今年の『NHK紅白歌合戦』は、有吉弘行が司会に立つ。昨年は、ダチョウ倶楽部、純烈と異色のコラボを組み「白い雲のように」を熱唱。故・上島竜兵さんの追悼のステージでもあり、パフォーマンス後の「上島も喜んでおります」というコメントは、日本中に笑いと涙を誘った。上島さんが亡くなられてから1年半。妻の広川ひかるさんは現在もなお「病院に連れて行かなかった自分を責めることがある」と言う。急逝した直後に遭った"メディア被害"や遺品整理の苦労、「ちっとも整理がつかない」という広川さんに、あらためて上島さんへの現在の思いを聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――上島さんが亡くなられてから1年半が経ちました。今の心境をお聞かせください。 広川ひかる: 生前、竜ちゃんは、著名な方が亡くなると、永六輔さんの言葉である「人は忘れられたときに、本当の死が待っている」と言っていた