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Three flickr photo by Clearly Ambiguous shared under a Creative Commons (BY) license トマト、新聞紙、 黄色い木・・・この言葉を聞いて、何かお気付きだろうか。 そう、これらの言葉は逆から読んでも同じ言葉になるのだ。このような文章は回文と呼ばる言葉遊びの1つだ。上記以外には他にも「竹やぶ焼けた」、「ニワトリと小鳥とワニ」などがあり、近年では「髪の毛残り無くなり、この毛のみか」など長くて面白い回文が度々作られて話題になる。 古くは寛文元年に発行された『紙屋川水車集(かみやがわみずぐるましゅう)』には”はれけき先の日 あのつま香をもとめむ 色白いむめども 岡松のあのひのき さきければ”という41文字の長い回文が紹介されており、400年以上前には既に回文が人々の間で楽しまれてきた。 日本だけでなく海外でも広く親しま
オーストラリア・クイーンズランド大学の研究者らは、ギンピ・ギンピと呼ばれる植物から、まるでクモやサソリが持つ毒に似た毒素を新たに発見しました。 現地の言葉でギンピ・ギンピと呼ばれるイラノキ属のデンドロクニド・モロイデス(学名:Dendrocnide moroides)は、オーストラリアのクイーンズランド州北東部の熱帯雨林に自生する植物で、大抵は0.1~1mほどの軟らかい低木です。 N. Teerink / CC BY-SA この植物の葉や茎、果実には細やかな毛が生えています。見た目はふわふわしてそうで、つい触ってみたくなりそうですが、この毛は針状の構造を持つ「刺毛」と呼ばれるもので、これが皮膚に触れると皮下注射のように神経毒が注入され、ほんの一瞬触れただけでも強烈な痛みをもたらし、数日から数週間も続きます。 論文の特筆者はこの痛みについて、「ギンピ・ギンピに触れると最初は焼けるような激痛が
もしジャングルの真ん中で怪我を負ってしまったときにはグンタイアリが役に立つかもしれません――― アクション映画などで、医療用ホッチキス(スキンステープラー)を使って傷口を塞ぐシーンを見たことはないでしょうか。皮膚が裂けて傷が開いてしまうような場合には、傷口の皮膚と皮膚を縫い合わせて縫合することによって傷の治りを早くすることができます。 しかしながら、もしジャングルの奥地で医療道具などが何もないなか、怪我を負ってしまうというピンポイントな状況に対処するにはどうすればよいでしょうか。そこで利用するのがグンタイアリです。 グンタイアリとはアリ目グンタイアリ属に分類されるものの総称で、大きな顎を持ち、その名の通り隊列を組んで”軍隊”で行進し、他の昆虫から大型哺乳類まであらゆる生物に襲い掛かり食い殺します。 グンタイアリが噛みつく際には、大きな顎を外敵に突き立てて強い力で噛みつきます。この性質を利用
今月2日、アメリカ・メイン州カスコ湾の沖合で非常に珍しいオレンジ色のロブスターが発見されことをニューイングランド大学が発表しました。 グレッグ・ターナーさんが船長を務める漁船「デボラ・アンド・ミーガン号」で獲れたというそのロブスターは、その日最初に引き上げた仕掛けに1匹だけ入っていたのだそう。 このロブスターは体長約27cm、体重は約460g、推定5~7歳のメスで、全身が明るい色のオレンジ色をしており、発見時に左のはさみがなかったといいます。 UNE’s latest rare, donated lobster is an orange, one-clawed wonder -UNE- このロブスター発見した船員は、以前にも同じオレンジ色のロブスターをニューイングランド大学に寄贈したことがあるため、今回引き揚げられた際にも同大学に連絡し、6月5日に引き取ってもらったのだそう。 ニューイング
人類と一緒に長い歴史を歩んできた鳥類の一つであるハトは、さまざまな時代や地域で、いろんな用途に応じて品種改良が行われ、現在までに数えきれないほど多くの品種が存在しています。 特にハトは古くから観賞を目的とした品種改良が盛んで、そのなかにはびっくりするような見た目のハトもいます。それがポーター(pouter)です! Fancy pigeons English pouter -Youtube- イングリッシュ・ポーター(English pouter) イギリス原産の、ポーターのなかでも代表的な一品種。 日本でも一般的なカワラバトをベースに品種改良されているだけあって、色や模様は普段の見慣れたハトですが、その明らかに別次元の体型に思わずクスッとしてしまいます。 ポーターそのものの歴史は古く、一説によると400年前にはすでに登場していたとされており、ポーターのなかにもたくさんの種類があります。 少
2021年、アメリカのコーネル大学鳥類学研究所がニュージーランドにあるアホウドリの生息地に設置したライブカメラで、頭から地面に突っ込んで着地に失敗するキタシロアホウドリが映り、話題になりました。 このアホウドリは生後6か月のひなの前で派手に一回転し、最後はひっくり返ってしまいます。足をばたばたさせながらやっと起き上がると、何事もなかったかのように歩いて画面上から姿を消しました。 また、下の動画は今年4月に撮影されたもので、失敗こそしなかったものの、オスのアホウドリがカメラの前でドシャ!!という音を立てながら豪快に着地しています。 このように、アホウドリはしばしば下手な着地が話題になりますが、なぜアホウドリは着地が苦手なのでしょうか? 実は離陸も得意ではないアホウドリアホウドリの名前の由来は、その鳥らしからぬ愛らしい生態にあります。人間に対してまったく警戒心がなく、簡単に捕まってしまううえに
しばしば生物の学名には神の名前にちなんで名付けられることがあります。例えば、これまで生きている姿を誰も見たことのない世界最大級のハチ、メガララ・ガルーダなどの比較的小さな昆虫につけられることもありますが、この翼竜の場合は決して大げさなものではありません。 アステカ文明における農耕や風などの神「ケツァルコアトル」にちなんで名付けられたこのケツァルコアトルスは約7,000万年前に地球上に生息していた最大級の翼竜であり、そして史上最大級の飛翔動物でもあります。 ケツァルコアトルスの等身大模型が巨大過ぎて怖いこのケツァルコアトルスは世界各地に等身大模型が設置されていますが、あまりに巨大過ぎて怖すぎるとしばしば話題になることがあります。その等身大模型がこちら。 Pictures from inside the Natural History Museum -TWOFORTYEIGHTAM- こちらの
中間捕食者の動物たちは大型の捕食者から身を守るため、安全を求めて人間の生活エリアに移動する傾向がありますが、それにより逆に死亡率が高くなっていることをワシントン大学の研究者らが明らかにしました。 この研究成果は、5月18日付けで『Science』に掲載されています。 人間の盾効果(ヒューマンシールド効果)コヨーテやボブキャットなどの中間に位置する中型肉食動物は、同じ地域に生息する、自分たちより強く大きな肉食動物であるオオカミやクーガーに捕食されないために、しばしば人間の生活圏に近い場所へと移動する傾向があることが知られています。これを、人間の盾効果(human shield effect)といいます。 この人間の盾効果は、他にも人間社会に溶け込み、人に慣れた動物たちが、人間が近くにいると捕食者の存在をあまり警戒しなくなる現象を指すこともあります。 これは動物たちが大型肉食動物と比べて人間が
ここ数年、SNSの飛躍的な発展によりフィンランドのヘルシンキ自然史博物館でひっそりと展示されていたとある復元模型が全世界に広まり、新たなネットミームが誕生しました。 サカバンバスピスと呼ばれるオルドビス紀の絶滅動物を復元した展示物の、そのあまりに情けない姿は人々を魅了し、忘れ去られた太古の歴史に新たな光を照らしています。 キャサリン・A・タークさんのTwitter投稿より この画像はアメリカ・テネシー州ナッシュビル在住の、エディアカラ・カンブリア紀を専門とする古生物学研究者のキャサリン・A・タークさんが2020年8月にTwitterで投稿したもの。 ”Absolutely dying”(「笑いが止まらん」あるいは「興奮する!」)という短いキャプションが添えられたこの投稿は、すぐに10万いいねを獲得するほどの大きな注目を集め、全世界で話題になりました。 Absolutely dying pi
東南アジアに生息するとある鳥が、まるで映画『ヒックとドラゴン』に登場するナイト・フューリーのような可愛らしいミニドラゴンのようだと、海外の掲示板やSNSで取り上げられ話題になっています。 英語ではグレート・イヤード・ナイトジャー(Great eared nightjar)、和名でオオミミヨタカと呼ばれるこの鳥は、とても奇妙な外見を持つことで有名なあのヨタカの仲間で、体の大きさだけでいえばヨタカのなかでも最大の種です。 タイトルには手乗りとありますが、実際にはハトと同じかハトより一回り大きいくらいの大きさで、実際には手に乗せられるギリギリくらいの大きさです。 インド南西部と東南アジアのほぼ全域でみられ、インドやフィリピン、マレーシアやインドネシアわたって広く分布しており、5つの亜種がそれぞれ異なる地域に生息しています。 他のヨタカと同じように夜行性で、夕暮れから夜にかけて活動し、空中で昆虫を
中国の四川臥龍国家級自然保護区管理局は今月27日、全世界でたった一頭しかいない白いパンダの新たな記録写真および映像を公開しました。 今回の発表によるとどうやら、この白いパンダは他のパンダと良好なコミュニケーションが取れているようです。 2019年4月に中国南西部の臥龍自然保護区で初めて確認されたこの白いパンダは、メラニン色素の合成に関わる遺伝子異常により白くなったアルビノ(先天性白皮症)の個体で、パンダでは記録史上初めてであり、おそらく全世界でこの一頭のみと考えられています。 最初の発見からしばらくその存在が確認されていませんでしたが、2020年2月に再確認され、以降は数か月~1年おきに新しい写真や映像が当局により公開されています。 ▽2019年当時の同個体の写真。1~2歳程度と推定されていました。 CCTV『Rare all-white panda spotted in China』より
科学技術の発達や発掘による新しい発見により、これまで恐竜のイメージは常に変化し続けてきました。なかでも、その恐竜観に劇的な変化をもたらしたのがシノサウロプテリクス(Sinosauropteryx)という恐竜です。 1996年に発見されたこの恐竜は、羽毛の痕跡がみつかっただけでなく、色素まで明らかになったため、恐竜では初めて体の色までわかるようになりました。
私たち人間は二足歩行の動物なので物を運ぶのには困りませんが、四足歩行の動物が食べ物や巣材などを運ぶにはどうすれば良いでしょうか? 通常であれば犬や猫のように口でくわえて運ぶのが一般的ですが、なかには一時的に立ち上がることで、前肢を自由に使える動物もいます。例えば、ビーバーがとても良い例です。 🍀ふれあい動物王国便り🍎 可愛い🍎のテイクアウト🥡 足跡のペタ🐾🐾ペタ🐾🐾🐾 音♪可愛いさMAX💕 途中🍎ぽとり…もご愛嬌😄#asofarmland_ofc #ふれあい動物王国#アメリカビ一バ一#ビ一バ一#可愛い動物#アニマル#ムムちゃん一家#阿蘇 pic.twitter.com/yiHijS2lyQ — 阿蘇元気の森【公式】 (@asofarmland_ofc) October 16, 2021 ビーバーの巣作りには大量の枝が必要なため、ビーバーは物を運ぶのがとても得意です。
このほど、フランスで4人のサイクリストが自転車による世界最大の可愛らしい恐竜のGPSアートを描き、ギネス世界記録に認定されました。 GPSアートとはGPS装置を持ちながら移動して、記録された地図上の軌跡により描くアートのことで、今回ギネス世界記録に認定されたそのアートがこちら! なんとも可愛らしい恐竜ですが、輪郭だけでなく足や手の指、目や歯なども細かく描かれており、ちゃんと奥行きまで感じられます。 今回の挑戦は2022年の10月30日~11月5日までの6日間に決行され、走行距離はなんと1,025km、合計走行時間は43時間47分にも及んだといいます。 なぜ恐竜の絵を選んだのかこの恐竜は、実はヴェロキラプトルを描いたもので、ヴェロキラプトル(Velociraptor)の”Velo”はフランス語で「自転車」を意味するのだそう。 このルートを作り上げるまでにはなんと1年もかかったそうで、目や歯も
鳥羽水族館は今月1日、Youtubeにラッコの掃除が”いかに超過酷なものか”を紹介する動画を投稿しました。 生き物たちの健康に関わる大切なことなので、もちろん水槽の掃除は大変ですが、生きものと同じ水槽で泳ぐというのはある意味で飼育員の特権であり、羨ましいと思ったことのある方も多いのではないでしょうか。 ましてや日本、ひいては世界を代表するラッコ界のアイドル、キラちゃんとメイちゃんと一緒に泳ぐことができるのは、間違いなくとても羨ましいことでしょう。 ではなぜ「超過酷」なのか、さっそくご覧ください。 理由を知った後では、BGMの『粉雪』がとても切なく、悲しく聴こえてしまう…(笑) ラッコ水槽の水温、人が活動するにはあまりに冷たすぎでは…?もしかしたら動画を見る前に答えがわかった方もいらっしゃるかもしれません。北海道では野生のラッコがみられるように、ラッコはもともと冷たい海に生息する生き物で、そ
今月12日、ポルトガルにあるリスボン水族館で観光客がラッコの水槽にiPhoneを落としてしまうという出来事がありました。 リスボン水族館は人気の観光地であるため、この出来事は複数の観光客によって撮影され話題になっています。 この日に訪れていた観光客の1人であるジョエル・ガンツさんによると、男の子がラッコの水槽にiPhoneを落としてしまったそう。 ラッコはiPhoneを見つけるとそれを大事そうに抱え、飼育水槽の岩場に移動するとiPhoneを叩き始めました。 男の子と一緒に来ていた女性がラッコに返すよう求めるジェスチャーをしながら必死に叫び続けましたが、ラッコはお構いなしに岩に打ち続けていたのだそう。 専門家によると、おそらくラッコはiPhoneを貝殻か何かと勘違いして、それを叩き割ろうとしていたのかもしれないとのこと。 ジョエルさんは館内を1時間見て回り、再びラッコの水槽に戻るとラッコはま
『隔たり』と名付けられたこの作品は、埼玉県の大野 健一さんによって撮影されたもので、プリント部門に投稿された5,619点のうち見事「特選」に選ばれました。 サギを中心に背景の色が3色に分かれており、一見するとどこで、どのようにして撮影されたのか混乱してしまいます。この写真は当然ながら全く加工はしていません。一体どこで、どのように撮影されたのでしょうか? 一つずつ領域について解説すると、右上の黄色い部分が人工物で、右下の暗い黄色の部分がその人工物の水面反射、そして画面左側の青い領域はすべて本来の水面を映したものです。お判りになりましたでしょうか? 全日本写真連盟は、世界的に取り上げられたこの写真の反響を受け、大野健一さんから提供された「答え」の写真をFacebookにて公開しました。 2枚目がその撮影場所ですが、こうしてみると何の変哲もない風景にみえます。写真を撮影された大野さんの素晴らしい
鳥羽水族館は今月1日、脱皮中のダイオウグソクムシ28号(No28)が3月31日に死亡していたことを公式ホームページの飼育日記で発表しました。 ダイオウグソクムシ28号の死亡のお知らせ: 残念なお知らせです。 昨日、ダイオウグソクムシ28号の死亡を確認しました。28号は1月23日に脱皮し、脱皮後の推移を見守っていた個体ですが、月曜日(3/27)の夜から衰弱が顕著になっていました。 世界でも8例目の脱皮で、 https://t.co/TIxAR2oZg2 pic.twitter.com/omLn0LGswr — 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) April 1, 2023 このダイオウグソクムシ28号は今年1月23日に後半部分の脱皮に成功し、前半部分の脱皮に成功すれば世界初となる完全脱皮でしたが、次第に衰弱し、死亡が確認されたといいます。 なぜか脱皮中
こちらはロサンゼルス自然史博物館が、さまざまな質問に学芸員が答えるTwitterイベント「#AskACurator Day」の一環で投稿した動画です。 貝類研究者のジャン・ヴェンデッティ(Jann Vendetti)博士が持っているのは2つの巻貝で、一方は「クロスジグルマ」と呼ばれる水深30~90mに生息するクルマガイ属の巻貝Architectonica perspectiva、もう一方は「チマキボラ」として知られる水深200~400mの深海に生息する巻貝Thatcheria mirabilisです。 Show us a math trick. "These two snails live in different oceans, but their shell coils are identically inverted. So… #AskACurator 🐚 pic.twitter.
驚くべき方法でアートを融合させることに成功した人がいます。 イスラエルのエルサレムで活躍している音楽家のノアム・オックスマン(Noam Oxman)さんは、なんと音楽記号を使って犬や猫を描きながら作曲することができます。 彼は自ら作成したこの作品群を、シンフォニー(symphony)をもじってシンポーニーズ(sympawnies)と名付けました。 オックスマンさんの作品のなかで特に大きな注目を集めた『Sympawny no.4 (Chubby Cat)』という曲は、亡くなった自身の猫のために作曲されました。相当に悲しかったはずですが、あくまで生前の温かく愛らしい様子を楽譜とメロディーの両方で表現しています。 ▽香港のお客様からの依頼で猫の写真が送られてきました。この猫は友人が飼っている「ラティ」という猫なのだそう。
人間を相手に脅しができるような動物はそうはいないでしょうが、ゾウにはそれが可能です。近年、タイやカンボジアではゾウが車からサトウキビを奪う例が相次いで報告されました。 ゾウたちの”脅し”の方法はとてもシンプルで、基本的には道路の脇でサトウキビを積んでいるであろう車を待ち、運搬車などが通過する直前に道路を封鎖するだけです。ときに、「止まれ」といわんばかりに鳴き声をあげることもあります。 大型トラックに匹敵するような大きさのゾウが、車を本気で止めに来たら敵うはずもありません。ゾウの安全、そして何より身の安全のために運転手は停車を余儀なくされます。 停車するとゾウは荷台を物色し、サトウキビやその他の食べられる作物を探し、多くのゾウは必要な分だけ食べ物を道路に落として車を先へ通します。 ゾウはサトウキビが大好物大きな体を維持するため、1日にたくさんのエネルギーを摂取しなければならないゾウにとってサ
ハトといえばどんくさいイメージがあるかもしれません。 少なくとも、私たちがふだん見かけるような、小刻みに頭を動かしながらよたよたと歩き、地面にある何かをついばむ姿からは想像することは難しいでしょう。 しかし、トルコにはとんでもない飛行性能を持ったハトがいることが知られています。 もともとハトの飛行性能はすごい こちらの映像はアムステルダムからユトレヒトへ向かう高速道路で飛行するハトを捉えたもので、このときのハトの飛行速度はなんと時速100kmオーバー。この動画では、高速道路を走るすべての車を追い抜いていきました。 条件などが揃えば、一般的なカワラバトなどであっても時速150km以上で飛ぶことも可能なのだそう。 私たちが思っているよりも、もともとハトの飛行能力は優れており、さらにこれまでの歴史のなかで、ハトの飛行能力をより特化させた品種の改良なども頻繁に行われてきました。 このように、実はか
ぬめぬめしていそうなツヤのある薄気味悪いピンク色の皮膚、ふくらんだ団子鼻と垂れ下がる唇…そのすべてが絶妙にマッチし、全体的におじさんの顔そっくりなことで有名なブロブフィッシュ。 ブロブフィッシュはウラナイカジカ属に属している魚の総称で、最大種のニュウドウカジカ(Psychrolutes phrictus)などが知られています。 あのあまりに有名な姿は、実は「本当の姿」ではないことはご存じでしたでしょうか? 実は”訳あり”だったブロブフィッシュの写真ある意味で有名なこのブロブフィッシュは、2013年にイギリスの『Ugly Animal Preservation Society(醜形動物保護協会)』により見事「世界一醜い生物」に選出されて以来、その絶対に忘れることのできない姿が多くの人々に愛されてきました。 しかし実は、この有名なブロブフィッシュのイメージは、実際の姿とはかなり違うことで知られ
岡山大学の研究チームは、食塩を構成する成分の1つである塩化物イオンが、甘味やうま味の受容体に作用することを発見しました。 この研究成果は2月28日にアメリカの科学雑誌『eLife』に掲載されています。 基本的な味は5つ、それぞれの味覚受容体で味を感知する私たちは甘味、うま味、塩味、苦味、酸味を識別することができ、これらは基本五味と呼ばれています。 それぞれの味は、舌の味蕾(みらい)にある味覚受容体にある”ポケット”と、ぴったり合う特定の物質と結合したときに、それぞれの味を感知します。 例えば、甘い味は砂糖が甘味受容体にあるポケットと結合することによって感知され、塩味はナトリウムイオンが塩味受容体にあるポケットと結合することによって感知されます。 塩化物イオンは甘味受容体やうまみ受容体にも結合できるあるとき、岡山大学の研究チームがメダカが持つ味覚受容体の解析を行っていたところ、本来はアミノ酸
近年、ハトの羽に紫外線を当てると奇妙な模様が浮かび上がる…という内容の動画がSNSを中心に拡散して話題になっています。 ▽その動画がこちら。 動画では確かに、翼を広げたカワラバトに紫外線をあてると、光があたった部分に奇妙な赤い模様が浮かび上がりました。それはまるで魔法によって浮かびあがった古代文字のよう… 動物のなかには、私たちの目では通常見ることができないこうした隠されたパターンを持つものが多く存在しており、昆虫や魚、鳥類など実にさまざまな生き物が紫外線により蛍光することが知られています。近年ではカモノハシも紫外線により蛍光をすることが初めて明らかになりました。 カモノハシに紫外線を照射すると光ることが明らかになる、ノースランド大学鳥類でも、例えばニシツノメドリという鳥では紫外線をあてると、今回のハトの動画と同じようにクチバシが光ります。 Puffin beaks are fluores
ほとんどの猫は子どもから大人になるにつれて多少は模様が変わるものですが、シャム猫ほど劇的に変化するものはそういません。そこがシャム猫の魅力の一つですが、なぜここまで模様が変化してしまうのでしょうか? 実は、シャム猫の白と黒の模様は温度によって決まっています。シャム猫は色を作り出す体の仕組みに変異があるため、温まりやすいところは白いままで、冷えやすいところは黒っぽく変化するようにできているのです。 シャム猫の子猫はまっしろシャム猫は生まれてすぐはお母さん猫の温かいお腹のなかにいたためほとんど白い毛で生まれてきますが、成長するにつれだんだん顔や耳先、足や尻尾など「冷えやすい」部分が黒くなっていきます。 つまり、あの模様は猫の冷えやすいところを可視化したサーモグラフィーのようになっているというわけです。子猫からの変化は特に劇的なので、これから飼い始める予定の人や飼っている人はぜひ成長記録を残して
南アフリカのサービ・サンズ動物保護区で撮影された、オスライオンの気を引こうとするメスライオンがあまりに可愛いと、動画公開時に大きな話題になりました。 さりげなく隣に座る、目の前を何度も通る、甘えてみせる、じっと見つめる… 恋は先手必勝!と言わんばかりに、あの手この手で積極的なアプローチをする”肉食系女子”の可愛らしい仕草をぜひご覧ください。 この動画をみると、やはりライオンと言えど大きなネコ科動物に過ぎないことを思い出させます。ときどき見せる仕草はまるで飼い猫そのもので、猫たちが人間に甘える仕草はまるで恋人関係のような、親密な関係だったのですね。 それにしても、終始無関心なオスライオンには私たち人間からみても幻滅してしまいます。 動画の説明によるとどうやらこのオスライオンは疲れていたようですが、女性の好意を蔑ろにしてしまう男性は、いつか相手にされなくなっても知りませんよ…!
先月30日、ホホジロザメを食べたとされる中国の人気配信者が野生動物法違反の疑いで多額の罰金を科せられるという出来事がありました。 带100斤的 巨型 人工养殖大鲨鱼回家看二舅 -羽城海岛生活- 中国版TikTok「抖音(ドウイン)」で780万人以上ものフォロワーを有する人気配信者のTizi(報道名でJin)は去年7月、巨大なサメを調理して食べる動画を投稿しましたが、その後すぐに「絶滅危惧種に指定されているホホジロザメではないか」という報告が相次いで寄せられ、翌8月に中国四川省南充市の警察が調査を開始しました。 動画では、サメは市場に置かれていますが、サメそのものは配信者がアリババグループが運営するECプラットフォーム「淘宝(タオバオ)」で7,700元(約15万円相当)で購入したものとのこと。 のちの調査により、このサメが国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅の危険が増大している
熊本大学の研究グループはこのほど、抹茶にうつ症状を軽減させる効果があることをマウスによる実験により明らかにしました。 私たち人間は長いあいだ不安やストレスが続いたり、社会的に孤立しているとうつ病になってしまいます。 それはマウスも同じで、特に他の仲間がいないような孤立した環境では人間と同じようにうつのような症状が現れはじめます。 本研究によると、こうしたマウスでは人間と同じように脳内ではドーパミンと呼ばれる神経伝達物質に関わる脳の機能が低下していました。 熊本大学大学院生命科学研究部の研究グループは、”強い”うつ症状が出ていたマウスに抹茶を飲ませると、弱くなっていたドーパミンに関わる脳の機能が活性化し、うつ症状が軽減することを確認しました。 ただし、もともとドーパミンに関わる神経回路がよく活性化している「うつに強いマウス」で試したところ、孤立させてもうつ症状が弱く、抹茶を与えても行動にも変
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