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誰かの、何かのせいにして生きるのを、そろそろやめてみる|野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア
日本に帰国していろんな人と話して気づいたこと。 それは「不幸に陥っている」理由として、「運の悪さ」... 日本に帰国していろんな人と話して気づいたこと。 それは「不幸に陥っている」理由として、「運の悪さ」を語る人があまりに多いことです。 「自分は氷河期世代で苦労しているから」 「親に私立に行かせてもらえなかった」 「苦労したから、無駄遣いがやめられない」 「毒親だったから、人間関係がうまくいかない」 「いじめのせいで、人が怖い」 こんな感じのナラティブをスラスラと話す人々が多いんだな。 きっと確かにその通りで、運のいい悪いは実際にあると思うんですよ。特に最初の家族はもうどうにもならない。 しかし、発展途上国で比較的格差の大きなマレーシアよりも、豊かな日本の方に運の悪い話が溢れすぎていて。 親がちゃに外れた いじめられた 氷河期世代だった 貧乏な家庭だった 会社がブラックだった 夫が暴力を振るった パワハラをされた 子どもに病気があった 女性として苦労した みたいな、ナラティブを語る人が多いなー
2024/05/11 リンク