もともと、2012年の学習指導要領改訂により、中学校の1、2年生はダンスが必須科目になって浸透する土壌は広がっていたが、バブリーダンスは次のフェイズに移行する「起爆剤」になったように思える。 そして、2023年は621校が参加している(生島による各ブロック大会の参加校積算。公式HPでは夏・冬・春の3大会で900校、参加者16000人とある)。 ダンス部の伸長理由には、レギュラーの人数も関係していると推測される。「ダンス甲子園」では 2人から12人までを「スモールクラス」、13人以上から40人までを「ビッグクラス」として分けている。少人数で参加できることも大きいが、レギュラーが40人いるというのは、スポーツの競技では考えられない。つまり、ビッグクラスの学校で活動すれば、「試合に出られるチャンス」が膨らむのだ。この器の大きさも、ダンス部の大きな魅力ではないだろうか。 日本バレーボール協会の川合