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世界禁煙デー
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自分にとって大切な人や、自分の身体の一部を失った際に生ずる、心の外傷体験を対象喪失という。すでに私の両親は他界しているが、中でも父は80才を超え、しかも認知症症状が進んでいたので、父の死は私の予測の範疇にあり、外傷体験にはならなかった。しかし、68歳で亡くなった母の場合は、その死が突然だったので、相当な外傷体験を味わった。程度の差はあっても、対象喪失は生きている人に苦しみを与える。その苦しみをいかに乗り越えるか?ひとつの大きな課題である。そうした心の反応とその後のプロセスについて、小此木先生が「対象喪失」(中公文庫)という本の中で、わかりやすく説明してくれているので、私が改めて説明し直す必要はないと考える。対象喪失は、それを体験する人に「喪の仕事」(悲哀の仕事)を要求するが、そうした場合においても、やはり情動制御の程度が問題になる。故人への憎しみや恨み、それに処罰型罪悪感に囚われる場合は、
この度、著書「精神分析統合理論」を発刊しました。 この本は、心と脳について研究している人達、治療能力の向上をめざす人達を対象に書かれたものです。心の動き(精神力動)を脳研究と照合することによって、刺激伝達機能網を作成し、それに基づいて諸々の精神現象を解明し、治療論を確立しています。したがって、従来の研究とは全く異なる次元の、画期的な内容が含まれています。 第一部の「情動制御理論」では、心の健康と病気を決定付ける精神力動の発見を、脳研究と照合し、情動脳における刺激伝達の法則性について明らかにし、ほとんどすべての精神現象を説明しています。その中でもとりわけ重要なのは、精神病の成因を解明し、その根治療法を確立している部分です。 第二部の「精神現象生成理論」では、意識や自我意識の発生メカニズムの解明、人格の交代に関する解明、さとりに関する科学的な解明など、盛り沢山の内容が収められています。 第三部
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