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光合成の検索結果1 - 40 件 / 1120件

  • EM菌の正体(構成微生物を調べました)|片瀬久美子

    EM菌は、元々農業用の微生物資材として堆肥作りを目的として開発されましたが、「農業、環境、健康、食品加工、化学合成、工業、エネルギー、土木建築など広範囲で応用可能であり、従来の微生物関連資材の常識をはるかに超えたものである」としてあたかも万能であるかの様に宣伝されるようになりました。しかし、そのほとんどは科学的根拠に乏しく「ニセ科学」だと批判されています。 参考:疑似科学とされるものの科学性評定サイト(明治大学科学コミュニケーション研究所) http://www.sciencecomlabo.jp/health_goods/effective_microorganisms.html これまではEM菌を構成する微生物が大まかにしか明かされておらず、「特殊な善玉菌の集合体」という幻想が守られてきました。そこで、最新技術である「メタゲノム解析」(メタ16S解析とメタITS解析)により、網羅的に構

      EM菌の正体(構成微生物を調べました)|片瀬久美子
    • アルカリ洗剤をアルミ缶に入れて爆発の解説

      西新井駅切符売り場でアルミ缶が爆発して女性が怪我をしたという事故。やらかした中国人が逮捕されたが、実はこの事故は度々起こっている。 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230509/1000092245.html 有名なのは数年前に地下鉄日本橋駅で乗客の荷物が破裂してガスが発生、機動隊や消防が出動して駅ごと閉鎖、電車は不通になった事件があった。 今次の事故でも爆発なので警察は念の為にG事案(広域ゲリラ事件)として捜査を行うが、コーヒー缶爆発と来たら業務用洗剤ちょろまかしによる爆発に決まっている。 やってる事は馬鹿であり、よくわかってない馬鹿が扱えないような仕組みになってるのだが、ルーズな会社が多くてこの手の事件が起きてしまう。しかも時限爆弾みたいに当初は大丈夫なのに時間が経ってから事故になるという仕組みがあるのだ。 だからその辺をちょっと解説するよ

        アルカリ洗剤をアルミ缶に入れて爆発の解説
      • 世界最高水準の人工光合成に成功 トヨタ系、植物上回る効率 | 共同通信

        人工光合成の効率を世界最高水準まで高めることに成功した、豊田中央研究所の「人工光合成セル」=21日午後、愛知県長久手市 トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手市)は21日、太陽光を使って水と二酸化炭素(CO2)から有機物のギ酸を生成する「人工光合成」の効率を世界最高水準まで高めることに成功したと発表した。過程でCO2を材料とするため脱炭素化につながるほか、生成したギ酸から水素を取り出し燃料電池の燃料に使うこともできる。早期実用化を目指す。 豊田中央研究所は2011年に、水とCO2のみを原料とした人工光合成に世界で初成功。当初は太陽光エネルギーを有機物に変換できる割合が0.04%だったが、改良を重ね7.2%まで向上させた。植物の光合成の効率を上回るという。

          世界最高水準の人工光合成に成功 トヨタ系、植物上回る効率 | 共同通信
        • 宮台真司さんのトリチウム生物濃縮デマにガチ化学研究者さんが反論・解説

          神崎星辰 @chiee007 たぶんメチル水銀とかとのアナロジーで考えておられて悪意はないのだろうが、生物濃縮という現象に対する浅い理解含めて、ちょっと世間的にデマとなっては危ないので専門的見地から下記スレッドにコメントします。 twitter.com/miyadai/status… 2023-09-03 16:12:01 宮台真司 @miyadai 貴殿は有機結合トリチウムを見逃している。生体内でトリチウム水のままなら短時間(4日以内)で代謝されて生体濃縮の機会がないが、それを構成するトリチウム原子が有機物(蛋白や脂肪や核酸)と結合すると生体内に長く留まる間に(大部分は生物半減期40日で一部は1年)捕食されて生体濃縮されうる。 有機結合化のメカニズムは水素置換。植物の光合成過程や動物の消化過程で、有機物内の水素原子が他の水素原子に置換されるので、トリチウム原子にも置換される。このメカニズ

            宮台真司さんのトリチウム生物濃縮デマにガチ化学研究者さんが反論・解説
          • 「日本の野菜は水っぽい」をウズベキスタンに行って検証した|岡根谷実里 | 世界の台所探検家

            きっかけは、「日本の野菜は水っぽい」という外国在住経験のある方々の言葉だった。ウズベキスタン出身の方は「日本に来て料理時間が半分で済むからとっても助かるけれど味が弱い」と語り、フランスに住んでいた知人は「フランスの料理を日本の野菜で同じように作ると形がなくなる」と言う。 水っぽいとみずみずしいは紙一重だからと自分に言い聞かせながらも、やっぱり悔しい。それに親世代以上の方から「昔の野菜はもっと力強かった」とか言われると、その時代を知らないだけに、弱々しい時代を自分は生きているのだろうかと漠然と不安に駆られる。 実はこの野菜の味問題は、著書「世界の食卓から社会が見える」で一章を割いて考察して、「気候条件・土壌・栽培方法・品種」が寄与しているというところまではわかった。 (酸性土壌がどうとか日本は過剰施肥になりがちだからえぐみが残りやすいとか、そういう話を知りたい方はよかったら読んでください。)

              「日本の野菜は水っぽい」をウズベキスタンに行って検証した|岡根谷実里 | 世界の台所探検家
            • ウミウシが頭部から体全体を再生 大部分切断でも 奈良女子大確認 | 毎日新聞

              海洋生物・ウミウシの一種が、心臓など体の大部分を自ら切断(自切)した後、残った頭部から体全体を再生できることを奈良女子大の研究グループが発見した。失った体の大部分を再生できる例として水生生物のプラナリアやゴカイなどが知られるが、グループは「複雑な身体構造を持つ生物で確認されたのは初めてとみられる」としている。9日付の米科学誌カレント・バイオロジー(電子版)に掲載された。 ウミウシの一種「囊舌類(のうぜつるい)」のうち、食べた海藻から取り込んだ葉緑体で光合成できる「コノハミドリガイ」と「クロミドリガイ」、計15体で確認した。飼育していたウミウシが自切して頭部と体に分離したため、観察を続けたところ、全体の2割以下の重量に過ぎない頭部から1週間以内に体の再生が始まり、3週間後にほぼ完全な状態となった。切り離した体部分は頭部を再生することはできなかったが、それでも最長で…

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              • スガシカオの炎上した理由が意味不明 - オトニッチ

                スガシカオが炎上した 言葉足らずでした。 すみません。 削除させていただきました。 — スガシカオ@プライベートCD発売中 (@shikaosuga) 2020年4月7日 4月7日にスガシカオが謝罪ツイートを行なった。Instagramに投稿した内容を転載した自身のツイートが炎上したのだ。 しかし自分には炎上する理由がわからなかった。 本人が消してしまったツイートなので転載するべきではないかもしれないが、全く非がないように思う。 「批判や怒りや疑いじゃなくて」という発言部分が批判されていたように思う。おそらく「批判をするな」と言っていると勘違いした人が多いのだと思う。 そしてその批判は「政権批判をするな」と言っていると批判者は思い込み、それによってスガシカオを叩いていたように思う。 しかしスガシカオは批判をするなとは書いていない。批判や怒りや疑いよりも優先して行うべきことは何かについて書い

                  スガシカオの炎上した理由が意味不明 - オトニッチ
                • イネのカメムシ対策 焼き肉のタレ7500倍で寄ってこない - 現代農業WEB

                  近年はカメムシが異常発生することもあり、それらの吸汁による斑点米(吸汁した跡が残った米)は、食味には影響しないとはいっても困ったものです。 農文協が運営する農業情報サイト「ルーラル電子図書館」で人気だった現代農業の過去記事より、すぐに実践できる情報を公開します。この記事は、現代農業2018年6月号の「困った病害虫相談室」カメムシ対策コーナーに掲載されたものです。 北海道深川の米農家に生を受け、米づくりに携わり、今年で50年になります。米は日本人の主食。毎日3度食べます。体が求めない化学合成物質を摂取する機会も当然他の食材より多くなりますから、極力農薬を使用しない栽培に取り組んできました。 光合成細菌を培養して土をつくり、化成肥料を減らし、「多収」ではなく病気や虫の食害に耐える「健康なイネ」の姿をめざしました。しかしカメムシの食害については効果が薄いと感じていました。 23年前、自然栽培研究

                    イネのカメムシ対策 焼き肉のタレ7500倍で寄ってこない - 現代農業WEB
                  • よく雨上がりの校庭や畑で見かける謎の黒いやつの正体が分かってびっくり「これ生き物だったのか!」→追記あり

                    Satoshi Ohkubo 🧫市民科学🔬参加者募集中🌟 @sutegoma_a 溶けたビニールに見えるけど、 今日、畑で見つけたイシクラゲ。 ネンジュモ目のシアノバクテリア(藍藻類)。 こう見えても、原核生物。 #イシクラゲ pic.twitter.com/BDlArKgXgY 2021-10-19 18:41:23 Satoshi Ohkubo 🧫市民科学🔬参加者募集中🌟 @sutegoma_a 東北大学 特任助教。博士 (人間・環境学)。専門は微生物生態学。お気軽にフォローしてください。 興味は、土壌微生物、シアノバクテリア、クロロフィル、光合成、藻類、イネ、海、温泉、根粒、山、川、湖、土、地下、ビール。アイコンはシアノバクテリア🦠 Soil in a Bottle 💉 dsoil.jp/cool-earth/lab…

                      よく雨上がりの校庭や畑で見かける謎の黒いやつの正体が分かってびっくり「これ生き物だったのか!」→追記あり
                    • 光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す

                      植物のタンパク質にレーザーで刺激を与え、その結果起こるプロセスをX線で捉えることによって、科学者らは光合成反応に未知の段階が存在することを発見した。画像はX線で透視したハグマノキの葉。(IMAGE BY NICK VEASEY, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 光合成は地球の生命にとって不可欠だ。生態系の基礎をになう植物は、これによって自らの栄養を得ている。しかし、光合成がどのような仕組みで行われているのかについては、まだ正確にはわかっていない。 今回、ふたつの新たな実験によって、光合成の中でも特に難しい反応のひとつである水の分解における謎の一端が明らかになった。 水の分子が分解されると、酸素が空気中に放出される。「われわれ全員が依存している、あらゆる高等生物にとって不可欠な酸素は、まさに光合成の副産物なのです」と語るのは、米ローレンス・バークレー国立研究所の化学者で、ひとつ

                        光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す
                      • 自らひび直し増殖する「生きたコンクリート」、米科学者らが開発(The Telegraph) - Yahoo!ニュース

                        【記者:Sarah Knapton】 ひびが入っても自ら修復し、さらには新たな塊を産み出すこともできる「生きたコンクリート」が開発された。砂とバクテリアから作ったもので、荷重を支える構造物としての役割を果たすとともに、再生といった生物としての機能も併せ持つ。 開発したのは、米コロラド大学ボルダー校の研究チーム。論文の首席著者で生物素材研究室を率いるウィル・シュルーバー博士は「フランケンシュタインのような素材だ」と話す。「まさにそのような素材を開発しようとしている。生き続けるものだ。光合成するシアノバクテリア(ラン藻)を使って骨組みに生体鉱物形成作用を引き起こすので、とても環境に優しい」 生物素材を開発するために研究チームはまず、ヒドロゲル(水ベースのゲル)と砂で土台を作り、そこでシアノバクテリアを増殖、ミネラル化させた。これは海で貝殻が形成される仕組みと似ている。 この新素材はただ生きてい

                          自らひび直し増殖する「生きたコンクリート」、米科学者らが開発(The Telegraph) - Yahoo!ニュース
                        • 今、タンポポは雑種だらけ!?タンポポ見分け散歩に参加した

                          路傍で鮮やかな黄色い花を咲かせて春の訪れを知らせるタンポポ。カントウタンポポをはじめとした在来種と外来種のセイヨウタンポポが混生しているのはわりと知られているが......なんと、今は雑種ががんがん勢力を増して複雑な事になっているのだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:ハブに注意!おれの「ハブ注」コレクション > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー タンポポを見つめる集団 道端にタンポポ、1mほど間を置いてもひとつタンポポ。なんのことはない春の路上の風景を数人の老若男女が囲んで凝視していた。 何じろじろ見てんですか。 傍らに立ってポータブルマイクを付けた男性が解説

                            今、タンポポは雑種だらけ!?タンポポ見分け散歩に参加した
                          • 有機農家がみた『ダンジョン飯』のゴーレム農法|豊吉隆一郎

                            ダンジョン飯の第8話「キャベツ煮」では登場人物のセンシがゴーレムを使って野菜を作っている様子が描かれます。 この回はダンジョン飯のテーマである「食うか食われるか、そこには上も下もなく」という世界とはちょっと違う特殊な回でした。 それを有機農業をする農家である私がみたらどうだったかをお伝えします。漫画は全巻、アニメも今までの回を見ている状態でお伝えします。 ゴーレム農法の考察全体的にさすがというべきかとても細かいです。例えば次のコマ ダンジョン飯 単行本2巻 P14まず、雑草を抜いています。農業の基本です。 雑草を抜くのは土の栄養をとられないようにしたり、雑草により作物への日光が遮られないようにするためです。そして抜いた雑草を土に戻すのは肥料になるからなのですが、わざわざ乾燥させているのが少し専門的だと感じました。なぜなら乾燥させないと分解が遅くなり、土に戻した効果が薄くなるということがある

                              有機農家がみた『ダンジョン飯』のゴーレム農法|豊吉隆一郎
                            • アリゾナのサボテンが次々に枯死、暑さの限界超え

                              米国最大のサボテンとして知られるサグアロサボテンは、アリゾナ州南部に生息し通常高さ約12メートルに成長する/Courtesy Desert Botanical Garden (CNN) 米アリゾナ州フェニックスの植物園で、サボテンが猛暑に耐えられずに枯死している。 アリゾナ州では記録的な猛暑に加えて季節性のモンスーンが到来せず、砂漠の植物を集めたフェニックスの植物園ではサグアロサボテン(弁慶柱)が「高ストレス」にさらされている。 同植物園の専門家によると、サグアロサボテンは正常な様子だったり多少ぐったりした様子だったものが突然倒れることがある。そうしたサボテンは熱関連ストレスのために内部から腐っているという。 同植物園は毎年2月にサグアロサボテンの数を数えて個々の状態を診断する。2020年以降は記録的な暑さのためにストレスを受け、枯れるサボテンが増加。そうした被害が出ていたサボテンが今年の

                                アリゾナのサボテンが次々に枯死、暑さの限界超え
                              • 石油と同じ成分をつくり出す植物プランクトンを発見

                                文:立山 晃/フォトンクリエイト 石油は、太古の生物が合成した有機物が、高温・高圧の地下で長い時間をかけて化学的に変化してつくられたと考えられています。 ところが2021年7月、JAMSTEC地球環境部門の原田尚美部門長たちは、北極海で採取した植物プランクトンが、石油と同じ成分をつくり出していることを公表しました。 その特殊能力を利用して高品質のバイオ燃料やバイオプラスチックをつくることができれば、地球温暖化や資源問題の解決に貢献できます。 原田部門長に、今回の発見について聞きました。 どんな生物が石油と同じ成分をつくるの? ──石油と同じ成分をつくっていたのは、どのような生物ですか。 私たちが2013年、北極海のチュクチ海で採取したディクラテリア・ルトゥンダ(Dicrateria rotunda)という植物プランクトンです。ハプト藻の仲間で、動き回るためのべん毛を持っています。 ディクラ

                                • 21世紀の「飢餓」 昆虫食は人類を救うのか?|太刀川るい

                                  さて、前のNOTEでも書きましたが、実のところ、私は昆虫食自体に対しては大変好意的です。イナゴを食べたこともあるし、スズメバチの巣を駆除がてら、幼虫を炒めて食べたこともあります。ナッツみたいに美味しくて、あ!これは食べたがる人いるはずだわ!って思いました。 が、近年の持ち上げ方やビジネスとしての昆虫食にはかなり首をかしげています。 特に、食糧危機と絡めたやつは、腑に落ちない。理由は簡単で、そもそも食糧増産に必要なのは、農地の拡大や、肥料による収穫量の増大であって、コオロギではないからです。 コオロギは動物です。だから、カロリーを作り出すことが出来ない。栄養素を変換することはできますが、結局は与える餌に依存します。効率の面では有利ですが、結局の所、畜産物が抱えている問題点を解決できるわけではありません。 だから、変な話だな……と思っていました。我々の場合だと、休耕田や休耕地を再開したほうがず

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                                  • 沖縄の野良ポトスがヤバい

                                    観葉植物として人気が高いポトス。 名前を聞いたことがない人でも一目見れば「あっ、これか!」と思うはず。それくらい馴染みの深い植物であるポトスだが、沖縄では彼らが野生化してドえらい姿になっているのだ。 人の手を離れ、野生を解き放ったポトスたち。その真の姿をしかと見よ。 頑丈で育てやすい=野生化したらえらいことになる つた状に伸びる茎に丸くかわいらしい葉をつけるポトス。『オウゴンカズラ』の和名に恥じない見た目の良さはもちろんだが、彼らが観葉植物として広く愛される理由はそのタフさにもある。 鉢植えやハイドロカルチャーなどで広く販売されるポトス。安価な上に育てやすく園芸ビギナーからも人気が高い。原種は緑一色だが市販品には斑入りのものや葉色が明るい黄緑のものなど様々なバリエーションが存在する。 非常~~っに頑丈で、屋内でも屋外でも簡単に育てられる点にある。ホントびっくりするほど強い。 なんなら土に植

                                      沖縄の野良ポトスがヤバい
                                    • 「森林が二酸化炭素を吸収してくれる時代は終わった」と専門家、気候変動により森は二酸化炭素の吸収源から排出源に

                                      日本には国土の3分の2に相当する約2500万ヘクタールの森林がありますが、世界で3番目の森林面積を誇るカナダはさらに多く、なんと約3.47億ヘクタールもの広大な森林があります。そんなカナダの人々の間では「広大な森林が二酸化炭素の排出を相殺してくれる」という常識が信じられていますが、気候変動により二酸化炭素を吸収するという森林の機能に転換点が訪れているとのデータが報告されました。 Our forests have reached a tipping point | Canada's National Observer: News & Analysis https://www.nationalobserver.com/2023/08/21/analysis/our-forests-have-reached-tipping-point 森林火災が多発しているカナダでは、2023年の二酸化炭素の排

                                        「森林が二酸化炭素を吸収してくれる時代は終わった」と専門家、気候変動により森は二酸化炭素の吸収源から排出源に
                                      • 植物を「数秒ごとに明滅する照明」で育てることで栽培に必要なエネルギーを削減できる

                                        by Quang Nguyen Vinh 気候条件に左右されることなく通年で植物を栽培できる屋内栽培のメリットは大きく、近年では技術の進歩に伴って巨大な「植物工場」を建造する動きも盛んになっています。しかし、太陽光を利用できない屋内栽培では人工照明を使って植物の光合成などを促す必要があり、栽培に必要なエネルギーコストが一つの課題です。フロリダ大学で園芸科学教授を務めるケビン・フォールタ氏らの研究チームは、「照明を短いスパンでつけたり消したりする」ことで、栽培に必要なエネルギーコストを抑えられる可能性があることを発見しました。 Manipulation of seedling traits with pulsed light in closed controlled environments - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/scie

                                          植物を「数秒ごとに明滅する照明」で育てることで栽培に必要なエネルギーを削減できる
                                        • 光合成するウミウシのゲノムを解読、「盗んだ葉緑体」を維持する仕組みが明らかに - ナゾロジー

                                          光合成するウミウシには葉緑体に対して独自の接待法を編み出していました。 基礎生物学研究所で行われた研究によれば、一部の光合成するウミウシは、エサから盗んだ葉緑体を、植物とは異なる方法で細胞に組み込み、光合成を行わせているとのこと。 これまで葉緑体が光合成を行うには光や水、二酸化炭素以外にも、植物本体の光合成遺伝子が必要であることが知られており、ウミウシも植物の光合成遺伝子を何らかの方法で獲得していると考えれていました。 しかし今回の研究では、それが違うと判明します。 葉緑体に光合成させるには、受け入れる動物細胞の遺伝子を調整するだけよかった分かったのです。 研究内容は4月27日付けで『eLife』に掲載されています。

                                            光合成するウミウシのゲノムを解読、「盗んだ葉緑体」を維持する仕組みが明らかに - ナゾロジー
                                          • アベノマスク活用した巨大スプラウト園が開園 東京ドーム2個分

                                            新型コロナウイルス対策として政府が昨年配布した布マスク「アベノマスク」を苗床として利用し、カイワレなどのスプラウト(新芽)類を育てる「マメノマスク農園」が23日、東京都千代田区内に開園した。耕作面積は東京ドーム2.3個分。アベノマスクを使った大規模農園は日本初だという。 カイワレ、ブロッコリースプラウト、豆苗の3種を栽培する。家庭に眠るアベノマスク6千枚を収集して敷地内に作った第1号温室では、みずみずしく発芽したカイワレが育つ。 千葉県で落花生農園を経営する小豆田永遠さんが開園した。今年春、友人の厚生労働省幹部から「大量のマスクが倉庫に死蔵されたままになっている。8千万枚くらいある」と聞かされた。保水性の高いアベノマスクが優れたスプラウトの苗床であることを知っていた小豆田さんは、「いずれ安く払い下げてもらえるのではないか」と、すぐに事業化に取りかかった。 8千万枚を全て苗床として活用すれば

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                                            • 窒素を固定する細胞小器官「ニトロプラスト」が発見される、生物学の教科書が書き換えられる新発見

                                              生物学の教科書には、生物界を三分する細菌・古細菌・真核生物のうち、空気中の窒素を生命が利用できる形に変換する窒素固定ができるのは一部の細菌と古細菌だけだと記されています。新たに、真核生物に属する藻類の一種が細胞の中に窒素を固定する細胞小器官(オルガネラ)を持つことが判明したとの論文が発表されました。ミトコンドリアや葉緑体のように、元は別々の生き物が共生関係を超えて細胞小器官へと進化したのは、長い生物の歴史の中でこれが4例目とされています。 Metabolic trade-offs constrain the cell size ratio in a nitrogen-fixing symbiosis: Cell https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(24)00182-X Nitrogen-fixing organelle in a ma

                                                窒素を固定する細胞小器官「ニトロプラスト」が発見される、生物学の教科書が書き換えられる新発見
                                              • 光の運動量を0にすると二重スリット実験で「しま模様」が消えると判明 - ナゾロジー

                                                地球に住む私たちは、太陽が発する光エネルギーの恩恵を受けています。 植物が光合成をしたり太陽光パネルで発電できるのは、光エネルギーを利用しているからです。 そして光のエネルギーが消費されれば、光は消えてしまいます。 一方、光はエネルギーだけでなく運動量も持っていることが知られています。 そのためソーラーセイルのような光から運動量を受け取って徐々に加速していくシステムも考案されています。 ではこの光の運動量を0にしたら何が起こるのでしょうか? 米国ハーバード大学(Harvard University)で行われた研究によれば、光を全く屈折しない材料に入れると、運動量が0になり、存在確率が材料内部全体に拡散して、どこにあるか全く不明になる、とのこと。 また運動量が0になった光を二重スリット実験に使用すると、理論上、光の波長が無限になって「しま模様」がなくなってしまうことが示されました。 運動量が

                                                  光の運動量を0にすると二重スリット実験で「しま模様」が消えると判明 - ナゾロジー
                                                • 絵が上手い人が無限にいるので、絵以外の強みが必要な時代になってしまった「声優も同じ」「器用貧乏と呼ばれていた人が這い上がる時代」

                                                  たんたんめん @km170 絵が上手い人が無限にいるので「絵が上手くてなおかつアイドル性がある」とか「絵が上手くてなおかつ光合成できる」みたいな強みが必要な時代になってしまった。 2021-01-16 14:20:11

                                                    絵が上手い人が無限にいるので、絵以外の強みが必要な時代になってしまった「声優も同じ」「器用貧乏と呼ばれていた人が這い上がる時代」
                                                  • コイツは田んぼのルンバだ! けなげに働く除草ロボット「ミズニゴール」がハイテクすぎた! - 自動車情報誌「ベストカー」

                                                    農業のIT化が急速に進んでいる。そんななか「ハタケホットケ」という脱力系ネーミングの会社が地味にすごい除草マシンを開発した。その名も「ミズニゴール」。なんでそんな名前なのか? どこがすごいのか? その全貌を紹介しよう! 文/ベストカーWeb編集部、写真/ハタケホットケ、クボタ クルマの電子化はしばしば話題になるが、農業機械のIT化も見逃せない。農業就労者の不足や高齢化を省力化によって打開しようと、各社が知恵を絞っているためだ。たとえばトラクターや田植え機、コンバインは無人運転の実用化が近づいているし、農薬散布はAIを搭載したドローンが作物や雑草を識別し、エリアや散布量を自動判定するといった具合。 とはいえこうした農業のIT化は、比較的資金もある大規模集約型農業に目を向けがち。小さな圃場を営む零細農家などは、なかなか手が出しにくいという現実がある。そこに着目したのが「ハタケホットケ」という長

                                                      コイツは田んぼのルンバだ! けなげに働く除草ロボット「ミズニゴール」がハイテクすぎた! - 自動車情報誌「ベストカー」
                                                    • 約7億年前の全球凍結「スターティアン氷期」はなぜ起きた? その謎に迫る研究

                                                      地球はその歴史の中で、表面全体が氷河に覆われる「全球凍結(スノーボールアース)」が何度か起こったと推定されています。しかし、なぜ全球凍結が起きたのか、またどのように “解凍” されたのかについてのメカニズムはほとんど分かっていません。 約7億年前に起こったとされる全球凍結レベルの極端な氷河期「スターティアン氷期」の発生原因を、地質記録とシミュレーションによって調査したシドニー大学のAdriana Dutkiewicz氏などの研究チームは、火山からの二酸化炭素放出量が少なくて岩石の風化による二酸化炭素の吸収が多かったために、大気中の二酸化炭素濃度が現在の半分以下まで減少したことが原因であると推定した研究成果を発表しました。興味深いことに、この状況は遠い未来に地球で起こる状況と似ています。 【▲図1: 全球凍結した地球の想像図(Credit: Oleg Kuznetsov)】■赤道すら凍りつく

                                                        約7億年前の全球凍結「スターティアン氷期」はなぜ起きた? その謎に迫る研究
                                                      • アリゲーターの死骸を深海に投げ込んでみた→すごい速度で貪り食われた!

                                                        アリゲーターの死骸を深海に投げ込んでみた→すごい速度で貪り食われた!2020.01.22 20:00472,409 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( たもり ) お腹が空いていたんだね…。 珍しい食糧源が現れたとき、深海生物はどう反応するのかを調べる実験を行なったところ、その成果はとても興味深いものになりました。 昨年4月にも米Gizmodoで取り上げていたこのリサーチ。待ち望まれていたその結果が、ようやくオープンアクセスの科学ジャーナルPLOS Oneに掲載されました。同プロジェクトのおもしろい新事実を、ルイジアナ大学海洋科学研究所(LUMCON)のCraig McClain氏とClifton Nunnally氏率いる著者たちが詳述しています。 食料の乏しい深海にごちそうが舞い降りたアリゲーターと深い海底だなんて縁のなさそうな組み合わせのように思えます

                                                          アリゲーターの死骸を深海に投げ込んでみた→すごい速度で貪り食われた!
                                                        • 東京都 新たに102人感染確認 都内3184人に 新型コロナ | NHKニュース

                                                          東京都は20日、都内で新たに102人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表し、これで都内で感染が確認された人は合わせて3184人になりました。また、これまでに感染が確認されていた6人が死亡したことを明らかにしました。 このうち、およそ75%にあたる77人は今のところ感染経路が分かっていないということです。これで都内で感染が確認された人は、合わせて3184人になりました。 一方、都は、これまでに感染が確認されていた40代から90代までの男女6人が死亡したことを明らかにしました。 このうち3人は院内感染の疑いが強いとされる台東区の永寿総合病院に入院していた患者だということです。これで都内で死亡した感染者は合わせ77人となりました。 都は引き続き、人と人との接触を減らすため、都民に対しては食料の買い出しなど生活に必要な場合を除いて原則として外出しないことや、事業者に対しては休業や

                                                            東京都 新たに102人感染確認 都内3184人に 新型コロナ | NHKニュース
                                                          • 彩恵りり🧚‍♀️科学ライター✨おしごと募集中 on Twitter: "太陽電池と組み合わせることで、光合成を利用せず、光合成より4倍も効率的な植物栽培法が開発されたよ。リプで解説するね! Elizabeth C. Hann, et al. "A hybrid inorganic–biologica… https://t.co/M5l2iXCMjH"

                                                            太陽電池と組み合わせることで、光合成を利用せず、光合成より4倍も効率的な植物栽培法が開発されたよ。リプで解説するね! Elizabeth C. Hann, et al. "A hybrid inorganic–biologica… https://t.co/M5l2iXCMjH

                                                              彩恵りり🧚‍♀️科学ライター✨おしごと募集中 on Twitter: "太陽電池と組み合わせることで、光合成を利用せず、光合成より4倍も効率的な植物栽培法が開発されたよ。リプで解説するね! Elizabeth C. Hann, et al. "A hybrid inorganic–biologica… https://t.co/M5l2iXCMjH"
                                                            • 藻の仲間“窒素取り込み利用する能力獲得しつつある”研究結果 | NHK

                                                              窒素は大気の大部分を占めていますが、動植物で窒素を直接利用できる生物は見つかっていません。ところが、非常に小さな海の藻の仲間が窒素を取り込んで利用する能力を獲得しつつあるとする研究結果を、高知大学などがまとめ、生命の進化を考えるうえで重要な発見として注目されています。 この研究結果は、高知大学やカリフォルニア大学などの国際研究チームが、アメリカの科学雑誌「サイエンス」に発表しました。 窒素は地球の大気のおよそ8割を占める主成分ですが、窒素を直接利用できるのは一部の細菌やバクテリアだけで、動植物など真核生物で窒素を直接取り込んで利用できる生物はこれまで見つかっていません。 研究チームでは、真核生物の1種で20マイクロメートルほどと非常に小さな海の藻の仲間を、安定的に培養できる方法を初めて確立し、詳しく分析しました。 その結果、従来はこの藻の細胞には窒素を利用できるバクテリアが共生していると考

                                                                藻の仲間“窒素取り込み利用する能力獲得しつつある”研究結果 | NHK
                                                              • 48年前のウイルスにやられました。 | 明和電機ブログ

                                                                人類がコロナウイルスでビクビクしている今日このごろ。朝起きると、妙に体がだるい。「まさか・・」と思い、熱を測ったが、36.5度の平熱。ほっとしつつも、ではこのだるさは何?と悩んだ。しばらく考えて、一昨日に明和電機のライブリハーサルで一日中踊ってたことを思い出した。 筋肉痛か、なるほどね。 歳をとると後からくる、というやつだと納得してアトリエに向かった。家を出て歩き始めたら、なんだか右足がおかしい。どうも筋肉痛ではない。右足の表面に5Vぐらいの電圧が流れてる感じでなんだかピリピリする。12Vというより5Vだ。わかるだろうか。 その日はデザイナーの中村さんと新しいオタマトーンのパッケージ打ち合わせがあった。作業のあとにふと「そういえば足がなんだかピリピリするんですよね・・。」と打ち明けたところ、健康に敏感な中村さんから「信道さん!それは脳の病気の可能性ありますよ。右足だけピリピリなんておかしい

                                                                • 「光合成」水分子から酸素分子が作り出されるプロセス観測成功 | NHK

                                                                  植物などが行う「光合成」で、水の分子から酸素の分子が作り出されるときのプロセスの一部を特殊なX線を使って捉えることに成功したと岡山大学などの研究グループが発表しました。光合成の反応の詳しいメカニズムの解明につながり、クリーンなエネルギー源として注目が集まる「人工光合成」の研究への応用が期待されるとしています。 これは岡山大学の沈建仁教授らの研究グループが国際的な科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。 光合成で水から酸素が作り出される反応が起きる際にはマンガンなどの原子が「ゆがんだイス」のような形に結合した物質が触媒となって水を取り込むことが知られていますが、今回、研究グループは特殊なX線を使ってこの触媒に水の分子が取り込まれる様子を1億分の2秒から1000分の5秒までという極めて短時間で観測しました。 その結果、光を当ててから100万分の1秒後に触媒の構造が変化し始め、徐々に水の分子を取り

                                                                    「光合成」水分子から酸素分子が作り出されるプロセス観測成功 | NHK
                                                                  • 物理学・生物学的に考えた時、地球外生命体はどのような機能を持っているのか──『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』 - 基本読書

                                                                    まじめにエイリアンの姿を想像してみた 作者:アリク カーシェンバウム柏書房Amazonこの『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』は、書名だけみると小学生ぐらいの夏休みの自由研究みたいだが、実際は動物学者の著者が、生物学、物理学など科学の知識を総動員して「地球外生命体の機能や生態はどのようなものでありえるのか? 逆に、どのようなものではありえないのか?」を考えていく一冊になる。 化学の本や生物学の本で、一章ぐらいこのテーマに割いている本は少なくないが、まるまる一冊地球外生命の生態を考察している本は珍しい。そもそも、「地球外生命体って、誰も見たことがないんだから想像しようがなくない? ソラリスの海みたいなやつだっているかもでしょ」と疑問に思うかもしれないが、世界は物理法則に支配されているわけで、この宇宙の生き物である以上、制約から逃れることはできない。 地球には現状、空を飛ぶクジラのような、

                                                                      物理学・生物学的に考えた時、地球外生命体はどのような機能を持っているのか──『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』 - 基本読書
                                                                    • 米 - 達人レシピ:農林水産省

                                                                      日本各地、旬の食材を提供する農家や漁師など、食のスペシャリストたちが、専門家だからこそ知っている秘伝のレシピを紹介。食材の味や、栄養を引き出し尽くす! 達人ならではのレシピをお見逃しなく! 主食として根付いている米は、8月から10月頃にかけて収穫されます。新潟県南部に位置し、日本有数の米どころである魚沼地方は、四方を山に囲まれた豪雪地帯で、ミネラルを豊富に含む雪解け水が田んぼの水源となります。また、昼夜の寒暖差が大きく、夜冷えると昼間に光合成で作られたでんぷんの消耗が抑えられるため、甘味のある米に育ちます。米の栽培に最適な条件が揃っている魚沼地方で生産されたコシヒカリは「魚沼産コシヒカリ」と呼ばれ、高級ブランド米として全国的に有名です。 小岩さんが米農家を継ぐにあたって、有機栽培にチャレンジをしようと思ったのは、会社員時代に体調を崩し食の大切さを痛感したことがきっかけ。 「最初の3年は苦労

                                                                      • 「二酸化炭素を食べる大腸菌」が遺伝子操作で誕生

                                                                        by geralt 通常は有機物を消費して二酸化炭素を排出する大腸菌を、「二酸化炭素を吸収して成長する」ように遺伝子を操作することに成功したと、イスラエルの研究チームが発表しました。科学雑誌のNatureによると、二酸化炭素を食べる独立栄養生物となった大腸菌はバイオ燃料として、あるいは大気中の二酸化炭素の増加を抑えるアイデアとして期待できるとのことです。 Conversion of Escherichia coli to Generate All Biomass Carbon from CO2: Cell https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(19)31230-9 E. coli bacteria engineered to eat carbon dioxide https://www.nature.com/articles/d4158

                                                                          「二酸化炭素を食べる大腸菌」が遺伝子操作で誕生
                                                                        • 「金属を食べてエネルギー源にするバクテリア」が実験後に放置されたフラスコから偶然発見される

                                                                          地球上のあらゆる場所に生息するバクテリアの中には非常に不可思議な生態を持っているものも存在し、光合成を行うはずのバクテリアが光の届かない地底で発見されたり、電気エネルギーを直接利用して生きるバクテリアが発見されたりしています。カリフォルニア工科大学の科学者がたまたま実験道具を数カ月にわたって水に浸したまま放置したところ、「金属を食べてエネルギー源にする新種のバクテリア」が発見されたとのことです。 Bacterial chemolithoautotrophy via manganese oxidation | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-020-2468-5 Bacteria with a metal diet discovered in dirty glassware https://phys.org/news/2020-07

                                                                            「金属を食べてエネルギー源にするバクテリア」が実験後に放置されたフラスコから偶然発見される
                                                                          • 小田原、海の見えるミカン狩りが最高だった

                                                                            キミは甘酸っぱさが青空に沁みる、そんな体験をしたことがあるだろうか。 いきなり何のことやら…と思われるだろうが、みかん狩りだ。 この冬、1人で小田原へみかん狩りに行ったのだ。 くだものを狩る。 心惹かれるフレーズである。 だが、一般的なくだもの狩りは、時間内に元がとれるかという自分の食い意地とも向き合うことになる。予約、時間制限、胃腸との相談…すべてにおいて、せわしないのだ。 しかし、このみかん狩りはまったく別の体験だった。 雄大な景色の中で、みかんをむさぼりつつも、かつてない心の平穏を感じられたのだ。 最寄り駅からしてすごいぞ、山が海にせり出すJR根府川駅 さて、今回訪ねた果樹園「オーランジェ・ガルデン」は、JR東海道本線で小田原駅からたった2つ。 東京を昼過ぎにでれば、おやつ時にはミカンをほおばることができる。 電車に揺られ富士が見えると即座に旅情!と条件反射してしまう 海が見える駅と

                                                                              小田原、海の見えるミカン狩りが最高だった
                                                                            • 2022年総括・国外編・炎の中くべた叫び天を焦がすわ+追記あり - 沖縄で島猫と遊ぶ日々・(ΦωΦ)隠居編

                                                                              Hi everyone 情報を追加したぜ。 webronza.asahi.com ----------------------------------------------------------- 令和の黒船登場 イーロン・マスクは日本人にとっては 「令和の黒船」かもしれない。 ツイッターを乗っ取り、いや買い取り 一気に従業員を簡単に大量解雇した。 ツイッター日本法人の従業員も 簡単に大量解雇したけど、 これって日本の法律的にはどうなの? ----------------------------------------------------------- ほら、オレはエンジニアとしては素晴らしいけど、 経営能力に関してはポンコツ野郎だから、 そこのところがよくわからないんだよ。 日本は「正規雇用労働者の解雇規制が厳しい国」 というのは知っているけど、 それだけにイーロン・マスクによる

                                                                                2022年総括・国外編・炎の中くべた叫び天を焦がすわ+追記あり - 沖縄で島猫と遊ぶ日々・(ΦωΦ)隠居編
                                                                              • 熱帯雨林の樹木、暑すぎて光合成できなくなる可能性 国際研究

                                                                                熱帯雨林の樹木が高温になりすぎて光合成ができなくなっている可能性があるという研究が報告された=2020年3月15日、ブラジルのジュルラ川/Florence Goisnard/AFP/Getty Images (CNN) 南米や東南アジアの熱帯雨林で、一部の葉があまりの暑さのために光合成ができなくなっている可能性があるという研究結果を、米国、オーストラリア、ブラジルなどの研究チームが23日の科学誌ネイチャーに発表した。 植物の葉が二酸化炭素と日光と水からエネルギーを作り出す光合成は、温度が46.7度前後に達するとうまくいかなくなり始める。研究チームによれば、葉の温度は気温よりも大幅に高くなることがある。 研究チームは、地球の約400キロ上空にある国際宇宙センターの熱衛星センサーから届いた気温データを利用。熱帯雨林上層部の林冠によじ登って葉に取り付けたセンサーのデータと組み合わせて観測を行った

                                                                                  熱帯雨林の樹木、暑すぎて光合成できなくなる可能性 国際研究
                                                                                • 論文、どうやって読んでますか?|umbell

                                                                                  論文の読み方。 若手研究者、特に修士課程や博士課程の学生にとっては結構深刻な問題だと思います。あと研究を始めたばかりの学生さんにも。 私自身も ・まず何を読んだらいいのかわからない... ・読むべきものがわかってきたけど、1本読むのにかなり時間がかかる... ・読んだはいいものの膨大な数の論文の内容を覚えてられへん... ・紙で読んでたけどかさばって仕方がない...と論文の読み方にはかなり悩んだ一人です。今でも絶賛試行錯誤中。 と言うことで、現状の論文の読み方をご紹介したいと思います。 みなさんがどうやって論文読んでるのか気になりますので、ゆるっと募集してみます。もしよければ #論文どう読んでますか とでもして投稿していただけたら幸いです。 1. デジタル派か紙派かかなり大きな論争が巻き起こるこの問題。 本音を言うと私は紙媒体で読むのが好きです。読書好きなのもあって、紙の上の文字を読みたい

                                                                                    論文、どうやって読んでますか?|umbell