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資本主義の検索結果321 - 360 件 / 856件

  • 「新しい資本主義」は「新しいバブル」にすぎない

    「新しい資本主義」は岸田文雄政権の経済政策のキャッチコピーで、これまでの経済財政諮問会議に代わって、新しい資本主義実現会議がスタートしたようだ。 「新しい」とは何を意味するのか? もちろん、中身は新しくも何もない。「成長を実現し、それを分配する」ということにすぎない。これまで、すべての政権の成長戦略が成長を実現したことはないから、成長から分配という戦略であれば、成長が政策的な戦略では実現できないから、今回も何も起きるはずがない。 しかし、そんなわかりきったことをいまさら批判するほど私もヒマではない。問題は、キャッチコピーが、GDPと株価から「新しい」資本主義に変わったことだ。つまり、時代は、今までと違う資本主義を求めているということが、政治家にすら伝わってきた、ということであり、いよいよ社会は、資本主義から次の「新しい」時代に向かっている、向かいたいと思っている、ということを示しているので

      「新しい資本主義」は「新しいバブル」にすぎない
    • くまきち(なんだこれ) on Twitter: "インド人研究者が30年くらい前に「世界で最も社会主義の【理想】に近い社会を作った日本の社会システムとは何か?」という研究をして、出てきた分析結果が「ただの資本主義で、なんの特異性もない。違いは敗戦でグレートリセットしたことで、そのうちアメリカみたいになるだろう」だったやつ"

      インド人研究者が30年くらい前に「世界で最も社会主義の【理想】に近い社会を作った日本の社会システムとは何か?」という研究をして、出てきた分析結果が「ただの資本主義で、なんの特異性もない。違いは敗戦でグレートリセットしたことで、そのうちアメリカみたいになるだろう」だったやつ

        くまきち(なんだこれ) on Twitter: "インド人研究者が30年くらい前に「世界で最も社会主義の【理想】に近い社会を作った日本の社会システムとは何か?」という研究をして、出てきた分析結果が「ただの資本主義で、なんの特異性もない。違いは敗戦でグレートリセットしたことで、そのうちアメリカみたいになるだろう」だったやつ"
      • 【インベスト・イン・キシダ】岸田政権の新しい資本主義の主張が変わってきた?資産所得倍増プランを確認する

        【インベスト・イン・キシダ】岸田政権の新しい資本主義の主張が変わってきた?資産所得倍増プランを確認する 2022年5月6日 2022年9月8日 投資 投資の基礎知識, 投資格言, 暴落 岸田政権が目玉政策として掲げる「新しい資本主義」 資本主義というものは関与するステークホルダーそれぞれに資するものでなければ持続可能なものにならないという観点から考えた場合に、株主還元という形で成長の果実等が流出しているということについてはしっかりと受け止め、この現状について考えていくことは重要であると認識している 出典:2022年2月21日 衆議院予算委員会 岸田文雄首相 上記のような株主軽視の発言が多く、ツイッター上では自社株買い規制、金融所得課税、四半期決算の義務廃止など総理に就任してから株価にマイナスなことばかり発言する岸田総理の名前を取って「岸田ショック」という言葉がトレンドになっていましたね。

          【インベスト・イン・キシダ】岸田政権の新しい資本主義の主張が変わってきた?資産所得倍増プランを確認する
        • 岸田政権の新方針『新しい資本主義の実現』に関する新経済連盟の基本的な考え方について – 新経済連盟

          2021年10月6日 一般社団法人 新経済連盟 代表理事 三木谷 浩史 一般社団法人 新経済連盟(所在地:東京都港区、代表理事:三木谷浩史、以下「新経連」)は、岸田政権の新方針である『新しい資本主義の実現』に関する基本的な考え方について、経済団体として以下の通り明示する。経済界として日本経済再生のためにできることは積極的に対応していく所存である。 なお、当連盟は、「新政権が今後実施すべき日本再生に向けた方策に関する基本的考え方」をすでに9月28日に示しているのでそちらも参照してもらいたい。 記 日本経済の現状を踏まえた基本的な方向性 (1)直近30年にわたって、国民所得や賃金水準は先進国の中で長期低落傾向になっており、購買力平価ベースでも最近韓国に追い抜かれたばかりである。 (2)このように極めて厳しい経済状況を振り返ると、政権が示した最終目標である『国民の生活を守り、国民の所得を増やす』

            岸田政権の新方針『新しい資本主義の実現』に関する新経済連盟の基本的な考え方について – 新経済連盟
          • セルフケア・セルフラブを取り戻す――資本主義的「ご自愛」への抵抗[第1回] やさしい生活革命――セルフケア・セルフラブの始め方

            「カルチャー ×アイデンティティ×社会」をテーマに執筆し、デビュー作『世界と私のA to Z』が増刷を重ね、新刊『#Z世代的価値観』も好調の、カリフォルニア出身&在住ライター・竹田ダニエルさんの新連載がついにOHTABOOKSTANDに登場。いま米国のZ世代が過酷な現代社会を生き抜く「抵抗運動」として注目され、日本にも広がりつつある新しい価値観「セルフケア・セルフラブ」について語ります。本当に「自分を愛する」とはいったいどういうことなのでしょうか? 一緒に考えていきましょう。 「セルフケア」の日本における受容最近、「セルフケア」という言葉が日本でも急速に広がりつつあるが、「セルフケア」という言葉を聞いて、どういうことを想像するだろうか。いつもより少し贅沢な保湿パック、いつもは買わないデパートのチョコレート、シャンパングラス片手に泡風呂、またはちょっと遠くまで一人旅。「自分で自分のご機嫌を取

              セルフケア・セルフラブを取り戻す――資本主義的「ご自愛」への抵抗[第1回] やさしい生活革命――セルフケア・セルフラブの始め方
            • 沼袋筋太郎✳下級国民 on Twitter: "記事引用 “「資本主義と市場主義経済においては、もうからない仕事をやめて、もうかる仕事に転換することが必要」と主張。日本は大規模金融緩和による景気回復で人手不足になっており、人員削減などのリストラを実行しやすい好環境にあると指摘した。" ( ゚д゚) ナニイッテンダコイツ"

              記事引用 “「資本主義と市場主義経済においては、もうからない仕事をやめて、もうかる仕事に転換することが必要」と主張。日本は大規模金融緩和による景気回復で人手不足になっており、人員削減などのリストラを実行しやすい好環境にあると指摘した。" ( ゚д゚) ナニイッテンダコイツ

                沼袋筋太郎✳下級国民 on Twitter: "記事引用 “「資本主義と市場主義経済においては、もうからない仕事をやめて、もうかる仕事に転換することが必要」と主張。日本は大規模金融緩和による景気回復で人手不足になっており、人員削減などのリストラを実行しやすい好環境にあると指摘した。" ( ゚д゚) ナニイッテンダコイツ"
              • 【宮台真司】資本主義社会への処方箋

                JTがこれまでにない視点や考え方を活かし、さまざまなパートナーと社会課題に向き合うために発足させた「Rethink PROJECT」。 NewsPicksが「Rethink」という考え方やその必要性に共感したことから、Rethink PROJECTとNewsPicksがパートナーとしてタッグを組み、2020年7月にネット配信番組「Rethink Japan」がスタートしました。 世界が大きな変化を迎えている今、歴史や叡智を起点に、私たちが直面する問題を新しい視点で捉えなおす番組です。 大好評だった昨年につづき、今年も全8回(予定)の放送を通して、各業界の専門家と世の中の根底を “Rethink” していく様子をお届けします。

                  【宮台真司】資本主義社会への処方箋
                • 本田悦朗 on Twitter: "消費増税は、雇用と物価の安定を通じて豊かな国民経済を作るというアベノミクスの目的とは真逆の物であり、「三党合意」に基づく夾雑物にすぎません。世界標準の理論と現実を無視してそれを強行させた人の罪は重い。リフレ派は資本主義にとって死に至る病であるデフレを脱却するモデルを示そうとした。"

                  消費増税は、雇用と物価の安定を通じて豊かな国民経済を作るというアベノミクスの目的とは真逆の物であり、「三党合意」に基づく夾雑物にすぎません。世界標準の理論と現実を無視してそれを強行させた人の罪は重い。リフレ派は資本主義にとって死に至る病であるデフレを脱却するモデルを示そうとした。

                    本田悦朗 on Twitter: "消費増税は、雇用と物価の安定を通じて豊かな国民経済を作るというアベノミクスの目的とは真逆の物であり、「三党合意」に基づく夾雑物にすぎません。世界標準の理論と現実を無視してそれを強行させた人の罪は重い。リフレ派は資本主義にとって死に至る病であるデフレを脱却するモデルを示そうとした。"
                  • ramonbook on Twitter: "植民地主義、家父長制、資本主義が融合したイデオロギーの「採掘主義」は女性の身体を天然資源とみなし、最大限に活用する(最大の人数を産ませる)ことを良しとするから、効率を求める新自由主義と相性がいい。女性の身体は新たな労働力を生み出すための原料でしかないので母親よりも胎児を優先する。"

                    植民地主義、家父長制、資本主義が融合したイデオロギーの「採掘主義」は女性の身体を天然資源とみなし、最大限に活用する(最大の人数を産ませる)ことを良しとするから、効率を求める新自由主義と相性がいい。女性の身体は新たな労働力を生み出すための原料でしかないので母親よりも胎児を優先する。

                      ramonbook on Twitter: "植民地主義、家父長制、資本主義が融合したイデオロギーの「採掘主義」は女性の身体を天然資源とみなし、最大限に活用する(最大の人数を産ませる)ことを良しとするから、効率を求める新自由主義と相性がいい。女性の身体は新たな労働力を生み出すための原料でしかないので母親よりも胎児を優先する。"
                    • 【イグノーベル】資本主義は才能ある人に不利である証明【ゆっくり解説】【雑学】

                      先週発表された2022イグノーベル賞、経済学賞テーマ『才能ある人ではなく運のいい人が成功する理由を数学的に説明』をゆっくり解説しました。 ------------------------------------------------------------ 参考資料・引用: ・TALENT VERSUS LUCK: THE ROLE OF RANDOMNESS IN SUCCESS AND FAILURE https://www.worldscientific.com/doi/10.1142/S0219525918500145 動画ネタリクエストフォーム↓ https://forms.gle/LMshoBkrY6NfAa8Y9 何かございましたら、以下の連絡先までお願いいたします。 9wari.zatugaku@gmail.com twitter:https://twitter.c

                        【イグノーベル】資本主義は才能ある人に不利である証明【ゆっくり解説】【雑学】
                      • Joe's Labo : 岸田さんの「新しい資本主義」が誰がどう考えてもお先真っ暗なワケ

                        2022年01月27日13:59 by jyoshige 岸田さんの「新しい資本主義」が誰がどう考えてもお先真っ暗なワケ カテゴリwork 今週のメルマガ前半部の紹介です。衆院選を前に一度は金融所得課税強化を引っ込めた岸田総理ですが、最近は再び言及しはじめていますね。 結果、FRBの金融引き締めスタンスとも相まって、日経平均は荒れに荒れております。 【参考リンク】金融所得課税見直し、与党の税制調査会で議論-岸田首相 安倍さんと違い岸田さんは株価にまったく関心が無いみたいですね。 一方で、総理のブレーンとして意外な人物の名がクローズアップされています。 【参考リンク】岸田首相は「会社は株主のもの」主張にメスを入れられるか なんだ、総理の「新しい資本主義」って、原丈人氏の「公益資本主義」が元ネタだったんですね。そりゃ日経平均なんてどうでもいいっすね(苦笑) だって配当や自社株買い減らさせて従業

                        • グローバル資本主義が招く災厄と、行き着く4つの未来像。〈コモン〉を重視する社会への転換を<『人新世の「資本論」』著者・斎藤幸平氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン

                          ―― 斎藤さんは新著『人新世の「資本論」』(集英社新書)で、新型コロナウイルスの感染拡大は「人新世」(ひとしんせい)の帰結だと指摘しています。そもそも「人新世」とは何でしょうか。 斎藤幸平氏(以下、斎藤):  人新世とは地質学の新しい時代区分として提唱されているものですが、近年、人文学や社会科学を含めた、様々な分野で注目を集めています。一見難しそうな言葉なのですが、意味するところは非常に単純で、地球の最新の地層は、人間の経済活動の痕跡が堆積したものだということです。 実際、地球は人の手で大きく変えられています。地表はビルや工場、道路、農地、ダム、ゴミ捨て場などで埋め尽くされ、海洋にはプラスチックが大量に浮遊し、大気には二酸化炭素が増加している。 要するに、人新世とは、手つかずの自然はもはや残っていない時代のことなのです。それは同時に、人類が地球規模での開発によって、地球全体に前代未聞のダメ

                            グローバル資本主義が招く災厄と、行き着く4つの未来像。〈コモン〉を重視する社会への転換を<『人新世の「資本論」』著者・斎藤幸平氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン
                          • 【モーサテ日記】行きすぎたどころか30年間株主資本主義であったことすら無い・・・堀古さんよく言った! - 出遅れリタイア日記

                            当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。 出遅れおじさんです。 【おことわり】 「モーサテ日記」は以前モーサテのキャスターをされていた佐々木明子さんの日経マネー誌の連載タイトルです。佐々木明子さんがWBSに異動されて連載タイトルが変わりましたので勝手にパクっています。 本日3月18日のモーサテ「プロの眼」のコーナーのゲストはホリコ・キャピタル・マネジメントの堀古英司氏で、本日は東京のスタジオからリモート出演されていました。 テーマは「アメリカから見た日本株」でした。 このブログでも過去何度かご紹介していますが、私は個人的に堀古氏の鋭い切り口の視点を高く評価しています。 先に結論から言うと「よく言ってくれた!」の一言です。 惜しむらくはこの声が投資家の、ひいては有権者の総意として響けば・・・と言うところでしょう。 堀古氏がまず提示したのは、TOPIX とS&P500の30年と10年

                              【モーサテ日記】行きすぎたどころか30年間株主資本主義であったことすら無い・・・堀古さんよく言った! - 出遅れリタイア日記
                            • 資本主義の本質的な強さは、「無私」も「利他」も必要としないこと。

                              「環境・社会問題の解決は儲からない」はすでに過去の話 少し前に行われた、「ESGアクセラレータープログラム」に、協賛企業として参加した。 理由の一つは、私自身がESG(環境・社会・ガバナンス)に興味があること。 そしてもう一つは、「ESGは儲かる」というメッセージを面白いと感じたからだ。 上の動画では、国内ESGにおける第一人者、夫馬さんが 「『ESGは儲からない』とか言っていると、世界で恥ずかしい思いをする」 とバッサリ切っている。 夫馬さんは著書の中でも、アップル、ゴールドマン・サックス、ウォルマート、ユニリーバ、P&G、ネスレ、スターバックス、イケア、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ナイキ、マイクロソフト、H&M、UBS、SAPなど、名だたる企業がすでにESG経営にかじを切っていることに触れ、 「環境・社会への影響を考慮すると利益が増えると考えることはウォールストリートではもはや常識

                                資本主義の本質的な強さは、「無私」も「利他」も必要としないこと。
                              • 新しい資本主義で退職所得課税の見直しは単なる増税。基本の控除額を上げるべき

                                新しい資本主義で退職所得課税の見直しは単なる増税。基本の控除額を上げるべき 2023年6月20日 2023年6月22日 節税対策 所得税, 退職金 自民党が「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2023改訂版」を公表しました。 簡単に言えば岸田政権が設立当初から掲げていた謎の「新しい資本主義」を具体化したものとなります。 原本が見たい方はこちらからご覧いただけます(PDFです) >>新しい資本主義の グランドデザイン及び実行計画 2023改訂版 解雇法はそのままで欧米型の給与体系を目指すとかいろいろツッコミどころ満載ではありますが、個人的に一番気になるのは退職所得課税が見直しです。 今回はこちらについて私の意見を出したいと思います。

                                  新しい資本主義で退職所得課税の見直しは単なる増税。基本の控除額を上げるべき
                                • 「新しい資本主義」に関する一考察 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

                                  ●「新しい資本主義」という言葉 ●日本における二つのシステム ●マルクスにリアリティを感じる層 ●資本主義の「外」にいるエリート ●会社に関する「資本主義」 ●岸田首相の議論への違和感 ●経済成長と資本主義とセーフティーネット 「新しい資本主義」という言葉 岸田文雄首相は、就任時から「新しい資本主義」という言葉を多用している。深く気に入っているのだろう。2022年5月5日に外遊先のロンドンで投資家向けに行った講演でも、「一言で言えば資本主義のバージョンアップだ」という勇ましい宣言と共に「新しい資本主義」(英語の表現は「new form of capitalism」だったらしい)の説明に言葉を割いている。 しかし、岸田氏の言う「新しい資本主義」が何を意味しているのか、説明できない人が殆どなのではないか。ご本人も具体的な定義を一度も説明していない。岸田氏は、首相に就任してから直ぐに「新しい資本

                                    「新しい資本主義」に関する一考察 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
                                  • 資本主義リアリズムと矛盾社会序説 - メロンダウト

                                    おひさしぶりです。『三体』を読みふけってます。合間に『資本主義リアリズム』を読んだので書評というか感想を書いてみようかと思います。 『資本主義リアリズム』に書かれていたことはようするに「盾」を貫くための「矛」をいくら開発しようとも資本の論理に絡めとられてしまうという絶望であった。 社会には様々な問題が次々にあらわれてくる。政治、文化、外交の諸問題。あるいは私生活における雑事。我々はあらゆる問題を発見し、それを貫ぬける矛を開発し、同時に矛に貫かれないための盾を開発していく。家父長制を打倒するためにフェミニズムという女性を守る盾を開発し、そしてフェミニズムを批判する弱者男性論という矛が開発されるという具合にすべてのイデオロギーは矛盾しながら循環していく。というよりも矛盾それ自体を目的として「巡る」のだ。 フェミニズムというイデオロギーは資本主義の手段と化し、それ自体が自己目的化し、先鋭化してい

                                      資本主義リアリズムと矛盾社会序説 - メロンダウト
                                    • 安倍政権下でなぜ日本は「縁故資本主義」になったのか、その本質的理由(松尾 匡) @gendai_biz

                                      安倍政権下でなぜ日本は「縁故資本主義」になったのか、その本質的理由 アベノマスク、持続化給付金問題の構造 「特区」のように地域を限って政策の実験をすること自体は必ずしも全否定されるべきものではないが、現状のような権力者の裁量的判断がよくないのはさておき、そのリスクを一番引き受けるであろう一般住民が、決定に全く参与しないことは問題である。憲法では、特定の地域だけに適用される法律を決めるときは住民投票をしろと定めている。 にもかかわらず、形式的に法律よりも下位の法令なら住民投票不要という理屈は、法律しろうとの筆者には全く理解不能である。リスクを引き受ける住民が決定に参与してこそ、リスク・決定・責任の一致がもたらされる。 私見では、このような安倍首相の精神の文字通りの「象徴」となったのが、天皇の退位を皇室典範の改正ではなく、特例法で認めた措置である。この法律は、第一条に、天皇(現上皇)個人が、一

                                        安倍政権下でなぜ日本は「縁故資本主義」になったのか、その本質的理由(松尾 匡) @gendai_biz
                                      • 欲望の資本主義 特別篇生き残るための倫理が問われる時 - 幸せなことだけをして生きていきたい

                                        欲望の資本主義 このシリーズ、毎回おもしろいので見てます。 今回はこれ。 欲望の資本主義 特別編 「生き残るための倫理」が問われる時 初回放送日: 2021年9月23日 やめられない、止まらない、欲望の資本主義。長期化するコロナの中、資本主義の明日は?定点観測する特別編第2弾。叫ばれる倫理、企業の目的とは?錯綜の中、光はどこに? 二極化を象徴するK字回復の先に見える世界は? 資金繰りが苦しい中小を尻目に巨大資本は業績を伸ばす。そんな中、企業に「倫理」性を求める声も高まっている。パーパス=目的経営の意味とは?そしてGAFAM、中国経済の行方は?「監視資本主義」でデジタル革命の罪を問うズボフ、「資本主義だけ残った」で世界秩序の行方を説くミラノヴィッチ他、個性的な世界の知性たちと、減速から回復へと舵を切る経済と社会の今を考える。 まずこの図 政治的資本主義は中国のこと。 西洋諸国はリベラル能力資

                                          欲望の資本主義 特別篇生き残るための倫理が問われる時 - 幸せなことだけをして生きていきたい
                                        • 竹中平蔵型の「原理主義的ネオリベ」から距離を置いて、「新しい資本主義」に中身を詰める為の「デービッド・アトキンソン路線」の重要性について。(”キシダのトリセツ”後編)|倉本圭造

                                          竹中平蔵型の「原理主義的ネオリベ」から距離を置いて、「新しい資本主義」に中身を詰める為の「デービッド・アトキンソン路線」の重要性について。(”キシダのトリセツ”後編) 一個前の記事では、岸田政権の「新しい資本主義」は現状「中身が全然ない」のは確かだけど、その中身を詰めるのは「官僚や経営者や論客や研究者や・・・」といった「我々」側がやるべきことなのだ、みたいな話をしました。 トップダウン型に動くアメリカ社会と違って、日本社会は「現場側の工夫の余地」がないぐらいトップダウンにやろうとすると、不満が溜まって余計に邪魔ばかりしてくる勢力が現れる現象があるので。 むしろ「スキマを残して提示する」事で主体的な工夫を引き出して全体的に前進していくというマネジメントスキルが求められる面がある。 それが私個人が「日本の一流大企業とかグローバルな外資系企業」以外の、もっとローカルな日本社会に属する会社相手に仕

                                            竹中平蔵型の「原理主義的ネオリベ」から距離を置いて、「新しい資本主義」に中身を詰める為の「デービッド・アトキンソン路線」の重要性について。(”キシダのトリセツ”後編)|倉本圭造
                                          • マルクスと宇沢弘文。資本主義と闘った知識人たち<ジャーナリスト・佐々木実 × 経済思想家・斎藤幸平> « ハーバー・ビジネス・オンライン

                                            佐々木 『人新世の「資本論」』(集英社新書)がベストセラーになるなど、斎藤さんはいま注目の経済思想家です。カール・マルクスのエコロジー思想を論じた著作で権威あるドイッチャー記念賞を受賞し、6か国で翻訳されるなど世界を舞台に活躍されています。 斎藤さんが注目を浴びているのは、経済学の主流の新古典派経済学ではなく、マルクス経済学の立場から地球温暖化をはじめとする環境問題や労働の問題に切り込み、しかも的確な問題提起と現状分析をしているからではないかと思います。 斎藤 ありがとうございます。人類の経済活動、すなわち資本主義が地球を破壊する「人新世」の時代だからこそ、資本主義を批判的に分析する必要があると思って書きました。 佐々木 『人新世の「資本論」』を読んで、真っ先に頭に浮かんだのは宇沢弘文のことでした。 斎藤 日本人で最もノーベル経済学賞に近かったと言われる、あの宇沢さんですね。「宇沢を思い出

                                              マルクスと宇沢弘文。資本主義と闘った知識人たち<ジャーナリスト・佐々木実 × 経済思想家・斎藤幸平> « ハーバー・ビジネス・オンライン
                                            • 「仕事を奪うのはAI」の“常識”を疑ってみる 「共産主義への恐怖」のない時代に修正資本主義が復活できるか | JBpress (ジェイビープレス)

                                              (篠原 信:農業研究者) AI(人工知能)が仕事を奪い、失業者で溢れかえる時代がやって来る、創造性のない人間にはろくな仕事が見つからず、低賃金に甘んじなければならなくなる、と言われている。 しかし筆者には、違和感がある。もしかしたら、AIをスケープゴートにしているだけなのではないか。雇用を奪い、多くの人々から収入を奪うものの正体は、実は別のものではないか。そしてその「正体」は、過去にもわれわれの前に姿を現したものなのかもしれない。 かつて、犯人は「機械」ではなく「資本」だった 18世紀後半から19世紀にかけて起こった産業革命では、機械が発達、大量生産が可能になり、安い商品が大量に出回り、手工業で生きてきた人たちの生活を破壊した。仕事を奪った機械を憎み、打ち壊すラッダイト運動というのが起きたが、事態は改善しなかった。5、6才の子供が14時間労働を強いられ、労働者の平均寿命は非常に低かった。人

                                                「仕事を奪うのはAI」の“常識”を疑ってみる 「共産主義への恐怖」のない時代に修正資本主義が復活できるか | JBpress (ジェイビープレス)
                                              • ドラッカーの名著が反資本主義に向かう現代に鳴らす「警鐘」

                                                リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。国際大学GLOCOM客員研究員。麹町アカデミア学頭。 著書に『「一体感」が会社を潰す』『それでも不祥事は起こる』『転職後、最初の1年にやるべきこと』『社長!それは「法律」問題です』『インディペンデント・コントラクター』『愛社精神ってなに?』などがある。 名著で読み解く新常態 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、大きく変わりつつある「常識」。歴史的名著や確立した理論をもとに現状を解釈

                                                  ドラッカーの名著が反資本主義に向かう現代に鳴らす「警鐘」
                                                • 世界の知性が考える資本主義を続ける哲学的根拠

                                                  コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                    世界の知性が考える資本主義を続ける哲学的根拠
                                                  • 資本主義に「緊急ブレーキを」 気候危機、格差が迫る転換―新書大賞マルクス研究者:時事ドットコム

                                                    資本主義に「緊急ブレーキを」 気候危機、格差が迫る転換―新書大賞マルクス研究者 2021年05月03日07時03分 取材に応じる「人新世の『資本論』」著者の斎藤幸平さん=2月24日、大阪市住吉区 「資本論」で知られる経済学者カール・マルクスの思想を新解釈した新書「人新世の『資本論』」が、異例の売れ行きだ。執筆した経済思想家の斎藤幸平大阪市立大准教授(34)は、「気候危機や格差社会の根本原因である資本主義に緊急ブレーキをかけ、脱成長を実現する必要がある」と説く。 【詳報】気候危機、格差が迫る転換 「コモン再生」で脱成長を 斎藤幸平氏インタビュー 同書は昨年9月の出版から半年余りで25万部を突破、今年2月に新書大賞(中央公論新社主催)を受賞した。斎藤氏の著作は世界的にも注目されており、現在英語版の執筆に取り掛かっている。 斎藤氏はマルクス全集を編集する国際的なプロジェクトに参加しており、手付か

                                                      資本主義に「緊急ブレーキを」 気候危機、格差が迫る転換―新書大賞マルクス研究者:時事ドットコム
                                                    • 破綻よそに高額報酬 資本主義、危機が問う進化 パクスなき世界 夜明け前(5) - 日本経済新聞

                                                      企業の目的は利益だけなのでしょうか――。「この計画は腹立たしい」。2020年9月、米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスの破産手続きを進める裁判で、裁判官の厳しい言葉が何度も発せられた。批判の矛先は経営陣にボーナスとして合計540万ドル(約5.7億円)を支払う計画。同社は一時解雇を含め1万6千人を削減した一方、破産申請の数日前にも役員に高額の特別手当を支給した。【前回記事】米百貨店大手JCペニーは破産申請の直前に最高経営責任者(CEO)に450万ドルを支払った。経営責任を問われるはずの幹部が利益を得ていた。従来、正当化されてきた米国の経営トップの高額報酬のひずみはコロナ禍で拡大している。資本主義では企業を中心に利益を追求する行動が経済全体のパイを拡大してきた。18~19世紀の産業革命以降、企業を通じ雇用や所得が増え、中間層が大衆消費社会を支えた。企業の成長で労働者も恩恵を受け

                                                        破綻よそに高額報酬 資本主義、危機が問う進化 パクスなき世界 夜明け前(5) - 日本経済新聞
                                                      • 『チョークポイント資本主義』:クリエイターを搾取し続けるテック業界とコンテンツ業界の独占的支配 | p2ptk[.]org

                                                        『チョークポイント資本主義』:クリエイターを搾取し続けるテック業界とコンテンツ業界の独占的支配投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/9/112022/9/11 もうじき、著作権の専門家、レベッカ・ギブリンとの共著『チョークポイント資本主義』が出版される。本書は、テクノロジーとエンターテイメントの独占企業がいかにしてクリエイターの生活を破壊してきたかを行動指向的に掘り下げ、クリエイティブ労働市場を解き明かすとともに、アーティストが報酬を取り戻すための具体的かつ即時に実行可能なプランについて書いたものだ。 http://www.beacon.org/Chokepoint-Capitalism-P1856.aspx 皮肉なことに、本書で描かれた現象、つまり「チョークポイント資本主義」は、まさに書籍出版にも蔓延している。とくにオーディオブック出版は末期段階にある。オーディオブック

                                                          『チョークポイント資本主義』:クリエイターを搾取し続けるテック業界とコンテンツ業界の独占的支配 | p2ptk[.]org
                                                        • マイナス成長でも「資本主義は成立する」と言い切れる理由

                                                          やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 本稿では「経済がマイナス成長に陥っても資本主義は成立するのか?」を考えたい。筆者の結論は「成立する」である。また、資本主義は現在、格差や環境破壊などの問題と

                                                            マイナス成長でも「資本主義は成立する」と言い切れる理由
                                                          • 資本主義の成立において働くことと遊ぶことの結果と差 〜人生を楽しむ浪費とは異なる神意に適った勤労/労働のための事業投資による資本主義の運動の回転率【ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』】  - 日々是〆〆吟味

                                                            働くことと遊ぶことの結果と差 〜資本主義の運動の回転率 資本家階級と宗教的動機 働くためにお金を使う 〜事業投資の高速回転 遊ぶことと働くことのその後の差 気になったら読んで欲しい本 【ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』】 働くことと遊ぶことの結果と差 〜資本主義の運動の回転率 働くことはいいことだ、という価値観が農業の時代から産業の時代に移り変わればどうなるでしょうか。 資本家階級と宗教的動機 産業革命の後資本家という階級が生まれますが、この資本家階級のなかにもカルヴァン派の人たちはいたようです。そして資本家というのは事業をします。事業をすると儲かります。お金が入ってきますね。 これが普通の資本主義であれば、事業を通して得たお金は遊ぶために使います。そして一生遊んでも使いきれないくらいにお金持ちになった人はどうするのでしょうか。それはもちろん仕事をやめます。大金持ち

                                                              資本主義の成立において働くことと遊ぶことの結果と差 〜人生を楽しむ浪費とは異なる神意に適った勤労/労働のための事業投資による資本主義の運動の回転率【ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』】  - 日々是〆〆吟味
                                                            • 池田信夫 著『日本人のためのピケティ入門』より。資本主義では格差も不平等も拡大する。 - 田舎教師ときどき都会教師

                                                              今までの経済学では「資本主義の発展とともに富が多くの人に行き渡って所得分配は平等化する」とされてきました。これは資本の生産性が労働を上回れば投資が増えて資本収益率が下がり、労働生産性に近づくと考えられていたからです。現実にも、クズネッツなどの実証データでは、戦後の所得格差は縮小していました。 しかしピケティの1870年以降の歴史的データによれば、それは例外で、資本主義では格差が拡大するのが普通だというのです。 こういう指摘は以前からありましたが、ピケティは世界各国の一次資料を使って定説をくつがえし、「資本主義では過去200年間、格差が拡大し、今後も不平等が拡大する」と予想したオリジナルな研究だったので、大きな反響を呼んだのです。 (池田信夫『日本人のためのピケティ入門』東洋経済新報社、2014) こんばんは。自宅と最寄り駅の間にあって、毎日のようにその前を通っているのに一度も入ったことのな

                                                                池田信夫 著『日本人のためのピケティ入門』より。資本主義では格差も不平等も拡大する。 - 田舎教師ときどき都会教師
                                                              • 創業融資の個人保証不要 「新しい資本主義」政府原案 - 日本経済新聞

                                                                政府が6月にまとめる「新しい資本主義」実行計画の原案がわかった。成長のエンジンとなるスタートアップの支援を柱とし創業資金を借りやすい制度をつくる。信用保証協会の保証がある場合、経営者の財産を担保にとる個人保証を不要にする。官民ファンドの産業革新投資機構の運用期限を2034年から50年に延ばし、息の長い投資も促す。(関連記事総合3面に)スタートアップは工場などの有形資産を持たない場合が多い。ノウ

                                                                  創業融資の個人保証不要 「新しい資本主義」政府原案 - 日本経済新聞
                                                                • 新型コロナでリベラル資本主義の世界体制を壊す

                                                                  2020年11月21日 田中 宇 英国の与党である保守党の国会議員の間で、自分たちの仲間であるはずのジョンソン政権の英政府の新型コロナウイルス対策としての都市閉鎖策に反対する動きが広がっている。都市閉鎖は、人々に不自由を与え、経済を破壊して失業が増えるばかりで、コロナの感染拡大を防ぐ効果が少ない。それなのに、英政府はコロナの状況を悪い方向に歪曲誇張して「第3波」を演出して都市閉鎖を再開している。こうした間違った政策をやめるべきだと考える保守党の国会議員たちが集まって「コロナ復興グループ(Covid Recovery Group)」を結成し、無意味な都市閉鎖策をやめるようジョンソン政権に要請し始めた。364人の保守党下院議員のうち100人以上が新グループに参加もしくは参加検討している。メイ前首相がまとめ役をしている。 (Boris Johnson faces growing Tory rev

                                                                  • 新型コロナからの経済再生 “資本主義”を封じ込めろ 経済アナリスト 森永卓郎さん NHK特設サイト

                                                                    経済アナリストとして、テレビやラジオなどでおなじみの森永卓郎さん。今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、グローバル資本主義の限界を明らかにしたと指摘します。厳しい経済状況となることが予想される中、それを乗り超えていくために必要なことは何かを伺いました。(2020年5月14日取材/5月27日掲載) Q.今回の新型コロナウイルスによる日本経済への影響について、どのように感じていますか? 森永さん 戦後最悪の被害が出てくるのは確実だと思います。なぜかというと、そもそも昨年10月の消費税引き上げに伴って、日本経済が急減速しているところに、これがぶつかって、私の計算では現時点(4ー6月期)で、1年前より8.5%もGDPが縮んでいると考えられます。これはかつて経験したことのない事態です。 例えばリーマンショックの翌年でも5.4%のマイナス(2009年の実質成長率)だったので、それよりもはるかに大きいイ

                                                                      新型コロナからの経済再生 “資本主義”を封じ込めろ 経済アナリスト 森永卓郎さん NHK特設サイト
                                                                    • マルクスが150年前に予言した、資本主義崩壊

                                                                      コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                                        マルクスが150年前に予言した、資本主義崩壊
                                                                      • タイタニック同然の資本主義に置き換わる新しいコミュニズムとは 社会学者が語るベーシックインカム、MMT、共同所有自己申告税 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                        ソ連崩壊後、揺るぎない経済・市場システムであるかのように考えられてきた資本主義だが、近年、先進国は伸び悩み、中国の台頭によって、その信頼は揺らぎ始めている。米国では固定化され始めた格差が人々の不満を煽り、社会民主主義を唱える大統領選の候補者が大きな注目を集めた。また、ベーシックインカムや現代貨幣理論(MMT)など、貨幣と経済法則に対する挑戦のような概念も次々と脚光を浴びている。GDPの向上を追い求めても幸せになれない現代において、資本主義はどこへ向かうのか。 コミュニズムの可能性、限界を迎えている資本主義、MMTとベーシックインカム、共同所有自己申告税(COST=Common Ownership Self-assessed Tax)、この世界で生きる価値について──。『新世紀のコミュニズムへ:資本主義の内からの脱出』を上梓した社会学者の大澤真幸氏に話を聞いた。(聞き手:長野光 シード・プラ

                                                                          タイタニック同然の資本主義に置き換わる新しいコミュニズムとは 社会学者が語るベーシックインカム、MMT、共同所有自己申告税 | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                        • (インタビュー)二つの資本主義の行方 経済学者、ブランコ・ミラノビッチさん:朝日新聞デジタル

                                                                          ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                            (インタビュー)二つの資本主義の行方 経済学者、ブランコ・ミラノビッチさん:朝日新聞デジタル
                                                                          • ポテチ=楕円形という資本主義的価値観を覆す『シート状"ソ連チップス"』無駄なく効率的で革命☭「日本でも売ってた!」

                                                                            小山のぶよ🇵🇹『ジョージアローカル食堂探訪記』発売中 @nobuyo5696 南国出身どくタイプ/翻訳(日仏)と物書きしながら旅/各国の風景や日常、食文化や日々の戯言まで/得意技:ニッチな場所の発掘/2019年2月〜ポルトガル→日本に陸路で帰国する「世界半周」中(現在地:ジョージア)/旅ブログ「さぼわーる」の中の人/ジョージア国内アテンド・取材・記事執筆依頼etcはDMで。 ca-voir.com 小山のぶよ🇵🇹『ジョージアローカル食堂探訪記』発売中 @nobuyo5696 ↑このブランド、旧ソ連圏ではかなり有名みたいでフレーバーの種類ががたくさん。「ホロジェッツ(肉をゼリー状に固めたやつ)フレーバー」など北の国からみ漂うものもあって全制覇したくなる。宿のロシア人いわく「一番美味しいのはチェバプチチ(バルカン半島の棒状ケバブ)味!!!」だそうな。 pic.twitter.com/7

                                                                              ポテチ=楕円形という資本主義的価値観を覆す『シート状"ソ連チップス"』無駄なく効率的で革命☭「日本でも売ってた!」
                                                                            • 中国を過小評価すべきではないー時代に合わせて進化する国家資本主義 - MIYOSHIN海外ニュース

                                                                              中国は旧ソ連と同じ様に封じ込められるか 今年に入ってからというもの米国において、反中キャンペーンがエスカレートしています。 反中の姿勢は今や共和党だけでなく、民主党にも拡がりを見せ、大統領選は今や中国にどれだけ厳しいかを争うコンテストの様な趣きを見せています。 しかし、彼らの言動を見ていると、「俺たちは中国にちょっと甘すぎた。でもこれからは違うぞ。中国が米国の向こうを張るなんてありえない。俺たちが本気になれば、簡単に中国をひざまずかせる事が可能だ。」と上から目線で見ている様な気がします。 彼らには原体験があります。 それは冷戦時代のソ連との関係です。 レーガン大統領はソ連を禁輸で締め上げ、ソ連への穀物輸出を認めず、これが結果的にソ連のみならず共産圏の崩壊を引き起こす事になりました。 この成功体験が、中国に対する楽観論のベースになっている様ですが、中国はソ連の様に崩壊させる事が出来るものでし

                                                                                中国を過小評価すべきではないー時代に合わせて進化する国家資本主義 - MIYOSHIN海外ニュース
                                                                              • ブランコ・ミラノヴィッチ「『資本主義だけ残った』:ブルガリア語版出版記念インタビュー」(2020年12月26日)

                                                                                On “Capitalism, Alone”: A conversation Saturday, December 26, 2020 Posted by Branko Milanovic この記事は、ブルガリア語版『Capitalism, Alone』〔邦題『資本主義だけ残った――世界を制するシステムの未来』西川美樹訳、みすず書房、2021年〕の出版に際して、セガ新聞に寄せたインタビュー記事だ。ブルガリア語での記事はこちら。 1. ユーゴスラビアで育ち、ベオグラード大学で博士号を取得したことは、あなたの世界観やあなたの研究にどのような影響を与えてきたと思いますか。 私に影響を与えたのは、主にユーゴスラビアの非同盟外交政策だったと思います。イデオロギー的な動機から学校で教えられたことの中にも、非同盟、つまり反帝国主義や反覇権主義(これはソ連のこと)に重点を置いたものがありました。このおかげで

                                                                                  ブランコ・ミラノヴィッチ「『資本主義だけ残った』:ブルガリア語版出版記念インタビュー」(2020年12月26日)
                                                                                • ポスト資本主義のブランディング〜「価値」と「信用」を支える新しいシステムとは?〜 | ウェブ電通報

                                                                                  インターネット社会が進み、社会や文化、人間にとっての価値を考えることが求められている現代。ポスト資本主義社会のブランディングと価値共創はどうなっていくのか?前回 に続き、インフォバーン(※1)CVOの小林弘人氏に話を聞きました。 ポスト資本主義の「価値」と「お金」の関係の変化 小西:私がそもそも“ブランド”という概念に興味を持ったきっかけは、それが人間性を中心に、「意味」や「価値」をどのように作るのかという方法論を示していたからです。そして、インターネットは価値の作り手や作り方に本質的な変化をもたらしてきました。一つの大きな変化は、個人を中心とした情報発信や価値創造の民主化ですよね。またデジタル化で価値をコピーして無限に再生産することが容易になり、フェイク(偽物)やコモディティー化が起こるようにもなった。 そしてもう一つ、価値交換の手段や前提である「お金」や「信用」についても大きな変化が起

                                                                                    ポスト資本主義のブランディング〜「価値」と「信用」を支える新しいシステムとは?〜 | ウェブ電通報