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トップインタビュー・対談リサリサが〈スタンド〉の起源をめぐる【ジョジョ】外伝! 直木賞作家・真藤順丈は第2部と第3部の狭間に何を見た?〈インタビュー〉 ジョジョのスピンオフ小説『ジョジョの奇妙な冒険 無限の王』が発売された。手がけたのは、ジョジョが自身の創作の基幹と言う直木賞作家・真藤順丈さんだ。 本作の舞台は、第2部と第3部の狭間の時代。ジョセフ・ジョースターの〈波紋〉の師・リサリサが、中南米各地からジャングルの最深部へと分け入り〈スタンド〉の起源を探る。マジックリアリズム的世界観とジョジョの融合、そして〈波紋〉から〈スタンド〉へと至る神話とは。真藤さんが、外伝執筆の“熱狂”を語る。 ジョジョは僕の“コモンセンス”です ――『ジョジョの奇妙な冒険 無限の王』、大変面白く拝読しました! こちらは「JOJO magazine」に連載されたものですね? 真藤順丈さん(以下、真藤):そうです。以
『惡の華』(講談社)や『血の轍』(小学館)といった漫画で、思春期の心の傷を丁寧に描き、ヒット作品を数多く生み出している漫画家の押見修造さんが、2024年4月5日公開の映画『毒娘』のキャラクターデザインを手がけた。映画公開と同日、『毒娘』の前日譚となる漫画『ちーちゃん』(講談社)も発売。『ちーちゃん』の見どころを、押見さん独自の漫画を描く時の思いと共に詳しく話を聞いた。 内藤監督と自分の創作の根底にある「みんな死ね」感 ―押見修造さんが映画『毒娘』のキャラクターデザインを手がけたと聞いて驚きました。 押見修造(以下、押見):漫画家が実写映画のキャラクターデザインを務めることはあまりないことですよね。ですから、依頼を受けた時は驚きました。快諾したのは、『毒娘』の映画監督が内藤瑛亮さんだったからです。私は元々内藤さんの監督作品が大好きで、以前からご本人とも知り合いです。そういったことが『毒娘』の
トップレビュー50年前に書かれたSF短篇、現在実現しているのはどっち? 「テレビ電話」と「大便宇宙放出男」のSF作品を実現可能性の観点から比較考察 『夜を走る トラブル短編集』(筒井康隆/KADOKAWA) 2007年アップルから「初代iPhone」が発表された。タッチディスプレイ機能を搭載したこのスマートフォンの登場で世界に激震が走ったといわれている。 そもそも携帯電話という機器は、1966年に放映された「スタートレック」というテレビ番組で「コミュニケーター」と呼ばれる折り畳み式携帯電話として、初めて登場したらしい。こういったSF的な発想をもとに書かれた小説や映画などが、未来の予知になっているのではないか、という話はよく聞く。3Dホログラムやドローン、バーチャルリアリティーなど、当時なかったSF的アイデアが、数十年後に実現するケースは多い。 発売は2006年だが、それぞれの短編小説の初出
病院での診察後、処方箋を出しに行く「調剤薬局」。お薬を出してもらうだけなのに、問診表やお薬手帳を見た薬剤師から、また病状や病歴、薬の服用歴などについて聞かれるのは何故だろうと不思議に思ったことはありませんか? 全国の薬剤師さんから提供いただいたエピソードを漫画化し、あっ!と驚く薬の表と裏舞台が描かれた『クスリとリスクと薬剤師』。知らないと損をする薬の知識から、摩訶不思議な薬の裏話、薬局の使い方まで。知っておくと役に立つ「お薬のお得な情報」が満載! あなたにとっていちばん身近な医療の現場(調剤薬局)の真実が今、あらわにされる!? ※本作品は『クスリとリスクと薬剤師』(油沼:漫画、NOCHIKA・さく・深谷朋昭・ボンズあか薬師・児島悠史・ぇぉたん。ぬ・えぬけー・奥村ゆき・鈴木猛弘・ネーヤ・るるーしゅ・Kuriedits:原作(全国の薬剤師さん)/KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました
『恋は忍耐』(川西ノブヒロ/集英社)第5回【全10回】 都内屈指の男子校・英凛(えいりん)高校が共学化した。記念すべき初年度の女子入学数は、なんと5名だけ。そして、女子や恋愛を分かった気でいる男子たちが集まるクラスにたった1人、一渡瀬七日(ひととせなのか)がやってくる。彼女は日本の少子化を克服するため、政府が送り込んだ「AI恋愛脳」だった。クラスで唯一の女子にくぎ付けの男子たちはあらゆる手を使ってお近づきになろうとするが、恋愛を分かっていない男子に彼女は「失礼じゃないですか?」の一言から人格矯正を始める。少子化時代の全人類に注目してほしいラブコメディ『恋は忍耐』をお楽しみください!
『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』(江本マシメサ:原作、白樺鹿夜:漫画、あかねこ:キャラクター原案/主婦と生活社)第3回【全20回】 極寒の領地を治める陽気な貧乏貴族・リツハルドは、伴侶を求めて夜会に繰り出していた。そこで“紅蓮の鷲”の異名を持つ元軍人・ジークリンデに一目惚れして、初対面でプロポーズをしてしまう。そして、ジークが提案したのは1年間の“お試し婚”。トナカイが引くソリに乗り、たどり着いた雪国は慎ましくも穏やかな暮らしを営む土地だった。狩猟や料理に伝統工芸品作り…少しずつ雪国の生活に慣れていくジーク。そして夫婦の距離を縮めていく2人だが、果たして本当の夫婦になれるのか――。辺境伯爵×元軍人の“お試し婚”から始まる、不器用だけど愛おしい大自然の中の恋物語『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』をお楽しみください!
『恋は忍耐』(川西ノブヒロ/集英社)第6回【全10回】 都内屈指の男子校・英凛(えいりん)高校が共学化した。記念すべき初年度の女子入学数は、なんと5名だけ。そして、女子や恋愛を分かった気でいる男子たちが集まるクラスにたった1人、一渡瀬七日(ひととせなのか)がやってくる。彼女は日本の少子化を克服するため、政府が送り込んだ「AI恋愛脳」だった。クラスで唯一の女子にくぎ付けの男子たちはあらゆる手を使ってお近づきになろうとするが、恋愛を分かっていない男子に彼女は「失礼じゃないですか?」の一言から人格矯正を始める。少子化時代の全人類に注目してほしいラブコメディ『恋は忍耐』をお楽しみください!
『私の身体を生きる』(西加奈子、村田沙耶香ほか/文藝春秋) 「自分の身体について、説明してみて」 もしそんな質問を受けたら、あなたは何を思い浮かべるだろうか。妊娠や出産のことだろうか。セックスなど性行為にまつわることだろうか。身体の病気のことだろうか。それとも……。 『私の身体を生きる』(西加奈子、村田沙耶香ほか/文藝春秋)では、小説家、美術作家、コラムニスト、漫画家、発明家といったさまざまな職業の17人の女性(女性として生きる)著者が、「身体」をテーマにした短編エッセイをアンソロジー形式で書き連ねている。村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、能町みね子、鳥飼茜といった第一線のクリエイターが参加しており、中には“逃れられない身体性”など人間の身体から着想を得た作品を発表している人もいる。 自分の身体というテーマを聞いた場合、私なら「産む、産まない、産めない」という女性の身体を語るうえで欠かせない
あなたは今までに何回、失敗を経験してきましたか? 私は人よりも失敗の数が多い方なのではないかと思います。 人から見たら大した失敗ではなくても、自分の中では結構引きずってしまうことも多いのです。 ところで、皆さんは失敗という言葉にどんなイメージを持っているでしょうか? 「失敗が多いよりは少ない方が良い」という気がしますし、何となくネガティブなイメージを持っているという方が多いと思います。 私もそうでした。 今日はそんな失敗に対するネガティブなイメージを変えてくれた1冊をご紹介します。 今日紹介させていただく作品は「弱虫ペダル」。 様々なメディアミックス展開が行われているため、ご存知の方も多いのではないかと思います。 この作品は自転車競技であるロードレースを舞台にしたスポーツ漫画。 主人公の小野田坂道はアニメやゲームを愛するオタクの少年。 そんな坂道が同級生に自転車レースを挑まれたことで、徐々
『8月31日のロングサマー』(伊藤一角/講談社) 2024年5月22日に最新刊となる第4巻が発売された『8月31日のロングサマー』(講談社)。 物語の舞台は、夏休み最終日の8月31日でタイムループしている世界。それに気づいているのは、2人の高校生・鈴木くんと高木さんだけ。 何度も繰り返される8月31日の中で、彼らの成長していく様子や恋愛模様を繊細に描き出し、多くの読者から共感を呼んでいる。 本記事では、漫画家の伊藤一角さんと、担当編集の鈴木さんにインタビューを実施。作品に込めたメッセージや創作の秘密に迫った。 創作の根っこにあるのは、恋愛をきっかけに世界が広がった原体験 ――『8月31日のロングサマー』のアイデアや創作のきっかけを教えてください。 伊藤一角(以下、伊藤):『8月31日のロングサマー』は本当に偶然思いついた話で、創作のきっかけになにかドラマティックな出来事があるわけではないん
『恋は忍耐』(川西ノブヒロ/集英社)第1回【全10回】 都内屈指の男子校・英凛(えいりん)高校が共学化した。記念すべき初年度の女子入学数は、なんと5名だけ。そして、女子や恋愛を分かった気でいる男子たちが集まるクラスにたった1人、一渡瀬七日(ひととせなのか)がやってくる。彼女は日本の少子化を克服するため、政府が送り込んだ「AI恋愛脳」だった。クラスで唯一の女子にくぎ付けの男子たちはあらゆる手を使ってお近づきになろうとするが、恋愛を分かっていない男子に彼女は「失礼じゃないですか?」の一言から人格矯正を始める。少子化時代の全人類に注目してほしいラブコメディ『恋は忍耐』をお楽しみください!
『夫婦でビョーキですが、幸せになってもいいですか?』(冬樹コギ丸:著、窪田幸久(中央公園クリニック院長):監修/ビジネス社)第2回【全7回】 夫は発達障がい&うつ病、妻は発達障がい&統合失調症。そんなふたりが見つけた愛のカタチ! つらいことはたくさんあるけど、ふたりは愛し愛され充実した日々を送っています。漫画家・冬樹コギ丸さんが自身の体験を描いたコミックエッセイ『夫婦でビョーキですが、幸せになってもいいですか?』をお届けします。
トップレビュー炊飯器で一気に3品作れる魔法のようなレシピ! 包丁も蒸し器もいらない「爆速シューマイ定食」を作ってみた 『やったもの勝ち!およね式手間どろぼうレシピ』(主婦の友社) 何かとやることが多い中でも、生きていく上で日々の食事は欠かせない。むしろ忙しいときこそ、本当はしっかり栄養の摂れるものを食べたいものだ。でもそうは言っても、ない時間は割けない。一人暮らしなどでキッチンが狭いと、コンロが一口しかない場合も多く、より時間がかかってしまう。 『やったもの勝ち!およね式手間どろぼうレシピ』(主婦の友社) は、そんな悩める現代人の調理にかける手間を盗んでくれる、合理的かつ画期的な時短レシピを提案している本。著者のおよねさんは、「自炊のハードルを地の底まで下げにいく」をモットーに活躍している爆速レシピクリエイター。SNSの総フォロワー数は35万人を超えており、その人気の高さがうかがえる。 本
新時代のエンタテインメントを模索し続ける佐渡島庸平さんと、人文・ノンフィクション分野で数々の話題作を編集している柴山浩紀さん。対照的なようでいて実は似ている――かもしれないお二人に、編集者の仕事論をめぐって対談していただきました。 取材・文=皆川ちか 写真=種子貴之 わかりやすく多くの人に伝えるか、わからなさを大事にするか? 佐渡島:僕は『ダ・ヴィンチ』で毎月1冊、気になる本と、その担当編集者を取り上げる「編集者の顔が見てみたい‼」という連載をしているんですが、2月号で柴山さんが編集を担当した『家(チベ)の歴史を書く』(朴沙羅/筑摩書房)を紹介しました。その際、ここ最近気になって手に取っていた本のことごとくを柴山さんが編集していると知りまして……。まさに僕のつくりたい本をつくっている編集者である柴山さんに、ぜひ一度お会いしたいと思っていました。 柴山:大ヒットマンガを手がけてきた佐渡島さん
トップニュースNetflixで映画化決定の「よめぼく」シリーズ最新作!『余命一年と宣告された君と、消えたいと願う僕が出会った話』は“死と記憶”を巡るラブストーリー Netflixで映画化決定の「よめぼく」シリーズ最新作!『余命一年と宣告された君と、消えたいと願う僕が出会った話』は“死と記憶”を巡るラブストーリー 『余命一年と宣告された君と、消えたいと願う僕が出会った話』(森田碧/ポプラ社) 2021年にリリースされ、その儚くも美しすぎる恋愛模様が大きな話題を集めた『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』。そのシリーズ最新作となる『余命一年と宣告された君と、消えたいと願う僕が出会った話』が、2024年5月8日(水)にリリースされた。 1作目となる『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』は、心臓病により余命宣告を受けた主人公・早坂秋人と、同じく別の病で残りわずかな命
トップインタビュー・対談imase「中学時代はサッカーでプロを目指していた」。20歳から始めた音楽で世界ヒットを生んだ、彼の曲作りとは〈インタビュー〉 20歳になった2020年から音楽を始めて1年後にはメジャーデビュー、このほど現在までの3年間に作り出した楽曲を19曲も収録した1st Album『凡才』(ユニバーサル ミュージック/Virgin Muisc)のリリースが決定したimaseさん。等身大で魅力的な曲を次々世に送り出すimaseさんとは一体どんな人なのか――今いちばん気になる注目のアーティストの素顔に迫るべく、お話を伺った。 楽器ができたわけでも歌がうまかったわけでもない ――すごくキャッチーで印象的な曲が19曲も入っていて、すごく才能を感じるのにタイトルは『凡才』。どのような思いを込めたのでしょう? imaseさん(以下、imase):楽器ができたわけでもないし歌がうまかったわ
「良質なサッカー書籍が、日本のサッカー文化を豊かにする」をコンセプトに掲げ、2014年に設立された「サッカー本大賞」。2024年4月24日(水)に第11回「サッカー本大賞2024」の優秀作品11作品の中から各賞が選ばれ、神田明神・明神会館にて授賞式が行われた。果たして今年は、どの作品が選ばれたのだろうか? <「サッカー本大賞2024」大賞・読者賞> 栄えある「大賞」に選ばれたのは、横浜F・マリノスに所属する現役プロサッカー選手・宮市亮氏が手掛けた『それでも前を向く』(宮市亮/朝日新聞出版)。また、サッカーメディア「フットボールチャンネル」上での投票数で決定する「読者賞」とのダブル受賞となった。 同作は高校卒業を待たずに18歳で欧州のビッグクラブ・アーセナルFCに加入した経歴を持つ宮市氏によるエッセイ。将来を約束された有望株の宮市だったが、待っていたのは5度に渡るケガとの戦いだった。繰り返さ
トップインタビュー・対談「僕らは自然体で、多家良と友仁になっている」演劇マンガ『ダブル』舞台インタビュー。W主演の和田雅成&玉置玲央が舞台版ならではの魅力を明かす 2023年4月1日から、野田彩子原作の演劇マンガ『ダブル』(ヒーローズ刊)の舞台公演が上演されている。本作は、演技の才能を開花させる宝田多家良と、同じ役者として劣等感を抱えながらも彼を支える鴨島友仁との特異な関係性を描いた物語だ。 舞台『ダブル』にて宝田多家良役を務める和田雅成さんは舞台『刀剣乱舞』などの2.5次元舞台で話題となり、バラエティ番組でも人気を集める俳優だ。鴨島友仁役の玉置玲央さんは、劇団「柿喰う客」での活動を皮切りに、NHK大河ドラマをはじめ映像作品にも多数出演。幅広い活躍を見せている。 本記事では、和田雅成さんと玉置玲央さんへのインタビュー内容をお届けする。公演に向けて絶賛稽古中の二人が舞台『ダブル』にかける想い
ホラーの帝王「スティーヴン・キング」をご存じでしょうか。 もしかしたら、小説というよりは映画のほうが日本人にはなじみがあるかもしれません。 ペニーワイズという名のピエロが子どもたちを恐怖に震え上がらせる「IT」、突如街を襲った霧と姿の分からない異生物からの攻撃から生き抜こうと奮闘し、最後にはあまりに残酷な結末を迎える「ミスト」、頭のおかしくなった父親が斧で木の扉を突き破って顔を出す「シャイニング」……。 スティーヴン・キングは今年、作家デビュー50周年を迎えます。そんな彼の小説をいくつか紹介します。 スティーヴン・キング 1947年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モ ダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エド
『シティーハンター』(北条司/コアミックス) 漫画家・北条司が生み出し、アニメ・舞台・ドラマ等々様々なメディアミックスが行われている人気作『シティーハンター』。過去にはジャッキー・チェン主演の香港版、フィリップ・ラショー監督・主演のフランス版が制作されるなど、世界で愛されている同作が、鈴木亮平主演で実写映画化された(Netflixにて独占配信中)。 東京・新宿を拠点に、裏社会での様々なトラブル処理を請け負う超一流のスイーパー(始末屋)・冴羽獠(鈴木亮平)。身体能力が飛躍的に向上し、精神が凶暴化する人々が出現する怪事件を調査していくなかで、その陰に潜む巨大な陰謀を知ることになる。鈴木に加え、ヒロインの槇村香を、Netflixシリーズ「全裸監督」の森田望智が演じ、安藤政信や木村文乃も出演。『ストロベリーナイト』の佐藤祐市が監督を手掛けた。 歴史ある作品の日本初となる実写映画化ではあれど、観る側
『薬屋のひとりごと』(1~15巻) 日向夏:著 しのとうこ:イラスト イマジカインフォス:発行 主婦の友社:発売 ヒーロー文庫 638~792円(税込) 花街で薬師として暮らす猫猫は、ある日人さらいに捕まり、後宮へと売られてしまう。 下女となってしまったものの、彼女の好奇心は収まることがない。 持ち前の知識を駆使し、耳にした事件を解決へ導いていくが……? 好奇心旺盛な薬師と宦官二人を翻弄する宮中の謎 ある日人さらいに遭って後宮に売り飛ばされた少女・猫猫は、皇子の衰弱死事件の謎を解いてしまったことから美形の宦官・壬氏に目を付けられてしまう。そこからというもの、猫猫は宮中で起こるさまざまな事件の解決に手を貸すこととなり──。 2011年に「小説家になろう」上で連載が開始され、読者からの熱い支持を受けたのち、12年に書籍化。14年からはヒーロー文庫で刊行が続いている『薬屋のひとりごと』は、猫猫と
表紙★宮田俊哉(Kis-My-Ft2) ●特集1 群雄割拠の小説界で名乗りを上げろ! 武将・今村翔吾と歴史時代小説 ◎今村翔吾ロングインタビュー ◎[コミカライズ]『海を破る者』立沢克美 ◎歴史時代小説をREMIXせよ! [対談]今村翔吾×カズレーザー/蝉谷めぐ実 ◎歴史時代小説、私のハマり方 [インタビュー]山崎怜奈/柳亭小痴楽 ◎歴史時代小説ブックガイド 大矢博子:選 ◎【番外編】出版業界の逆境に挑む、名将たちの戦術 ●特集2 『境界のメロディ』発売!ライトノベルの世界に浸りたい 鳴り止まぬ!ラノベ狂想曲 ◎念願の作家デビュー! [ロングインタビュー]宮田俊哉(Kis-My-Ft2) ◎[対談]白石定規(『魔女の旅々』シリーズ作者)×宮田俊哉 ◎『境界のメロディ』に宿る宮田俊哉の魅力とは? [インタビュー]藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)/斉藤壮馬 ◎いまさら聞けない!? ライトノベ
特徴的なカロチャ刺繍は、19世紀に始められたそう。当初は白地に白い刺繍で単調な模様を表していたが、産業革命の波に乗るうちに20世紀に入り、現在のようなカラフルで立体的な刺繍になったという。 また、豪華な刺繍で華やかに彩られたトルコの民族衣装も味わい深い。 イスラム文化の影響を受けたこちらの婚礼衣装は、鮮やかな赤色と伝統的なアラベスク模様が美しい。ユニークな頭飾りは、他のアジア諸国でも似たような形状のものが見られるが細部はそれぞれ異なるようだ。 このように、民族衣装は国や地域ならではの飾りで彩られており、同じものがひとつとしてないからこそ、知る楽しさがある。 個人的に着てみたいと思ったのが、ペルー共和国のカラフルな民族衣装。羊毛の手織物でできたギャザースカート「ポジェラ」はかわいさ満点。機能的にも優れており、裾が大きく開くため、アンデス山脈の高地の住むケチュア族の暮らしに適しているそう。 ス
ブラック企業で働く男が赤ちゃんに転生し、その小さな体で奮闘する成長コメディ。転生したMR(医薬情報担当者)の主人公は、視覚や聴覚だけでなく、全身の能力が制限されていることに気づく。その不自由な体で、注射ラッシュなど数々の困難と全力で向かい合っていくが…!?「次にくるマンガ大賞」「WEBマンガ総選挙」ダブルノミネートで話題。クスッと笑えるハードな赤ちゃんライフの最新話を、ダ・ヴィンチWebからお届け! ママさんが用意したベッドメリーが動く様子を見て、「キャハーッ(良い)!」と気に入った赤ちゃん(転生者・和史)。くるくると回る人形を目で追っていたところ、手だけに焦点が合った赤ちゃんを見て「ついに手を見つけたの?」と喜ぶママさんでしたが…!? ※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ※この記事は小児科医の監修を経た上で掲載しておりますが、診療行為が必要な場合は必ず医療機関を受
知られざる耳かき専門店の裏側や、店を訪れる個性的なお客さんたちとのエピソードを優しいタッチで描いた『耳かき専門店で働いて自己否定“沼”から抜け出した話』。 自己否定の“沼”にどっぷりと浸かる漫画家志望の主人公・森民。耳かき専門店で働き始め、勉強漬けの毎日を送る中学生、視覚障害を持つ全盲の男性、顔にコンプレックスを抱える会社員、かわいすぎる女装男子など、さまざまなお客さんの耳かき接客を行う中で、自身の強すぎる自己否定感と向き合い、少しずつ前を向いていく。
トップインタビュー・対談水筒で内臓破裂? 知っていたら回避できる子どもの死。日常に潜む危険に気づける実用系ホラー『わたしの死にかた』〈インタビュー〉 『意味がわかると怖い4コマ』が大ヒットとなった湖西晶先生の新刊『わたしの死にかた』(湖西晶/日本文芸社)が発売された。全5章で60通りにも及ぶ死にかたを、1人の少女を通して追体験していくことができる内容だ。もしもの時に知っていたら危険を避けられるかもしれない内容ばかり。著者の家族が「学校に置いたほうがいいんじゃない?」と感想をもらしたほどに実用的だ。『わたしの死にかた』に関して湖西先生の想いを伺った。 ――本の中で1人の少女が何度も色々な死にかたをしています。1人にしていることにはどのような意味があるのですか? 湖西晶さん(以下、湖西):色んなキャラクターに色々な死にかたをさせる、例えばちょっと金髪のヤンキーっぽい女の子が死んだとした時に、読
『ひとりぼっちがたまらなかったら』(idonaka/パイ インターナショナル)第6回【全7回】 中学生の紫太郎(したろう)は、ある日、目覚めると見知らぬ神社のベンチにいた。そこに自分を「お嫁さん」と呼ぶ龍が突如現れ…。100年もの長い間、「お嫁さん」を待ち続けていた龍神と「お嫁さん」と勘違いされた少年の愛とは何かを巡る物語。2018年にSNSや同人誌で発表し話題となった未完作品に大幅な加筆修正が加えられた、龍神と少年のファンタジー&ヒューマンストーリー『ひとりぼっちがたまらなかったら』をお楽しみください!
『わたしの死にかた』(湖西晶/日本文芸社) 目を離した隙に起こる痛ましい事故で子どもが亡くなったことをニュースで知ると、なんともやりきれない気持ちになる。私たちが今日生きていられるのは、産まれてから今まで身近に存在する死の危険を、知ってか知らずか回避してきたからだ。子どもの頃は、保護者やまわりの人たちが注意して見ていてくれた……、そもそも保護者が何が危険かを知っていてくれたからこそだ。 重版の続く大ヒット『意味がわかると怖い4コマ』を描いた湖西晶先生の『わたしの死にかた』(湖西晶/日本文芸社)が発刊された。本書は、不幸な事故に対してまわりの人が心にとめておけば多少は被害が少なく出来るはず、と啓蒙の想いを込めて描かれた実用系ホラーだ。危機管理のための実用書として持っていてほしい。 本書では、分かりやすくまとめられた5コマ漫画で命の危険60ケースを網羅する。各ケースは、一見気をつけていれば大丈
例えば奈良氏は本屋の仕事についてこう述べる。 “本屋の仕事は、自分の読書の楽しみの選択ではない。もっと受動的なものだと思う。読者の愉しみのために本を並べる。(中略)対話性に富んだ、豊かな営みがある” 本屋の仕事について奈良氏は対話という言葉を使う。読者との目に見えぬ対話によって本屋の営みは豊かであると。書店員という仕事の魅力は、自分の好きな本に触れる喜びなのではない。自分が選んで並べた本を手に取りそれを買う読者の存在を知った時に初めて魅力が生まれる。本を選ぶ判断基準は自分ではなく、本を手に取るであろう読者を思い浮かべながら本を選ぶ。その仕事は本を媒介にした対話なのだ。本屋の仕事は“受動的なもの”という奈良氏の言葉は、本屋で働いていた者であるならば深く頷くはずだ。 “小さな本屋の特性は、「引き算」にあるのかもしれない”との言葉も強く心に残る。 品揃えやサービスを削ぎ落すことは広い客層をカバー
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