同性愛者や性同一性障害者ら性的少数者(LGBTなど)の学生が悩みを打ち明け合おうと活動する東京福祉大(本部・群馬県伊勢崎市)のサークルが、大学側に申請していた学生団体としての公認が認められなかったことが25日、分かった。大学側は「秘密を口外される恐れなど、リスクマネジメントの部分でまだ準備が不足している。体制を整えて来年度以降申請してほしい」と説明。学生団体は「公認団体としてのスタートラインに立てず残念。信頼してもらえるよう実績を積み重ねたい」としている。 ◎2年前にも不認可 不認可となったサークル「まいとぴあ」は、性的少数者の当事者が自分らしくいられる場所をつくり、交流会や勉強会で日常生活の悩みなどを共有しようと活動している。サークルの存在を周知して活動の幅を広げようと、公認を目指し、活動目的や内容を書いた申請書類を提出して大学側の審査を受けていた。 6月下旬、不認可の結果が団体側に
女児を中心にくつろぐ親子。親戚や友人、近所の人には「縁あって養子を迎えた」と報告した。「血縁があろうとなかろうと、子どもへの愛情の深さは同じ」と語る=群馬県で2016年10月29日、鈴木敦子撮影 さまざまな事情で親が育てられない子どもを、生まれてすぐに里親が引き取り、実の子として育てる通称「赤ちゃん縁組」が群馬県内でも少しずつ浸透し始めている。親子の愛着や安定した成育環境を築く上で、多くの利点がある。しかし、国内では長らく乳児院などの施設で育てるのが一般的だったため、認知度はまだ低く、関係者は「国や県がもっと力を入れて制度の周知を図り、里親を増やすことが必要だ」と指摘している。【鈴木敦子】 「かんぱーい」。10月下旬、1歳8カ月の女児が豆乳の入ったマグカップを父親(47)のコーヒーカップに近付けた。「白いおひげができてるよ」。父親は女児の口の周りをタオルで拭き取り、母親(44)とほほえんだ
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