絵本三作品の紹介です。 後の二作品は、大人へのプレゼントにもぴったりです。 『みんなにやさしく』 (パット・ズィトロウ・ミラー 著/ジェン・ヒル 絵/ドリアン助川・訳) 先月、小3の教室で読んだ絵本です。 道徳的な絵本は好みではなく、読み聞かせでも、読むつもりはなかったのですが、この絵本はなんだかいいなぁと思いました。翻訳がドリアン助川さんってこともあり。 優しさや笑顔は、確かに連鎖していく。 自分の知らないところで、地球の反対までも、どんどん広がって行くということは、今までも見聞きしてきたことなので、私もそれを信じています。 この絵本はそれをやさしい言葉で教えてくれます。 クラスメートのタニーシャが、服にグレープフルーツジュースをぶちまけてしまい、新しい服が台無しに。それを見て、クラスの皆は笑います。 とっさに主人公の女の子は、「むらさきは、私の好きな色よ。」と声をかけたら、タニーシャは