横浜(現DeNA)、広島、西武で17年まで活躍し、現在はクリケット選手に転向した木村昇吾氏(44)が30日、広島―オリックス戦が行われるマツダスタジアムを訪問。広島、オリックス両球団にクリケットバット1本ずつを寄贈した。 イギリス発祥でインドなどでは競技人口が多いクリケットは、野球のバットよりも打撃面が平らなバットを使用し、打撃時は「点」ではなく「面」で捉えることができる。ドジャースの大谷翔平投手(29)が春先、打撃面での復調をはかるためにクリケットバットを活用し話題を呼んだ。 木村氏は「僕がクリケットをやっているので、寄付させていただけたらと。野球界のためになったらいいなと思うし、クリケット普及の一躍を担えたら」と来訪と寄贈の経緯を明かした。 試合前に行われた寄贈式には、広島時代にともにプレーした松山竜平外野手(38)が登場し、練習に活用すると約束。オリックス・森友哉捕手(28)もさっそ