片付けやゴミ出しなど家事 9:00 娘のミルク→お昼寝 妻通院へ 9:30- 掃除・洗濯・昼食の準備 10:00 娘起床 11:00 娘と遊びながら手早く昼食 12:00 娘のミルク 12:30- 外出 支援センターに行ったり、夕食の買い物をしたりする 我が家は都内在住で車がない為、ベビーカー移動でした。 14:00 帰宅 14:00- 娘お昼寝 14:30- 夕食の準備 16:00 娘起床→ミルク 18:00 娘のお風呂 ベビーバス使用 19:30 娘のミルク 20:00 娘就寝 妻帰宅 20:30-
2017.12.01 18:15 基本的な「家事」の水準が異常に高い日本。家の中でまでせっせと働かなくてもいいのでは問題(『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』佐光紀子) 子供が通う保育園では毎月1日に「保育園だより」「保健だより」「給食だより」が配られる。「保育園だより」には園長からのメッセージ、今月の行事予定、今月誕生日を迎える園児名、各クラスの近況などが記載され、「保健だより」にはその季節に気をつけたい風邪や感染症のことや虫歯予防についての情報がある。そして「給食だより」には、献立表とともに子供の食にまつわるアドバイス(旬野菜の紹介、苦手なものを食べられるための工夫など)が掲載されている。 たとえば、「早寝・早起き・朝ごはん」と題して、朝ごはんを欠かさず食べることだけでなく、炭水化物・野菜・たんぱく質をバランスよく食べるように、食欲がない時はこれらを少量ずつ食べるよう書かれてあった。その
2017.10.15 14:00 ポストトゥルース時代に、性の問題を改善するためにできる3つのこと【道徳的保守と性の政治の20年】 「LGBTブーム」とも言える状況がここ数年続いていますが、近頃は「LGBTは儲かる」といった形で性的少数者の経済的な得を積極的に押し出す戦略と、その批判という対立が目立ち始めています。 そうした中で、活動を続ける保守派の存在が語られる機会は多くはありませんでした。しかし、実は現在アンチLGBT運動を行っている多くの団体は、20年前にフェミニズムへのバックラシュ運動を行っていた団体でもあります。当時起きたバックラッシュを見直し、20年の足跡を振り返ることによって、わたしたちは多くを学ぶことができるかもしれません。 今年8月5日、このような問題意識のもとで行われた公開研究会『道徳的保守と性の政治の20年—LGBTブームからバックラッシュを再考する』から「やっぱ愛ダ
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