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WWDC24
bandbnad.hatenablog.com
ランキング参加中音楽 実はいうと「魂の叫び」だとか「思いを載せて歌い上げる」とかあまり好きではない。私はそこまで「気合」や「心意気」で物事を片付けたくない、と歳を重ねるたびに思うようになった。残念ながら年々感情だけでは心が動きにくくなっている。寂しいと思いながらも毎日感動する音楽を探し求めている。そんな書き出しを早速否定する声、歌を聞いた。 NakamuraEmiさんが2024年5月29日にメジャー7枚目のアルバム「KICKS」をリリースした。その中にも収録されている楽曲「祭(feat.Mummy-D)」。タイトルにあるようにMummy-Dさんをフューチャーした文字通り「祭」をテーマにした楽曲だ。Mummy-Dさんはかつて三重県桑名市のアンバサダーを行っており昨年はNakamuraEmiさんがアンバサダーを勤めた。私もかつて桑名市の近くに住んでいたこともあり、桑名の「石取祭」という祭は地元
ランキング参加中音楽 1.幸福論 2.歌舞伎町の女王 3.ここでキスして。 4.本能 5.ギブス 罪と罰 6.無罪モラトリアム 7.真夜中は純潔 8.W●RK 9.私は猫の目 10.椎名林檎25年 11.人生は夢だらけ 12.加爾基 精液 栗ノ花 13.Now I'm seventeen 14.椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常 15緑酒、NIPPON 16.椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常(実技) 17.「人間として」 椎名林檎と正義 18.椎名林檎 アルバム放つ 19.椎名林檎「放生会」 音は放たれ謎は残る ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~(通常盤)(2CD) アーティスト:椎名林檎 Universal Music Amazon Best of 椎名林檎 Amazon Music Amazon 椎名林檎論 乱調の音楽 (文春e-book) 作者:北村 匡平 文藝春秋 Amazon
ランキング参加中音楽 ブログを書き始めて椎名林檎さんのオリジナルアルバムは初めてだ。そのタイトルは「放生会」。以前書いた記事でも少し触れたが、「ほうじょうや」と読む。タイトルについて少しだけ調べている過去記事へ。今回は楽曲を聞いてみたので内容に触れたい。 さて、椎名林檎さんにとって「三毒史」以来5年ぶりのオリジナルアルバム。 【メーカー特典あり】放生会 (初回限定盤)(特典:シール付) アーティスト:椎名林檎 ユニバーサル ミュージック Amazon まずは昔の話。前作の頃は「コロナ禍」なんて言葉すら飛び交うことのない、パンデミックとは無縁の時代だった。まさかと思えるほどこの5年で世界は劇的に変わった。若い頃に経験した「9.11」のときも世界が大きく変わり、海外へ行く際のセキュリティが変わったことを実感していた。だけどそれはあくまで特別なシチュエーションだけで日常にはほぼ影響はなかった。し
全然警戒していなかった。 椎名林檎さんのニューアルバムが2024年5月29日発売される。「ああ、そうなんだ」と言った感じで直近まで気づいていなかったことにファンとして情けないなと思いながらも、「三毒史」以来5年ぶりのアルバムに期待する。 今回のタイトルは「放生会」。本来は「ほうじょうえ」と読むが福岡では「ほうじょうや」と読むそうで、今回は「や」のようだ。意味は詳しく知らなかったが調べてみると、宗教儀式だそうで、捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める寺でも神社でも行われる儀式だそうだ。 筥崎宮のお祭り|福岡の神社 筥崎宮【公式】 今回の読みから福岡県の筥崎宮(はこざきぐう)の「ホウジョウヤ」を意識しているのか。 さて、今回も多くのコラボ楽曲が収録されている。とりあえず詳細は後日。一挙公開されたMVの中からこちら、Perfumeの「のっち」とのコラボ曲「初KO勝ち」をご一聴。 【メーカー特典
ランキング参加中音楽 この季節の夜。どこか蒸し暑く感じる室内から、外に出たときの感じがすごく好きだ。家の中では少し暑いので薄着になっており、その格好のまま出ると少し寒い。だけど春先の寒さとは違い、冷たい空気は少し前より鋭さが無くなっている。その肌寒さをわざと体感しようとして、用もないのに外に出る。もう梅雨に入った地域もあると先日のニュースで耳にしたこともあり、どこか湿気も感じながら早くも梅雨が近いのかなとも思わせられる。 季節は初夏というところだろうが、5月の雨はまだまだ夏に比べると強くは降らないように感じる。何処か心地よいと感じるのは私だけだろうか。 「五月雨」さみだれというのは陰暦での5月であり、実際は6月にあたりのその頃に降る長雨、つまり梅雨を指す。だけれども「五月」という漢字が前述のようにどこか心地よさをもたらしてくれるため、「五月雨」というワードは何故か梅雨を感じにくい。傘をささ
ランキング参加中音楽 今回の話は過去記事にゆかりある方たちの話。 以前私的名盤考察シリーズで取り上げたたまの「さんだる」の話。このアルバムの中には代表曲「さよなら人類」が収録されている。 「とりあえず飲んで」という名フレーズで有名な久松史奈さんの「天使の休息」の過去記事。そんな久松史奈さんが今回カバーしたのはたまの「さよなら人類」。 さよなら人類 CLASHFORM RECORDS Amazon 久松史奈さんによるパンクバージョンのカバー。単なるカバーではない。プロデュースは本人と西川進さん。これだけでも注目すべき点だが、何より重要なのはキーボードとコーラスでバックバンドとして参加しているのは柳原陽一郎さん。そう、元たまのメンバーで「さよなら人類」を作った人。これ以上の後ろ盾はないであろう一曲をご一聴。
ランキング参加中音楽 たまにはラジオの話を。先日こんな動画を見かけた。 大阪のAMラジオの定番、MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」の平日版最終回の動画だ。2024年3月末で平日バージョンは50年の幕を閉じた。今後も土曜日は継続して放送するが大阪のラジオでひとつの時代が終わったと言っても過言ではないと思う。ラジオを聞かない人でも浜村淳さんの声は関西圏、一部の西日本エリアの方には馴染みが強いと思う。 さてみなさん聞いてください 浜村淳ラジオ話芸 「ありがとう」そして「バチョン」 作者:浜村淳 西日本出版社 Amazon 阪神ファンの父のおかげか、私も子供の頃から小型ラジオが各部屋にあるような家庭環境であったため、必然的にラジオを聞く日々であった。ちなみに実家のラジオのメインチャンネルは「1179」ではなく「1008」だった。つまりABCラジオ、私の子供の頃のメインラジオパーソナリティは浜村淳
ランキング参加中音楽 先日とあるコンビニで見かけたものがある。最近のコンビニは大きなモニターがある店舗をちらほらと見かけるが、こちらの楽曲の紹介が流れていた。 嘘 UNFAIR RULE Amazon UNFAIR RULEの「嘘」というMV。以前記事にもしたバンドだが、残念ながらメンバーが4月いっぱいで1人抜けてしまった。 若い良いバンドだなと思っていてメンバーが抜けるのは、当人たちの話なので外野がとやかくいっても仕方ないが、やはり少し残念だなぁと感じてしまう。今回UNFAIR RULEはベースのようさんが抜けた訳だが、同じくベースが抜けたこちらのバンドも今後が気になる。 夢の中 Yamaha Music Entertainment Holdings, Inc. Amazon 私が推しまくっているバンド「板歯目」の「夢の中」という曲。このバンドもベースのゆーへいさんが抜けてしまって残念だ
ランキング参加中音楽 最近ファーストテイクを見かけても再生することはなかった。いろんな素晴らしいアーティストが登場しているのはわかっているが、真新しさを感じなかったのが本音だ。だけど今回は流石に目が留まった。 長渕剛「とんぼ」 とんぼ アーティスト:長渕剛 EMIミュージック・ジャパン Amazon 1988年リリースの作品で長渕剛さんの作品の中でも最大のヒット曲のひとつである。当時同名のドラマが話題となり、長渕さんと言えば暴力的というイメージがついていった。私も子供ながらにそんなイメージを持ちながら「とんぼ」という楽曲と「英二」はカッコいいと思った。そして、その熱い楽曲は多くのファンの心を鷲掴みにしてきた。 さて今回の動画の話だ。動画の時間が10分46秒とこの段階でザワザワしてしまう。前半部分では長渕さんの話がしばらく続く。最初は話が長いんだろうな、と思っていたがその内容に引き込まれてつ
ランキング参加中音楽 今更ながら言いたいことがある。Me First and the Gimme Gimmesは最高のカバーパンクバンドだと思っているというのが今回の話。 Me First and the Gimme Gimmes( ミー・ファースト・アンド・ザ・ギミー・ギミーズ)をご存知のない方のために簡単に説明をすると、Fat Wreck Chordsが誇るオールスターバンドと呼んでも過言ではない。VocalsはSpike Slawson (Swingin' Utters)、GuitarはJake Jackson (Foo Fighters,元NoUseforaName) 本名Chris Shiflett、同じくGuitarのJoey Cape (Lagwagon)、Bassが我らがFat Mike (NOFX)、そしてDrums、Dave Raun (Lagwagon)と言った錚々た
ランキング参加中音楽 「人間として」 こういったタイトルを掲げられてしまうとかなり深い世界観なのだろうかと構えてしまう。歌詞だけ見るとかなり壮大な感じを受ける。 「正義」 この言葉が今回の楽曲で一番多く登場するワードである。正義とは何か?という意味に近いのかどうかわからないが結局は人間が生み出しているもの、人間としての業だと締めくくっている。 人間として アーティスト:椎名林檎 ユニバーサル ミュージック Amazon 今回の話は椎名林檎さんの2024年最初の新曲「人間として」の話だ。たまに登場する舞台感満載の楽曲。「Destiny」というドラマの主題歌として書き下ろしたそうだ。 「業(ごう)」 話は歌詞に戻る。仏教用語としての「業」は調べてみるとなかなか深い。あっているかわからないが自分なりの「業」の解釈をしてみると、やろうと思う意思、そしてそれを行動にうつしその後の結果どうなるか、とい
ランキング参加中音楽 先日書いた記事からご覧いただけたらありがたい。 「たま」は私が音楽を聞き始めて初めて聞きこんだバンドである。ある意味私にとってバンドの原点とも呼べる。かといって現在似たようなジャンルの音楽を好んで聞いているかと言えば、答えは「否」といえる。自分が聞いてきた音楽の遍歴の中でも異彩を放っているのが「たま」である。今回「私的名盤考察」としたのはメジャー1stアルバムの「さんだる」。何故この1枚をピックアップしたかと言えば、偶然たまの動画を見かけて耳にしたら、子供の頃に聞き込んだ記憶がフラッシュバックしたのだ。そして先日の記事を書いた、そこからの流れである。大人になってから聞こえ方が違うのが面白い。そういったことで、現代から見えるこのアルバムの形を探ってみたい。今回も同様、名盤考察とは大それたものではないが、紐解いていければよいと思う。 さんだる アーティスト:たま 日本クラ
ランキング参加中音楽 音楽におけるDIYと言えば自主制作盤を自らリリースすることと言えばがわかりやすいのか。いわゆるインディーズ界隈がそれに近い状況と言える。「Do it yourself」というくらいだから自分でつくりあげてリリースする。販路はいろいろあるものの自主レーベルで立ち上げてスタートすること全般を指す。 今回何故こんな話の始まりかというと、あのモスバーガーがレコードレーベルを始めるというニュースをたくさん見かけた。 その名も「MOS RECORDS」。多くのプレスリリースが出回っているためこのニュースをご覧になった方もいると思われる。詳細は公式サイトをご覧いただくとして、概要としては「モスで働いてる人で音楽デビューしたい人、会社がバックアップするから手を挙げてね」という事だ。アーティストやクリエイターという表現だから今後は様々なジャンルを輩出していくと考えられるが、まずはREC
ランキング参加中音楽 今回はたまにやるシリーズ、最近気になったMVたちを紹介していきたい。今回は過去に記事を書いたバンドやアーティストの最近目に付いたものをピックアップしていく。まずは「君を泣かせたい」のライブバージョン。 君を泣かせたい PANPURU PINPURU Amazon ここの過去記事にあるように少し前記事にしたバンド「Lala」のMV。ライブバージョンということもあり、このバンドの空気感が伝わってきやすい。キュートな歌詞にポップなメロディは次の可能性を感じるサウンドだ。続いてはこちらも過去に記事にしたバンド。 夕凪 artwork yodare Amazon 吸空サイダー(スイガラサイダー)の「夕凪」。吸空サイダーは久しぶりにMVをあげてくれたが、これまでとは違う雰囲気のロックナンバーに仕上げてきた。ポップなサウンドからエッジの効いたサウンドへ、今後の可能性を感じる。次はガ
ランキング参加中音楽 THE WACKIDSというバンドをご存知だろうか? 初めて見たとき思わず目を奪われた。皆さんご存知のNirvana(ニルヴァーナ)「Smells Like Teen Spirit」だ。動画をご覧いただいてわかるだろうが、おもちゃの楽器だ。 あのオタマトーンも上手く駆使しながらロックサウンドをカバーしている。この「THE WACKIDS」のメンバーは、オタマトーンやハンドベルのおもちゃ、鍵盤ハーモニカ等でメロディラインを担当している「BLOWMASTER」(Wacky jaune)、ドラムやパーカッション担当の「BONGOSTAR」(Wacky rouge)、ギターパート担当の「SPEEDFINGER」(Wacky bleu)のフランスのスリーピースバンドだ。とにかく面白い。 「Johnny B. Goode」も彼らのロックアレンジにかかればこんな感じだ。「ROCK
ランキング参加中音楽 もう始まる前からそんな予感がしていた。日本のメロコア史において最も重要なライブのひとつになるかも知れないということを。 日本メロコアバンドの最高峰バンドのひとつ「ハイスタ」こと「Hi-STANDARD」と、こちらは世界で最も重要なメロコアバンドのひとつ「ノーエフ」こと「NOFX」の話。この2024年3月17日までにこの2バンドでNOFXのラスト日本ツアーを行っていた。ご存知ない方のために、NOFXは現在活動終了に向け世界中でツアーを行っている。 そして、今回日本で3箇所ファイナルツアーを行ってきて、それに同行するバンドはハイスタ以外に他にはいない。その界隈のバンドがわからない方にそれがどれ程重要なことかと言えば、TMネットワークのラストツアーに浅倉大介さんが着いていくことのグローバル版?いや例えばだが、デヴィッドボウイの日本ラストツアーに布袋寅泰さんや坂本龍一さんが登
ランキング参加中音楽 こんなにブログを投稿しなかったのは初めてだ。3月に入りなかなかブログを書く機会がない。忙しいというか様々なことが重なって上手くいかない。音楽自体は耳にしているが、なかなか筆が進めにくいというか時間が取れないような。書こうとするのだがもうひとつ上手くいかない。軽いスランプかな。 そして私は今深夜バスの車中だ。もしかしたら人生において最も重要な音楽ライブを聞くことになるかも知れない。それは後にならないとわからないが、とりあえずそのためにおっさんなのに単身で高速バスに乗り込んだ。NOFXの最後とハイスタを見るために。続きは後日。ではご一聴。 I'm a Rat [Explicit] Fat Wreck Chords Amazon
ランキング参加中音楽 3月8日は「サバの日」だ。昨年同様この日はサバシスターの話。 そんなサバの日にサバシスターがメジャーデビューアルバム「覚悟を決めろ!」をリリースした。2024年の冒頭からいきなり特報があった。 まさかあのPIZZA OF DEATH RECORDS(ピザオブデス)からサバシスターが作品をリリースする日が来るとは思わなかった。たしかにボーカルのなちはkenさんの大ファンを公言していたけど、本当にリリースすることが出来てなんかよかった。しかもポニーキャニオン流通というメジャータイトルだ。 これまでのサバシスターのまとめ記事 さて、早速アルバムの簡単な内容と行きたい。発売日は2024年3月8日で全14曲。そのうち6曲はすでに音源でリリースされ、そのうち2024バージョンが5曲。「しげちゃん」はおなじみだったり、「!」はなち名義でMVが公開されていたりする。 では曲目を並べて
ランキング参加中音楽 香川・高松発でこんな良いバンドがいる。私の好物であるツインボーカルにメロディックパンクなバンド「WET DREAM」。 「My dear」という曲。全く持ってメロコアだ。ツインボーカルだ。簡単にバンドの紹介をしたい。2018年結成、ツインボーカルメロディック・パンクバンド。ギターボーカル・ごり 、ベースボーカル・Hassie、ドラムボーカル・りおんの3ピースによるコーラスワークが持ち味のバンドだ。ライブも精力的に行っており、日本中どこでも演っているようだ。 Acacia WORLD WIDE records Amazon 最後は「Acacia」という楽曲。このジャンルはなかなかポピュラーとは言い切れない部分がある。どちらにせよ、ここにもファンがいて地味に応援し続けるので何とか盛り上げてもらいたい。もしかしたらここをきっかけにツインボーカルの世界にのめり込む人も出て来る
ランキング参加中音楽 最近気になる音楽を耳にした。界隈で話題となっているらしいバンド「Glass Beams」の話だ。私も何気なくピックアップされた動画を見て、なかなか衝撃を受けた。あまり聞きなれないジャンルの音楽だが、その風貌さながらの未知数な音楽だった。早速「Mirage」という曲をご覧いただきたい。 覆面バンドと呼ぶべきかわからないがこのバンドの名前は「Glass Beams」(グラス・ビームス)。オーストラリアのメルボルン発のバンドだ。Rajan Silva(ラジャン・シルヴァ)を中心としたメンバーは3人、つまりスリーピース、トリオバンド。Rajanの父はインドからのメルボルンに移住してきており、インド音楽をDNAに持ちながら、西洋音楽を聞いて育った。エキゾチックやオリエンタルなど様々なイメージで形容ができる音を生み出している。 Mirage Research Records Am
ランキング参加中音楽 地方都市にも良いバンドはたくさんいる。都市部に集中し、百戦錬磨で磨かれて素晴らしいバンドが生まれ易いのはわかるが、決してそれが正解ではないのが音楽の面白いところ。今回紹介するのは岡山のカッコいいバンドの話。岡山のバンドといえば以前「炙りなタウン」を紹介した。こちらも非常に良いバンドだ。 今回の話は、山本珠羽(Gt/Vo)、片山葉(Ba)、杉田崇(Dr)からなる岡山発3ピースロックバンド「UNFAIR RULE」(アンフェアルール)。2019年結成のこのバンドはアルバムを2枚(片方はミニアルバムと銘打っている)とその他にもシングル等いくつかリリースしている。まずは「気づいてほしい」をご覧いただきたい。 2022年の2月にリリースされた1stミニアルバム「たからもの」、2nd「いつものこと」両方に収録されている代表的な1曲。ガールズギターボーカルで3ピースバンドっぽいキャ
ランキング参加中音楽 本格的に聞き始めて20年。「マキシマム ザ ホルモン」のライブ、ついに参戦した。舞台は2024年2月25日愛媛県松山市にて開催された「四国絵図」。ライブの内容関しては公式等で確認していただきたい。 そもそもこのバンドを好きになったきっかけのひとつは、登場時のSEを初めて聞いたときの「スペコンじゃねえか!」という衝撃だった。多分腹ペコたち(マキシマム ザ ホルモンのファン)にはお馴染みだろうが、SPACE COMBINE(スペース・コンバイン)の1stアルバムの1曲目「MARCHIN' MINT FLAVORS」という曲だ。 宅録パンクギタリストRyoさんバージョンであるが、この曲を選択したマキシマム ザ ホルモンに感動した。私も非常に好きな曲だったこともあり、一気に彼らへの距離が近づいたような気がしたのが20年くらい前の話。 ライブの感想を幾つか書いていきたい。もうお
ランキング参加中音楽 以前も記事にしたtsuki.さんがこれからのシーズンに持って来いな感じだ。 15歳ながら卓越した歌唱力と素晴らしい楽曲センス。そんな15歳だからリアルな感情で歌い上げる「サクラキミワタシ」はその説得力が凄まじい。早速チェックしていただきたい。 当たり前なんだが、この卒業シーズン前にこんな切ない歌をリリースするのはビジネス的にも定石だ。そこをわざとらしいと捉える考えも当たり前に生まれるだろう。だけど中学3年生の彼女に歌われると何も言えない。だってリアルだから。マジで素直に聞こうと思うし、聞いて欲しい。 サクラキミワタシ 月面着陸計画 Amazon さて、話は変わるがここで桜ソングを少し考えてみた。桜の季節は年々早まって来ている、という気がするが実際どうなのか?桜と言えば入学式のイメージもあるが、その時期には終わっている気もする。実際に気象庁の「さくらの開花日」を調べてみ
ランキング参加中音楽 世に出てきたのが早すぎたのか、はたまたピッタリだったのかがわからない。かと言ってこのバンドがどこかの時代で当てはまったのかということもわからない。意図せず偶然にも2月22日猫の日にこの記事をアップすることになった。それほど運命的で不思議な天才的バンド「たま」の話をしてみたい。 さよなら人類 アーティスト:たま 日本クラウン Amazon とにかく不思議なバンドだ。一般的には「さよなら人類」の人、世代によっては「ちびまる子の歌」の人と呼ばれることもあるが、ランニングの人やおかっぱあたまの人がいるバンドという一種のイロモノバンドである。しかし、異彩を放つそのスタイルは確固たる技術を持つバンドだったというのが今見るとよくわかった。まずご存知ない方のために簡単にメンバー等説明をしておきたい。1984年頃に結成され2003年に解散。最終的なメンバー(敬称略)は知久寿焼(ボーカル
ランキング参加中音楽 中央アジアには面白い音楽がたくさん存在しているようだ。今回紹介するのはモンゴルのモンゴリアンハードロックバンド。まずはどんなバンドかご覧いただきたい。 Khar Khulz 3166219 Records DK2 Amazon 「Uuhai」というバンドの「Khar Khulz」という曲。何だこれは?と思われた方もいらっしゃると思う。いわゆる馬頭琴、馬頭ヴァイオリンといわれる「モリンホール」や声が二重に聞こえる発声法「ホーミー」が響き渡る音楽だ。そんな「Uuhai」のメンバーを紹介しておきたい。 Ts. SARUUL(ボーカル、鉄鉱石、アコーディオン)、B. ZORIGOO(モリンホール 、ホーミー)、D. SHINETSOG-GENI(モリンホール、ホーミー)、D. BATBAYAR(パーカッション)D. OTGONBAATAR(ドラムス、作詞作曲、プロデュース)
ランキング参加中音楽 何気に始めたことがここまで続くとなかなか触れない。何のことかというとブログのタイトルである。特に何も考えなくて、ありのままつけた「音楽好きの今の話と昔の話」。何かもう少しひねった名前にすれば良かった、と一度気が付いてしまうとどうも落ち着かない。とは言え、実際この「屋号」とも呼べる名前は検索してみても自分のブログしか見つからないのでオリジナリティは高い。しかし、このブログ名で検索されることはないので変えても問題はないし、多分皆そんなところ気にしてない。という訳でそのままでいこうかな。 変な始まり方をしたがそれにしても今月に入り色々とあった。仕事で分岐点が訪れていて、結構悩んでしまった。 「なんのために生まれて なにをして生きるのか」 こんなアンパンの歌詞が頭をグルグルしてしまった。それをあっさり答えられることは人生において強みだと思う。自分では「こうだ!」と思っていても
ランキング参加中音楽 あれからもう1年だ。 ハイスタ(Hi-STANDARD)の元ドラム・ツネこと恒岡章さんが亡くなって1年を迎えるのが2月14日だ。まだ実感が湧かないという方も多いと思う。折角なんで今回はハイスタにちなんだ記事を書きたかった。以前ハイスタのカバーは秀逸だと皆に伝えたかった記事を書いた。 そこで今回はそんなハイスタをカバーした人たちをリストアップしてみたいと思った。何故今更そんなことを考えたのかというと、Living Room Musicのおふたりのカバー動画を見て思うところがあったからだ。 以前はYouTubeなんかでよく見かける「うたってみた」系動画は避けていた。あくまで歌上手い人が同じように歌ってみてもどこか認めたくない自分がいた。確かにうまいことは素晴らしいし、そのやっている人は悪くない。だけど、オリジナルに近いことをやっても何か惹きつけるものが無ければ、上手いだけ
ランキング参加中音楽 小澤征爾さんが亡くなった。 正直なところ音楽といえどクラシックはかなりの管轄外だ。音楽の授業で聞く程度のクラシックソングくらいしか知識が無い。しいてあげるならヴィヴァルディの「四季」のCDを5,6枚持っているくらいだ。そんな私でも小澤征爾さんの偉業は知っている。 小澤&ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 2002 アーティスト:小澤征爾,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,小澤征爾 ユニバーサル ミュージック Amazon 2002年のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートで指揮を執ったCDは爆発的に売れた。当時CD店で働いていた私には、飛ぶように売れていく様子が異常な現象にも思えたが、小澤征爾さんの世界的評価を考えれば遅すぎるくらいだったのかも知れない。 いつ頃だったか忘れたが、もう15年以上前だろうか、密着取材を見たことがあった。その時の書斎の様子を見
ランキング参加中音楽 第66回グラミー賞の受賞者が発表されたようだ。あまり詳しい話ではないが、折角音楽ブログ書いてるから少しは触れてみたいと思う。今回初めてグラミー獲ったのはMiley Cyrus(マイリー・サイラス)。ノミネートはされていたようだが、年間最優秀レコード賞を受賞した。 Flowers Columbia Amazon 確かにこの「Flowers」はよく耳にした。この他にも同曲で最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)も受賞した。ポップスシーンの覇者となれたワケだ。Miley Cyrusと言えば「Party In The U.S.A.」の印象が強い。 その前は「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」をよく見ていた。当時ケーブルTVの関係でディズニーチャンネルを見ていて、とにかくよく流れていたので何となく見ていた。あれから15年以上経った。これまで物議を醸すこともあったが、名実と
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