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森見登美彦の検索結果1 - 40 件 / 185件

  • 楽しく生きるための100冊 2019|さとなお(佐藤尚之)

    ボクが主宰している「コミュニティ4th」では、毎月「Bookトライブ」という読書会をやっています。 一冊課題図書を決めて、みんなで読んできて感想を言い合う、という会ですね。 そこでここ数年、何を読んできたか、というのはこちらに書きました。 で。 去年の年末、そのトライブによく来ている谷川敦さん(あだ名はタフマン)という30歳男子(当時)が、こんなようなことを相談してきました。 「教養のある大人になりたいなあ、とぼんやりとした憧れを持っているんですが、ほとんど本も読まずに30歳になってしまいました。来年はBookトライブの課題図書だけでなく、もっとたくさん本を読みたいと思うのですが、絶対読むべき本を100冊くらい教えてくれませんか?」 ・・・なるほど。 ちょっと上からになって申し訳ないけど、良い心がけじゃw。 よし、ここはボクだけでなく、驚異の本読みにして「Bookトライブ」の部長である高島

      楽しく生きるための100冊 2019|さとなお(佐藤尚之)
    • 万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

      昨年、十二月二十一日のことである。 森見登美彦氏は、万城目学氏と、ヨーロッパ企画の上田誠氏との忘年会に参加した。年末の京都に清らかなおっさんたちが集う忘年会も、すでに六回目を数える。 「六回目といえば」 ということで、万城目氏が新作『八月の御所グラウンド』で六回目の直木賞候補になっているという話になった。 しかし万城目氏の顔つきは暗かった。 「どうせあかんねん」 「待ち会はしないんですか?」 「そんなもんせえへんわ。いつもどおりにしてる」 それはいかん、と登美彦氏は思った。度重なる落選にウンザリする気持ちはよく分かるが、直木賞はようするに「お祭り」なのであって、盛りあがらなければ損である。「待ち会」は落ちてからが本番なのだ。落選したってええじゃないか! 「何をいじけてるんです。待ち会やりましょう!」 「なんでやねん!」 「やるなら東京まで行きますって」 「あ、それなら僕も行きます」と上田氏

        万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
      • kindle unlimitedで無料で読める超良書45選【2024最新版】 - Qiita

        はじめに こんにちは!kindle unlimitedヘビーユーザーです。 kindle unlimitedは定額料金で、登録されている書籍が読み放題というサービスです。 今回はその中で私が読んだ書籍から、おすすめのものを紹介します。 現在は1ヶ月の無料体験もできます。 これを機にぜひ良書を1ヶ月で読破してみてはいかがでしょうか。 ※この記事はAmazonアソシエイトに参加していません。 弊社Nucoでは、他にも様々なお役立ち記事を公開しています。よかったら、Organizationのページも覗いてみてください。 また、Nucoでは一緒に働く仲間も募集しています!興味をお持ちいただける方は、こちらまで。 kindle unlimitedで無料で読める超良書45選 さっそく紹介していきます。以下のカテゴリに分けてみました。 ・ビジネス・実用書 ・健康・メンタルヘルス ・エンジニアにおすすめ

          kindle unlimitedで無料で読める超良書45選【2024最新版】 - Qiita
        • 「トレパク」を誘発する業界構造 イラストレーター中村佑介が語る「トレパク」の本質 - KAI-YOU.net

          他者の著作物を無断でトレース(なぞり描き)し、盗作する行為を意味する言葉「トレパク」。 この語は10年以上前から存在し、イラストレーターやクリエイターのコミュニティではかねてより知られ、禁忌として扱われ続けてきた。 しかし、2022年2月に音楽ユニット・YOASOBIのクリエイティブ等で知られる有名イラストレーター・古塔つみさんが、他者の写真を無断でトレースしていたという疑惑が大きく報じられ、広く世間にも知られる言葉となった。古塔つみさんは謝罪を行ったものの「トレパク」ではなく「オマージュ」だとして説明。批判は続いている。 イラストレーター古塔つみ「トレパク」疑惑に声明 写真トレースや盗作意図は否定 イラストレーター・古塔つみさんの作品が、著作権侵害にあたるのではないかとSNS上で波紋が広がっている。いわゆる既存の絵や写… 続いて、3月にはホロライブ所属のVTuber・桃鈴ねねさんが自作す

            「トレパク」を誘発する業界構造 イラストレーター中村佑介が語る「トレパク」の本質 - KAI-YOU.net
          • ブクマカが好きな小説ベスト108

            https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20221010215654 ブコメが興味深かったので、2022-10-12 1:50時点までの全387コメントを集計した。 著者名が書いていないのは勝手に調べて補完したので、間違っている可能性もある。 集計ミスしている可能性ももちろんある。まあ大体よ。 二票以上のみ掲載。 ↓ブクマカが好きな作家ベスト77はこちら https://anond.hatelabo.jp/20221012102001 1位 6票小野不由美『十二国記』アゴタ・クリストフ『悪童日記』 3位 5票浅田次郎『蒼穹の昴』神林長平『戦闘妖精・雪風』村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 7位 4票貴志祐介『新世界より』小林泰三『玩具修理者』酒見賢一『後宮小説

              ブクマカが好きな小説ベスト108
            • 2019年にブックマークしたページでよかったもの集めた - Really Saying Something

              2013年から毎年、「年ごとにブックマークしたURLでよかったもの集めた」と題して、1年分の「自分がブックマークしたページ」*1を振り返り、まとめています。2018年分は以下です。 2018年にブックマークしたURLでよかったもの集めた - Really Saying Something 完全に「私得」なまとめなのでカテゴライズなどは一切しておらず、主に自分のブックマークした順番となっています。そのため、春ごろの記事が冬にいきなり登場したり、日付が前後していたりします。私の脳内に「その時こういうこと考えていたな~」という記憶を作るインデックスだからです!!! 何も考えずに見直したら、昨年よりは250ほど少ないので、そこからはあまり精査せずえいっと公開してしまいます。 基本的には、以下の基準で選出しています。 当年に作られたエントリーであること Wikipediaや当年に作られたことが明確で

                2019年にブックマークしたページでよかったもの集めた - Really Saying Something
              • 最近は“僕の京都”を壊しにかかっているんです――小説家・森見登美彦さん【ここから生み出す私たち】 - SUUMOタウン

                インタビューと文章: 杉本恭子 写真:浜田智則 創作しながら暮らす場所として、あえて「東京」以外の場所を選んだクリエイターたち。その土地は彼・彼女らにとってどんな場所で、どのように作品とかかわってきたのでしょうか? クリエイター自身が「場所」と「創作」の関係について語る企画「ここから生み出す私たち」をお届けします。 ◆◆◆ 第1回目の「ここから生み出す私たち」に登場いただくのは、奈良出身の小説家・森見登美彦さんです。 京都での学生時代に小説家デビューし、一時は東京に拠点を移した森見さん*1。現在は地元の奈良に戻って執筆活動をしながら、もう一つの仕事場がある京都との間を行き来されています。デビュー作以来書き続けている京都のこと、原風景としての奈良郊外の街への思い、そして「住むこと」と「書くこと」のかかわりについて伺いました。 京都を舞台にしたきっかけは「やけくそ」だった ――森見さんは奈良県

                  最近は“僕の京都”を壊しにかかっているんです――小説家・森見登美彦さん【ここから生み出す私たち】 - SUUMOタウン
                • 無限に広がる建造物が出てくる話が読みたい

                  バベルの図書館アルゼンチンの有名作家ボルヘスさんの短編。 この世に存在しうる全ての本が収められた、無限(?)に広がる図書館の世界が舞台。舞台つっても特になにが起きるわけでもなく、基本的に世界観の説明に終始する。たしか本棚がある六角形の部屋が無限に連なってるんだけど、その間に食事や排泄のための小さなスペースがある的な描写があり結構心をくすぐられた。 四畳半神話大系アニメ化もされた森見登美彦さんの作品。 主人公の大学生が暮らす四畳半の部屋が無限に連なる四畳半宇宙、みたいなものが出てくる。それぞれの部屋はひとつのパラレルワールドに対応していて、置いてあるものなんかがちょっとずつ違っている。迷い込んだ主人公が出られなくなって長い時間を過ごすことになり、多くの部屋に共通して置いてある土産物のカステラを主食としてなんとか食い繋ぐという展開がかなりグッときた。 横浜駅SFネット発のSF。 AI?ナノマシ

                    無限に広がる建造物が出てくる話が読みたい
                  • 「’10年代のTVアニメ各年ベスト」企画の集計結果発表 - highland's diary

                    highland.hatenablog.com 2019年の11月~2020年の1月にかけて「'10年代のTVアニメ各年ベスト」という企画をTwitter・ブログ上で実施しまして、その集計結果の記事を出せていなかったのですが、このたび2年越しに出すことにしました。 Twitterでのハッシュタグ付きツイートのほか、以下の7つのブログにてコメント付きで投票いただき、合計383人に投票していただきました。 ご協力ありがとうございました。 hokke-ookami.hatenablog.com kyuusyuuzinn.hatenablog.com toriid.hatenablog.com privatter.net proxia.hateblo.jp www.icchi-kansou.com turnx.hatenablog.com 最初に掲載した自分の記事にも書いていますが、企画の趣旨をま

                      「’10年代のTVアニメ各年ベスト」企画の集計結果発表 - highland's diary
                    • 京都で学生生活を送り、東京で就職した人間の身に起こること - SUUMOタウン

                      著者: 夜衰 私は大学の学部入学から大学院(修士課程)修了まで、京都で過ごした。年で言うと2004年から2010年初頭までの話だ。いまのところ、人生の中で、もっとも長い期間住んでいた場所になる。だから京都について紹介しようと思うのだが、ここSUUMOタウンでも、そうそうたる面々が京都について語っているから、まだ未読の人がいたら、まずはそちらを読んでもらうとよいのではと思う。 最近は“僕の京都”を壊しにかかっているんです――小説家・森見登美彦さん 京都には世界の全てがあった(著者:phaさん) 二条に住んで、今日もヨーロッパに思いを馳せる。(著者:上田誠さん) 特にphaさんの記事は素晴らしく、京都の魅力を私の少なくとも1000兆倍は上手に語っている。というか、ほぼ私の言うことがなくなってしまって途方に暮れているのだけど、とりあえず自分なりに体験したことを書きたいと思う。 私が京都で過ごした

                        京都で学生生活を送り、東京で就職した人間の身に起こること - SUUMOタウン
                      • 理学部 2名が追加合格 入学辞退で繰上げ 19年ぶり | 京都大学新聞社/Kyoto University Press

                        2024年度の一般入試において、理学部は受験者2名を追加合格とした。京大によると、入学者が「定員ちょうどになるように」合格を出していたが、2名が辞退したため、繰り上げを行ったという。 京大は公式HPで、入学辞退に伴う繰り上げ合格について「欠員が生じた場合に追加合格を行う場合がある」としている。最近では16年度入試において、医学部が2名の繰り上げ合格を出した。理学部での繰り上げ合格は、05年度入試以来19年ぶりとなる。 追加合格者は3月28日、理学部教務から電話で合格を通知され、入学や履修の手続きを教務とメールでやり取りしながら行った。新入生は通常、第二外国語やILASセミナー(1回生向けの少人数授業)の希望登録を3月中旬に行うが、追加合格者は電話連絡の翌日午前10時までに希望を提出するよう求められたという。クラシスやPandAといった学生向けシステムへの登録は入学後に行った。 追加合格者の

                          理学部 2名が追加合格 入学辞退で繰上げ 19年ぶり | 京都大学新聞社/Kyoto University Press
                        • 遺書。みんなさようなら。とある発達障害者の終末記録。 - ピピピピピの爽やかな日記帳

                          ※生き返りました(๑¯Δ¯๑)/ 最初にお願い 人生のキーワードを羅列 地球連帯責任の憎悪感情を知れよ あらすじ ぴ@pipipipipi_rip 被害者の涙は10年15年遅れて流れると知れよ 自我の外側で味わう『無痛の激痛』を知っていますか? 他人の涙腺がおもちゃ箱に見えた 僕は窓なし部屋で20代を生きた 父親は福祉制度を罵倒し続けていた 愛と憎しみの反復横跳びでもしろってか? 平気な顔の裏で、死線を泣いて這う弱者を知れよ 自由意志は強者の持ち物だ 畢竟、底辺の学校を超える反社組織、他にないのでは!? 吐き出した成果物には病魔が宿りにくい 畢竟、人が抱える痛みの総量は、外から把握なんざ出来っこないのさ 僕の虚栄心を一言で説明するならば、自分自身を『保留中の底辺』にする心の働きだ 防衛機制――傷入りの心が、自分を守るホラを吹く…… 昔のクズ共よりクズ扱いされる不良品だなあ 僕の双極性障害は

                            遺書。みんなさようなら。とある発達障害者の終末記録。 - ピピピピピの爽やかな日記帳
                          • 二条に住んで、今日もヨーロッパに思いを馳せる。 - SUUMOタウン

                            著者: 上田誠 ヨーロッパ企画という劇団をやっていながら京都に住んでいる。 京都に生まれ、京都に育ち、京都の小中高大学に通い、始めたのがヨーロッパ企画である。 劇団名だけはエキゾチックだけれど、それは詐欺で、そこで作・演出をやっている男はヨーロッパが本当に実在するかも知らない。どころか他府県も知らない。劇団名はメンバーと響きで付けたんであった。 よその町へ住んだことは一度もなく、実家が家族経営の焼き菓子工場だったので両親と出かけることも少なく、旅行へも行く家族ではなく。車も配達用のワゴンしかなく、それもなんだかニカワ臭かったので乗せてもらうのが好きではなく。免許は今も持っていなく、飛行機などは飛んでいる道理が分からなく。 出不精なんである。全然動きたくないんです。 実家が好きだし実家周辺が好きだし、今も実家近くに住み、そして実家を使って劇団をやっている。実家の焼き菓子工場が数年前に廃業し、

                              二条に住んで、今日もヨーロッパに思いを馳せる。 - SUUMOタウン
                            • ラノベとSF、100タイトル挙げてジャンル小説について考えてみた件|慶應SF研究会

                              執筆:古泉函数 はじめに みなさんは、以下のような2ちゃんねるのコピペをご存じでしょうか。 まあ拙者の場合ハルヒ好きとは言っても、 いわゆるラノベとしてのハルヒでなく メタSF作品として見ているちょっと変わり者ですのでwww ダン・シモンズの影響がですねwwww ドプフォwwwついマニアックな知識が出てしまいましたwww いや失敬失敬www ……ブラウザバックするのは、もう少し待っていただきたい。いにしえの2ちゃんのコピペは決して、決して私がマニアックなネット知識でイキるために引用したわけではないのです。私はそんなキモい人間ではありません。ほんとうです……ほんとうです! では、こんなネットの遺物を持ち出してきて、私は何がしたいのか。ここにご注目。 「ラノベとしてのハルヒでなくメタSF作品として見ているちょっと変わり者」 はたしてこの、ラノベをある種のSFと見なす見方は変わり者なのでしょうか

                                ラノベとSF、100タイトル挙げてジャンル小説について考えてみた件|慶應SF研究会
                              • ブクマカが好きな作家ベスト77

                                https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20221010215654 ブコメが興味深かったので、2022-10-12 1:50時点までの全387コメントを集計した。 著者名が書いていないのは勝手に調べて補完したので、間違っている可能性もある。 集計ミスしている可能性ももちろんある。まあ大体よ。 三票以上のみ掲載。 ↓ブクマカが好きな小説ベスト108はこちら https://anond.hatelabo.jp/20221012100742 1位 16票村上春樹 2位 11票小野不由美 3位 10票筒井康隆 4位 8票浅田次郎貴志祐介ミヒャエル・エンデ 7位 7票伊坂幸太郎神林長平京極夏彦10位 6票安部公房恩田陸司馬遼太郎梨木香歩夏目漱石森博嗣森見登美彦アゴタ・クリストフガブリエル・ガルシア=マルケス 19位 5票井上靖遠藤周作小林泰

                                  ブクマカが好きな作家ベスト77
                                • 【アニメライターが解説】『映像研には手を出すな!』に“手を出した方がいい”理由

                                  レポート PR提供:フジテレビジョン(FOD) 【アニメライターが解説】『映像研には手を出すな!』に“手を出した方がいい”理由 スタジオジブリが国民的作品として親しまれ、新海誠監督の 『君の名は。』『天気の子』 がメガヒットを記録し、数々のアニメ映画が年間興行成績ランキングを席巻している。 そんな状況があろうが、それでもやはり「アニメを見る」という行為のハードルはそこそこ高い。「生身の役者を画面に映すのではなく、絵が動く」というだけで、視聴対象から除外してしまう人も未だに少なくはないのだから。 だがしかし、そうした決して低くはないハードルを乗り越え、アニメファンだけにとどまらず、さまざまなクラスタに強く響く作品がまれに存在する。たとえばここ10年でいえば、『魔法少女まどか☆マギカ』『ユーリ!!! on ICE』『ラブライブ!』『けものフレンズ』 『宇宙よりも遠い場所』などだろうか。普段、ア

                                    【アニメライターが解説】『映像研には手を出すな!』に“手を出した方がいい”理由
                                  • あの日、僕らは鴨川にいた。学生の街・京都に思いを馳せる。 - 週刊はてなブログ

                                    学生の街・京都。 京都で学生時代を過ごしたという人や、京都で過ごす学生生活に憧れているという人、 京都の大学生が多く登場する森見登美彦(id:Tomio)さんの作品に親しんでいる人も多いのではないでしょうか。 今回は、京都で学生時代を送ったはてなブロガーたち、今まさに学生生活を送っているはてなブロガーたちのエピソードを集めました。 1998年、入寮 卒業前夜 古典が好きだった 京都の感傷 鴨川をわたる 『四畳半神話大系』に憧れて 「登美彦氏は、戦友のために祝杯をあげる」 1998年、入寮 「熊野寮に入るまで、僕は友達があまりいなかった」と語るのはpha(id:pha)さんです。熊野寮は、1965年に設立された京都大学の学生自治寮です。入寮して「ここは誘ったり出かけたりしなくても自然に家の中に遊び相手がいる」と感じたというphaさんの、熊野寮での思い出がつづられています。 pha.hateb

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                                    • 黄昏と殺伐の時代の生存戦略——テレビアニメ&アニメ映画ベスト10で振り返る2010年代 - 宇宙、日本、練馬

                                      はやいもので、もう2020年も暮れようという感じでございますが、2010年代からあまり遠く離れないうちに、わたくしにとっての2010年代の経験とはなんだったのか、書き留めておこうと思います。この試みはなかなか難儀なもので、総花的に語ろうとするといつまでたっても終わらず中途で投げ出してしまったのですが、さしあたってこの10本というリストを作成し、そこにわたくしの経験を託すという仕方であれば、零れ落ちるものは膨大になるでしょうが、ひとまず形にすることはできるだろうと思いまして、その方針でやっていくことにしました。 さしあたってテレビアニメ10本、アニメ映画10本をセレクトし、わたくしの10年代を語っていきます。わたくしのフィクション経験を広くカバーしたい気持ちがあるため、制作会社や制作者などの固有名がなるべく重複しないかたちで選出しました。よって純粋なベスト10とはやや趣が異なるわけですが、や

                                        黄昏と殺伐の時代の生存戦略——テレビアニメ&アニメ映画ベスト10で振り返る2010年代 - 宇宙、日本、練馬
                                      • 自由を謳う京大が「不自由」になっている…学生が語るその現実(野村 玲央) @gendai_biz

                                        京都大学にどんなイメージをお持ちだろうか。京大と聞けば、自由の学風、学生の自治、森見登美彦が描いてきたような変わり者の学生たちを思い描く人が多いだろう。現総長の山際寿一氏も「おもろい」学生の育成が重要だと様々な場面で語っている。半ばイメージ戦略の側面もあるだろうが、大学側も、自由、個性の尊重などを特色として掲げていることがわかる。 しかし、学生たちに取材をすると、そのようなイメージ戦略に用いられる「自由」「個性の尊重」とはかけ離れた現状が浮かび上がってくる。 むしろ京都大学は、ここ数年で「不自由」になっている向きがある。多くの学生たちが、これまで京大らしさと謳われてきた自由や、個性を重んじる学風が失われつつあると感じているのだ。大学のなかで何が起きているのか。以下では学生たちへの取材に基づき、京都大学の変化の一端を描いてみたい。そこからは、大学の奇妙なまでの余裕のなさが垣間見えるはずだ。

                                          自由を謳う京大が「不自由」になっている…学生が語るその現実(野村 玲央) @gendai_biz
                                        • ブラックフライデー2022 モグ的オススメ特集 - mogumogumo.jp

                                          ブラックフライデー 記事情報 まずはこちらを ①プライム会員 ②エントリー ③ギフト券 番外編 Kindle Unlimited Audible Amazon製品編 Fire TV Stick Echo Kindle キッズモデル Apple製品編 Apple iPad 2021 イヤホン編 Echo Buds JPRiDE TWS-520 雑貨編 セーフティーボックス ムーミン プレート皿 月ランプ フード編 ずわい蟹 シーチキンマイルド ドリンク編 アサヒ 緑茶 アサヒ 麦茶 コーヒー編 デロンギ コーヒーメーカー ゲヴィ 4-in-1スマートコーヒーメーカー リラックス編 チルアウト ハーブティー アロマオイル スポーツ編 可変式ダンベル トレーニングベンチ ヨガマット 掃除編 パイプユニッシュ カーペットクリーナー まとめ 記事紹介 ブラックフライデー 夏のプライムデーに並ぶAma

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                                          • ヒット連発の医師作家・知念実希人さん 執筆中はまるでボクサー

                                            そんな注目の作家・知念さんに、ヒット作を生み出す秘訣を聞きました。 ――作家デビューしたのは5年前。今年はおよそ2カ月に一作の驚異的なペースで新作を発表し、ことごとくベストセラーになっています。ヒット作を連発できるのはなぜでしょう。 知念実希人(ちねん・みきと) 1978年、沖縄県生まれ。日本内科学会認定医。2011年、「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、翌年デビュー。「天久鷹央シリーズ」(累計45万部)や「死神シリーズ」(累計10万部)、「病棟シリーズ」(累計70万部)など、ヒット作多数 読みやすくするために魅力的なキャラクターづくりを心がけたのがよかったのかもしれません。例えば、「天久鷹央(あめく・たかお)シリーズ」は、天才で変人の女医・天久鷹央が、診断困難な患者の病と事件を次々と解決していくライトテイストな医療ミステリーです。主人公を女子高生のような容姿にしたり、語り口調

                                              ヒット連発の医師作家・知念実希人さん 執筆中はまるでボクサー
                                            • 【2019年版】SUUMOタウン人気記事ランキング - SUUMOタウン

                                              著: SUUMOタウン編集部 SUUMOタウンでは2019年も多くの方々に、さまざまな街について紹介いただきました。 今回は2019年に公開となった記事のなかで、はてなブックマークを多く獲得した記事トップ10をランキング形式で発表させていただきます。(2018年の結果・2017年の結果・2016年の結果) 記事名 1 240万円で買った家と年間100万円の出費で、好きなことを優先して贅沢に生きる暮らし方の一例【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン 著:玉置標本 (id:tamaokiyutaka) 2 時間がまだらに積み重なる街、熱海 - 住んだことのない街に、一週間住んでみる - - SUUMOタウン 著:pha (id:pha) 3 ただの住宅地「新川崎」に住んでいたら、勝手に7年が経った - SUUMOタウン 著:やしお (id:Yashio) 4 最近は“僕の京都”を

                                                【2019年版】SUUMOタウン人気記事ランキング - SUUMOタウン
                                              • 『四畳半タイムマシンブルース』連載開始 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

                                                kadobun.jp うかうかしているうちに、 『四畳半タイムマシンブルース』、 本日からカドブンにおいて掲載開始である。 五月、六月、七月の三ヶ月にわたって連載される。 森見登美彦氏の小説『四畳半神話大系』およびヨーロッパ企画の舞台「サマータイムマシン・ブルース」に基づく。ようするに明石さんや「私」、小津や樋口氏や羽貫さんや城ケ崎氏という『四畳半神話大系』のキャラクターたちが「サマータイムマシン・ブルース」をやればどうなるか、という素朴な発想である。 『四畳半神話大系』は十六年前の作品であり、湯浅政明監督によるテレビアニメでさえ十年前。すでに不惑を過ぎた作者としては今さら四畳半世界へ戻るのも気恥ずかしく、「満を持して」などというべきタイミングも逸している。何もかもが手遅れだ。しかし思いついてしまったのだからしょうがない……しょうがないのである……。 ヨーロッパ企画の上田誠氏には「四畳半神

                                                  『四畳半タイムマシンブルース』連載開始 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
                                                • 小説家・綾辻行人に訊く、『SHIROBAKO』が特別な理由 | アニメ ダ・ヴィンチ

                                                  綾辻行人 あやつじ・ゆきと●1960年、京都府生まれ。87年『十角館の殺人』でデビュー。「館」シリーズを代表とする新本格ミステリを書き続ける一方で、ホラー小説にも意欲的に取り組んでいる。新作『Another 2001』が、2020年中に刊行予定。 ――2014年のTVアニメ放送当時、『SHIROBAKO』をリアルタイムでご覧になっていたんですよね。 「観てました。そもそもP.A.WORKSさんと水島努監督には『Another』のアニメ化でお世話になって、馴染み深かったものですから、同じチームの新作にはやはり注目しますよね。なので、とにかく観てみたわけですが、最初からすっかり引き込まれてしまって。50過ぎのミステリー作家が毎週『SHIROBAKO』を観て、随所で感動して涙ぐんだりしていたという(笑)。今回、5年経って観直してみても、変わらず面白かったです。グッとくるというか、熱くなるというか

                                                    小説家・綾辻行人に訊く、『SHIROBAKO』が特別な理由 | アニメ ダ・ヴィンチ
                                                  • はじめて企画する人、あるいは初心にかえって企画する自分のための企画法大全(1/5-アイデア編)|多々良タツキ

                                                    はじめまして。「そうだ 京都、行こう。」というキャッチコピーはメッチャ素敵な駅員さんが書いたのだと信じている状態で広告業界に入り、もう7年が経とうとしているプランナー/コピーライターの多々良タツキと申します。最近、大きめのプレゼンでの一人称を「ヴォク」にしてみました。 先輩後輩とやっている勉強会(ホントは勉強会って意識高そうで苦手だけど…この勉強会はこぢんまりした雰囲気で素敵)で話しているとき、「自分の企画方法を詳細に体系化してみよう!」ということになりまして、せっかくだからnoteという形で公開しようと思います。 例えば、上図のようなアイデアの出し方。他にも、リソースの考え方や戦略の立て方、コピーライティングをはじめとする表現の考え方まで、7年間で学んだことを全部一回書き出してみようという記事です。 サラリーマン・インスティンクトにしたがってはじめに言い訳しておくんですが…本記事は、個人

                                                      はじめて企画する人、あるいは初心にかえって企画する自分のための企画法大全(1/5-アイデア編)|多々良タツキ
                                                    • 森見登美彦氏、京都市芸術新人賞をもらう - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

                                                      森見登美彦氏は「京都市芸術新人賞」をもらうことになった。 京都市芸術新人賞については下記をごらんください。 https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000279484.html 「京都市では,本市出身者又は本市内において活発な文化芸術活動を行い,全国的にも評価を高め,将来を嘱望される方々に『京都市芸術新人賞』を,また,同じく京都市内で活動を行い,新人の育成又は芸術に係る活動環境の向上に多大の功労があった方々に『京都市芸術振興賞』を授与し,その功績を称えています。」 上記のページの下の方には「被表彰者功績調書」という書類があって、ほかの受賞者のみなさん、そして登美彦氏の調書がある。覗いてみると面白い。これを読んでいたら、なんだか自分が華々しくグローバルに活躍しているような気持ちになって、登美彦氏はとても嬉しかった。ありがとうございます。 関係者の皆

                                                        森見登美彦氏、京都市芸術新人賞をもらう - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
                                                      • 小説の登場人物名が覚えられない時の対処法@小説ハック - 思ったことを「メモ」にとっておく

                                                        投稿日:2021年2月22日 ボクは本を読むことが好きなのですが、小説というジャンルはあまり読んできませんでした。 10年ほど前、参加者がお互いに本を紹介しあう読書会に参加したとき、『ペンギン・ハイウェイ』という小説の紹介をしている人がいました。その紹介内容が面白くて『ペンギン・ハイウェイ』をモーレツに読んでみたくなったのです。 その人が紹介してくれた『ペンギン・ハイウェイ』をその日のうちに本屋さんで購入しました。この小説は確かに面白くて一気に読み進めて読了しました。 その後も「何か面白そうな小説はないかな?」と思っていたところ、友人から「本屋大賞」でノミネートされている本を読んでみるといいよってススメられたのです。 そこで、さっそく「本屋大賞」の本を片っ端から読んでみることにしました。2004年の第1回がスタートしているので、そこから読みはじめました。 また、同時に、自分の専門としている

                                                          小説の登場人物名が覚えられない時の対処法@小説ハック - 思ったことを「メモ」にとっておく
                                                        • たくさんの人に文章を読んでもらうには? 自分の「型」を見つけよう #さくマガ #さくらインターネット - さくマガ

                                                          前回、「本を出したいなら、まずはインターネットで書きたいことを書いてみるのがいちばんいいよ! 書いてるうちに、たぶん誰か見つけてくれるよ!」という話を書いた。 前回の記事:私が本を出版できた理由。きっかけは小さな書店 - さくマガ ……が、これ、意外と無責任な発言ですよね。知ってる。 当たり前の話だが、自分の文章を誰かが見つけてくれる保証はどこにもない。ただ書いてるだけでは、たくさんの人に読んでもらう機会はなかなかやって来ない。 こんなにもたくさんの人がインターネットで目立とうとしている現代。はたして、「自分の文章をインターネットで目立たせる方法」なんてものはあるのだろうか? 前回は「とにかくインターネットにものを書くといい」という話をしたので、今回は、「じゃあどうしたら、その文章をたくさんの人に読んでもらえるんだろう?」と私が考えた話を書いてみたい。 私は意外とせっかちな性格なので、まず

                                                            たくさんの人に文章を読んでもらうには? 自分の「型」を見つけよう #さくマガ #さくらインターネット - さくマガ
                                                          • 長尾真さんとの思い出 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

                                                            www.kyoto-u.ac.jp 森見登美彦氏は大学院に在学中の2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビューしたが、その年まで京都大学の総長だったのが長尾真氏である。といっても、四畳半アパートでモゾモゾしている腐れ大学生が総長と顔を合わせる機会は基本的にない。遠くからその姿をチラリと見ただけである。 その後、登美彦氏が大学院を卒業し、国立国会図書館に就職して働いていると、長尾真氏が館長に就任することになった。まさか総長が館長に変身するとは! といっても、登美彦氏は関西館で働いていたので、館長と顔を合わせる機会はやはりなかった。いや、たしか一度だけ、長尾館長が関西館へ視察にやってきて、収集整理課の中を通り抜けていく姿を眺めたような気がするのだが、どうも記憶がボンヤリしているので、もしかすると館長の夢を見たのかもしれない。 やがて登美彦氏は永田町の東京本館へ転勤し、

                                                              長尾真さんとの思い出 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
                                                            • 森見登美彦は”妄想の京都”で創作をする。鴨川デルタで回想する茶色の青春

                                                              京都を舞台に数多くの作品を生み出してきた小説家・森見登美彦さん。彼の作品には、たびたび鴨川が登場します。 すでにあたりは藍色の夕闇に没している。鴨川デルタは大学生たちが占拠して賑やかである。新入生歓迎会の宴をやっているのであろう。思えば、そんなものにも無縁の二年間であった。 (『四畳半神話大系』角川文庫p281より) 空回りしながら青春を駆け抜ける大学生たちの煩悶や、妄想や、恋路や、物語の結末や、そうしたさまざまを受け止める森見作品の舞台のひとつが鴨川。特に、高野川と賀茂川が合流して鴨川となる逆三角形の場所、通称「鴨川デルタ」は森見氏のファンの間で「聖地」と呼ばれ、訪れる人も多くいます。 今年、小説家デビュー20周年を迎えた森見さん。なぜ、鴨川をはじめとした京都を舞台に小説を書き続けてきたのか。自身も大学生活を送った京都の景色にいま、何を思うのでしょうか? 鴨川でインタビューをおこないまし

                                                                森見登美彦は”妄想の京都”で創作をする。鴨川デルタで回想する茶色の青春
                                                              • 京都で過ごした氷河期世代【森見登美彦】【中井治郎】

                                                                『公研』2023年11月号「対話」 ※肩書き等は掲載時のものです。 とかくネガティブに語られがちな就職氷河期世代。 この世代を境に日本はどのように変わったのだろうか。 同時代の京都で暮らしたお二人に語っていただいた。 作家 森見登美彦 × 文教大学国際学部国際観光学科専任講師 中井治郎 京都モラトリアム 中井 今回の「対話」は、編集部からの「ロスジェネ世代(就職氷河期世代)について語ってほしい」というリクエストを受けて実現した経緯があります。以前に『公研』でインタビューを受けたことがありました(『公研』2020年10月号)。僕が研究対象にしている京都のオーバーツーリズムなどの観光の話が主なテーマでしたが、インタビューは僕自身の長すぎる「京都モラトリアム」時代の話になっていったんですね。僕は就職せずに、大学に残って何となくダラダラと過ごしていた期間が長かったんです。その時期のエピソードが編集

                                                                • Re:「上巻・下巻」タイプの漫画ってなんで少ないんだろう - #AQM

                                                                  小説では「上巻・下巻」タイプは割と見るのに、漫画は少ない(ほぼない)よね 2冊でコンパクトにまとめる漫画って描くの難しいのかな? anond.hatelabo.jp 「少ない(ほぼない)」 と言ってるのに対して「ある」と反例を挙げても、あんまり意味がないと思うし、自分も少ない(ほぼない)と思う。 また、「上下巻」と「2巻で完結」はニュアンスが違うので反例になっていない、とも思う。 「2巻で完結」には 長期連載を目指して連載開始したが不人気で打ち切り(計画変更) した作品が含まれるのに対し、 「上下巻で完結」には 上巻の出版時点で既に『上下巻』『上中下巻』で完結する意志が込められている(計画完遂) から。 増田の問いに直答するなら、最初から2〜3冊での完結を織り込んだ「上下巻」のやり方は、現在の商業コミックの 「続き(結末・謎)が気になる」や「キャラ人気」で「金の卵」に化けた作品を長く引っ張

                                                                    Re:「上巻・下巻」タイプの漫画ってなんで少ないんだろう - #AQM
                                                                  • ドロステのはてで僕らは四畳半タイムマシンブルース - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

                                                                    四畳半タイムマシンブルース (角川書店単行本) 作者:森見 登美彦 発売日: 2020/07/29 メディア: Kindle版 森見登美彦氏、じつに久しぶりの「腐れ大学生」小説である。 『四畳半神話大系』から十六年、それだけの歳月を超えて、かつて書いたキャラクターをふたたび書くのは容易なことではない。「私」にしても「小津」にしても「明石さん」にしても当時てきとうに書き散らかした筆にまかせて自由に生みだしたものであるから、計算して再現するのは不可能である。 というわけで、『四畳半神話大系』とまったく同じとは言いにくい。 一番大きなちがいは、全体的に丸くなったというか、みんな可愛らしくなったという点であろう。主人公の「私」にしてもそうだし、とりわけ「明石さん」がそうである。その理由としては、登美彦氏が歳を重ねて学生時代から遠くはなれたからということもあるし、中村佑介氏によって描かれた「明石さん

                                                                      ドロステのはてで僕らは四畳半タイムマシンブルース - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
                                                                    • 有象無象の坩堝「高円寺」|文・前田裕太(ティモンディ) - SUUMOタウン

                                                                      著: 前田裕太 駆け出しの芸人として流れ着いた街 私が芸人を始めてから4年間過ごした場所が『高円寺』である。 新宿まで電車に乗れば数駅で着くし、自転車を使えば下北沢もすぐなので、その立地から、この街は、芸人や、バンドマンや、俳優などの夢追い人が闊歩している。私も、そのうちの一人だった。 噂には、この高円寺の下水は、夢破れた若人達の涙を使っていて、流しても流しても無限に水源があると言われている。 私が昔、番組オーディションを受けた時に、スタッフからボロクソに言われて流した悔し涙も、下水として再利用してくれているなら、あの涙も無駄ではなかったと思える。あくまでも噂なのだけれど。 この街に集まるのは、夢追い人だけではない。高円寺にかかる高架下には飲み屋がスクラムを組んで構えており、対峙するように、酔っ払い達がスクラムを組んで、勝者のいない押し合いの試合を夜な夜な繰り広げている。酔っ払い達が、高架

                                                                        有象無象の坩堝「高円寺」|文・前田裕太(ティモンディ) - SUUMOタウン
                                                                      • 性愛とかの話 - 人間が折り重なって爆発した

                                                                        前回の記事で10代の男は自分の性欲について無神経か嫌悪を向けていて、穏やかに肯定することはないだろうと書いた。 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の感想 - 人間が折り重なって爆発した 今回はその延長の話を書く。 恋愛モノのフィクションで「恋愛感情ってどういうものか分からない」と言う女性キャラはけっこう出てくるが、男性キャラであんまりそういう描写がされないのは単に現実の男の性欲が強く、そんなことに悩まないからだろうと思う。 おそらく男性は女性より一般的に性欲が強くて、衝動が女性に向くので「恋愛感情が分からない」みたいなことをほとんど問題にしない、というか、ならない。衝動は身体として自明だから。 もちろんフィクションにおいて例外はいくらでもあると思う。例えば、コトヤマの『よふかしのうた』には恋愛感情がよく分からないと言う中学生男子が出てくる。(まあ、性的発達度合でいえばけっこうぎ

                                                                          性愛とかの話 - 人間が折り重なって爆発した
                                                                        • 森見登美彦氏、新年を迎える。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

                                                                          謹賀新年 新年というのはいいものである。 なんだか身の引き締まるような感じがする。 さっぱりと生まれ変わったような気分で、 「今年こそは〇〇を成し遂げる!」 と決意したくなる。 身も蓋もないことを言うと、昨年できなかったことが今年ならできると考えるのはおかしい。今年できることなら昨年にもできたはずなのだ。しかしお正月というステキな時空においては、「成し遂げられるかどうか」なんて、実はどうでもよいことなのである。決意をあらたにすることによって魂をリフレッシュする――お正月の意義はそこにある。私たちは元旦の決意に具体的な成果を求めないようにしたい。そんなことをするから「三日坊主」の犠牲者が引きも切らず、人々は己を責め、無意味に傷つき、相争い、世相はすさんでいく一方なのだ。 大切なのは成果ではない。気持ちである。心である。希望である。 さて、本年の森見登美彦氏の抱負は次のとおりだ。 「今年こそ『

                                                                            森見登美彦氏、新年を迎える。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
                                                                          • ロイズのピスターシュショコラ、ウワサにたがわぬ美味しさだった!

                                                                            新型肺炎とかインフルエンザとかおとろちい(森見登美彦風)病気が流行っているけれどみんな元気かしら?日・月曜と義父が義母のお見舞いに来なくて、ちょっと心配してたら電話あり体調がすぐれないって…慢性呼吸器疾患あるから焦るわよ。公園で可愛いちゃん捜すお友達一行に乱入しようと企んでいたけれど、慌てて駆け付けた。義父まで入院した... ずっと探し回っていたあの子。 ロイズのピスターシュショコラ。 送料をケチって、あちこちのロイズを探すも見つけられず… なんと! ままちゃんが! 買っておいてくれた―! 届いたのはちょっと前だけど、 食べるものがありすぎてやっと食べられたー 会いたかったよー、ショコラちゃん。 思ったよりも小さい… これを買いたいと思ってるときに、ネットで 切ってお皿に乗せた画像を見たんだけど、 小さめのパウンドケーキくらいあるように見えた。 実際は大きめのプロテインバーくらい。 お値段

                                                                              ロイズのピスターシュショコラ、ウワサにたがわぬ美味しさだった!
                                                                            • 壁一面の本を飲食しながら読めてそのまま寝れる「泊まれる図書館」っぽい「TUNE STAY KYOTO」に行ってきた

                                                                              ネット書店とも大型書店とも違う「体験」を提供する本屋「本屋 B&B」を運営するnumabooksとコラボレーションし、壁一面を本棚にした、まるで図書館のようなホテル「TUNE STAY KYOTO」が2019年11月1日からオープンします。コーヒーやほうじ茶ビールを片手に心ゆくまで本を物色できる「カフェ付き図書館」っぽい作りなのですが、3500円からの完全個室に宿泊可能とのことだったので、一足先に泊まってみました。 TUNESTAY KYOTO https://www.tune-stay.com/ TUNE STAY KYOTOの住所は「京都府京都市下京区夷之町708」で、JR京都駅から徒歩5分の立地です。 道沿いに建つ、手前の黒い建物がTUNE STAY KYOTO。 入口はこんな感じ。モダンでありつつも和も感じられる雰囲気です。 建物に入ってすぐ受付があり、同じカウンターをたどって奥に

                                                                                壁一面の本を飲食しながら読めてそのまま寝れる「泊まれる図書館」っぽい「TUNE STAY KYOTO」に行ってきた
                                                                              • 100%自分用やる夫まとめ やる夫が小説家になるようです

                                                                                ____ /      \ /  ─    ─\ /    (●)  (●) \   またバイトクビになったお… |       (__人__)    |   残金30円、これじゃ大好物のエロゲも買えないお・・・ /     ∩ノ ⊃  /   さてどうすれば… (  \ / _ノ |  | .\ “  /__|  | \ /___ / ____ /⌒  ⌒\ /( >)  (<)\ /::::::⌒(__人__)⌒::::: \    そうだ!小説家になって小説書けばいいお! |    /| | | | |     |     あっという間に大金持ちだお! \  (、`ー―'´,    / 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/16(日) 20:01:21.84 ID:PY7kLCtQ0 ____ /⌒  ⌒\ /( ●)  (●)\      早速書

                                                                                • 万城目学先生が語る「『鹿男あをによし』ドラマロケで使った居酒屋に森見登美彦先生と飲みに行った時の思い出」

                                                                                  万城目学 @maqime ただいまTVer配信中の『鹿男あをによし』ですが、数年前、ロケに使われたこの居酒屋に森見登美彦氏と行ったのです。近鉄奈良駅からほど近い店で、海がない奈良なのにマグロとおでんが大変おいしかったです。店を出ようとしたら、ひとり客の女性から「万城目先生と森見先生ですよね」と声をかけられ、 pic.twitter.com/4KLIWf1hR3 2023-09-27 20:48:13 万城目学 @maqime 二人のファンであること、今日も京都で作品に登場する場所を巡ってきたばかりと教えられていたら、「何や、兄ちゃん、告白されてんかいな」とカウンターのおっちゃんたちが加わってきて「電話番号くらい交換したらんかい」と謎の圧力をかけてくるので、「いや、そういうのじゃないです」と私がへらへら 2023-09-27 20:50:50 万城目学 @maqime かわしつつ、「ねえ」と

                                                                                    万城目学先生が語る「『鹿男あをによし』ドラマロケで使った居酒屋に森見登美彦先生と飲みに行った時の思い出」