パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のヘブロンで、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の難民キャンプに設置された学校から下校するパレスチナ難民の子どもたち(2018年9月2日撮影、資料写真)。(c)HAZEM BADER / AFP 【11月20日 AFP】国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)は20日、世界各地で増加している移民や難民の子どもたちが住んでいる国で教育を受けられるよう、各国にさらなる努力強化を求める報告書を発表した。 ユネスコの2019年度版「グローバル・エデュケーション・モニタリング・レポート(Global Education Monitoring Report)」によると、学齢期に当たる移民・難民の子どもの数は現在1800万人あまりに上り、2000年から26%増加した。 居住地を離れることを余儀なくされた人のおよそ半分は18歳未満で、ほとんどが避難先の国で公教