伊藤ガビン @gabin 学生に見せるために予習として『2001年 宇宙の旅』を久しぶりに見直したら「これのどこで寝るん!!!???」てくらいバキバキに面白かったんだけど、いざ学生に見せたらひとりを除いて全員寝たw これは何十年後に見たときの「なんで自分はあの時寝た???」という伏線なのでなにも不満はない。 おやすみ。 2024-05-28 23:49:25
Happy 5th orbit around the sun Outer Wilds! To commemorate the occasion I thought it'd be fun to finally release the text adventure I made back in 2014 to prototype the game's overarching mystery. Enjoy! ::Dhttps://t.co/h20c3mKZfj — Alex Beachum (@AlexBeachum) May 28, 2024 上のX(Twitter)による投稿は、『Outer Wilds』を手掛けたMobius Gamesのクリエイティブディレクター、Alex Beachum氏によるもの。投稿内容によると、無料公開されたプロトタイプバージョンは2014年に作ったもので、この
実業家の前澤友作さんが計画していた月を周回旅行するプロジェクトについて、アメリカの民間企業が開発している大型宇宙船の完成の見通しが立たないとして、1日にプロジェクトの中止が発表されました。 前澤さんは2021年に、日本の民間人で初めて国際宇宙ステーションの滞在に成功しましたが、その後、新たな宇宙旅行のプロジェクトを立ち上げ、100万人を超える応募者から、韓国のアーティストやアメリカのDJなど6か国8人を選び、月を周回して地球に帰還する1週間程度の旅行を計画していました。 しかし、1日にプロジェクトは、公式ホームページで計画の中止を発表しました。 中止の理由についてプロジェクトは、搭乗する予定だった大型宇宙船「スターシップ」の完成が、 ▽当初計画していた2023年からすでに遅れているうえに ▽実現の見通しも立たないことなどをあげています。 「スターシップ」は、アメリカの宇宙開発企業「スペース
北朝鮮の国家航空宇宙技術総局が28日未明、国営の朝鮮中央通信を通じて発表したところによりますと、27日、北西部トンチャンリ(東倉里)にある「ソヘ(西海)衛星発射場」から軍事偵察衛星を搭載した新型ロケットが打ち上げられたものの、1段目が空中爆発して失敗したということです。 原因については、現時点での結論と断った上で、新たに開発したエンジンの動作の信頼性に問題があったとしていて、今後詳しく調べるとしています。 北朝鮮と国境を接する中国東北部・遼寧省の東港で日本時間の27日午後10時40分すぎ、NHKが撮影した映像では「ソヘ衛星発射場」の付近から光の点が夜空を上昇したあと、突然、オレンジ色の炎とともに爆発したように見える様子が確認できました。 北朝鮮による軍事偵察衛星の打ち上げは去年11月以来、4回目で、1回目の去年5月は2段目のエンジンに、2回目の去年8月は3段目にそれぞれ異常が発生し、失敗し
中国の無人の月面探査機が、6月2日朝、月の裏側への着陸に成功したと、国営メディアが伝えました。6月2日からおよそ2日間かけて月の裏側の岩石などを採取して地球に持ち帰ることを目指していて、成功すれば世界で初めてとなります。 国営の中国中央テレビによりますと、5月はじめに打ち上げられた無人の月面探査機「嫦娥6号」は、日本時間の6月2日午前7時すぎに、地球からは見えない月の裏側への接近を開始し、およそ15分後、着陸に成功しました。 また中国の宇宙当局は、「嫦娥6号」が着陸時に撮影したとする映像を公開し、徐々に月面が近づく様子がうつされています。 着陸した地点は月の裏側の南極周辺で、飲み水や燃料としての利用が期待される水が、氷の状態で存在する可能性が指摘されています。 「嫦娥6号」は中継用の衛星を使って地球との通信を続け、この周辺で6月2日からおよそ2日間かけて土壌や岩石のサンプルを採取し、地球に
2030年に月面での通信サービスの提供を始める計画をKDDIが発表しました。月面探査の本格化に向け、宇宙飛行士や車両などを通信で結ぶインフラの整備を進めるとしています。 KDDIは30日、月面での通信事業に本格的に参入する計画を発表しました。 それによりますと、2028年に月と地球のあいだを光や電波で結ぶ大容量の通信技術の実用化を目指します。 さらに、2030年に月面での通信サービスの提供を目指すということです。 月面に基地局を整備し、宇宙飛行士や探査の車両などを高速のデータ通信で結ぶインフラの整備を進めるとしています。 整備に当たっては、およそ38万キロの距離がある月と地球の間を光のレーザーで届くようにする技術の開発を進めるほか、基地局の建設を担うロボットの開発を加速させる方針です。 また、スタートアップ企業とも連携し、月や宇宙での新たなビジネスにも取り組むとしています。 月面活動をめぐ
英国王立天文学会(RAS)が「天文学と地球物理学の両分野において、陰湿ないじめが横行している」とする報告書を発表しました。RASは問題に対処するために緊急の行動が必要だと警鐘を鳴らしています。 A bullying problem reveals an astronomy and geophysics community in crisis | Nature Astronomy https://www.nature.com/articles/s41550-024-02232-9 'Urgent' change needed to tackle bullying in astronomy and geophysics | The Royal Astronomical Society https://ras.ac.uk/news-and-press/news/urgent-change-nee
実業家の前澤友作氏は6月1日、2018年に立ち上げた月周回旅行プロジェクト「dearMoon」の中止を発表した。 このプロジェクトは、米SpaceXの宇宙船「Starship」(発表段階では「BFR」という名称だった)で2023年末までに実施される予定だったが、前澤氏はXへのポストで「今の時点になってもいつ飛べるのかの展望が全く出ていません。このままでは僕自身の人生計画が立てられないし、誘ったクルーをこれ以上お待たせし続けるのも申し訳ない」ので中止を決断したと説明した。 dearMoonプロジェクトは、SpaceXがBFRでの初の月周回旅行の座席を売り出したのを受け、前澤氏がすべての座席を買い占めて立ち上げた。2021年12月には、100万人以上の応募者の中からクルーのメンバーが選ばれ、その中にはアーティストのスティーブ・アオキやT.O.P(チェ・スンヒョン)、写真家のリアノン・アダム氏な
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2010年に打ち上げた金星探査機「あかつき」については、2015年の金星周回軌道投入を経て、約14年間に渡り運用を続け、高い科学的成果を挙げてまいりました。「あかつき」は、2018年のプロジェクト終了審査を踏まえ定常運用を終え、後期運用として観測を行っておりましたが、今般、2024年4月末の運用において、姿勢維持の精度が高くない制御モードが長く続いたことを発端として通信を確立できなくなりました。 その後、復旧へ向けて各種対策を行っておりましたが、現時点で通信は回復しておりません。現在、通信の回復へ向けて、復旧運用を行っております。 既に探査機として打上げ後4年半の設計寿命を超えており、後期運用の段階に入っていることも踏まえ、今後の対応について検討しております。JAXAとしての方針が決定され次第、お知らせいたします。 以上
名古屋の企業が、世界で初めての実験に成功です。 27日、報道陣に公開されたのは、名古屋市に本社を置くPDエアロスペースが世界で初めて実証に成功したロケットエンジンとジェットエンジンを燃焼中に切り替える「ジェット/ロケット コンバインドサイクルエンジン」の燃焼実験です。従来は推力を得るのにロケットエンジンを使用していますが、宇宙には酸素がないため燃料点火のために酸化剤を搭載しています。 しかし、これでは酸素がある大気圏でも酸化剤が必要です。 27日に公開されたエンジンは、大気圏中では酸素で燃焼するジェットエンジンに切り替えることができ、燃料を含めた重量が軽くできます。(PDエアロスペース 緒川修治 社長) 「宇宙に到達するという点では、これが2機あれば無人ならばできる」 PDエアロスペースは開発を進め、宇宙旅行などのプロジェクト実現に繋げたい考えです。 詳細は NEWS DIG で
ことし1月、日本初の月面着陸に成功した探査機「SLIM」が得た月面の岩石のデータを解析した結果、月の内部に存在し、月の起源を探るうえで重要な手がかりになる「カンラン石」の存在を確認したと立命館大学などの研究グループが明らかにしました。 これは、27日に千葉県で開かれた学会で立命館大学や会津大学などの研究グループが明らかにしました。 研究グループは、ことし1月に日本初の月面着陸に成功したJAXA=宇宙航空研究開発機構の無人探査機「SLIM」に搭載された特殊なカメラで観測した月面の岩石のデータを解析しました。 その結果、「カンラン石」の存在を示すデータが得られたということです。 この「カンラン石」は、かつて月の内部にあった可能性があるとして、研究グループは今後、詳しい化学組成を調べることにしています。 月の内部の「カンラン石」を分析し、地球のものと比較できれば、月は、地球に別の天体が衝突して一
NASAがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を用い、既知の最も遠い銀河を観測することに成功したと発表しました。 NASA’s James Webb Space Telescope Finds Most Distant Known Galaxy - James Webb Space Telescope https://blogs.nasa.gov/webb/2024/05/30/nasas-james-webb-space-telescope-finds-most-distant-known-galaxy/ 天文学者はNASAが運用する赤外線観測用宇宙望遠鏡のJWSTを利用して、ビッグバン以降の最初の数億年間で誕生したと目される銀河の調査を進めてきました。宇宙初期の銀河は、ガスや星、ブラックホールがどのように変化していったのかに関する重要な洞察を与えてくれると考えられています。 JW
地球程度の質量の氷に覆われた浮遊惑星の想像図。米航空宇宙局(NASA)作成(2024年5月28日公開)。(c)NASA’s Goddard Space Flight Center / AFP 【5月29日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた宇宙望遠鏡「ユークリッド(Euclid)」の観測データから、新たに7個の「浮遊惑星」が確認された。ESAは先週、昨年7月に打ち上げたユークリッドの科学的成果を初めて発表。無数の銀河や星の誕生領域、天の川銀河と同じ渦巻き銀河などの画像が公開された。 新たに確認された浮遊惑星は巨大ガス惑星で、その質量は木星の4倍以上。約1500光年の距離にある地球に最も近い星形成領域、オリオン大星雲(Orion Nebula)で見つかった。ユークリッドはまた、過去に検出された浮遊惑星数十個の存在も確認している。 地球は太陽という恒星の周りを回る惑星だ。だが浮遊惑星は
ブラックホールに落ちたら何が見える?→NASAが答えてくれた2024.05.26 22:30216,401 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( 宮城圭介 ) ブラックホール入ってみた。 ブラックホールのことを名前くらいは聞いたことがあって、光が抜け出せないほどの暗闇…ってことは聞いたことがあるかもしれません。もしかすると、映画『インターステラー』で入った時の暗闇のイメージを見たこともある。なんて方もいるかもしれません。けれど実際に入ってみたらどうなるのか? というはっきりと答えの分からない疑問にNASAが映像で答えてくれました。 映像では、ブラックホールに落ちる人視点の映像をコンピューターシミュレーションしていて、約4億マイル(約6億4,373万キロメートル)からブラックホールにダイブするところです。まずは以下の動画をご覧ください。 ブラックホールにダイブし
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年5月29日、2015年から金星を周回しているJAXAの金星探査機「あかつき」との通信が途絶していることを明らかにしました。【最終更新:2024年5月30日11時台】 【▲ 金星周回軌道投入に再挑戦する金星探査機「あかつき」の想像図(Credit: JAXA)】 JAXA宇宙科学研究所(ISAS)によると、2024年4月末の運用にて「姿勢維持の精度が高くない制御モードが長く続いた」ことをきっかけに「あかつき」との通信が確立できなくなりました。対策が行われたものの5月29日時点で通信は回復しておらず、復旧運用が続けられています。定常運用を終えた「あかつき」は2018年4月から後期運用に入っていて、今後の対応についてISASはその点も踏まえて検討しているとしており、JAXAとしての方針が決定次第発表するということです。 2010年5月21日(日本時間・
朝鮮中央通信は2024年5月27日付で、北朝鮮の国家航空宇宙技術総局の発表として、軍事偵察衛星「マンリギョン(万里鏡)1-1号」を搭載した新型ロケットの打ち上げに失敗したと報じました。【最終更新:2024年5月28日11時台】 発表によると、衛星を搭載したロケットは2024年5月27日に北朝鮮の西海(ソヘ)衛星発射場から発射されたものの、1段目の飛行中に爆発して打ち上げは失敗しました。事故の原因は「新しく開発した液体酸素+石油エンジンの作動の信頼性」にあると初歩的な結論が下されており、原因になり得る他の問題点も審議されると報じられています。 今回の打ち上げに先立ち、北朝鮮は日本時間2024年5月27日0時~2024年6月4日0時の間に人工衛星の打ち上げを行うと海上保安庁に対して通報しており、黄海と太平洋のルソン島(フィリピン)東方に予告落下区域が設定されていました。北朝鮮が衛星の打ち上げ期
Published 2024/05/31 09:27 (JST) Updated 2024/05/31 09:33 (JST) 【ワシントン共同】欧米の研究チームが30日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を使い、これまで知られている中で最も古い銀河を観測したと発表した。宇宙の始まりから2億9千万年後の姿で、端から端まで光の速さでも1600年かかる大きさ。質量は太陽の数億倍と見積もっている。 若い星々が放った光の残骸である赤外線を、昨年秋から今年初めにかけて捉えた。今回のように明るく、大きく、重い銀河は宇宙の黎明期のものとしては異例。今後探索を進めれば、もっと若い宇宙にあった明るい銀河が見つかってくる可能性もあるとみている。 この銀河には酸素が含まれていることも判明し、研究者を驚かせた。
来月打ち上げられる予定の日本の新たな主力ロケット「H3」3号機の打ち上げ手順を確認するリハーサルが鹿児島県の種子島宇宙センターで行われ、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、計画どおりの項目を検証し良好な結果を得られたと30日発表しました。 種子島宇宙センターでは29日、「H3」3号機が発射地点に据え付けられ、打ち上げまでの手順を確認するリハーサルが行われました。 リハーサルでは、ロケットにマイナス200度前後の液体燃料などを充填(じゅうてん)した状態で、機体の各機能が正常に動作することを確認する「極低温点検」と呼ばれる試験が行われ、午後5時半と午後8時半を打ち上げ時刻と想定し、それぞれエンジンに点火する直前の7秒前までカウントダウンを行いました。 試験では、初号機と2号機からの改善点の検証のほか、より重い衛星の打ち上げに向けて、2段目のロケットの燃料を減らした状態での機能の確認などを行ったと
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した、これまで確認されている中で最古の銀河。搭載する近赤外線カメラNIRCamで撮影(2024年5月30日提供)。(c)AFP PHOTO /NASA, ESA, CSA, STScI, Brant Robertson (UC Santa Cruz), Ben Johnson (CfA), Sandro Tacchella (Cambridge), Phill Cargile (CfA) 【5月31日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は30日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)が、これまで確認されている中で最も古い銀河を発見したと発表した。発見された銀河は、138億年前に宇宙が誕生したビッグバン(Big Bang)から2億9000万年後のものとされる。 2022年に稼働を開始したウェッブ宇宙望遠鏡による
アメリカの民間宇宙企業Blue Origin(ブルー・オリジン)は2024年5月19日(日本時間・以下同様)、同社の有人宇宙船「New Shepard(ニュー・シェパード)」による有人宇宙飛行ミッション「NS-25」に成功しました。NS-25ではクルーカプセルが海抜約107kmの宇宙空間に達し、地球周回軌道に投入されず地球へ帰還するサブオービタル飛行を実施。搭乗したクルーの1人はアメリカ初の黒人宇宙飛行士候補に推薦された経歴があります。【最終更新:2024年5月27日17時台】 【▲ 地球に帰還したクルーカプセルから手を振るクルーの1人、Mason Angel氏(Credit: Blue Origin)】 ■NS-25ミッションとは 6人のクルーが搭乗したNS-25ミッションのクルーカプセルを載せたNew Shepardは、2024年5月19日23時35分にアメリカ・西テキサスにあるBlu
デヴィッド・リンチ版『デューン/砂の惑星』が復活上映、4Kリマスター版の予告&ポスター到着 (C)1984 DINO DE LAURENTIIS CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED. 誰もが知る不朽の名作や、密かに人気を博す隠れた傑作を東京テアトルのセレクションで贈るスペシャル・プログラム「テアトル・クラシックス ACT.4」より、デヴィッド・リンチ版『デューン/砂の惑星』4Kリマスター版」が2024年8月2日(金)より全国公開スタートとなる。このたび、ポスタービジュアルと予告映像が到着した。 4Kリマスター版のポスタービジュアルでは、「“創造主”デヴィッド・リンチ伝説の超大作」というコピーが掲げられ、宇宙空間にビビッドな色味で写し出された“デューン”と呼ばれる砂漠の惑星アラキスと、本作の象徴ともいえる巨大生物“砂虫(サンド・ウォーム)”の恐ろしい造形が印象的
スペースXは日本時間2024年5月29日に「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。同社は搭載されていた地球観測衛星の分離に成功したことをSNSにて報告しています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■打ち上げ情報:ファルコン9(EarthCARE) ロケット:ファルコン9 ブロック5 打ち上げ日時:日本時間2024年5月29日7時20分【成功】 発射場:ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(アメリカ) ペイロード:EarthCARE(はくりゅう) 「EarthCARE」は欧州宇宙機関(ESA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発・運用する地球観測衛星です。日本での愛称は「はくりゅう(白龍)」です。気候変動予測の精度向上に貢献するための雲とエアロゾルの全地球的な観測を目的としており、JAXAによると搭載されている4つの観測機器のうち「雲プロファイリングレーダー(CPR)」はN
5月28日、北朝鮮の偵察衛星の打ち上げはわずか数分で失敗したが、アナリストからは宇宙開発競争で前進を示したとの声があがっている。写真は北朝鮮の旗。ジュネーブで2017年11月撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse) [ソウル 28日 ロイター] - 北朝鮮の偵察衛星の打ち上げはわずか数分で失敗したが、アナリストからは宇宙開発競争で前進を示したとの声があがっている。 朝鮮中央通信は「液体酸素と石油エンジンを搭載したロケットの1段目が空中爆発して失敗した」とする北朝鮮当局者の発言を伝えた。新たに開発した液体燃料ロケットエンジンが原因の可能性があるものの、他の要因についても調査を進めているとした。 もっと見る
#PDエアロスペース#スペースプレーン#RDRE#デトネーション “宇宙飛行機(スペースプレーン)”を開発するスタートアップ企業PDエアロスペース(PDAS、名古屋市緑区)は5月27日、「デトネーション」と呼ばれる技術をベースにした、ジェットエンジンとロケットエンジンの「混成(コンバインド)方式」の燃焼実験に成功したことを発表した。世界初という。 ジェットエンジンは、大気中にある酸素を使って燃料を燃やすが、ロケットエンジンは、酸素の代わりの酸化剤として液体酸素で液体水素やメタンなどの燃料を燃やす。 PDASが開発するスペースプレーンは、ジェットエンジンとロケットエンジンを切り替えて動作させることで既存の空港でも離着陸が可能になるという。同社は2030年の宇宙旅行を実現させるべく、有人での準軌道(サブオービタル)飛行が可能なスペースプレーンの開発と就航を目標にしている。現在、飛行実験機や新型
中国国家航天局(CNSA)は2024年6月2日、CNSAの月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」が月着陸に成功したと発表しました。【最終更新:2024年6月2日8時台】 【▲ 参考画像:打ち上げ準備中の月探査機「嫦娥6号」(Credit: CASC/CAST)】 嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機です。地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸し、約2kgのサンプルを採取して地球へ持ち帰るサンプルリターンを目的としています。日本時間2024年5月3日に海南省の文昌衛星発射センターから「長征5号」ロケットで打ち上げられた嫦娥6号は、5日後の日本時間2024年5月8日に月周回軌道へ投入されました。 CNSAによると、嫦娥6号を構成する周回機・着陸機・上昇機・帰還機のうち、上昇機を載せた着陸機が2024年5月30日に周回機から分離。日本時間2024年6月2日7時9分に降
マゼラン探査機のデータをもとに作られた、シフ山の立体画像。手前に明るく見えているのは溶岩流です。 1990年代前半に金星をレーダーで観測したマゼラン探査機のデータから、当時、金星で火山活動が起きていたとする研究が発表されました。 マゼラン探査機は、NASA(アメリカ航空宇宙局)が1989年5月に打ち上げた金星探査機です。1990年から1992年にかけて、合成開口レーダーを使い金星表面の98%をマッピングしました。金星表面のデータとしては、マゼラン探査機を超えるものはいまだ得られていません。 イタリア、ダンヌンツィオ大学のDavide Sulcanese氏らは、マゼラン探査機の合成開口レーダーのアーカイブデータについて、1990年と1992年のデータを比較しました。分析の結果、金星のアイストラ地域にあるシフ山と、多くの火山地形が存在するニオベ平原の西部の2つの領域で、新たな岩石の形成を示唆す
ダイソン球はエイリアン知性の探索において魅力的な逸脱として注目されてきた。最近、ほとんどの放射が赤外線波長で発せられているとされる7つの星が、潜在的な候補として特定された。これは、星の周りに宇宙船のマトリックスが存在することによる熱のシグネチャーである可能性がある。しかし、新しい論文では、これに対して少し魅力が減るものの、別の説明が提案されている。それは、塵で覆われた銀河である。 エイリアンを探す方法はいくつかあり、その一つは宇宙における大規模プロジェクトの痕跡を探すことである。ここで登場するのがダイソン球である。このアイデアは、Freeman Dysonが1960年に提唱したもので、進んだ文明が星の周りにエネルギー集積装置や居住地を配置してそのエネルギーを利用するというものであった。最終的に、そのようなインフラは星全体を取り囲むようになり、ダイソンはそのシグネチャーとして赤外線放射の過剰
#ISS#宇宙飛行士#Starliner#Boeing#Atlas V#ULA#CCP 米Boeingの宇宙船「CST-100 Starliner」(スターライナー)が初めての有人飛行に向け、射場に移動を開始した。 Starlinerは4人乗りの宇宙船で、米航空宇宙局(NASA)との契約「商業乗員輸送プログラム(Commercial Crew Program:CCP)」のもと、国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙飛行士を輸送する(CCPでは、すでにSpaceXの「Crew Dragon」が実運用されている)。2022年5月に2回目の軌道飛行試験(Orbital Flight Test 2:OFT-2)が打ち上げられ、ISSへのドッキング、地球への帰還に成功した。 今回の有人飛行試験(Crew Flight Test:CFT)では、NASAに所属する宇宙飛行士のSuni Williams氏と
京都大学(京大)と住友林業は5月28日、両者が2020年4月より取り組んできた「宇宙木材プロジェクト(LignoStella Project)」で開発してきた、一辺が100mm角の木材製キューブサット「LignoSat」の1号機が完成し、米国航空宇宙局(NASA)/宇宙航空研究開発機構(JAXA)の安全審査を無事通過して宇宙での木材活用が世界で初めて公式に認められ、6月4日にJAXAへと引き渡すことを発表した。 完成した木造人工衛星のLignoSat1号機のフライトモデル(画像撮影は京大)(出所:共同プレスリリースPDF) スペースデブリの数は、毎年のように右肩上がりで急増している。このまま何の対処もしないでいると、デブリが人工衛星や国際宇宙ステーション(ISS)、または別のデブリなどと衝突し、そこで新たなデブリを発生させ、それを延々と繰り返す連鎖(ケスラーシンドローム)に突入しうる。そし
2020年にプエルトリコのアレシボ天文台の皿が崩壊したとき、天文学者たちは強力な電波望遠鏡と、小惑星や他の惑星天体の表面をマッピングするためのユニークなレーダー装置を失った。幸運なことに、新しい次世代レーダーシステムであるngRADARが開発中であり、最終的にはウェストバージニア州の100メートル(328フィート)のグリーンバンク望遠鏡(GBT)に設置される予定である。これにより、小惑星を追跡し、天球の85%を観測することが可能になる。また、彗星、衛星、そして太陽系内の惑星を研究することもできる。 「現在、高出力の惑星レーダーを実施できる施設は、NASAの深宇宙ネットワークの一部である70メートル(230フィート)のゴールドストーンアンテナだけです」と、ngRADARのプロジェクトディレクターであり、国立電波天文台のレーダー部門長であるPatrick Taylor氏は語った。「我々は数年前
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