上川陽子外相は18日、静岡県知事選の応援のため静岡市で演説し、自民党推薦候補の当選に向け「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と述べた。新たな知事を誕生させるとの趣旨の発言だが、出産したくても困難な状況にある人への配慮に欠けるとの指摘が出る可能性がある。 演説を行ったのは、上川氏の女性支持者が多く集まった屋内の集会。発言に対し、100人を超える聴衆からは拍手が起こった。 上川氏は、自身の過去の選挙演説で「うみの苦しみにあるけれども、ぜひうんでください」と支持を訴えた経緯にも言及。「うみの苦しみは本当にすごい。でもうまれてくる未来の静岡県、今の静岡県を考えると、私たちは手を緩めてはいけない」と語った。 上川氏は衆院静岡1区選出。26日の県知事選投開票を前に、2週連続で静岡県入りした。外相として、紛争解決や平和構築の過程で女性が主導的役割を果たす「女性・平和・安全保障(WPS)」
日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は13日、次期衆院選の公約に少子化対策として、0歳児への選挙権付与を盛り込む考えを示した。府庁で報道陣の取材に答えた。実現には公職選挙法の改正が必要となる。 吉村氏は有識者らで作る「人口戦略会議」が4月に公表した人口減少に関する試算を受けて、「0歳から選挙権を持ってもらうべきだ」と発言。成人までは親が代理行使することを提案していた。 13日は、報道陣に「世界一の高齢社会である日本だから(0歳児への選挙権付与を)考えるべきだ」と発言、若い世代中心の政治に転換する必要性を改めて強調した。次期衆院選の公約に据えるべく党内で協議を進めているといい、今後、憲法改正の必要性についても議論する。 吉村氏の発言を巡っては、SNS(ネット交流サービス)などで「世代間の分断をあおる」との指摘も出ていた。吉村氏はこうした考えについて、「子や孫のための政治をやってほしい
Published 2024/04/25 16:59 (JST) Updated 2024/04/25 17:18 (JST) 大阪府の吉村洋文知事は25日の記者会見で、人口減少を食い止める政策実現のため、0歳児から選挙権を認めるべきだとの考えを示した。「子どもが政治的影響を持つ仕組みになれば、政治家もその方向を向く」と述べ、転換を促す必要性を指摘。市町村の4割超に「消滅可能性」があるとする民間組織の報告書公表に関する質問に答えた。 共同代表を務める日本維新の会は、教育無償化をはじめ将来世代を重視した政策を掲げる。岸田政権との違いをアピールする狙いもありそうだ。 吉村氏は「人口減は日本全体の問題で、このままではじり貧だ」とし、0歳児選挙権は、成人するまでは保護者が投票を代理する想定だと説明した。
1.フェミニズムとは フェミニズムとは、あらゆる性差別からの解放を目的とした運動のことをいいます。狭義では女性人権運動、権利拡張・尊重主義をさしますが、その本質は、社会活動家でありフェミニストでもあったベル・フックスのいう「性差別をなくし、性差別的な搾取や抑圧をなくす」ことです。 記憶に新しい例としては、「#MeToo運動」があげられるでしょう。著名な映画プロデューサーによる性的虐待・セクハラの実態を明らかにした報道をきっかけに、女性たちが次々と自分たちの受けた性被害を、「♯MeToo」のハッシュタグとともにオンラインで告発したことで、性的虐待の現状、被害の内容が社会に広く認知されることになりました。 フェミニズムと関係の深いものとしてジェンダーという概念があります。フェミニズムは性差別的な搾取や抑圧からの解放を求める運動であり、ジェンダーは一定の文化を背景に社会的に構築された性差に基づく
「社会にはあからさまな性差別が横行している。東京大も残念ながら、例外ではない」――。12日にあった東京大の入学式で祝辞を述べた社会学者の上野千鶴子・同大名誉教授はこう語り、「世の中には、頑張っても報われない人や頑張ろうにも頑張れない人、頑張りすぎて心と体を壊した人たちがいる。恵まれた環境と能力を、自分が勝ち抜くためだけに使わず、恵まれない人々を助けるために使ってほしい」と新入生に訴えた。 上野氏は祝辞の冒頭、昨年に東京医科大の医学部入試で女子差別などが明らかになったことや、他の私大医学部でも男子の合格率が高いことを紹介。東京大でも長年にわたって入学者における女子の割合がなかなか「2割の壁」を超えないことや、4年制大学への進学率の男女差などを列挙した。 さらに、「社会に出れば、もっとあからさまな性差別が横行している」と指摘。東京大の場合は教授に占める女性の割合は7・8%、女性の学部長や大学院
Published 2024/04/05 19:04 (JST) Updated 2024/04/05 19:21 (JST) 衆院法務委員会で審議中の離婚後共同親権を導入する民法改正案の質疑で5日、自民党の谷川とむ氏が「ドメスティックバイオレンスや虐待がない限り、離婚しづらい社会になる方が健全だ」と述べた。野党から発言を疑問視する声が相次いだ。 質問者として政府への質疑に立った谷川氏は「離婚して誰も得しない。子どものことを考えれば、離婚しづらい世の中の方がいいと思う」とも語った。 これに対し、立憲民主党の寺田学氏は夫婦の状況や価値観はさまざまだとし「甚だ強い違和感を持った。離婚することで守られる子どもの利益は多くある」と批判した。 また、立民は中野英幸法務政務官が審議中に居眠りをしたり、喫煙のために何度も離席したりしていると指摘。中野氏は「行動を正したい。大変申し訳ない」と陳謝した。
2/5 のNHKの番組で田中角栄の特集があり、持論を述べる演説の一部が放映されていた。「人間というものは生きている間は短いんです。せめてその短い生きている間、今よりもいい生活環境を作って、人生を楽しみながら、この世に生まれた喜びを感じながら..」。今週、ずっとこの言葉が頭から離れず、あれこれ思い廻らす時間を送っている。この言葉を松本人志問題に照らしてみよう。最初に告発したA子は2015年11月に、B子は同年8月に性被害に遭っている。いずれも泣き寝入り後に自己嫌悪に襲われ、ストレスを抱えて精神健康面の不全に悩み、B子はPTSD発症を診断されている。また、2014年2月の性被害で不安障害となったI子は、事件から10年経った先月、ようやく夫と共に警察の相談窓口に出向いた。3人とも苦痛を背負い込まされて10年を生きている。しかも、人生のとても大事な時期を。 そして、それは今後も続く。伊藤詩織や五ノ
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