サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
WWDC24
note.com/takuro_
鬼束ちひろさんが好きだった。 アーティストとしてもだけど、もう女として好きだった。 会えもしないし、よく知らない。 それでも僕は鬼束ちひろさんが大好きだった。 中学一年生。そんなガキだった。 芸能界にはたくさんの美女がいた。 友人たちは後藤真希や大塚愛、深田恭子に加藤あい、松浦亜弥などに夢中だった。その中で『鬼束さんフリーク』はマイノリティと言えた。 「なぜあえて鬼束ちひろなのか?」と問われ続けた。 好きなものに理由など無い。何もかもが好きだった。 中学生というのは基本的にエロい。そして馬鹿だ。 勉強しなきゃいけない人生の大事な時期に、僕たちはひたすら女優やタレントのアイコラを探していた。ていうかアイコラってご存知だろうか? 20代のひとには馴染みがないかもしれない。しかし20世紀末は、アイコラという技術が全盛期だったのだ。 アイドルコラージュの略だ。 どっかから拾ってきた裸の画像とアイド
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『takuro(juJoe)|note』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く