私の地元に小沢健二と今の奥さんエリザベス・コールが来て「おばさんたちが案内する未来の世界」という題名で上映会をやった事がある。二人がラテン・アメリカを旅した映像に小沢健二がギターを弾きながら朗読するというものだった。 内容はうろ覚えだが、ラテン・アメリカの国、主にベネズエラやボリビアなど、アメリカの資本主義、経済優先主導の政治家、多国籍企業が入ってきて、それに対して違和感を覚え、違った道を歩こうとするラテン・アメリカの人々を描いている。 具体的には、ボリビアの鉱山で働く人が鉱山の洞窟とは非常に危険な為、不安をかき消す為、コカの葉を口に含む描写や、西洋医学で治せなかった難病が薬草で治ったシーンだとか、反米に立ち上がる民衆だとか。 つまり、端的に言うと反グローバリゼーションである。 この上映会は私の住んでるところは地方都市だったのだが、そこでもやっていて、他にも地方都市よりもっと田舎の土地でも