本書が2019年ベスト新書になると思う。第二次世界大戦は複数の戦争の集合体だった。日米の太平洋戦争はいうまでもなく、おおまかに分けるとドイツのヨーロッパ侵攻戦争、イタリアからはじまる北アフリカ戦争、そして本書のドイツ・ソ連戦争だ。 本書によればこの戦争でのソ連の死亡者(軍人+市民)は2700万人。ドイツは独ソ戦以外の戦争も含めて最大800万人。日本は最大310万人だったという。 これまでにもイアン・カーショーの『ヒトラー』やアントニー・ヴィーヴァーの各著作などの文献や、NETFLIXやNHKBSのドキュメンタリ映像を見てきたのだが、この本ほど独ソ戦についてコンパクトにまとめられている本はない。戦史だけでなく、第3章の「絶滅戦争」では独裁者と権限が分散したナチス官僚機構、ヒトラーに対する国民の支持の源泉などについて極めてコンパクトに解説されている。 ちなみにそのことを含めてヒトラーとナチスが
極めて病的な思想 舛添要一氏の『ヒトラーの正体』は、ヒトラーに関する様々な学術研究を踏まえた上で、一般向けにわかりやすく書いた優れた入門書だ。書き出しが巧い。 〈いきなりクイズです。 オリンピックと言えば、開催国の国民が参加し、国中の期待感を高める聖火リレーが思い浮かびますが、これを考案したのは誰でしょうか。 サラリーマンの皆さんは、毎月の給料から税金が天引きされますので、自分で面倒な計算をして申告し納税する必要がありません。これが源泉徴収制度です。年末に勤め先から「源泉徴収票」という葉書くらいのサイズの一枚紙をもらいますので、皆さん、よく知っていると思います。これを考案した人は誰でしょうか。 ヘリコプターは、今では災害救助や緊急取材などでも不可欠な存在ですが、これを世界で初めて実用化したのは、誰でしょうか。 三問とも、答えは本書の主人公であるヒトラーです〉 ここからもわかるようにヒトラー
3月24日に行われたゼレンスキー・ウクライナ大統領のリモート演説。実施が議論され始めた当初右派は大はしゃぎだった。代表的なのがこれだろう。 ゼレンスキー演説が実現すれば、それは「憲法第九条護憲平和主義」への「余命通知書」になろう。ゼレンスキー演説が日露戦争、ソ連参戦とシベリア抑留、北方領土不法占拠に言及し、日本に一層の戦争支援を訴える中身のものになれば、そうした結論になる。立憲民主党のサボタージュも驚くに値しない。 https://t.co/rjyyK9oyrs — Jun SAKURADA /櫻田淳 (@jun_sakurada_01) 2022年3月16日 要するに第一次湾岸戦争時の "Show the Flag" 発言の再来をゼレンスキー大統領演説に期待していたわけである。 そうした右派に冷水を浴びせたのが、アメリカ議会でゼレンスキー大統領が「真珠湾攻撃」に言及したことだ、というのは
ドイツでの評価 つい先日(2024年3月半ば)、『関心領域 The Zone of Interest』を鑑賞した。わたしが居住するドイツでは2月末から上映されており、欧州のメディアでの作品紹介やアカデミー賞式典でのジョナサン・グレイザー監督の発言をめぐる応酬などもあって、絶対に劇場で観なければならないと考えていた。 「ドイツでは賛否両論」のように言われることもあるが、本作は総じてドイツでも高く評価されているように思う。ただ、ナチスの歴史に触れる作品だからといって、他のアカデミー賞作品以上に高い関心が寄せられているかと問われれば、そうではないという印象だ。実際に映画館でも、平日の夕方上映の回だったからということもあろうが、200席近くある劇場に、15人程度の観客がまばらに座るのみだった。 日本でも5月下旬から公開されることが決まっており、本稿ではなるべく鑑賞体験を損なうほどのプロットへの言及
独ダッハウ強制収容所記念館入り口(2019年12月9日撮影)。(c)Christof STACHE / AFP 【5月10日 AFP】「31C号棟」──ジャン・ベーメ(Jean Boehme)さん(73)が子どもの頃に住んでいた、ナチス・ドイツ(Nazi)の強制収容所だった建物の番号だ。当時通っていた学校は33号棟で、近くにあった監視塔が臨時のビストロになったことも覚えている。 ベーメさんは75年前の4月29日に解放されたドイツ・ミュンヘン(Munich)郊外にあるダッハウ(Dachau)の元強制収容所で育った。 ホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)の物語においてダッハウ強制収容所のことはあまり知られていないが、ダッハウは戦後、別の用途で使われるようになった強制収容所の一つだ。 連合軍、その後、新生西ドイツ政府は至る所で住宅不足に直面した。このため、強制収容所が兵舎や仮設住
橋下徹がデモを「ならウクライナで戦え」と批判の一方、「俺は行く勇気ないから」とNATOに譲歩促し「プーチンの味方か」と大顰蹙 ロシアのウクライナ軍事侵攻に抗議するための反戦デモが世界に広がっている。2月27日には東京・渋谷駅前でも日本在住のウクライナ人らが抗議活動をおこない、約2000人が参加した。 ウクライナの人びとに連帯を示し、暴走するプーチン大統領に非難の声をあげる──。だが、そんななか、橋下徹がそうした市民の活動に水を差すように、こんなめちゃくちゃな投稿をおこなった。 それは一昨日2月27日のこと。ウクライナのゼレンスキー大統領が海外の志願者による外国人部隊を編成すると表明したことを伝えたロイターの記事を貼り付けた上で、こうツイートした。 〈私はウクライナとともにある!ウクライナは徹底抗戦せよ!と言っていた者はウクライナに行って戦え。〉 〈日本国内でウクライナの国旗を掲げて集まって
出廷したトランプ前大統領=20日、米ニューヨーク市/Steven Hirsch/Getty Images via CNN Newsource (CNN) トランプ前米大統領のSNSに投稿された動画に、ナチス・ドイツの「第三帝国」を想起させる表現が含まれていたことが物議を醸し、投稿は翌日削除された。 動画は20日、トランプ氏創設のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、同氏のアカウントから投稿された。 11月の米大統領選でトランプ氏が勝利したらどうなるかと予想する内容で、新聞記事を模した「景気は急上昇」「国境を封鎖」という架空の見出しをナレーターが読み上げている。 「米国は今後どうなるか」という見出しの下には「統一帝国の創設」という文言が登場する。ナチス・ドイツが自称した「第三帝国」と同じ、ドイツ語のライヒ(帝国)が使われている。 このほかに「不法滞在者1500万人を国外追放」という見出しもあっ
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
抑圧のなかで育ったケントラー ケントラーの研究とキャリアを形作ったのは、支配的な父親が子供にダメージをもたらすという考えだった。 彼の幼い頃の記憶のひとつ。ある春の日、森の中を父親に追いつこうとして懸命に歩いていた。1983年、そのときのことを育児雑誌に寄稿したケントラーは、「私のただひとつの願い。それは、父に私の手を取ってほしいということだった」と書いている。 だが第一次世界大戦に中尉として従軍した父親は、ケントラーいわく「厳格な教育」を信奉していた。彼の両親が実践していたのは、子供の教育に関する権威でベストセラー本の著者でもあり、「ナチズムの精神的な先駆者」と呼ばれたドイツ人医師、ダニエル・ゴットローブ・モーリッツ・シュレーバーの教えだった。 シュレーバーの教育法は、臆病さや怠惰さ、役に立たない弱さや欲望の露呈を排することで、より健全な人間を育成するということを原則としていた。1858
1919年に制定され、当時最も民主的だと言われたドイツの「ワイマール憲法」。しかし48条「大統領緊急令」が濫用されて、ヒトラー独裁が生じた。自民党改憲草案の「緊急事態条項」の危険性と併せて、ドイツ近現代史の研究者・石田勇治さん(東京大学大学院教授)に問題点を聞いた。 Photo:浅野カズヤ 授権法制定までわずか54日 ナチ差別法も乱立ヒトラー独裁がホロコースト(ユダヤ人大虐殺)へと行き着いた1933~45年のドイツ。国民主権や基本的人権が明記された「ワイマール憲法」のもとで、なぜ独裁政権が誕生し、国民の基本権が効力を失い、やがて無数の命が奪われたのだろうか。 独裁への入り口は、ワイマール憲法48条(緊急事態条項)の「大統領緊急令」(※1下図参照)だったと、石田勇治さんは話す。 (クリックで拡大できます) 「世界恐慌の影響で失業者が急増し社会不安が深まった1930年代初頭、国会では政党間の利
町山智浩さんが2022年7月5日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で映画『ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言』を紹介していました。 #tama954 町山さんご紹介映画 『#ファイナルアカウント 第三帝国最後の証言』ナチス支配下のドイツ“第三帝国”にかかわった加害者側の人々の証言を記録したドキュメンタリー 戦争は人を狂わすのか? あの時は仕方がなかった、は通用するのか? 戦争への無知はこのような映画で少しでも埋めたい pic.twitter.com/4BDGJru1jI — ?えぞっぽppo eezo?(^◑×◐^)? (@kaz2740) July 5, 2022 (町山智浩)今日、紹介する映画は『ファイナル アカウント』というタイトルのイギリス映画なんですが。『第三帝国最後の証言』という副題がついてまして。、『ファイナル アカウント』というのは「最後の証言」という意味なんです
専修大学のサークル「専修大学戦史研究会」がコミックマーケットでナチス親衛隊のコスプレをし、その写真をX(旧ツイッター)で公開したことが波紋を呼んでいる。 同サークルは、軍事や安全保障、歴史、政治などを研究し、会報・他校戦史研との交流・講演会参加・自衛隊基地見学などの活動を行っている大学の非公認サークル。 問題の投稿は8月13日に開催されたコミックマーケットで撮影されたもの。襟元にSS襟章をつけ、鉤十字がついたネクタイピンを刺すなど、ナチス親衛隊の制服を着用した同サークルのメンバーが、顔にボカシを入れた状態で、同サークルが発売する著作物を宣伝する内容だった。現在この投稿は削除されている。 Xのコメント欄には《【戦争を研究】しているのに》《あまりにも軽率》などと、ナチスを賞賛するとも受け取られかねない表現を問題視する声が続出。さらに、ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」に通
1月27日は国際ホロコースト記念日だ。ナチスドイツによるユダヤ人の大虐殺を生き延び、日本で半世紀以上ピアノを教えてきたヤーノシュ・ツェグレディに、ユダヤ系アメリカ人のクーリエ・ジャポン編集部員が聞いた。 ヤーノシュ・ツェグレディは、ハンガリーのブダペスト市で生まれ育ったユダヤ人だ。 第二次世界大戦中、ブダペストにはユダヤ人が20万人住んでいたが、ツェグレディの両親を含めその半数以上が、ナチスドイツによってヨーロッパ各地の強制収容所に送られた。 終戦時、ブダペストのゲットー(ユダヤ人居住地区)にはユダヤ人7万人が残っていた。急ごしらえで、完全に壁で囲まれていたゲットー内は不衛生で狭く、病気が蔓延していた。ツェグレディとその兄と祖父母はそのゲットーで大虐殺を免れた。 ツェグレディは当時を振り返って言う。 「ピントの合っていない白黒写真のように、すべてが暗く感じられた。ゲットーの住人たちは、動く
画像説明, 開閉会式でショーディレクターで元お笑い芸人の小林賢太郎氏(左)は、過去のコントで「ホロコーストを揶揄(やゆ)」していたことが問題となり解任された。開閉会式のクリエイティヴディレクター佐々木宏氏(右)も「女性タレントの容姿を侮辱」していたとして3月に辞任した 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は22日、五輪開会式が翌日に迫る中、開閉会式でショーディレクターを務める元お笑い芸人の小林賢太郎氏(48)を解任したと発表した。 小林氏は過去にお笑いコンビ「ラーメンズ」として活動していた。1990年代のコントで、第2次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人などのホロコースト(大虐殺)を揶揄(やゆ)するようなセリフがあったことが最近になって浮上した。
2月24日にロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、プーチンの戦略を1938年のズデーテン地方をドイツに編入したヒトラーの戦略になぞらえる論調が、各国のメディアに広がっている。この比較は適切なのだろうか? 各国のメディアに掲載された専門家の意見から考察する。 「比較せざるを得ない」 「私は何かをヒトラーと比較することは嫌いだ。しかし、プーチンの妄想的な発言を聞くに、そうした比較をせざるを得ない」 コロンビア大学のロシア研究者スティーブン・セスタノビッチは2月24日、米週刊誌「ニューヨーカー」にこう述べた。 ちょうど数時間前に、ロシアのプーチン大統領がウクライナへの侵攻開始を宣言したばかりだった。プーチンは、ドンバス地方のロシア系住民が「大量虐殺」されているとして、あらためてウクライナ当局を非難し、侵攻の目的は、ウクライナの「非軍事化と非ナチ化」だと主張した。 イスラエルの日刊紙「ハアレツ」で
シオニスト政権イスラエルの在日大使館は17日、X(旧ツイッター)への投稿で、岐阜市の柴橋正直市長が同大使館を訪れ、自身が代表を務めるクリスチャン政治家の団体代表として、シオニスト政権を支持する声明文を手渡したと明らかにしました。 岐阜市長がシオニスト政権イスラエルへの支持を表明 この投稿によると、柴橋市長はこの日、自身が代表を務めるクリスチャン政治家の団体「オリーブの会」代表として、同会メンバーの五十嵐義隆氏とともに都内のシオニスト政権イスラエル大使館を訪れ、声明文を手渡しました。 声明文は冒頭で、今月7日に始まったパレスチナ・イスラム抵抗運動「ハマス」による「アクサーの嵐」作戦を「テロ攻撃」として非難した上で、「私たちオリーブの会は、(中略)イスラエルの平和のために祈る。私たちはイスラエルの側に立つとともに、アブラハム、イサク、ヤコブの神であり、私たちの創造主なる神ご自身が、イスラエルを
Researchers say Japan has exaggerated the story of Chiune Sugihara, the ‘Japanese Schindler’ A bust of Chiune Sugihara is seen near the Sugihara Chiune Memorial Hall in Yaotsu, Japan, his purported hometown. (Jordyn Haime) YAOTSU, Japan (JTA) — Three years before the Olympics began in 2021, Tokyo was already developing the national image it would display as the world looked on. The Tokyo Metropoli
日本維新の会の藤田文武幹事長は3日、外務省を訪れ、米国の核兵器を日本に配備して共同運用する「核共有」の議論を求める政府への提言を森健良事務次官に提出した。核兵器を「持たず、つくらず、持ち込ませず」とする「非核三原則」の見直しに関する議論の要求も原案には盛り込んでいたが、削除した。党内外で反発が広がったことを受けた対応とみられる。 提言は核保有国のロシアによるウクライナ侵攻を受けて取りまとめ、「核についてもタブーなく検討する」「核共有による防衛力強化などに関する議論を開始する」ことを求めた。非核三原則の見直し議論に関する部分は、馬場伸幸共同代表ら幹部が2日夜、急きょ削除を決めた。藤田氏は提言後の記者会見で「我々が(持たず、つくらずの)二つで率先して変えようとしているとミスリードされるのは本意ではない」と説明。「持ち込ませず…
» 【独占取材】ヒトラー、金正恩、ローマ法王が恐竜と共に攻めてくる映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』監督に「逆に気を使った点」を聞いてみた! 特集 【独占取材】ヒトラー、金正恩、ローマ法王が恐竜と共に攻めてくる映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』監督に「逆に気を使った点」を聞いてみた! 中澤星児 2019年6月24日 完全にどうかしているとしか思えない。おそらく、多くの人がそう思うだろう映画が2019年7月12日に日本で公開される。その名も『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』DA。 ヒトラー、金正恩、ローマ法王、スティーブ・ジョブズなどなどが恐竜と共に人類を総攻撃するこのパニックムービー。何を言っているか分からないと思うが安心してくれ。私も分からない。分からないなら聞いてみよう。というわけで監督に直撃取材してみた。 ・『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』とは 本作は、2012年に
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は3月2日、日本維新の会が「核に関する議論をタブー視することなく、非核三原則の見直し、米国の持つ核戦力の共有に関する議論を開始する」ことを求める「提言」を政府に提出すると伝えられたことに対して、代表委員 田中重光氏、代表委員 田中熙巳氏、事務局長 木戸季市氏による「声明」を発表しました。 毎日新聞(3月4日)によると「日本維新の会の藤田文武幹事長は3日、外務省を訪れ、米国の核兵器を日本に配備して共同運用する「核共有」の議論を求める政府への提言を森健良事務次官に提出した。核兵器を「持たず、つくらず、持ち込ませず」とする「非核三原則」の見直しに関する議論の要求も原案には盛り込んでいたが、削除した。党内外で反発が広がったことを受けた対応とみられる。提言は核保有国のロシアによるウクライナ侵攻を受けて取りまとめ、『核についてもタブーなく検討する』『核共有による
コピペブログ単語 8件 コピペブログ 4.2千文字の記事 120 0pt ほめる 掲示板へ 記事編集 概要種類登録制2ちゃんねる運営交代騒動に伴う転載禁止問題点悪名高いと言われているコピペブログ対策方法関連項目掲示板コピペブログとは、電子掲示板5ちゃんねる(旧称: 2ちゃんねる)に立てられたスレ(スレッド)・レスで記事を編集構成するブログの総称である。一般的には「まとめサイト」と言われているが、差別化の為にこの記事ではコピペブログと称する。 概要 その名の通り、レスをコピペ(コピー・アンド・ペースト)し、抽出・編集した物をまとめて掲載するブログの事。5ch以外(Twitter等)からまとめても、同様に呼ばれる事が多い。 ただ、まとめといいつつも、どのレスを抽出するかは管理人の意向が大きく反映されるため、(元スレがそうでないにも関わらず)偏ったまとめになることもある。 あるいは、アクセス数稼
旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたとして、大阪に住む聴覚障害のある70代の夫婦が国を訴えた裁判で、2審の大阪高等裁判所は訴えを退けた1審とは逆に国に賠償を命じました。各地の同様の裁判で、国に賠償を命じる判決は9件目です。 大阪府内に住むいずれも聴覚に障害のある70代の夫婦は、妻が50年前の1974年、長男を出産後、医師や母親から何も説明されないまま、旧優生保護法に基づいた不妊手術を受けさせられたとして、国に賠償を求める訴えを起こしました。 おととし、1審の大阪地方裁判所は、旧優生保護法について憲法に違反すると判断しましたが、妻が不妊手術を受けてから20年以上が経過し、賠償を求める権利はなくなっているとして訴えを退け夫婦側が控訴していました。 26日の2審の判決で大阪高等裁判所の阪本勝 裁判長は旧優生保護法について、1審に続いて、憲法に違反すると判断しました。 また、賠償を求める権利に
今回は超話題のあの本を、珍しく時流に乗って買ったのでご紹介です。田野大輔氏のナチス関係の本は『愛と欲望のナチズム』『ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか』と結構読んでいました。何なら『【書評】ヒトラーとナチ・ドイツ』のときに本書のきっかけとなった『新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち』も紹介しており、ちゃんと勉強してるじゃん俺、という感じです。 まぁ、たまにしか読まないので内容を忘れがちですが。読んだのが2年も前なのでしょうがない。 そんなわけで、ある意味では本書の内容を新鮮に読むことが出来ました。 大学生協も絶賛 本書の内容に入る前に、興味深いエピソードをご紹介しましょう。 私は本書を大学生協で手に入れたのですが、初版は手に入らず再入荷を待つこととなりました。そこで大学生協の書籍部の方と軽くお話をしたのですが、その方もぜひ学生に読んでほしい本だと太鼓判を押して
ホロコーストは第二次世界大戦の広範な背景で行われました。第一世界大戦の敗北にまだよろめきながら、ヒトラーの政府は、東ヨーロッパに広大な新しい「生活圏域」(レーベンスラウム)の帝国を想定していました。 ドイツのヨーロッパ覇権の実現には戦争が必要であると、指導者たちは計算していました。 1939年 ソビエト連邦との中立性を確保した後(1939年8月の独ソ不可侵条約により)、ドイツは1939年9月1日にポーランド侵攻によって第二次世界大戦を開始しました。英国とフランスは、9月3日にドイツに対して宣戦布告して応戦しました。1か月も経たないうちに、ポーランドはドイツ軍とソ連軍に敗れ、ナチスドイツとソ連に分割占領されました。 1940年 ポーランド敗北後の戦闘の小康状態は、ドイツ軍がノルウェーとデンマークに侵攻した1940年4月9日に終わりました。 1940年5月10日、ドイツは、戦争において中立的立
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く