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WWDC24
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容量で食材を 量ったときのバラツキ 同じ容量を量る道具なのに、形状も材質も多様な計量スプーンや計量カップが売られている。よく知られたメーカーのものもあれば、100円均一ショップのものもあり、価格もさまざまである。これらのスプーンやカップを使い、液体や固体を容量で量ったときの計量差について調べた。 研究目的 調理の際、塩やしょうゆ、油などの計量は15ml容量、または5ml容量の計量スプーンを用い、水や小麦粉など量を多く使う食材は200ml容量の計量カップを用いる。これらの商品には、実験器具に対するJIS規格のようなものはない。 そこで、数種の計量スプーンと計量カップを用いて調味料などを量り、その重量から計量の正確性を比較した。 計量スプーン、計量カップ 計量スプーンは、大さじが15ml容量、小さじが5ml容量の各10種で、いずれもすり切って計量するタイプであった。計量カップ9種のうち200m
ある実験中、古い外国製の温度測定器を使用中に電圧が低下の警告表示が出たため、新品の電池を交換したのですが、封を開けた直後の電池を入れたのにもかかわらず警告表示ランプも点灯しなくなり、全く動作をしなくなってしまいました。 よく調べてみると測定器の電池ボックスの端子に電池の電極が触れていません。つまり、新品の電池は全長が短かったのです。別メーカーの電池を入れたところ測定器は正常に動きました。実験の途中にもかかわらず、なかなか原因がわからず非常に慌てたことが印象に残っています。 電池の長さを計ってみると、表のような結果で、どちらもJIS規格を満足している良品でした。測定器は単三電池を4本ずつ直列にして2列で計8本使うタイプです。電池の全長の差は1本当たり0.4mmですが、4本直列だったので新しい電池の方が一列当たり1.6mm短くなっていました。1本当たりの差は小さいのですが、直列に何本も並べて使
(70)フライパン 予熱温度の確認は水滴で 炒めたり、焼いたりする調理では、まずは何も入れないフライパンを火にかけ、適温まで温めます。この工程を予熱といいますが、適温になったことをどうやって確認すればよいのでしょうか。 ●フライパンの温度の上がり方 直径26㌢のフライパン5種を中火にかけ、温度の上がり方を測定しました。フライパンは、「鉄」と廉価な「フッ素樹脂加工」の「ガス火用」「IH用」、「セラミック加工」の「ガス火用」「IH用」の計5種。いずれの「ガス火用」もアルミニウム合金製で、その底にステンレス板を貼ったものが「IH用」です。 鉄は最も温度上昇が早く、65秒ほどで200℃に達したのに対し、最も遅かった「セラミック加工IH用」は200秒と、その差は2分以上もありました。つまり、同じ火力で一定時間、加熱しても、フライパンが変われば到達する温度は大きく違ってしまうのです。 ●温度の指標 そ
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