◆歌会始入選 小松さんへ…伊那の書道展で展示 皇居・宮殿で1月に行われた「歌会始の儀」で、川上村出身の宇宙飛行士、油井亀美也さん(47)が国際宇宙ステーション(ISS)から帰還した際の感動を短歌にした伊那市高遠町の主婦小松美佐子さん(80)のもとに、油井さんから返歌が届いた。返歌は「広野にて感じるちから引力と皆の 想 ( おも ) いが優しく強く」。22日、同市の信州高遠美術館で始まった、小松さんの歌会始入選を記念した書道作品展で披露された。 小松さんの短歌は「宇宙より帰る人待つ広野には引力といふ地球のちから」。2015年12月、中央アジア・カザフスタンに降り立った油井さんの姿をテレビで見て、感動を表現した。 油井さんは、小松さんの作品の「広野」「引力」「ちから」も入れながら、帰還の喜びや、支えてくれた人々への感謝の気持ちを短歌に込めている。短歌は、ISSから長野県を中心に日本列島を撮影し
現代社会の光と影を見つめ、常識のウソに鋭く切り込んだ作品を次々と発表する小説家、真山仁さん。2014年に刊行された真山さんの作品『売国』は、東京地検特捜部の検察官が、宇宙開発を巡る政治の闇に迫るというストーリーです。真山さんは、この小説を執筆するにあたり、ロケット開発に携わる研究者に話を聞くなど徹底的な取材を重ねたといいます。この『売国』が2016年の秋にドラマ化されることになり、JAXAも撮影に協力しました。 真山さんが小説『売国』で描きたかったことは何でしょうか? 『売国』文庫本の表紙(©文藝春秋) JAXAでの撮影風景。女性研究者を演じるのは相武紗季さん(©テレビ東京) この小説のテーマは、東京地検特捜部の「正義」と宇宙開発の「夢」です。特捜部は、政治家汚職など一般の捜査が届きにくい所に潜む「巨悪」を追及する役割を担っています。その特捜部の検事が巨悪に立ち向かう姿を通して、「正義とは
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人はなぜ宇宙に惹かれるのだろうか。サイエンスやテクノロジーの領域においても、映画や漫画・アニメーションといったクリエイティブな領域においても、宇宙は多くの人の想像力を駆り立てるものであり続けている。現実の宇宙も創作の宇宙も、一般の社会に生きる今の我々にとっては触れ得ぬ存在だが、実際に宇宙を経験したことのある人にとっては、それはどのようなものであるのだろうか。 今回は2010年にスペースシャトル ディスカバリーで宇宙へ飛んだ宇宙飛行士・山崎直子氏にお話しを伺う機会を得た。山崎氏が最初に宇宙へ憧れを持つきっかけになったのは、子供の頃に『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』といった作品をテレビで見たことだったという。憧れるところまでは多くの人が同じでも、一生のうちに実際に宇宙に行く経験ができる人はごくわずか。今の時点では、特別に訓練された人たちが宇宙で特定の任務をこなす、宇宙飛行士だけだ。宇宙を
【2013年5月9日 コロラド大学ボルダー校】 今年11月に打ち上げ予定の火星探査機「メイブン」に搭載する名前と俳句メッセージが、米大学のウェブサイトで募集されている。締め切りは7月1日。 NASAの火星探査機「メイブン」に搭載する名前とメッセージを、プロジェクトをリードする米コロラド大学ボルダー校のウェブサイト上で募集中だ。 18歳未満は保護者の同意が必要だが、世界中誰でも応募が可能で、集まったすべての名前と、投票コンテストで選ばれた英語の俳句メッセージ3作品がデータとしてDVDに書き込まれる。俳句は5・7・5の3行詩の形式で、季語は必須ではないが、字余りや字足らずは許容されないようだ。応募は7月1日締め切りで、俳句の投票は7月15日から始まる。 メイブン(MAVEN:直訳「火星大気揮発進化ミッション」)は今年11月18日に打ち上げられ、2014年9月に火星に到着する予定となっている。火
小説「夏のロケット」などの作品がある作家、川端裕人さん(48)が、種子島の小学生が若手エンジニアと力を合わせて、ロケット打ち上げを目指す新作を構想中だ。16日まで3日間、取材で南種子町を訪れ、茎南小学校児童らと交流した。 川端さんは日本テレビ退職後の1998年、高校時代の仲間が有人ロケットを打ち上げるまでを描いた「夏のロケット」で小説家デビュー。もともと宇宙への強いあこがれがあり、「手作りロケットを飛ばすという夢物語が現実になりつつある今、『夏のロケット』を書き直したかった」と説明する。 滞在中、宇宙航空研究開発機構の若手スタッフに話を聞き、茎南小児童の田植えを取材。種子島の四季折々の風景も物語の中に盛り込んでいきたいという。早川書房の月刊雑誌SFマガジンでの連載が決まっており、「タイトルは未定だが年内には連載を始めたい」と意気込みを語った。
今日の朝、「宇宙兄弟」というテレビアニメ第一話が始まった。「このマンガがすごい!」とかで、とても評価が高い漫画のアニメ化。原作は未読だが、前から気になってた。 話は、会社をリストラされた30過ぎ(?)の主人公が、次の仕事がなかなか決まらずにグジグジしてたところへ、少年時代の「火星に行く」という夢を思い出し、宇宙飛行士を目指すという物語。夢に向かって人生を再スタートさせるとても良い話だ。 いい話なのだが、いい話すぎて辛い。 主人公はリストラされる前は、大手自動車メーカーの設計主任で様々な優れた自動車の設計に携わったという設定。一話の終わりで、母親がJAXAに主人公の履歴書を送り、あっさりと一次選抜の書類審査を通過した。これが単に元自動車メーカーの営業とか、元自動車工場勤務とかだったら、書類であっさり切られてしまう。 順調に再スタートを切れるのは、もともと優秀だったのと、今までのキャリアで培っ
だいぶ前にコネタでも紹介したことがあるチェコの人気キャラクター、クルテク=もぐらくん。日本でもアニメーションや絵本、グッズなどで親しまれており、絵本は新刊『もぐらくんとテレビ』が先日発売されたばかり。 そんなクルテクが今月、スペースシャトル「エンデバー」に乗って宇宙に行くというステキなニュースが舞い込んだ! ウォールストリート・ジャーナルの記事によると、「エンデバー」に搭乗する宇宙飛行士のひとり、アンドリュー・フォイステル(Andrew Feustel)さんの義理の母親がチェコとオーストリアの国境にあるズノイモという町の出身で、チェコにゆかりがあることから、クルテクのパペットを宇宙へ一緒に連れていくことにしたのだとか。 というのも宇宙飛行士たちは、ごく限られた私物を宇宙へ持っていくことができるそうで、そこでアンドリューさんが選んだもののひとつが、クルテクなのだ。その理由についてアンドリュー
映画「千と千尋の神隠し」の主題歌などの作詞でも知られる詩人・覚(かく)和歌子さん(48)は、宇宙をテーマにした詩作を通じて、宇宙飛行士の山崎直子さん(39)と交流を続けている。 「帰ってきたら、彼女が感じた宇宙を詩にしてみたい」と、貴重な体験を聞ける日を心待ちにしている。 2人は共に千葉県の松戸市立第一中出身。覚さんが作詞した平原綾香さんの歌「星つむぎの歌」は2008年に宇宙に行った土井隆雄さんの目覚まし用の音楽として使われ、その曲を聞いた山崎さんが覚さんにメールを送ったことで交流を持った。 宇宙航空研究開発機構が手がけた連詩の企画に、山崎さんが第1詩、覚さんが第2詩を提供している。 <海に生まれ大地に育ってきたわたしたちの体には はるか百数十億年の 宇宙の歴史が刻まれている>(山崎さんの詩より) <知りたいのははじまりの瞬間 その音その色匂(にお)いと手ざわり はじまりは いつもこころ
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