旧ジャニーズ事務所(現スマイルアップ)創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題について、音楽プロデューサーの松尾潔さん(56)は、ラジオやコラムを通じて「芸能と社会的公正を『地続き』で考えよう」と発信を続けている。音楽業界や、テレビをはじめとしたマスメディアが静かになりつつある中、なぜ黙ってはいられないのかを聞いた。(望月衣塑子)
ジャニー喜多川氏による性加害問題で、ジャニーズ事務所から社名を変更した「SMILE-UP.」は、被害を申告した人のうち35人に対して、被害者救済委員会が22日に補償金額について提示し、支払いに向けた具体的な手続きに入ったと発表しました。 ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、「SMILE-UP.」=旧ジャニーズ事務所は、ことし9月に被害者への補償に向けて、裁判官出身の3人の弁護士による「被害者救済委員会」を設置し、被害の申告はホームページで受け付けています。 会社は、被害者からの申告内容の検討と補償金額の判断を救済委員会に一任するとしていて、20日の時点で834人から申し出があったとしています。 現在も救済委員会によるヒアリングが進められていますが、35人に対し、22日に補償金額について提示を始めたと発表しました。 金額については、具体的な被害内容や、その後の生活への影響などを確認した
ジャニー喜多川氏による性加害問題で、元所属タレントでつくる「当事者の会」の代表は、被害を訴える人たちへの深刻なひぼう中傷が相次いでいるとして、インターネット上の書き込みをめぐり警察に告訴状を提出しました。 ジャニー喜多川氏による性被害を訴える元所属タレントでつくる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」は、6月の結成以降、会やメンバーに対してSNSなどでひぼう中傷が続いてきたことから、そうした投稿をやめるようホームページなどで呼びかけていました。 しかし、その後も同様の投稿がおさまらないことから、10日、当事者の会の平本淳也代表は横浜市内の警察署にインターネット上のひぼう中傷の書き込みをめぐり告訴状を提出しました。 捜査関係者によりますと、告訴状は10日受理されたということです。 会では、ほかのメンバーについても今後、告訴に向けて準備していくとしています。 平本さんは、「ひどい書き込みによって、
元MBSアナウンサーで、制作会社アンテリジャン代表取締役の子守康範氏が8日、自身のYouTubeチャンネルで、ジャニーズ問題についてTBSに厳しい言葉を投げかけた。「【緊急配信】TBSはまた死んだ? 報道特集 自社取材部分をTVerで削除の理由は?」と題した動画で「TBSはまた今日死んだと言われても仕方がないのかというお話であります」と伝えた。 10月7日にTBSが「報道特集」内でジャニーズ問題についての社内取材と検証を放送した。ボードに社員から聞き取った証言の一部をズラリと掲示。報道局、制作担当、編成局編成部の社員と元社員80人以上に取材を行ったと伝えた。 2003年のジャニー喜多川氏のセクハラ行為を認める内容の東京高裁判決を報じなかったについて報道しなかったことについては「社内からの圧力やジャニーズ事務所への忖度があったと証言した人は1人もいなかった」と説明。一方で10年のジャニー氏の
リンク NHKニュース ジャニーズ問題 “NHK内で複数回 性被害に” 男性が証言 | NHK 【NHK】ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、20年ほど前に東京 渋谷のNHKで、音楽番組への出演を希望してダンスの練習に参加し… 495 users 362 はんぺん @han_pen_suki え???この人はジュニアでさえなかったってこと??? 少くらに出演希望していきなりNHK行って飛び込みでダンス練習に参加??? で、性被害にあったのにジャニーズ所属のアイドルになりたい思いが強くて連絡来たら練習参加して5回被害????? pic.twitter.com/RWqO4fFDYc 2023-10-09 19:52:49
2023.10.9 故ジャニー喜多川による性加害に関する一部報道と弊社からのお願いについて 現在、複数の報道機関において、ご自身も故ジャニー喜多川によって性加害を受けたと告発される方の報道(以下、「関連報道」といいます。)が相次いでおります。 故ジャニー喜多川による性加害に関する事実認定については、加害行為に責任がある弊社が関与することを避け、独立した第三者である再発防止特別チーム及び被害者救済委員会に委ねることとしていることから、関連報道における個別の告発内容については弊社として認識していない情報も含まれており、コメントを控えております。これは、10月2日に発表した被害者救済の方針に則り、性加害に遭われた方々を保護し、その人権に配慮しているからでもあります。 今後も引き続き、弊社は、再発防止特別チームの提言に従って、被害者の救済に全力で取り組んでまいります。このうち、補償に関しては、被害
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皆様 記者会見の司会をしておりました松本です。 これまで、ジャニーズ事務所さまとFTIコンサルティングさまから発表されたコメントで間違いはないのですが、その後の報道や、メールなどでお問い合わせいただくことの多い以下の三点について、私からも具体的にご説明したいと思い、コメントさせていただきます。 報道されている「記者の顔写真入りのリスト」は司会のとき持っていたのか 指名はそのリストにそって行ったのか 私が、指名の途中に「顔を覚えられなくなってきました」といったのは、リストにある人の顔を当てないようにするためではないのか 以下、お答えして参ります。 1. 報道されている「記者の顔写真入りのリスト」は司会のとき持っていたのか FTIコンサルティングさまから発表された通り、私の手元にありました。スタッフの人から会見の30分ほど前に渡され、顔写真が載せられているうちの何人かの記者やリポーターの方の座
Toshi Ogata (尾形 聡彦) @ToshihikoOgata Arc Timesを2022年7月設立、Arc Times編集長。Ex-SF bureau chief, Ex-WH at Asahi Shimbun。著書“乱流のホワイトハウス”, Video→youtube.com/c/@arctimes1 ご連絡はarctimes2022あっとgmail.comに arctimes.com Toshi Ogata (尾形 聡彦) @ToshihikoOgata フライデーが報じた、指名「NG」記者リストの一番上に、私と望月さんの写真があるのを見て、司会の松本氏と、壇上の井ノ原氏がなぜ頑強に私たちの質問を拒み続けたのかが、よく分かりました。最もマークされていたからこそ、あれだけ執拗に質問を拒絶されたのだと。ジャニーズ事務所は「事務所側は知らなかった」と強弁していますが、井ノ原氏が私
「ジャニーズ性加害問題当事者の会」で〝分裂騒動〟だ。 4日、アイドルグループ「忍者」の元メンバー・志賀泰伸氏が同会からの脱退をメンバーで構成するグループLINE上で表明。故ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害問題を受け、3日には当事者の会とジャニーズ事務所(SMILE―UP.)の東山紀之社長、藤島ジュリー景子氏が面談したばかりだった。いったい何が起きているのか。 【写真】若かりし頃のメリー喜多川氏 面会は当事者の会側から、代表・平本淳也氏ら12人、ジャニーズ事務所側からは6人が参加し、2時間にわたって行われた。5日に当事者の会が発表したところによると東山が「喜多川氏の性加害について事務所としてちゃんと謝罪させていただきます」とあいさつした後、ジュリー氏が「本当に長い間、ご苦労されたかと思いますが本当に申し訳ありませんでした」と謝罪したという。当事者の会は「長くも短い、短くも長い時間
アイドルグループV6(ブイシックス)の元メンバーであるイノッチこと井ノ原氏は、2022年9月から、前社長・滝沢秀明の退所を受け、ジャニーズJr.(ジュニア)の育成を担う子会社ジャニーズアイランドの社長に就任した。それからわずか1年だが、やはりNHKの番組「あさイチ」で有働由美子アナウンサーとコンビを組み、8年間も生放送で司会を務めたライブ感覚とMC力は健在だった。 記者と司会者の「フェアじゃない」「フェアです」というバトル 司会者(元NHKアナウンサー・松本和也氏)に近い右側の最前列には、東京新聞の名物記者・望月衣塑子氏が座っていた。9月7日に開かれた1回目の記者会見では、ジャニー喜多川前社長による性加害のみならず、テレビ局などマスメディアと事務所の癒着についても切り込んだ望月記者は、質疑応答が始まり20分経っても最前列にいる自分が指名されないことに思うところあったのか、マイクを通さずどん
ジャニー喜多川氏の性加害の問題をめぐりジャニーズ事務所が今月2日に記者会見を開いた際、事務所から会見の運営を任されていた会社側が、複数の記者やフリージャーナリストの名前や写真を載せて質問の指名をしないようにする「NGリスト」を会場に持参していたことが関係者への取材でわかりました。 これについてジャニーズ事務所は、事前の打ち合わせに会社が持ってきたメディアのリストに「NG」と書かれていたため「絶対当てないとダメですよ」と伝えたとしたうえで、会場に持参されていたリストについては「関与していない」とする見解を示しました。 4年前に死去した、ジャニー喜多川氏の性加害の問題をめぐり、ジャニーズ事務所は今月2日、都内で2時間あまりにわたって記者会見を開き、会場には300人近い報道陣が詰めかけました。 質疑応答は「1社1問」のルールで、司会者が挙手をした記者を指名する形で行われましたが、この会見の際、ジ
八代英輝弁護士 ジャニーズ性加害の補償費に「ファンクラブの収入は補償対象から除外すべき」
なんでワイに取材が来るのかよく分かりませんが、とりあえず「どうでもいいんじゃないですか」という話はします。 そもそも、99年文春が報じたジャニーズ告発記事で、最高裁が「ジャニー喜多川による性暴力の記述は真実」と認定した時点から四半世紀も、それもジャニー喜多川さんが亡くなられた後も何事もなかったかのようにジャニーズ事務所は運営されてきた経緯があります。 それまでのあいだ、文春やBBC以外はこれらの性被害の問題について報じたメディアはほぼ絶無であって、いまさらジャニーズ事務所が釈明のための記者会見を開催しても独自ネタも特になく質問を一問二問するだけのことにどれだけの意味があると思ってるんでしょうか。 また、更問による質疑が国民の知る権利に資し、理解を深めるという話が出ていましたが(江川紹子さんもTwitterXで書いてましたが)… そもそも被害者のいるジャニーズ事務所問題というコンプラ上問題の
10月3日、元テレビ朝日社員の玉川徹氏が、同局系『羽鳥慎一モーニングショー』に出演。故・ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が今後の会社運営などについて都内で会見を開いたことに、自身の見解を示した。 【写真】サングラスをしていない「故・ジャニー喜多川氏」 9月7日の会見では、「ジャニーズ事務所」の名称を変えない姿勢だったが、10月2日の会見では、17日付で社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更し、被害者救済や補償に特化し、補償が終わり次第、廃業。新たなエージェント会社を1カ月以内に立ち上げ、東山紀之を社長、井ノ原快彦を副社長とする方針を示した。社名はファンクラブからの公募で決定し、タレントやグループとエージェント契約を結び活動をサポートしていくとした。 玉川氏はまず、ジャニーズ事務所が社名を変更することに言及。 「被害者との向き合いという部分だけではなく
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