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こんにちは、 freee でエンジニアリングマネージャーをやっている sentokun と申します。 4 月になり、新人や中途入社など新メンバーの参入など、チームの変化を感じている方も多いのではないでしょうか? この記事では、そんな新メンバーの受け入れ時に、チームで大切にしたいと思う心構えについて記載していきます。 人と環境には相性がある!焦らずその人にあったペースで 新メンバーは、チームに参画する際とにかくできるだけ早く環境に慣れて成果を出したい!と考えると思います。特に経歴がある中途入社だと、本人は経験がある分早く成果に繋げられるはず!と考えるし、受け入れ側の視点でも、経験豊富なんだから早くキャッチアップしてくれるはず!と期待するかもしれません。 もちろんスタートダッシュが決めれれば大きいですし、そのために全力を尽くすことは大事だと思います。一方で、うまくいかない場合の大事な心構えもあ
共通マスタ基盤チームにおけるソフトウェアエンジニアのyugoです。 共通マスタ基盤チームは、従業員、商品、取引先といった製品横断で利用できるマスタデータを一元管理し、ユーザーにfreeeプロダクトにおける統合体験を提供できる基盤開発をミッションとしております。 そんな共通マスタ基盤チームチームですが、製品横断で利用されるとだけあり、日々の開発フローでPRレビューの割り込みが多いです。そんな中で、開発フローにgit worktreeを導入してみて、個人的にはPRレビューの割り込み作業時に割と使いやすかったので紹介します。 git worktreeを使うに至る背景 実はfreeeで働く以前、前職で先輩シニアエンジニアが「レビューするときにgitのstagingにあげていない自分の変更を、stashしたり、テキトーにcommitしてからrebaseするなりするの嫌だったら、worktree使った
こんにちは。認証認可基盤エンジニアのてららです。 最近好きな言葉はコンフォートゾーンです。好きな食べ物はニンジンです。 猫派です。 経緯 週末、パートナーが祖父母の家に帰るということで付き添いをしてきました。 その1つの目的としてパートナーの祖父(以下、おじいちゃん)がスマートフォンを利用していたのに急にスマホアプリから認証を求められて困っている、とのことでそれの解決をしていました。 「なんとか出来ないかねぇ」ということでパートナーがおじいちゃんのスマホを触りながら操作方法を教えつつ、認証情報を探しておじいちゃんに手解きしている様子を眺めていました。 その時、“ログイン”や“ユーザーID”、知識認証情報を紙に記してその紙の管理をしていたところからこのアプリは何をしたかったのか、おじいちゃんが苦労せずにアプリを触るためにはどうあるべきなのかをずっと考えていました。認証認可基盤のエンジニアとし
こんにちは、freee の 権限管理基盤マイクロサービスを開発するチームでエンジニアリングマネージャーを務めている sentokun と申します。私の現在の仕事は、もっぱらピープルマネジメントやプロジェクトマネジメントです。チームのために尽力しています! freee には、マジ価値 というカルチャーがあります。なにがユーザーにとって真に価値のあるのか?を考え行動することを大事にしたカルチャーです。例えば freee の開発担当者であれば、ユーザーにとって使いやすいいいプロダクト機能を開発することがマジ価値に繋がるといった形です。 では、プロダクト機能を直接開発するわけではなくチームのことに尽力している私は、果たして freee にどんな価値をもたらしているのか?チームやエンジニアリングマネージャーは、freee ユーザーへ提供するマジ価値にどう繋がるのか? この記事では、チームとエンジニア
Hello, world. 会計ソフト iOS チームで開発をしている Kirk(カーク)です。 みなさまとのご縁で生きながら、コントラバスを弾くためにコードを書いています。 今回、恐らくユーザーからは念願であったであろう、レシート撮影で使用するカメラのリニューアル構想、設計、実装を担当したのでその内容を共有します。 リニューアルされたカメラ📱📸 百聞は一見にしかず、でございます。 こちらのデモ動画をご覧ください 💁♂️ < ミテネ www.youtube.com おわかりだろうか…このデモ動画内では、撮影者は手動でシャッターは押していないのです!そう、自動でレシートを認識して撮影する、自動撮影を新しく機能追加しました 😎 さらにカメラ画面自体も一新しました! 新カメラ 旧カメラ SwiftUI、UIKit、AVFoundation、Vision Framework、Concur
こんにちは、freeeでアプリケーションエンジニアをしているossoです。 日本酒のしぼりたての季節ですね。今年も良い出会いがありました。日本酒だいすき🥴🍶 今回はfreee社内で実施しているエンジニアのエンジニアによるエンジニアのためのイベント「成果発表祭」についてお話ししたいと思います。 (「歴史と変遷」なんて大掛かりなサブタイトルをつけてしまいましたが、2022年からの2年間について語ります。笑) エンジニア成果発表祭とは 「エンジニア同士がお互いの成果を知り、成果を称賛し合う場」として、エンジニアが内発的にはじめたイベントです。 私の入社時点(2021年11月)からすでに定着しており、毎クォーター(3ヶ月)ごとに1回実施しています。 成果発表祭のやり方や目的に合わせて賞も用意しており、賞を取るとお菓子などがもらえます。 運営メンバーは有志で集まっており、「他の開発チームのひとと
こんにちは、北海道から freee PSIRT(Product Security Incident Response Team)に参加している yu です。 今年は雪が少ないな〜と思っていたら最近ドカドカ降るようになってきて、1日デスクで集中した後に外に出ようとすると玄関のドアが雪で開かない日もありました。雪国エンジニアの各位、除雪も忘れず頑張っていきましょう! さて、この記事では前回の記事で bucyou が紹介した開発合宿において、私と同僚の tomoya さんで取り組んだ freee の Attack Surface Management(以下、ASM)について紹介します。 ASM とは ASM、Attack Surface Management という用語はさまざまなところで異なる定義がされており、私自身、この言葉を使うときにはまだ少しだけ違和感があります。 国内では昨年の5月に経
こんにちは、関西拠点にて freee販売の開発を行っております、bucyou (ぶちょー) です。2023年も freee Developers Hub をご覧いただきありがとうございました。2024年も引き続き freee での技術的な知見や、カンファレンスレポートをお送りしてまいりますので何ぞとよろしくお願いいたします。 さて、昨年は Advent Calendar の真っ只中でお知らせ出来ていなかった、2023年の開発合宿についてのご報告です。 過去の開発合宿の記事一覧です。 2022年も開発合宿を開催しました! - freee Developers Hub 2021年も開発合宿を開催しました - freee Developers Hub 2020年も開発合宿を開催しました - freee Developers Hub 2019 年も開発合宿を行いました - freee Develo
メリークリスマス!!この記事はfreee 基盤チーム Advent Calendar 2023 の最終日(25日目)の記事です。 はじめに SRE 統制チームのYです。今回は、最終日ということもあり、年末大掃除と来年の抱負と題して、AWSの大掃除とfreeeのFinOpsの未来を紹介します! oracleとYの共同執筆となり、大掃除はoracleが、来年の抱負はYが担当します。 1. 年末大掃除(AWSの大掃除) SRE 統制チームでは CFM (Cloud Financial Management) の取り組みを進めています。 コスト効率を上げる手法の一つとして、不要なリソースを削除することが挙げられます。 年末というタイミングに合わせて AWS でも大掃除(不要リソース掃除)を行っています。 今回の大掃除の対象 今回の大掃除の対象は、検証用アカウント上のリソースです。 計画された AW
こんにちは。freeeでQAのマネージャーをやってるでーにしです。 freee QA Advent Calendar2023 25日目です。QAマネージャーをしていて、あるあるアンチパターンを見事に踏んでいったので、振り返って良いお年を迎えたいと思います。 失敗①運用を考えずに自動テストを作ってしまう(2017年くらい) freeeではいくつか自動テストがありますが、一番運用が大変なのはE2Eテストになります。 E2Eテストについての詳細は、以下の記事をご参照ください。 developers.freee.co.jp その運用が大変なE2Eテストを運用を考えずに作ってしまいました。 当時の自分の経験値としては、作ったこともあるし、日々の運用もしたこともあったので、運用の大変さも味わっていたと思っています。 なんで失敗したか、考えてみます。 何をしたか 当時のテストシステムは、テストシナリオと
こんにちは!freee 会計でエンジニアをしている 🇰🇷 韓国出身の jason です。 この記事は freee Developers Advent Calendar の25日目🎄です。 11月に freee にジョインしてきて、freee 2ヶ月目のエンジニアになりますが、 転職に伴い、前からやりたいと思っていた徒歩通勤実現のために大崎ネスト*1の周辺に引っ越してきました。 余談ですが、freee では 「柔軟な働き方・働く環境」のために 住宅手当や借上社宅のような福利厚生を準備しているので、 そんなに難しくなく入社直後、会社の近くに引っ越すことができました。 いきなり 📦 引っ越しの話をしている理由は実は自分の趣味がインテリアやデスク環境づくりであり、 引っ越ししてからデスク環境をアップグレードしていて、 2023年買ってよかったものリストを紹介*2しようと思っているからです。
こんにちは freee会計のQAエンジニアをしているsugenoです。 freee QA Advent Calendar 2023 24日目です。 私は2023年4月にfreeeにQAエンジニアとして入社しました。 今回は、会計チームでマインドマップを用いたテスト分析を始めてみたので実際やってみてどうだったかを記事にしたいと思います。 マインドマップを始めた経緯 QA業務をやっていく中で、私は会計のドメイン知識も浅くQA業務をするにあたり不安感を抱えており、開発チームの方にどのようにキャッチアップしてるかを相談したところ、コードを見つつ、各々が仕様をキャッチアップしてるとのことでした。 そのため、開発チームは開発チームでQAチームはQAチームで同じ施策に対して、それぞれ仕様理解を各々が行っている状況でした。 それなら、開発エンジニア/QAエンジニアそれぞれが気にしたいところ等が共通認識を持
この記事はfreee 基盤チーム Advent Calendar 2023 の24日目の記事です。 はじめに はじめまして! kanno と申します。freee SREで、freeeサインのプロダクトSREを担当しておりAWSインフラの改善や運用を主に行っています。初回の投稿で拙い文章になりますが、直近で実施したfreeeサインのAWSリージョンを移行した話を書こうと思います。 背景 元々、freeeサイン(旧ninja-sign)はHeroku上にアプリケーションをデプロイしていましたが、2022年の年末頃にAWSに移行しています。その際、元々のHerokuがus上で稼働していたことが影響して、AWSのバージニアリージョンに移行された状態でした。私がfreeeのサインチームにjoinしたのがこの時で、AWSリージョン移行を担当することになりました。 AWSリージョン移行のモチベーション
こんにちは。freee PSIRTでマネージャーをやっています、ただただし(tdtds)です。この記事はfreee Developers Advent Calendar 2023 24日目です。昨日は最近freeeにグループジョインしたBundleのkouheiさんによる「Bundleの3年間をライブラリで振り返る」でした。 さて、「freeeでは新卒研修でHardeningをやってるらしい」という話は界隈ではちょっとは知られているものの、その内幕が伺えるのは、まだPSIRTがCSIRTから独立する前の2018年の記事しかありませんでした。 developers.freee.co.jp あれから5年。最近のHardening研修はどうなっているのか、アップデートしようというのが今回の記事になります。 Hardening 2023! 細かい話はあとまわしにして、さっそく今年行われたHarde
京王線 16:27 各停 調布 32768両編成 こんにちは。freeeでQAのマネージャをやってるuemuです。freee人事労務とグローバル開発のQAをメインで担当しています。 これは、freee QA Advent Calendar2023 23日目の記事になります。 はじめに みなさん、境界値分析はやってますか? 普段、QA業務を行っている人だったら、やったことがない人はいないでしょう。「そんなの知ってるよ」「いつもやってるよ」という人がほとんどだと思いますが、今回は普段より少し広い視野で境界値分析をやってみたいと思います。 ちょっと話が脱線しますが、私はブラタモリという番組をよく観ます。タモリさんが“ブラブラ”歩きながら知られざる街の歴史や人々の暮らしに迫る番組ですが、その中でタモリさんがよくこんなことを言っています。 「へりがおもしろいんですよ、へりが。」 「事件はへりで起きて
この記事は freee 基盤チーム Advent Calendar 2023 の 22 日目の記事です。 こんにちは、freee のDBRE (Database Reliability Engineering) で ジャーマネ(マネージャー)としてDBRE組織を運営管理しているJuni です。 今回は何故integration環境*1を相乗り化してきたのかという話しをしていきたいと思います。 始まる前に、タイトルにも書いてある「DB相乗り」に関して一度定義していきましょう。 DB相乗りとは、複数の論理Databaseを1つの物理cluster内にまとめて乗せておく事です。 何故integration環境を相乗り化しようとしたのか? freeeでのintegration環境は主にproductionへのリリースの前の機能テスト、QAなどで使われていまして、数十環境が構築されています。 それぞ
この記事は freee Developers Advent Calendar 2023 22日目です。 —— freee申告の開発チームの1つでマネージャーをしている nippori です! 僕は今年(2023年)の1月から現在のチームのマネージャーを勤めていて、来月でちょうど1年が経とうとしているので、時系列で振り返ってみようと思います。 2021年4月 新卒でfreeeに入社しました。 2022年11月 freee には「異動戦国」という制度があり、年に1回希望するチームに異動の立候補ができます。 この異動戦国への立候補は基本的に任意ですが、freee に新卒で入社し3年目になる人は必須参加となります。 そのため、2021年4月入社の僕は、この時期の異動戦国で異動対象になっていました。 実際の異動は2023年7月ですが、立候補者を募るアナウンスは、調整や引き継ぎなどがあるため、半年以上
こんにちは、freeeのQAでマネージャーをしてるymtyです。 freee QA Advent Calendar2023 22日目です。 私は、QAマネージャーとしていくつかのプロダクトのQAに関わっています。今日はその中のひとつで、freee会計の申請機能(経費精算、各種申請、支払依頼、購買申請)を担当しているQAのメンバーであるMさんとリグレッションテストで使うテストの設計をした話を書きます。 テスト設計の細かい内容は読み飛ばしたい方は最後のほうにある(ここ大事)テスト設計の裏話って部分だけ読んでもらえればいいと思います! きっかけ 最初にやったこと ワークフローのステータス遷移のテスト設計 テストで確認したい状態やイベントを追記 0スイッチテストケースをテスト実行しやすいように連結してシナリオにする 関連申請の紐付けパターンと申請時の入力パターンのテスト設計 権限のテスト設計 (こ
こんにちは、freee 基盤チーム advent calendar の 21 日目担当、DBRE (Database Reliability Engineer) の shinta です。今年新卒入社しました。 freee の中でも一番のリクエスト数を誇る freee会計の DB は、月末に負荷が高まって色んなアラートを発報するのですが、なんとかその負荷を減らしたいな〜と思ってやっていることを書いていきます。 freee会計の負荷の傾向 freee会計のワークロードにはトレンドがはっきりあって、月単位で見れば月末、年単位で見れば確定申告のある 2, 3 月にアクセスが集中します。去年の確定申告期は一時的に会計 DB をスケールアップして乗り切りました。freee会計へのリクエスト数はありがたいことに年々増加傾向で、今年は既に去年の確定申告期のリクエスト数を突破しているそうです。freee 的
この記事はfreee Developers Advent Calendar 2023の21日目の記事です。 こんにちは、金融開発部でEMをしている ogugu です。 今回は、Go言語において Feature Toggle の分岐を掃除するCLIを作ったので、ご紹介します。 ※ 毎年恒例の開発合宿 での成果になります。 Feature Toggle とは Feature Toggle とは、特定機能の有効・無効をフラグによって切り替える方法です。 金融開発部では、以下のように Feature Toggle を実現できるライブラリを用意しています。 if featflg.Enabled(ctx, "feature_name") { doNewLogic() } else { doOldLogic() } 一般に、フラグ設定は、設定ファイル・環境変数・ストレージなどから読み出し、それらに対する
この記事は freee 基盤チーム Advent Calendar 2023 の 20 日目の記事です。 こんにちは、freee の Database Reliability Engineering(DBRE)チームでエンジニアをしている清水と申します。今回は freee のデータベース運用業務の自動化事例について紹介します。 データベース削除に関する課題 頻繁に作成・削除されるデータベース freee では RDBMS として Amazon Relational Database Service のうち、Amazon Aurora MySQL 互換エディション(以降 Aurora とよぶ) と RDS for MySQL(以降 RDS とよぶ)を主に利用しています。これらのクラスタやインスタンス(以降まとめてデータベースとよぶ)は、サービスのリリースやクローズ以外にも日常的に作成や削除が
1. はじめに はじめまして、サインSREのfujiyaです。現在はサイン全体のインフラを担当しており、基盤の構築や監視などをメインに働いています。今回はサインのインフラ管理で利用しているTerragruntというツールについて、紹介したいと思います。 対象読者 Terragruntってなんだ?という人 Terragruntについて聞いたことがあるが、詳細はわからない人 Terraformの知識があり、Terragruntの基本的な利用方法を学びたい人 ゴール Terragruntの基礎を学ぶ:Terragruntの基本的な概念、主要機能と使用方法について理解する。 インフラ管理の効率化を学ぶ:Terragruntを用いてインフラコードをDRYに書く方法を紹介。 2. Terragruntとは? 概要 Terragrunt は Gruntwork 社が公開している Terraform のラ
こんにちは。この記事はfreee Developers Advent Calendar 2023の20日目になります。 認証認可基盤チームのアプリケーションエンジニアを担当しているハトンです。 一番好きな言語はGoです! 学生時代はコンピューターサイエンスとは無縁で、メモリとストレージの違いもわかっていない数学科の学生として過ごしてきました。そして、社会人になってからプログラミングを始めたなんちゃってエンジニアに近しい存在です。 今回はそんな私がどうやってGoをキャッチアップしてきたのか書かせていただきます。 Goのどんなところがすきなの? Goは言語機能が少なくそれゆえ言語の仕様を覚えるのが楽だと思っています。 これは数学の公式を覚えずに証明方法だけを理解していれば、いつでも必要な公式を導き出して使えるようになる感覚に似ています。 私は多くのことを覚えるのは苦手なのでGoのような言語はと
こんにちは。freee人事労務でQAエンジニアをしているpatuです。 この記事は freee QA Advent Calendar2023 18日目の記事です。 私は2021年7月freeeにWebアプリエンジニアとして入社し、2年間freee人事労務の機能開発に携わりました。 freee入社前に12年間Webアプリエンジニアをやっていたため、トータル14年ほどWebアプリの開発をやっていたことになります。 その後2023年7月に社内異動でQAエンジニアとなり4ヶ月ほど経ちました。 この記事では、WebアプリエンジニアからQAエンジニアに異動してみて開発経験が活かせた話を書きます。 コードを書かない仕事に これまでの経験を活かすことで日々の開発は進められる状況でしたが、自分のスキルが伸びていない実感がありました。 これから先もエンジニアとしてのキャリアを続けようと思った時、このまま開発に
こんにちは Enabling SRE teamに所属しているSREのchoreです! この記事は freee 基盤チームアドベントカレンダー の17日目になります。 今回は freeeにおけるモニタリング運用の話をさせて頂きます。 背景 freeeではインフラやプラットフォーム周りのエラーをDatadogに集約していて、問題が起きた際には アラートが鳴ってエンジニアが実際のシステムに問題がないかを確認しています。*1 freeeにおけるDatadogのアラートの通知先 freeeにおけるDatadogのアラートは大きく分けて2つのSlackチャンネルに通知されています。 通知先チャンネル アラート内容 alert 緊急度の高いアラート alert-ntf 緊急度の低いアラート アラートの問題点 しかし、現状のアラートには以下の問題がありました。 作成された経緯が不明なアラートがあり、どう対
この記事はfreee 基盤チーム Advent Calendar 2023 の18日目の記事です。 はじめに はじめまして、SRE 統制チームのYです。 現在はコスト統制を重点的に取り組んでおり、予算精度の向上、コスト最適化を目標に業務を推進しています。 本記事では、コスト改善施策の局所的な部分になりますが、弊社が使用しているCI/CDツールの一つであるCircleCIにおいて、手間をそれほどかけずコストカットができる施策を紹介したいと思います。 施策1 ストレージの保存期間を短くする CircleCIにおいてストレージは以下の3種類があります。 キャッシュ ビルド時に使用するファイルをキャッシュするためのもの。npm、Gem パッケージなどを保存 ワークスペース ワークフロー内のデータをダウンストリームジョブに転送 アーティファクト パイブラインで出力したファイルの保管 。 Circle
こんにちは、デザイナーのid:ymrlです。今年は書道大会を提案したり、ヒットソングの作詞(?)をやったりしました。あとWebアクセシビリティの本を出版しました。充実した1年でした。 gihyo.jp この記事は freee Developers Advent Calendar の18日目です。ちなみにデザイナーのアドベントカレンダー もあって、そちらでは2日目に見よう見まねでデザインしてるという話も書きました。 freeeではアクセシビリティー・ガイドライン を策定して、チェックリストを運用して、プロダクトのアクセシビリティが一定以上に担保された状態でリリースされることを目指しています。現場で使いやすく・わかりやすいものを目指して作って運用してきているわけですが、しかし、実際にやってみると「これってOKにしていいんだっけ」とか「これ本当にNGなの?」というものも出てきます。そういうものは
こんにちは、freee販売 開発エンジニアをやっているtakayanです。この記事はfreee Developers Advent Calendar 2023 - Adventar 17日目です。 2023年に開催されたfreee技術の日ではPublic APIについての話をしました。その中で後方互換の話もしましたが、この記事では後方互換はPublic APIだけではなくWebアプリケーション開発でも気にしないといけないということを書いていきます。 アプリケーション内にあるデータをCSVなどで取り出す機能はそれなりに世の中にあると思います。 今回はWebアプリケーションにおけるインポートやエクスポートファイルの扱いに焦点を当てたいと思います。 そもそも後方互換はなんで大事なの? 例として、毎日の食事を記録できるアプリを考えます。 そこで記録した食事のCSVファイルをエクスポートすると以下の
SRE 統制チームの oracle です。 この記事は freee 基盤チームアドベントカレンダー の16日目になります。 今回は AWS の コスト統制についてお話させて頂きたいと思います。 先日「 AWS の組織移行をしました 」という記事の中で AWS の組織移行のために SRE 統制チームが発足されたと紹介しました。実はこのチームは AWS のコストについても責務を負っています。つまりコストの統制も含まれているということになります。 課題 AWS のコストがずっと上がり続けています。 freee は組織として、また提供しているサービスはまだまだ成長している段階です。その分利用が増えて、AWS のコストが上がること自体は特段問題ではないと思います。 ただ、確度の高い状態で「今のコストは必要なコストです」と言えるかというとそうではありません。 実は SRE はこれまで明確にコストコント
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