機動絶記ガンダムSEQUEL 脚本:井上敏樹/漫画:千明太郎/原作:矢立肇・富野由悠季 人類の半数以上が命を落とした、とある「大戦」から700年――。 大戦時に地球を守り抜いたガンダムはもはや人類にとって不要なものとなっていた。 そんな平和な世の中に「血まみれのカオリス」と呼ばれる、ひとりの女がいたーー。 これは「ガンダム」という名の失われた“神”を巡る、背信の物語。
樋口 中学生のときに『機動戦士ガンダム』を見てから本当に尊敬しておりますし、憧れのアイドルでもある富野由悠季監督とこうして対談できるなんて、40年前の自分に自慢できます。関係者の皆様、本当にありがとうございます。 富野 尊敬されている富野という話は、今初めて聞きました(笑)。普段からそう言ってくれていれば、僕だってもう少しいいおじいちゃんになれていたし、自信だって持てたと感じています。 樋口 面と向かってなかなか言えないですよ(笑)。 富野 そういう尊敬を得られていると知れて、今、僕はとても感動しています。 樋口 私とキャラがかぶるので間違われる細田守という男がいまして(笑)、彼と一緒に福岡での展示を見ました。富野監督の圧倒的な人生を浴びるように体験するわけですが、『聖戦士ダンバイン』あたりで脳が固まってしまうんです。もうダメだと。博多ですから屋台でとりあえずこの情報の原液を消化しようと(
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