以下の記事はブログメディア、TokyoDevにて公開されている『The rise and fall of D&D in Japan』の元になった原稿です。 日本在住の英語話者向け記事として「日本におけるD&Dの歴史」をまとめてほしいという依頼を受けたため、刊行されていたり、自分が立場上知り得た情報に基づいて日本のD&Dの歴史と展開を追いました。 英語版の記事は、編集部の協力により、この記事からディテール部分を大幅にカットしてD&Dの興亡と現状、影響をシンプルにまとめたものとなっています。 1985年、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(以下D&D)は日本で爆発的なヒットを記録し、日本語版『ベーシックルールセット』は発売された年だけで10万部を売り上げた。翌年にはゲーム雑誌『コンプティーク』にてD&Dのセッションの様子を読み物とした記事、『D&D誌上ライブ ロードス島戦記』が掲載された。この記事を
『マスエフェクト』、『ドラゴンエイジ』、『ワイプアウト』、『ファークライ』など、数々の有名作品を手掛けたベテランクリエイターたちが集まり、結成したスタジオ“Inflexion Games”。同スタジオ初のタイトルの早期アクセスが2024年2月21日から始まる。プラットフォームはSteamとEpic Gamesストアで、ソロまたはフレンドを含む最大6人でのマルチプレイにも対応している。 ひと足先に紳士になる機会を得たので、優雅に遊んで感じた魅力を紹介していく。 “身だしなみは英国紳士淑女の基本”。異様なまでにこだわれるキャラクリ まずはキャラクタークリエイトからスタート。3つのステップに分かれていて、ステップ1ではモデルの性別、年齢、ボイス、ストーリー、家系、遺伝を設定できる。学者や政治家、職人、世捨て人など、選んだ素性によってストーリーが変化するようだ。 筆者はとりあえず世捨て人を選んでみ
中国絵画風の街が広がる都市建設シム「Thriving City: Song」のアーリーアクセスが本日スタート ライター:蒼之スギウラ IndieArk Gamesは本日(2023年4月21日),White Star Studioが手掛ける新作タイトル「Thriving City: Song」(原題,宋上繁华)のアーリーアクセスを,Steamで開始する。対応言語は英語と中国語(簡体字)のみ。 本作は,中国の宋王朝を舞台にした都市建設シミュレーションゲームだ。プレイヤーは都市整備を任された役人となって,民衆の生活を安定させつつ,都市を拡大していくことになる。 中国絵画のタッチを現代風にリファインしたアートスタイルが特徴で,キャラクターのイラストはもちろん,マップ上に配置される建物やアイコンにも手描き風のイラストが採用されている。公開中のスクリーンショットでは,1枚のイラストにように違和感なく広
かつて宮崎駿や押井守、庵野秀明という才能たちと出会った時に似た興奮で、ある映画とある優れた脚本家について語りたい気持ちが続いている。公開後最初の月曜、通い慣れた川崎の映画館で、僕は『映画刀剣乱舞』を観た。初めに言ってしまうと、僕は原作のゲームをプレイしたことがない。だから僕が今から書くことは、もしかしたら熱心な原作ファンにとっては当然すぎたり、あるいは少しズレていることなのかもしれない。でも僕はこの映画を見ながら、昔観た懐かしい映画を幾つも思い出していた。雑誌『H』(ロッキング・オン刊)のインタビューで、刀剣男士・鶯丸を演じた廣瀬智紀が「この映画は時代を変える可能性のある作品だ」と語るのを後日読んだけれど、僕が映画館で思い出したのも、そうしたサブカルチャーの歴史を変えた作品たちだ。『刀剣乱舞』は間違いなくそれらの作品群に並ぶ、日本の女子ゲーム文化にとってのエポックメイキングな作品だと思う。
Fate/Grand Orderのサーヴァントを時代別に分類しました。歴史上の人物および神話伝承文学等歴史上形作られた創作に由来するサーヴァントのみで、オリジナルサーヴァントは除きます。 ヨーロッパ、世界史、日本史でそれぞれ実在人物、神話伝承物語等架空の人物とに分けています。実在人物は生年準拠で、生年不明で没年がわかっている場合は没年準拠、生没年不明な場合は活動時期(君主であれば在位期間)に基づいています。実装済サーヴァントのみの表でイラストだけ公開されているサーヴァントは含んでいませんが今後追記するかもしれません。 また、架空の人物については作中の舞台が明らかなものについてはその作中の時代に準拠し、そうでないものは成立の時代に配しています。(例、12世紀~16世紀にかけて成立した6世紀のブリテン島が舞台の円卓・聖杯伝説関連人物は6世紀ヨーロッパに、9~14世紀にかけて成立した作中の時代背
“マイナー武将”はどうやって描く? 「信長の野望・大志 with PK」の新規武将イラストを担当イラストレーターのコメントとともに紹介 編集部:荒井陽介 コーエーテクモゲームスが2019年2月14日に発売を予定している「信長の野望・大志 with パワーアップキット」(PC / PS4 / Nintendo Switch)は,2017年11月にリリースされた「信長の野望・大志」(PC / PS4 / Nintendo Switch)に,「調略」「大命」をはじめとするさまざまな新要素が加わるものだ。 一部の武将イラストも新規のものに差し替わる予定で,徳川家康や豊臣秀吉,真田昌幸などのイラストが公式サイトで紹介されている。 そして今回,新たに「六角定頼」「六角義賢」「南部信直」「蘆名盛氏」「筒井順慶」「浦上宗景」が公開となった。 ……なかなか渋いラインナップ。「六角義賢って信長に抵抗し続けたん
古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家であり、最新作オデッセイにも関わられるという藤村シシン先生が、来るべきオデッセイに備えてオリジンズをプレイ! 濃厚すぎて面白い藤村流アサクリ堪能法をどーぞ! https://assassinscreed.ubisoft.com/game/ja-jp/home/
2017年3月3日、Nintendo Switchとともにリリースされ、全世界から高い評価を得た『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、『ゼルダの伝説 BotW』)。 “ゼルダのアタリマエ”を崩すべくシリーズを一新した同作は、メディアとユーザーから2017年を代表する作品として高い評価を集め、この1年でゲームデザインから開発背景まですみずみが語り尽くされてきたかにみえる。 (画像はゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 公式サイトより) だが、美術史的な観点から同作のビジュアルの起源を指摘した例はあるだろうか。近代美術史を研究する松下哲也氏は、『ゼルダの伝説 BotW』が18~19世紀ヨーロッパのロマン主義絵画の系譜にあるとする。 氏は近代美術史の研究家でありながら、幼少のころからビデオゲームの趣味も持つという、希有な人物だ。 もっとも思い入れのあるゲームは『ゼルダの伝説』と
※『幼女戦記』 カルロ氏原作のライトノベル、オンライン小説。2011年から日本の小説投稿サイト「Arcadia」にて連載された。サウンドドラマ、漫画、テレビアニメなど、幅広く展開されている。作中の「協商連合」といった単語は第一次大戦、状況は第二次大戦の欧州戦線を思わせ、両者を混ぜ合わせた架空の世界線が舞台となっている。主人公は、幼女として生まれ変わった元日本人のサラリーマン。 2016年6月からはコミック化、2017年1月からはアニメ化と急激にそのリーチを広げたこの作品は、タイトル通りに主人公こそ「幼女」(※中身は転生したオッサン)であるものの、作品全体としては政治・歴史・軍事に強く取材した重ためな展開がその魅力の一つといえる──ジャンルとしてはライトノベルの国境線のギリギリ内側くらいに存在しつつも、しばしばにしてファンからは「ヘビーノベル」と呼ばれているという現状は、作品のテイストをよく
今回のリリースは“第一弾”ということで、今後の「シブサワ・コウ アーカイブス」にも期待したい所でしょう。“シブサワ・コウ”ブランドには、他にも、第二次世界大戦を舞台とした『提督の決断』シリーズを始めとした、数多くの歴史シミュレーションがあります。また、大航海時代を舞台に船長となって世界を巡る『大航海時代』シリーズ、太閤豊臣秀吉の生涯を追う『太閤立志伝』シリーズ、SF宇宙船版大航海時代『プロジェネター』など、RPG要素を強く含む“リコエイションゲーム”そして、競馬シミュレーションとして日本の競馬界を馬主となって経験する『Winning Post』シリーズなどの数々の作品群も欠かせません。 特に、ほぼ全ての登場人物を自由に主人公として各々に異なったゲームプレイを楽しむことが可能で、Mod機能「イベントコンバータ」も搭載した『太閤立志伝V』などは人気も高く、再販を強く望んでいるファンも少なくない
お城これくしょん改め「御城プロジェクト」リリースのお知らせがDMMから届いていたので始めてみました。事前登録ユーザーのみ参加可能になっています。本日一般公開されたそうです。 御城プロジェクト設定ストーリー ログインすると唐突に設定が語られはじめます。要約するとですね、主人公のたぶん冴えない若者がどこぞの城址公園で一人で詰め将棋を打っていたら巨大兜型生命体が登場して暴れまわり始め、そこにさらに巨大美少女もあらわれ戦闘に、とそこで主人公の背中に捕まるマスコット系ナビキャラ神娘の千狐に、僕と契約して殿さまになってよ、と無理矢理城娘に指示を与える役目を押しつけられ、とりあえず城娘を選択して、あれよあれよという間に戦闘開始、なんかよくわからないうちに勝利を収めたかと思うと、時空の歪みでいつだかわからない関ヶ原に飛ばされて、ゲームスタートという話です。アニメにしやすそうな王道巻き込まれ系アバンです。
コーエーテクモゲームスは、8月26日にネットワーク事業戦略発表会を開催しました。 この発表会では、代表取締役社長の襟川 陽一氏、ネットワーク事業部長の小林 伸太郎氏、ネットワーク副事業部長の藤重 和博氏などが登壇。据え置きゲームアプリ、オンラインゲーム、ポータルサイト運営などの「ネットワーク事業」の現状の報告と、新タイトルの発表や海外展開を含む今後の戦略が説明されました。 この記事では、全体的なレポートに先駆けて、今回発表された注目情報をお伝えいたします。 iOS/Android/PCタイトル『信長の野望201X』がシリーズ最新作として発表されました。ジャンルはRPGとなっており、舞台は現代日本。シリーズに登場した魔物たちが現代に出現し、陰陽師の末裔たちが現代に甦った戦国武将たちと共に戦っていきます。 またシブサワ・コウ氏はゼネラル・プロデューサーとして本作に関り、奇門遁甲を視覚化したバト
2014-05-27 大井篤「海上護衛戦」と艦これの輸送船の話 前に記事書いたんですけど、色々ご指摘有ったので修正して出します。 海上護衛戦 (角川文庫) 作者: 大井篤 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/05/24 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る まずこの帯に対する突っ込み。 誰得だよ。 色々と突っ込みどころしかない帯です。 艦これプレイヤーからしても「誰得だよ」感が否めない。 ・大井篤氏は提督なのか? 本来の意味で「将官(少将)」からの海軍将官を「提督」と呼ぶらしい。 その定義から大井篤氏の最終階級を見てみよう。 最終階級は海軍大佐。 大井篤 - Wikipedia うん、広義的にも「提督」ではないですね。旧海軍的には。 ただ艦これのゲーム的にはあながち間違ってもいないという面倒臭いルールがある。 まず艦これで大井氏を「大
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