病害虫と作物に関するagrisearchのブックマーク (408)

  • サトウキビが危ない…奄美地域で「黒穂病」発生 有効な農薬なし、見つけ次第「抜き取って」 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞

    鹿児島県病害虫防除所は21日、奄美地域を中心に一部のサトウキビ畑で黒穂病が発生し、被害拡大が懸念されるとして、病害虫発生予察注意報を出した。防除所の担当者は「初期段階で対策すれば被害を抑えられる」と話し、発病株を見つけ次第、手順に沿って抜き取るよう呼びかける。 黒穂病の発病株は茎が細くなり、先端に黒いむち状のものを形成する。生育に異常が生じ、製糖原料としての品質が低下する。病原菌の胞子は風や雨水で拡散するため、発病株を放置すると被害が拡大しやすい。 防除所によると、黒穂病に有効な農薬などはなく、防止策として発病株を見つけたら胞子の飛散を防ぐためビニール袋をかぶせて、抜き取ることを挙げる。病気に強い品種への切り替えや来歴の明らかな苗の使用も有効という。 防除所によると、12日に知名町で発生が確認された。14~17日の調査では発生率は約3.5%で、和泊町でも確認された。沖永良部島外の調査では、

    サトウキビが危ない…奄美地域で「黒穂病」発生 有効な農薬なし、見つけ次第「抜き取って」 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞
  • (研究成果) 「関東地域における大豆有機栽培技術体系」標準作業手順書を公開 | プレスリリース・広報

    プレスリリース (研究成果) 「関東地域における大豆有機栽培技術体系」標準作業手順書を公開 - 品種選定、播種時期、早期中耕培土がポイント - ポイント 農研機構は、関東地域における大豆有機栽培技術体系を開発し、このたび標準作業手順書を公開しました。手順書では、品種選択や病害虫・雑草防除のポイント等をわかりやすく示しています。有機大豆の関東での生産拡大に役立つとともに、今後手順書が国内各地域に適した栽培体系に応用されることにより他地域での生産拡大にも貢献しうると考えられます。また「みどりの料システム戦略」に掲げられている、有機農業の取組面積目標の達成に貢献します。 概要 農林水産省では、2021年に「みどりの料システム戦略」を策定し、その中で「2050年までに、有機農業の取組面積の割合25%(100万ha)」という目標を掲げています。この達成には水稲や大豆などの土地利用型作物の面積

  • 焦点:西アフリカのカカオ大国「終わりの始まり」か、生産が壊滅的落ち込み

    3月28日、彼女のカカオ農園は有毒物質で汚染され、赤茶色に染まった水たまりが点在していた。写真はカカオの実。ガーナ・オシノの農場で2月撮影(2024年 ロイター/Francis Kokoroko) [サムレボイ(ガーナ) 28日 ロイター] - 彼女のカカオ農園は有毒物質で汚染され、赤茶色に染まった水たまりが点在していた。違法な金採掘業者が残したものだ。農園の所有者ジャネット・ジャムフィさん(52)は、この荒れ果てた風景に心が折れかけている。

    焦点:西アフリカのカカオ大国「終わりの始まり」か、生産が壊滅的落ち込み
    agrisearch
    agrisearch 2024/03/31
    「ガーナのカカオ生産の落ち込みは違法な金採掘の横行、気候変動、業界の運営ミス、カカオを枯らす病気の急速な蔓延など」「カカオ膨梢ウイルス」
  • 農業テロ|さがみ

    みなさんは農業テロという単語を知っているだろうか。農業テロは農業に対してのテロ行為(病原菌をばら撒くなど)を指す。 <実際の例> ・1989年にブラジルのバイーア州でカカオプランテーションにカカオの天敵である天狗巣病を引き起こす菌類が発生した。バイーア州はブラジルのカカオ生産の中心地だった。バイーア州は地理的に他の地域と隔絶しており、菌類もバイーア州に入ってきたことはなかった。プランテーションの環境も味方して病気は瞬く間に広がった。ブラジルは当時世界第二位のチョコレート生産国だった。それが4年後にはチョコレートの純輸入国となった。その現状は今も変わらない。この出来事によって25万人の農園労働者が職を失い、100万人が都市へ移住した。多くの人が自殺した。この出来事はたった六人によって引き起こされた。菌類は彼らによってばら撒かれたのだ。彼らはカカオ生産に関する専門的な知識を持つ技術者だった。こ

    農業テロ|さがみ
    agrisearch
    agrisearch 2024/03/30
    https://www.engadget.com/2018-07-27-bioterrorism-in-bahia-witches-broom-chocolate.html ブラジルのカカオ壊滅が「テロ」のせいなのか確証は出ていない。ようやく近年復興を遂げた。https://fairwood.jp/deforestation/1076/
  • (研究成果)いもち病抵抗性イタリアンライグラス「Kyushu 1」で冬季と春季の2回収穫が可能に | プレスリリース・広報

    農研機構は、いもち病抵抗性が強い極早生イタリアンライグラス新品種「Kyushu 1」の標準作業手順書1)を日ウェブサイトで公開しました。 イタリアンライグラスは春季からの収穫が一般的ですが、手順書では、「Kyushu 1」を用いて、冬季と春季に2回収穫することを可能とする新たな栽培管理法等をまとめています。これらの技術の普及により国産飼料の増産につながることが期待されます。 輸入飼料価格が高水準で推移する中、家畜の餌となる国産飼料の増産は畜産経営の安定化のために喫緊の課題となっています。イタリアンライグラスは、ウシの嗜好性や栄養価が高く、我が国で広く栽培されている一年生の冬作飼料作物です。中でも九州地域はその主要な産地であり、全国の栽培面積(推定約6万ha)の約7割を占めます。一般的にイタリアンライグラスは10月から11月頃に播種し(従来作型)、出穂する春季に収穫します。一方で、九州の

  • (研究成果)飼料用トウモロコシ新品種「トレイヤ」 | プレスリリース・広報

    詳細情報 飼料用トウモロコシはわが国の自給飼料生産の基幹作物であり、北海道では約5.9 万ヘクタール(農林水産省作物統計、2022年)で栽培されています。近年の濃厚飼料価格の高騰もあり、高栄養で多収な自給粗飼料である飼料用トウモロコシの重要性はますます高まっており、飼料用トウモロコシの増産により飼料自給率を向上させることが強く求められています。また、飼料用トウモロコシは、雌穂と茎葉を利用する粗飼料であるWCSとしての利用が多いのですが、雌穂もしくは子実のみを用いて濃厚飼料とする利用法が全国的に増加しており、幅広い用途に利用可能な雌穂収量が高い品種の開発が望まれていました。 さらに、近年台風の北海道への襲来や、州など温暖地で発生する主要病害であるごま葉枯病の北海道での被害が増加していることなどから、これまで以上に耐倒伏性やごま葉枯れ病抵抗性に強い系統が求められていました。 そこで農研機構で

    agrisearch
    agrisearch 2024/01/17
    農研機構北海道農業研究センター
  • 岩手県産小麦から「かび毒」検出 農薬散布の時期など原因か | NHK

    JA全農いわてが販売した岩手県産の小麦「ナンブコムギ」から「かび毒」が検出された問題で、JA全農いわては農薬を散布した時期が適切でなかったことや小麦の乾燥作業に日数がかかったことなどが原因だとする調査結果を公表しました。 先月、JA全農いわてが販売した2022年産の「ナンブコムギ」から、おう吐などを起こすおそれがある「かび毒」が基準値を超えて検出されたことが明らかになりました。 この小麦を使った給が岩手や宮城、青森、東京、神奈川、新潟の小中学校などで提供され、「かび毒」との関連はわかっていませんが、複数の児童や生徒などが体調不良を訴えました。 これについて、JA全農いわては26日、問題が発生した原因をホームページで公表しました。 それによりますと ▽「かび毒」を防ぐための農薬の散布が生産者の認識不足で適切な時期に行われなかったことや ▽管轄するJAの確認も不十分だったこと それに ▽小麦

    岩手県産小麦から「かび毒」検出 農薬散布の時期など原因か | NHK
  • 「農薬散布の時期が一部不適切」「乾燥に時間がかかった」 小麦“カビ毒”問題で全農岩手県本部が原因を発表 再発防止策も | TBS NEWS DIG

    販売した岩手県産小麦から基準値を超える「カビ毒」が検出された問題で、全農岩手県部は26日、原因と再発防止策を発表しました。この問題は、全農岩手県部が2022年産の岩手県産「ナンブコムギ」を県外の製粉メ…

    「農薬散布の時期が一部不適切」「乾燥に時間がかかった」 小麦“カビ毒”問題で全農岩手県本部が原因を発表 再発防止策も | TBS NEWS DIG
  • カテゴリ / 日本農業新聞公式ウェブサイト

    アクセスしようとしたファイルが見つかりません。 URLアドレスが間違っている可能性があります。 指定された記事が削除された可能性があります。

    カテゴリ / 日本農業新聞公式ウェブサイト
  • 岩手県産小麦から「かび毒」検出 「JA全農いわて」が会見 | NHK

    岩手県産の小麦「ナンブコムギ」から「かび毒」が検出された問題で、29日「JA全農いわて」が会見し、問題となった小麦は400トン余りが菓子店などに流通したと発表しました。これまでのところ健康被害は確認されていないということです。 JA全農いわてが販売した岩手県産の小麦「ナンブコムギ」からおう吐などを起こすおそれがある「かび毒」が基準値を超えて検出され、小麦粉などを使った菓子店が製品を自主回収するなど影響が広がっています。 JA全農いわては29日、盛岡市で記者会見し「かび毒」が検出された小麦は北上市にある「藤根ライスセンター」が販売した2022年産のナンブコムギだったと発表しました。 この施設が販売した2022年産のナンブコムギは、去年9月から今月20日までの間に合わせて711トンで、県内と県外の合わせて3社の製粉会社に販売され、このうち404トンが小麦粉に加工され出荷されたということです。

    岩手県産小麦から「かび毒」検出 「JA全農いわて」が会見 | NHK
    agrisearch
    agrisearch 2023/11/30
    「JAはほかの小麦についても今後、検査を行うほか、これまでの管理状況や栽培記録などを調べ、かび毒が発生した原因を特定するとしています」
  • JA全農いわて

    ホーム ニュースリリース弊会が販売した岩手県産小麦におけるDON(デオキシニバレノール)の 基準値超過に関するお詫びと今後の対応について 2023年11月28日弊会が販売した岩手県産小麦におけるDON(デオキシニバレノール)の 基準値超過に関するお詫びと今後の対応について このたび、弊会の取引先である製粉会社様に販売いたしました岩手県産小麦(玄麦)の一部において、品衛生法の定めるDON(デオキシニバレノール)の基準値を超過した小麦があったことが判明いたしました。 消費者ならび取引先の皆様に多大なご迷惑・ご心配をおかけいたしましたことにつきまして、心よりお詫び申し上げます。 現在、判明している事実と現状および今後の対応について、別添のとおりご報告いたします。 弊会が販売した岩手県産小麦におけるDON(デオキシニバレノール)の 基準値超過に関するお詫びと今後の対応について

    JA全農いわて
    agrisearch
    agrisearch 2023/11/29
    「基準値を超過したものが含まれている小麦(玄麦)は、令和 4 年 9 月 22 日 から令和 5 年 11 月 20 日まで弊会が販売しました令和4年産「ナンブコムギ」710.968 トン」
  • ※重要なお知らせ※ 商品自主回収について | 府金製粉株式会社

    特定の原材料小麦より、基準値を超えた「デオキシニバレノール(DON)」が検出される事例が発生したため、対象商品の回収を行っております。

    agrisearch
    agrisearch 2023/11/29
    岩手県産小麦「ナンブコムギ」のデオキシニバレノール(DON)検出、基準値超過を受けて。
  • 【返金】南部せんべい全般 一部原料(小麦粉)カビ毒基準値超過(ID:48062) | リコールプラス

    南部せんべい全般 一部原料(小麦粉)カビ毒基準値超過

    agrisearch
    agrisearch 2023/11/29
    老舗白沢せんべい店「主原料の小麦粉が、カビ毒の基準値を超えたものだったため、回収する」
  • 県産小麦「ナンブコムギ」からかび毒 製粉会社に自主回収の動きも【岩手】 | IAT岩手朝日テレビ

    JA全農いわてが販売した岩手県産の小麦から嘔吐などの症状を起こすおそれのある「かび毒」が基準値を超えて検出されたことが分かりました。現在製粉会社などが自主回収を進めています。 JAによりますと9日、販売先の県外の製粉会社から2022年生産された県産ナンブコムギを自主検査した結果、赤カビによる「かび毒」が基準値を超えたと報告がありました。 その後のJAの検査でも基準値の3倍から4倍の「かび毒」が見つかったため、22日に県内の製粉会社に連絡したということです。 なお、販売前のJAの検査では、基準値を超えるかび毒は検出されていなかったということです。 かび毒を一度に大量に摂取した場合、嘔吐や下痢などの症状が出るおそれがありますが、これまで健康被害の報告は入っていません。 現在、JAが産地や販売量、流通先の特定などを急いでいるほか、製粉会社や、製粉後の小麦を使用した製菓店などが自主回収を進めていま

    県産小麦「ナンブコムギ」からかび毒 製粉会社に自主回収の動きも【岩手】 | IAT岩手朝日テレビ
    agrisearch
    agrisearch 2023/11/29
    「赤カビによる「かび毒」が基準値を超えたと報告…その後のJAの検査でも基準値の3倍から4倍の「かび毒」が見つかった…販売前のJAの検査では、基準値を超えるかび毒は検出されていなかった」
  • 岩手県産「ナンブコムギ」から「かび毒」検出で自主回収 | NHK

    JA全農いわてが販売した岩手県産の小麦「ナンブコムギ」からおう吐などを起こすおそれがある「かび毒」が検出され、この小麦を使っていた菓子店などで製品の自主回収や廃棄が進められています。JAなどによりますとこれまでのところ健康への被害の訴えは確認されていないということです。 JA全農いわてによりますと、かび毒が検出されたのは去年・2022年産の県産小麦「ナンブコムギ」で、今月9日、販売先の東京の製粉会社からかび毒が検出されたという連絡があり、JAがこの小麦を回収して検査したところ、今月17日、基準値を超えるかび毒が検出されたということです。 内閣府の品安全委員会によりますと、かび毒は一度に大量にべた場合、おう吐や欲不振、それに下痢などの症状が出るおそれがあり、熱に強く、加工や調理をしても毒性はほとんど減らないということです。 また、別の製粉会社を通じて去年・2022年産の県産小麦「ナンブ

    岩手県産「ナンブコムギ」から「かび毒」検出で自主回収 | NHK
  • タイワンツチイナゴが繁殖、サトウキビに被害 宮古島市の来間島 市は農薬散布で幼虫駆除を検討 - 琉球新報デジタル

    例年比で多く繁殖し、サトウキビなどの作物に影響を出しているタイワンツチイナゴ=7月26日、宮古島市の来間島 【宮古島】宮古島市の来間島で、6月ごろからタイワンツチイナゴによるサトウキビへの被害が相次いでいる。駆除のため、市は2024年3月に農薬の散布などを検討する。県や市、来間区によると、タイワンツチイナゴが例年比で多く繁殖し、サトウキビの製糖工場への搬入量が減っている。タイワンツチイナゴが増えるメカニズムは詳しく分かっていないが、小雨で干ばつになると多く繁殖する傾向にあるという。 宮古島市選出の國仲昌二県議と宮古島市の与党市議団が7月26日、来間区の砂川重信区長の案内で、島内の複数の畑を視察した。 砂川区長は「有機肥料をしっかりまいて、水まきや雑草除去をしっかりやっていた場所では被害が小さかった。そうしていない畑の被害は大きかった」と語り、畑の地力を強くすることが重要だと説明した。 被害

    タイワンツチイナゴが繁殖、サトウキビに被害 宮古島市の来間島 市は農薬散布で幼虫駆除を検討 - 琉球新報デジタル
  • [農家の特報班]無邪気な踏み跡、レンゲ畑の涙 相次ぐ〝無断侵入〟被害に農家困惑 / 日本農業新聞公式ウェブサイト

    生育不良や病害虫リスク 「注意して管理、知って」 「レンゲ畑へどこかの幼稚園・保育園のバスが乗り付け勝手に園児を遊ばせていた」――。交流サイト(SNS)のツイッターで4月下旬、ある農家の投稿に注目が集まった。農業関係者からは農地への無断侵入として問題視する反応が相次ぐ一方、「入ってはいけないと認識していなかった」と驚く人もいた。農地は私有地なのに……。紙「農家の特報班」が経緯を聞いた。 「認識薄く」謝罪 投稿したのは、神奈川県座間市の「座間ゆたか農園」の園主。レンゲソウは水稲の栽培後に緑肥作物として育てており、近隣住民からの報告で無断侵入を知った。「田畑は人の口に入る物を作る場所。細心の注意を払い管理していることを知ってほしい」と話す。 園主によると、過去にも子どもの無断侵入はあり、事故やけがの恐れもあるため、見つけると保護者を注意していた。今回は投稿の数日後、ある保育園が名乗り出て謝罪

    [農家の特報班]無邪気な踏み跡、レンゲ畑の涙 相次ぐ〝無断侵入〟被害に農家困惑 / 日本農業新聞公式ウェブサイト
    agrisearch
    agrisearch 2023/06/14
    まずは看板立てることかなと思う。
  • (研究成果) ダイズシストセンチュウに極めて強いダイズ品種「リョウユウ」 | プレスリリース・広報

    プレスリリース (研究成果) ダイズシストセンチュウに極めて強いダイズ品種「リョウユウ」 - 高度な病虫害抵抗性によりダイズの安定生産と供給に貢献 - ポイント 農研機構は、ダイズ栽培の重要病害虫であるダイズシストセンチュウのレース11)への抵抗性を州以南での栽培に適した品種に初めて導入した寒冷地向けのダイズ品種「リョウユウ」を育成しました。品種は、センチュウのレース1発生ほ場での減収や小粒化等の被害を抑制できるため、国産ダイズの安定的な生産と供給に貢献します。 概要 農研機構で育成したダイズ品種「リョウユウ」は、ダイズ栽培の重要病害虫であるダイズシストセンチュウについて、品種に対する寄生性が異なるレース1への抵抗性を州以南での栽培に適した品種として初めて持ち、併せてレース3への抵抗性も持っているため、センチュウの寄生による減収や小粒化等の被害を抑制できる画期的な品種です。また、

  • (研究成果) 「雪踏み」で小麦の病害発生を軽減 | プレスリリース・広報

    詳細情報 積雪地帯では、小麦や大麦、牧草などの越冬性植物は数か月間雪の下になるため、弱った葉に菌が感染する雪腐病による被害を受けます。雪腐病は被害が大きくなると作物が枯死してしまうため、農薬による防除が行われます。農薬散布は雪が積もる直前が望ましいのですが、積雪が早く農薬散布ができなかったり、散布後の降雨や融雪による効果の低下や、積雪期間が年によって短い地域でも念のために農薬散布する必要があるなど、経費や労力面に課題があり、農薬に頼らない環境保全型の新たな防除技術が求められていました。 研究の経緯 農研機構は、これまでに、雪と冬の寒さを活かした環境保全型の作物生産性向上技術を開発し、例えば、バレイショの収穫取り残しのイモが翌年に雑草化する「野良イモ」の対策として、土の温度を下げてイモを凍結枯死させる技術の高度化を進め、道内に普及してきました。 積雪層は多くの空気を含み、布団のように断熱効果

    agrisearch
    agrisearch 2022/12/07
    農研機構北海道農業研究センター、雪腐病
  • 「国産小麦、オーガニック、天然酵母」は要注意…人気の高級ベーカリーにひそむカビ毒のリスク 科学的根拠を理解しているパン職人は少ない

    「国産小麦、オーガニック、天然酵母」を謳う高級ベーカリーにも、実はかび毒のリスクがある。科学ジャーナリストの松永和紀さんは「小麦のかび毒をゼロにすることはできないが、農薬を使えばある程度まで抑え込める。有機栽培の小麦製品には注意が必要だ」という――。 「国産小麦、オーガニック、天然酵母は安心安全」は間違い 都内の高級ベーカリーで目に付くパンの三大売り文句は、国産小麦、オーガニック(有機栽培)、天然酵母。これで安心安全……。 実は科学的には三つとも誤解です。最大の懸念はかび毒のリスクです。ところが、このような知識を持たないパン職人の方々がいます。日の小麦消費における国産の割合は1割強となっています。小麦の国際価格がウクライナ情勢なども手伝い高騰し、国産小麦が注目されています。「私たちの手で有機小麦を栽培し、収穫してパンに」と張り切るパン職人までいるそうです。熱意は立派ですが、それがかえって

    「国産小麦、オーガニック、天然酵母」は要注意…人気の高級ベーカリーにひそむカビ毒のリスク 科学的根拠を理解しているパン職人は少ない
    agrisearch
    agrisearch 2022/11/23
    松永和紀氏「麦類は栽培時、フザリウム属菌による「赤かび病」に侵されやすく、この菌がデオキシニバレノールやニバレノールを作り、麦を汚染…これらが大量に付いた麦類を食べると嘔吐おうとや下痢などを発症」