Podoro @podoron 【分かりやすい=真実】 「処理流暢性/processing fluency」=情報を脳が処理しやすいか否か,が人の判断に様々な面で影響を与える事が心理学研究で分ってきました。流暢性が高ければポジティブ,低ければネガティブ,な判断がされる認知メカニズムです。 2016-09-12 22:08:49
脳の血流を増やす食事 脳は、大量の酸素を消費している。あなたが1回呼吸するごとに、その25パーセントが脳に直行して代謝のニーズに応える。脳血管疾患のリスクを高める血中脂質(中性脂肪やコレステロール)を正常に保つことが、脳の認知機能を何の妨害もなく保つための1つの方法だ。そしてありがたいことに、次に挙げる方法によっても脳の血流を増やすことができる。 ダーク・チョコレートを食べる。 ダーク・チョコレートに含まれる成分(ポリフェノール)は灌流かんりゅう、つまり脳の血流量を増やすことがわかっている。カカオの含有量が80パーセントを超えるもの(理想的には85パーセント以上─―これは糖質がより少ないことを意味する)、抗酸化物質を減らすアルカリ処理をされていないものにこだわろう。 穀物、糖質、デンプン質を摂らない、あるいは減らす。 脳が脂肪――具体的にはケトンを燃料にすると、送り込まれる血流量が39パー
腎臓や脳、肝臓で発現し、年齢とともにその量が低下していくタンパク質「Klotho(クロトー)」は、長生きや抗老化に関連するタンパク質だと考えられています。そんなクロトーを高齢のサルに注射したところ、認知機能の改善が2週間程度続いたことがカリフォルニア大学のデーナ・デュバル氏らの研究チームによって報告されています。 Longevity factor klotho enhances cognition in aged nonhuman primates | Nature Aging https://doi.org/10.1038/s43587-023-00441-x Anti-ageing protein injection boosts monkeys’ memories https://doi.org/10.1038/d41586-023-02214-3 One shot of a kid
「物忘れ」はマンネリ化した脳の使い方が原因だった 人の名前が出てこない、何を言おうとしたのか忘れる、簡単な漢字の書き方がわからなくなる――40~50代以降になると、脳の働きの低下を実感するシーンが増えてくる。定年後に向けて新たな分野を学ぼうとしたり、楽器や語学をマスターしようとしてみたはいいものの、思うように進まずに挫折、という経験もあるかもしれない。「見た目と同じように脳だって老化するんだ。仕方ない」とあきらめながらも、認知症の始まりではないか、と不安になることもあるだろう。 このような悩みに対し、「中高年世代の物忘れや記憶力の低下は、ほとんどの場合、加齢による老化というよりも、脳の偏った使い方、つまり脳のマンネリ化が原因で起こります」と説明するのは、脳科学・MRI脳画像診断を専門とする脳内科医で加藤プラチナクリニック院長の加藤俊徳氏だ。 加藤氏は、これまで30年以上にわたって、0歳の子
「脳の電気活動をエネルギー源にする」というアイデアは、しばしばSF映画などでみられます。 しかし米国のカリフォルニア大学(University of California)で行われた研究によって、脳に巣くうがん細胞たちは、人間の想像より遥か以前から、同じアイデアを実行に移していることが示されました。 新たな研究では、脳腫瘍の一種である悪性神経膠腫には、思考や運動など脳が発する電気的信号が腫瘍内部に引き込まれるように脳回路を作り変える能力があり、吸収した信号を自らが増殖するためのエネルギーとして使っていることが示されています。 これまで脳腫瘍による認知機能の低下は腫瘍による脳の圧迫や血液の横取りにあると考えられていましたが、どうやら「腫瘍による脳のエネルギーの吸い取り」も大きな影響を与えているようです。 さらに研究者たちは「脳と腫瘍」が脳の奥深くでささやき合っている可能性を示唆しており、この
この前、3月21日にビルゲイツ氏はAIについてブログを書いた。 The development of AI is as fundamental as the creation of the microprocessor, the personal computer, the Internet, and the mobile phone. It will change the way people work, learn, travel, get health care, and communicate with each other. https://t.co/uuaOQyxBTl — Bill Gates (@BillGates) March 21, 2023 それについての私のツイートはこれ↓ ビルゲイツがAIについて長文ブログを投下。ビルゲイツが人生で革命的だと思ったテクノロジーは二
脳梗塞は、血の塊(血栓)が脳の血管に詰まり、血流が悪化することで脳細胞が死んでしまい、さまざまな障害が引き起こされる病気だ。高齢者の場合、原因の多くは生活習慣病による動脈硬化だが、若い世代では異なるケースが多い。若年性脳梗塞の特徴と注意点について、杏林大学医学部付属病院脳卒中センター(東京都三鷹市)の平野照之教授に聞いた。 ▽事故や運動も原因に 若い世代の脳梗塞は、脳動脈解離や心臓の異常が原因となることが多い。国内の調査研究では、生活習慣病による動脈硬化を原因とする脳卒中が増えるのは50歳以降と報告されているものが多い。 脳動脈解離は、交通事故などの外的な要因のほか、スポーツによる首の回転などでも起こり得る。心臓に由来する脳梗塞は、不整脈によるものが多い高齢者とは異なり、若年者では心臓の右心房と左心房の間に穴が開く卵円孔開存(らんえんこうかいぞん)から生じることが多い。平野教授は「卵円孔開
2004年2月、当時19歳のマーク・ザッカーバーグは、インターネットを使った社交(ソーシャル)ネットワーク「ザ・フェイスブック」を、ハーバード大学のクラスメートのために立ち上げた。 間もなく大勢の学生が参加するようになり、別の大学の学生たち、さらには一般にまで開かれるようになった。世間の関心は尽きることがなく、14年後、名前から「ザ」を外したフェイスブックの総ユーザー数は20億人を超えている。 地球上の人間の約3人に1人がフェイスブック上にいる。全大陸のほぼすべての国のあらゆる世代が、みんなフェイスブックを使っているのだ。そして私たちはフェイスブックをよく使う。 平均すると、写真を眺めたり、更新された情報を読んでシェアしたり、デジタルな親指を集めたりすることに1日30分以上もかけている。同じだけの時間を今後も費やすなら、現在の20歳が80歳になる頃には、人生の5年間をSNSに費やす計算にな
「社会人になってからの資格勉強や語学学習は難しい。加齢とともに記憶力が落ちるから」 こう考える人は少なくありません。しかし、“年齢を重ねると記憶力が低下する” という考えは間違いであることが、複数の研究によって明らかになっています。 エビングハウスの忘却曲線によると、60代と20代で記憶力に大差はない 脳の働きを決定づける神経回路の数は、年齢・経験を重ねるごとに増える 忘却曲線とは、ドイツの心理学者・エビングハウスが見つけ出した、時間の経過とともに物事を忘れてしまう法則のこと。人間は1時間後には56%を忘れ、1日後には74%を忘れてしまうのだそうですが、この法則に年齢差はないというのです。 それにもかかわらず、学生時代と比べて記憶力が落ちたと感じるのはなぜなのでしょうか? 記憶力低下の本当の原因と、今から始められる「記憶力を高める4つの習慣」を説明しましょう。 記憶力低下の原因は単純に意欲
あなたは「運」が存在すると思いますか? それとも「運」なんてものは存在しないと考えますか? 一見、非科学的にも思える「運」。しかし脳科学の世界では、「運がいい人と悪い人には、たしかな違いがある」と考えられているようです。その違いとは、いったい何なのでしょうか? 脳のメカニズムを踏まえつつ、運を呼ぶための習慣をご紹介していきましょう。 脳科学から見た「運がいい人」と「運が悪い人」の違い 大脳生理学と心理学に基づくメンタルトレーニングを行なう西田一見氏によると、運がいい人は、脳の記憶のネットワークに「自分は成功する」という考えを定着させているのだそうです。 これは、大脳にある扁桃核が関係しています。扁桃核は、さまざまな経験を “快” と “不快” に振り分けて記憶する性質を持ちます。そして、いわゆる運がいい人は、「○○がうまくいった」「○○に成功した」と、物事を “快” として記憶することが多
「根気」とは、物事を途中で投げ出さず、飽きずに長くやり続ける、心と体の活動力のこと。最新の研究では、粘り強い行動に、わたしたちがよく知るホルモン・神経伝達物質が関係していると分かりました。 そこから見出した、「科学的に根気をつくり出すコツ」を紹介します。 根気は必要なのか? 経営コンサルタントの小宮一慶氏いわく、「習慣力は根気と関係ない」とのこと。続けやすい環境づくりこそが、習慣力の大きな要素であるからです。 一方で、アル・ゴア元副大統領のスピーチライターを務めていた作家のダニエル・ピンク氏は、ミネアポリス・カレッジ・オブ・アート&デザインの2008年度卒業式スピーチで、才能はあるけれど、根気のない人間が世の中にはあふれていると述べ、根気・執念がいかに大切であるかを説いています。 同氏はあるとき、非凡な才能をもつ人々が取り残されていくなか、才能はそこそこでも、毎日ひたむきに、楽しみながら仕
脳の中の電気信号を読み取り、話しことばに変換することにアメリカの研究グループが成功し、脳の障害などによってことばが出ない人とのスムーズな意思の疎通につながる技術として注目されています。 研究グループは、脳内で出される電気信号を検知する装置を人に取り付け、数百の文章を声に出して読んでもらうことで、声に出す際に唇や舌、あごやのどを動かすのにどのような信号が関わっているかをAI=人工知能を使って詳しく解析しました。 そしてこの解析を基に脳内の信号を解読して音声に変換するコンピューターのシステムを作り試したところ、脳内の信号を基に100余りの文章を音声にすることができたということです。 文章によってはほとんどの人が正確に聞き取れたということで、研究グループは、脳の信号を読み取って文章を音声に変換することができたのは初めてだとしています。 研究グループは、現時点では限られた文章しか音声にできておらず
35万部のベストセラー『妻のトリセツ』などに登場し、巷(ちまた)で話題にのぼることも多い「男性脳/女性脳」。一見説得力がありますが、脳は単純な二分法ですっぱりと切れない複雑さを持っています。脳科学や心理学に詳しい四本(よつもと)裕子・東京大准教授に聞きました。 ――男性脳/女性脳の二分法は、「脳科学」にかこつけて男女の役割を固定化する「ニューロセクシズム」を助長しかねないと懸念されていますね。 「ニューロセクシズムは、2000年代ごろに学術の世界で言葉が出てきて、ここ数年、セクハラを告発する『#Metoo(ミートゥー)運動』の流れの中でよく使われるようになりました。男女の行動や思考の違いのほとんどは、脳の性差によるという主張です。しかし、男女のコミュニケーションに問題があった時、『あなたは男性脳(女性脳)なんだから』と、ステレオタイプ(固定化した見方)にはめこんで、科学的根拠の無い男女脳理
人の脳は男脳と女脳に分けられるという考えはどうやら時代遅れになりつつあるようだ。 「“男脳”はお金を稼ぐ」、あるいは「”女脳”は複数の作業を同時にこなすことに長けている」…このような記事をどこかで読んだことがあるかもしれない。実際にカラパイアでも過去にそういった研究結果を紹介してきた。 しかし、人間の脳全体の性差を調査した初めての研究によれば、男脳や女脳などというものはなかったそうだ。研究はから判明したのは、誰しもが男脳と女脳の特徴を併せ持っているということである。
もしかしてあなたは、「毎日仕事が退屈だ……」と感じていますか? 実はそれ、とても危険な兆候です。その状態がずっと続くと、脳に悪影響を与えてしまうからです。それに加えてデスク周りが汚いなら、ますます注意が必要かもしれません。 近頃どうも論理的に考えられない、理解力に乏しい、判断力が欠如していると感じるならば、すぐにその状況を改善しましょう。たとえ、そう感じていなくても、冒頭にある内容に当てはまるなら、早めの対処が必要です。早速ご説明しましょう。 退屈な仕事は認知能力に影響を与える アメリカ、フロリダ州立大学のJoseph Grzywacz博士らの研究チームが調査したところ、仕事が複雑なほど、歳を重ねても認知能力が優れていることが分かったそうです。 仕事の複雑さとは、新しいスキルの習得や、新しい課題への挑戦を要することなどを指します。 認知能力とは、理解、判断、論理といった知的機能を使いこなす
「うっかりミス」「度忘れ」「勘違い」の改善に必要なのは、集中しようと躍起になることではなく、脳に心地よくしてもらうことです。エラーの原因と、効果的な脳の休息法について説明します。 「うっかりミス」などの原因となるもの 意図せず目的から逸脱した行動をとることを「ヒューマンエラー」といい、その種類は以下の3つに分類されます。 ・スリップ「目的や計画は正しくても実行段階で間違う」 ・ラプス「実行自体を忘れてしまった」 ・ミステイク「正しく実行できたが認識が違っていた」 「うっかりミス」はスリップ、「度忘れ」はラプス、「勘違い」はミステイクといったところでしょうか。2004年の『消防活動における安全管理に係る検討会報告書・第2部 安全管理の心理学的分析』では、「集中力の限界を超えた状態で、当事者の精神性に訴えたり、処罰したりしてもエラーの再発を防止することはできない」としています。 そして、そのヒ
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