東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を巡り、現職の小池百合子知事に出馬要請した区市村長の有志52人の1人、日野市の大坪冬彦市長は30日の記者会見で、「(小池氏側からの)『応援依頼』だったのが、なぜか(首長側からの)『出馬要請』になってしまった。心外だ」と述べた。 大坪市長は2021年の市長選では、小池知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の推薦も受けて当選した人物。一体、何があったのか。(立川支局、デジタル編集部)
小池百合子東京都知事(71)の任期も残りあと3カ月。そのタイミングでかつての側近の実名告発により再燃した学歴詐称疑惑は、3期目を目指す都知事の選挙戦略に重大な影響を及ぼしつつある。加えて、小池都政下での各種問題も噴出。女帝の座が揺らいでいる。【前後編の前編】 【写真を見る】「卒業証書に不審な点が…」 カイロ大学は「卒業を証明」と改めて声明文を発表 *** 日本列島が春の陽気に包まれた今月13日、小池百合子都知事の姿は東京・豊洲のホームセンター前にあった。衆議院東京15区補欠選挙に立候補し、都民ファーストの会が推薦を出した乙武洋匡候補(48)の選挙応援のために駆け付けたのだ。 小池都知事といえば、4月10日発売の「文藝春秋」5月号で学歴詐称疑惑を元側近に実名で告発されたばかり。12日の定例会見で「卒業証書や卒業証明書は公にし、記者会見や都議会などでも説明してきている」と反論したが、騒動は収ま
▼北原百代さんの実名証言・前編はこちら https://youtu.be/oz_o5qGlpms ▼北原さんのより詳細な証言が読めるのは『女帝 小池百合子』(文春文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4167921316?tag=bunshun_online-22 1976年、カイロ大学の進級試験に落第した後、JALでアルバイトをするようになった小池氏。ところが10月に彼女の人生を決定的に大きく変えた出来事が起きる。 翌月、カイロに戻ってきた小池氏が北原さんに見せた驚愕の新聞記事とは? そして小池氏が北原さんに、別れ際に放った衝撃の発言とその真意とは? 北原さんが実名ですべてを証言する!
2020年6月6日夕刻、小島氏は小池都知事から突然、電話で呼び出された。約1カ月後の7月5日には都知事選挙が迫っていた。 小島氏は元環境省の官僚で、小池氏が環境大臣時代に「クールビズ」を共に推進。その縁で小池氏が都知事に就任すると都の特別顧問となった。 小島敏郎氏 ©文藝春秋 現職で圧倒的に優位だった小池氏だったが、再選に向けてまだ出馬表明をしていなかった。理由は『女帝 小池百合子』(石井妙子著)が指摘していた問題にあった。 「カイロ大学から、声明文を出してもらえばいいのでは」 〈彼女はうろたえていました。原因は、ノンフィクション作家の石井妙子さんの著書『女帝 小池百合子』です。5月下旬頃から書店に並び、瞬く間にベストセラーになっていた。小池さんの半生が描かれていますが、話題を集めていたのが彼女のカイロ大学卒業の経歴を「虚偽である」と指摘している点でした。(中略)7月の都知事選での再選は間
昨日(1/15)発表された国内新型コロナ新規陽性者数は過去2番目に多い25742人(NHKのデータ*1による)だった。死亡者も6人を数えた。国内新規陽性者数と同死亡者数のグラフ(前記NHKのデータに基づく)を以下に示す。 国内のCOVID-19新規陽性者数及び死亡者数 (2020/3-2022/1, 7日間移動平均対数=NHK) 倍加速度はピーク時より落ちているが(新規陽性者数7日間移動平均値の前週比4.14名倍、倍加速度3.41日)、検査数の上限に達しているために過少な数字になっている影響が出てしまっている。たとえば東京都のPCR及び抗原検査陽性率が1月14日の時点で16.0%に達していることが都のサイト*2で確認できる(下のグラフ)。 16.0%というのはあくまでも検査数と陽性者数の7日間移動平均値から求めた値なので、一昨日(1/14, 新規陽性者4051人)や昨日(1/15, 同45
1月13日、国民民主党は、小池百合子・東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会(都ファ)」との合同勉強会を開催した。玉木雄一郎・代表が、かねてより近い関係にある小池百合子・都知事との合流に向けて本格調整に入るなか、すでに国民民主党執行役員会の了解を得ており、週明け17、18両日には、党所属議員、地方議員に報告。今月中には都ファの荒木ちはる代表との共同記者会見に臨み、両党の合流を正式発表する予定であることが国民民主党関係者からの独自取材で分かった。国民民主党関係者が語る。 【写真】昨年は体調不良が取り沙汰された小池百合子氏。疲れた表情に心配の声が上がったこともあった 「都民ファに所属している都議と区議は国民民主に入党する形となりますが、一方で都民ファ政党そのものは、大阪維新の会のような独立した地域政党として存続させる方向で調整しています。小池都知事は最高顧問に就任するとみられ
小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は1日、国政新党の設立について今月3日に都内で記者会見を開くと発表した。荒木千陽代表(東京都議)が会見する。党関係者によると、次期衆院選に候補者を擁立する見通し。 複数の関係者によると、設立される新党に小池氏は関与しないとされる。小池氏は1日、報道…
来月予定していたことしの東京マラソンについて、主催する財団は新型コロナウイルスの影響で開催を断念すると発表しました。 来年3月に予定されていた次の大会は行わず、来月の大会を延期する形で行うと説明していますが、事実上の中止となった形です。 東京マラソンは、国内外の招待選手や一般ランナーが参加して毎年3月に行われてきましたが、ことしは感染拡大を受けて時期を半年余りずらし、1か月後の来月17日に開催する予定でした。 これについて、主催する「東京マラソン財団」は17日、臨時の理事会を非公開で開き、対応を協議しました。 その結果、来月の大会は新型コロナウイルスの影響で開催を断念すると発表しました。 来年3月に予定されていた次の大会は行わず、来月の大会を延期する形で行うということです。 大会の要項では「開催1か月前以降に緊急事態宣言が発せられている場合」は中止を決定する基準にあたるとされています。 都
東京都の小池百合子知事は14日、基礎疾患のない30代女性ら新型コロナウイルスに感染し自宅療養中だった3人の死亡が13日に発表されたことについて「自宅でおられる方は入院調整を進めているので、体調に不安がある方はその旨を保健所にお伝えいただければ」と述べた。 東京都が発表する新型コロナウイルス感染による死者は9月2日以降、連日2桁を超えており、13日も12人の死者が発表され、このうち3人が自宅療養中だった。
秋に控える衆院解散・総選挙を前に、政権与党の公明党とその支持母体である創価学会に激震が走っている。公明・学会側が「選挙妨害」と批判の矛先を向けるのは、現職公明議員の事務所にガサ入れを強行した東京地検特捜部の潜行捜査だ。 【写真4枚】捜査の本当のターゲットは小池百合子? *** 8月4日、公明党の吉田宣弘、太田昌孝・両衆院議員の事務所に特捜部が家宅捜索に入って以降、永田町が揺れている。 公明党が猛反発するなか、注目の捜査の行方について、全国紙社会部デスクがこう解説する。 「両議員の秘書らが昨年、貸金業の登録を受けずに融資の仲介をした貸金業法違反が捜索容疑ですが、特捜部の狙いはもちろん秘書ではない。今年2月、緊急事態宣言中に銀座のクラブに深夜まで滞在していたことが発覚し、議員辞職した遠山清彦前衆院議員がターゲットといわれています」 捜索対象の面々は遠山氏が辞職する前まで彼の秘書を務め、実際、議
九月一日に墨田区・横網町公園で催される、関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典の実行委員会は二十三日、小池百合子知事が今年も式典に追悼文を送らないことが分かったとして、都に抗議声明を出した。知事の追悼文取りやめは五年連続となる。 追悼式典は一九七四年に始まり、毎年、歴代の都知事が追悼文を送ってきた。小池知事は就任二年目の二〇一七年から「都慰霊協会が営む大法要で全ての震災犠牲者を追悼している」として、個々の式典への送付を取りやめている。実行委は追悼文を送るよう知事側に要請したが、「送らない」との返答があったという。 この日、都庁で会見した実行委の宮川泰彦委員長(80)は「民族的な差別意識などで虐殺された人は自然災害の犠牲者とひとくくりにせず、二度と同じ過ちを繰り返さない姿勢を示してほしい」と訴えた。実行委から抗議声明を受け取った都の担当者は「知事に速やかに伝えるが、都の方針は変わらない
東京都の小池百合子知事は19日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が東京パラリンピックで、児童や生徒に観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」を行うことに慎重な姿勢を見せていることについて、都庁で報道陣の取材に応じた。小池氏は「尾身会長からは、オリンピックの際も、同様のご指摘もいただいていたかと思いますが、安全、安心な大会としてやり切った」と述べ、尾身氏の指摘は当たらないとの考えを示した。 東京ではこの日も新たに過去2番目となる5534人の新型コロナウイルスの感染者が確認され、感染の高止まりが続いている。尾身氏は19日の参院内閣委員会閉会中審査で、東京パラリンピックでの「学校連携観戦プログラム」の実施について「(五輪開催時と比べ)今の感染状況はかなり悪い。そういう中で考えていただければ、当然の結論になると思う」と述べ、慎重な考えを示した。 これに対し、小池氏は「尾身会
東京都内で自宅療養中の人が急増する中、都は、17日、新型コロナウイルスに感染した親子3人全員が自宅で療養し、このうち40代の母親が死亡したことを明らかにしました。 これについて小池知事は「家庭内感染が多い中、急激に軽症から悪化する例がある」と述べ、酸素ステーションなど速やかに体制の整備を進める考えを示しました。 都は、17日、新型コロナウイルスに感染した40代の女性が死亡したことを明らかにしました。 女性の夫と子どもも感染し、家族3人全員が自宅で療養していたということです。 第5波で都が把握した、自宅療養中に死亡した人は7人になりました。 これについて小池知事は記者団に対して「亡くなった女性のご冥福をお祈りする。今、家庭内感染が多いという状況にあって、コロナは急激に悪化する例がある」と述べました。 そのうえで「酸素ステーションを3か所、まずは準備をして、そういったおそれのある人が入院するま
東京都の小池百合子知事は18日午前、都庁で報道陣の取材に応じた。新型コロナウイルスに感染していた夫や子どもとともに自宅療養していた40代女性の死亡が17日に発表されたことを受け、小池知事は「既往症があったと聞いている。そういった方々が入院するまでの間の環境を整備を至急進めている」と述べた。 冒頭に「ご冥福をお祈り申し上げます」とした小池知事は、「今、家庭内感染が多い状況にあり、一方でコロナは軽症から急激に悪化する例がある」と話した上で、17日に公表した、軽症者向けに酸素を投与する「酸素ステーション」を都内3カ所に整備する方針に言及した。 小池知事は「何よりも感染者が急激に増えて高止まりしている状況になっている」と危機感を示し、「予防の部分と、ワクチンの接種、それから軽症で受けて効果のあると言われている抗体カクテルなど、攻めと守りと両方で進めていく、それがいまの道だと考えている」と語った。
新型コロナ感染者の入院に関する政府の新たな方針を受けて東京都は、症状が軽い入院患者について医師の判断で自宅療養に移すよう、病院に伝えていたことが分かりました。 関係者によりますと、都は4日午後、入院患者について医師が症状が軽く入院の必要がないと判断した場合、自宅療養や宿泊療養に移すよう病院に伝えました。 「発症日から10日間、かつ症状が見られなくなってから72時間経過する」など、入院患者に定められた退院基準を満たさなくても自宅療養などに移行させます。 都は、自宅療養などで対応できる患者が入院しているケースもあると考え、医療資源を柔軟に活用して入院が必要な患者のためにベッドを確保したい考えです。
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