23-24フランス・リーグ1第34節、ASモナコ対ナント。得点を決めてチームメートと喜ぶASモナコのモハメド・カマラ(右から2人目、2024年5月19日撮影)。(c)Nicolas TUCAT / AFP 【5月22日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)でプレーするMFモハメド・カマラ(Mohamed Camara)が、性的少数者(LGBTQ)を支援するユニホームのロゴにテープを貼り付けたことについて、クラブのゼネラルマネジャー(GM)が21日に謝罪し、来季はこうした事態が起こらないようにすると約束した。 リーグ1では19日に行われた今季最終節で、フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)が主導する反同性愛嫌悪の活動の一環として、選手と監督、審判が胸に活動のロゴがプリントされたユニホームやシャツで試合に臨んだ。 しかしカマラはこの部分をテープで覆い隠してプレ
Published 2024/02/25 21:01 (JST) Updated 2024/02/25 21:19 (JST) 東京都世田谷区教育委員会が昨年、児童生徒の学習用デジタル端末の検索履歴を学校側が閲覧できる機能の活用を検討し、区議会で「検閲のようだ」との指摘を受け撤回していたことが25日、分かった。不適切サイトへの接続を防ぐフィルタリングソフトに備えられた機能で、販売元によると、このソフト自体は昨年9月時点で全国の市区町村教委の4割以上が導入している。 世田谷区教委などによると、昨年6月の区議会文教常任委員会で、児童生徒に配られている端末に関し、一部の区立小中学へのソフト導入方針を説明。子どもがネット検索する際に使われやすい言葉を区教委で集計、分析する目的で、検索履歴の閲覧機能も利用するとした。 これに対し、トランスジェンダーと公表している上川あや区議は、性的指向や性自認に悩む
中国の性的少数者を支援する団体が作成した、転向療法などを実施しているとされる病院や民間施設のリスト(共同) 【北京共同】世界で性の多様性への理解が進む中、中国でLGBTQなど性的少数者を施設に送り込み「転向療法」と称して殴打するなどの虐待が横行していることが11日、分かった。被害者らが暴力の実態を証言した。保守的な考えに基づく偏見に加え、性的少数者の権利擁護を「西側の価値観」と警戒する習近平指導部の姿勢が性差別に拍車をかけている。 被害者や支援者らによると、転向療法を行う病院や民間施設は、上海市や河北、湖北、四川各省などに100カ所近く点在。入所者の多くが家族に半強制的に連行された10~20代の若者だという。 「おまえなど気持ち悪くて役立たずだ」。性的指向や性自認の「矯正」を行う施設で、指導官が入所者を殴打したり人前で裸にさせたりした。性的虐待の被害もあった。 施設では外部との連絡を制限す
「転向療法」、英語で「コンバージョン・セラピー」、ノルウェーでは別名「ホモセラピー」を今後は禁止とすることをノルウェー国会が12日に賛成多数で可決した。 ジェンダー平等が進んでいるとされている北欧ノルウェーで未だにこのような法案があったことに驚くかもしれないが、「同性愛者やトランスジェンダーなどの性的指向や性自認を変えることを目的としたセラピー」はこの国ではこれまで合法とされていた。 転向療法は医療、代替医療、宗教的な方法によって、他人に性的指向や性自認を変えさせることを目的としたものだ。 その人のセクシュアリティ、性的行動、性自認、性表現を変えたり、抑圧したり、否定しするもので、その根本的な前提は「LGBTQ+の人々は変われるし、変わるべきだ」というものだ。 個人が自分らしくあるための基本的な権利を侵害するものであり、否定的な結果や有効性の欠如を示す証拠が増えているために、このような行い
LGBTQ+、そして神社関係者という二つの観点から差別に抗う団体『神道LGBTQ+連絡会』の運営のひとりである著者が、信仰への差別や宗教ヘイト、LGBTQ+など他のマイノリティ性との交差について、感じたことを発信していきます。「2022年6月、『神道政治連盟』によって、LGBTQ+に対する差別的内容を含む冊子が国会議員らに配布された。2022年7月に発生した元内閣総理大臣銃撃事件は、『世界平和統一家庭連合(旧統一教会)』への恨みなどが動機とされている。世界的なバックラッシュの影では、いわゆる『宗教右派』と呼ばれる者たちが暗躍しているとの噂が飛び交う。そして2023年10月、パレスチナ/イスラエル問題(*1)が激化し、多くの命が失われている。その背景には、様々な「宗教の確執」が関わるといわれている――」 「特定の宗教への信仰を持たない」と自負する者がマジョリティであるはずの本邦のニュースは、
未来の看護を彩る 国際的・学際的な領域で活躍する著者が,日々の出来事の中から看護学の発展に向けたヒントを探ります。 [DAY 7]セクシュアルヘルス 新福 洋子(京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻家族看護学講座准教授) (前回よりつづく) 京都大学とWHOが主催したTechnical Consultation on Global Sexual Health Data Needs(世界的なセクシュアルヘルスデータのニーズに関する技術コンサルテーション)に参加しました。セクシュアルヘルス(性の健康)の関連データが,特にアジアで足りていないということで,WHO本部からの担当官のほか,タイ,ベトナム,カンボジア,ラオス,ブータン,シンガポール,マレーシア,バングラデシュ,台湾,日本と英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(LSHTM)から派遣された専門家が集められ,グループワークの伴う議論を
戸籍上の性別を変更するには生殖能力をなくす手術を受ける必要があるとする法律の規定が憲法に違反するかが問われた申し立てで、静岡家庭裁判所浜松支部は、規定は憲法に違反して無効だとする判断を示し、手術を受けていなくても戸籍上の性別を変更することを認めました。 申立人側によりますと、規定が憲法違反だとする司法判断は初めてだということです。 この申し立ては、静岡県浜松市に住み、戸籍上の性別は女性で、男性として社会生活を送るトランスジェンダーの鈴木げんさん(48)が行ったものです。 鈴木さんは戸籍上の性別を変更するには生殖腺を取り除く必要があるとする性同一性障害特例法の規定について、「手術を事実上強制するもので、人権を侵害し、憲法に違反する」と主張して、手術を受けなくても性別変更を認めるよう求めていました。 これについて静岡家庭裁判所浜松支部の関口剛弘 裁判長は決定で、「生殖腺を取り除く手術は生殖機能
Trans women can breastfeed too – but they’re often met with stunned disbelief and abuse when they share their breastfeeding stories. (Getty) Yes, trans women can breastfeed – and research shows that trans women breastfeeding is perfectly healthy and safe for both mother and baby. Most people assume that only cisgender women can breastfeed, but a combination of medical research and anecdotal eviden
ウガンダのムセベニ大統領(画像)が世界で最も厳しい反LGBTQ法案に署名した/Abubaker Lubowa/Reuters/File (CNN) アフリカ東部ウガンダで29日、性的少数者(LGBTQ)を厳格な取り締まりの対象とする法律が成立した。 ムセベニ大統領が法案に署名した。国会議長は世界で最も厳しい反LGBTQ法のひとつだとして、これを歓迎した。 新法は、同性愛行為の中で特に相手が未成年者や近親者の場合、自身がHIV(エイズウイルス)陽性の場合は、加重犯として死刑を科す内容。同性愛者への性教育や加重犯の隠匿を禁止し、同性愛者には転向療法による「リハビリ」を義務付ける。 法案はムセベニ氏が今年いったん国会に差し戻し、修正を経て今月可決された。欧米諸国はこの法案をめぐり、同氏への批判を強めていた。同国では2014年に、同様の反同性愛法案が裁判で無効とされた経緯がある。 国会議長はムセベ
(CNN) 米コロラド州コロラドスプリングズで19日深夜、性的少数者の集まるナイトクラブ「クラブQ」に男が侵入して銃を乱射し、警察によると少なくとも5人が死亡、25人が負傷した。 コロラドスプリングズ警察の責任者によると、アンダーソン・リー・オルドリッチ容疑者(22)は犯行にライフルを使ったとみられ、現場で銃2丁が見つかった。 店内にいた少なくとも2人が同容疑者を取り押さえ、さらなる犯行を阻止したという。 警察は憎悪犯罪かどうかを明言していない。 警察には午後11時56分以降、多数の通報電話が入った。20日午前0時には警官らが店に到着し、午前0時2分に容疑者の身柄を確保した。現場には警官計39人、救急車11台が出動した。 サザーズ市長がCNNに語ったところによると、負傷者のうち19人が銃で撃たれたが、命は助かる見通し。同氏はこれ以上死者が増えないことを願っていると述べた。 警察によれば、容
岸田文雄首相は24日の参院厚生労働委員会で、過去にLGBTなどの性的少数者を「生産性がない」と表現した杉田水脈総務政務官に対する野党の更迭要求を拒否した。「職責を果たしてもらう」と述べた。
子どもを育てるLGBTQ当事者が増えている実情も踏まえ、「パートナーと一緒に親権者になることができない」「子どもを作るための生殖医療を受けられない」といった困りごとを紹介しています。
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