太陽の光量(明るさ)の変化は、地球大気中のオゾンにどのような影響を与えるのだろうか?今井 弘二研究員(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)と共同研究チームは、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載された超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES)の高精度な観測データを用いて、2010年1月15日に起こった日食時のオゾン量の変化を調べました。すると、月の影で暗くなっている地域では、明るい地域に比べて、中間圏のオゾン量が多くなっていることがわかりました(下記解説文図3参照)。またその変化の様子は地表からの高度によって異なっていることもわかりました。これまでの観測は、精度が悪く、太陽の明るさが変わることで、オゾン量がどのように変化するのかについての考察ができませんでした。 大気中のオゾン量はさまざまな要因で決まっています。それらの要因の中で、本研究は日食を利用することによって、太陽光量の変
太陽の光量(明るさ)の変化は、地球大気中のオゾンにどのような影響を与えるのだろうか?今井 弘二研究員(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)と共同研究チームは、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載された超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES)の高精度な観測データを用いて、2010年1月15日に起こった日食時のオゾン量の変化を調べました。すると、月の影で暗くなっている地域では、明るい地域に比べて、中間圏のオゾン量が多くなっていることがわかりました(図1参照)。またその変化の様子は地表からの高度によって異なっていることもわかりました。これまでの観測は、精度が悪く、太陽の明るさが変わることで、オゾン量がどのように変化するのかについての考察ができませんでした。 大気中のオゾン量はさまざまな要因で決まっています。それらの要因の中で、本研究は日食を利用することによって、太陽光量の変化のみが大気
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国立天文台などは24日、太陽観測衛星「ひので」がX線望遠鏡で撮影した金環日食の画像を公開した。輝く太陽のコロナの前を、黒い丸い月が通り過ぎる様子がとらえられている。 JAXAによると、日本時間の24日午前6時53分ごろ、北米の上空約680キロを通過したひのでと、月、太陽が一直線に並び、金環日食になった。北米の地上では部分日食として観測された。ひのでは2006年9月の打ち上げ以降、皆既日食は1回、金環日食は今回を含め2回、それぞれ遭遇しているという。 金環日食は、太陽が月に完全に隠れる皆既日食と違い、月の周りから太陽がはみ出してリング状に見える現象。JAXAなどはインターネットで画像のほか動画も公開している。アドレスはhttp://www.isas.jaxa.jp/home/solar/eclipse20141023/。
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「ひので」衛星が日食を連続撮影宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月21日、宇宙から見た金環日食の映像をホームページで公開する。これは太陽観測衛星「ひので」が日食に遭遇したときに、X線で太陽画像と動画を撮影したものをホームページ上で公開するものだ。 「ひので」衛星は午前6時34分、東シナ海の上空からインドネシア上空で、日食と第一回目の遭遇をする。その際、「ひので」に搭載されたX線望遠鏡(XRT)で太陽全面を連続撮影する予定だ。 宇宙から見る日食は、地上で見るものとは異なる。映像では、太陽コロナを背景に、黒い月が通過していく様子がとらえられるが、観測されるのは部分日食となる。 (画像は、JAXA/国立天文台の提供によるもの) 地上からの観測とは違って見える宇宙の日食「ひので」から見た部分日食は、月が太陽の南西から現われ、北東に向けて太陽面を横切っていく。「ひので」の移動速度が時速2万7千キロ
太陽観測衛星「ひので」は、2011年1月4日に起きる日食を観測します。 この日食は地上からは部分日食として見えますが、地上680kmを周回する「ひので」は金環日食として観測します。「ひので」は打ち上げから5年目を迎えますが、その期間で軌道上からの皆既日食(2007年3月19日)と今回の金環日食を観測できるのは、大変珍しいことです。 「ひので」は合計3回月の影に入り、2回目の 18時8分から18時23分(日本時間)に北極付近の上空で金環日食を観測します。月の影は太陽中心よりも少し北側(上)を通過する予定です。 観測データ(テレメトリデータ)は、複数の地上受信局にて順次受信され、インターネット経由で神奈川県相模原市にあるひので運用室に伝送されます。そこでデータ処理が施された後に公開されます。 今回は通常の観測の中での日食観測となるため、衛星からデータが転送されて画像データとなるまでに2日程度時
日本中のインターネット回線が日食の映像に占領された22日、東京・小金井市の情報通信研究機構(以下、NiCT)展示室には大勢の親子連れが詰めかけていた。ここではインターネット中継により、中国の武漢・上海、奄美大島、そして硫黄島からの映像が上映された。天候に恵まれないエリアが多かった中、硫黄島では直前まで豪雨だったものの、日食直前には天候が回復。美しい皆既日食の映像が現地から送られた。この映像、実は超高速インターネット衛星「きずな」を経由して映像を伝送する実験によって届けられた。実験の内容について、NiCT 次世代ワイヤレス研究センター室長の中島潤一氏にお話しを伺った。 皆既日食を中継! その映像は宇宙から この実験は、技術試験衛星の利用実験として総務省が公募、国立天文台がこれに応募し採用されたもの。防衛省や文部科学省との協力の上、硫黄島の利用許可を取り、宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)
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イベント 2024.03.11(月) 【桝太一氏登壇イベント!】衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)トークイベントのご案内(2024年3月18日ベルサール神田) 協定・協力
[2009年7月22日掲載] 「ひのでがとらえた日食」 日食画像 左は白黒画像、右はカラー(着色)画像。 クリックすると拡大画像を表示します。 部分食開始から 2分後 (日本時間9時52分) 最大食(日本時間9時58分) 部分食終了の 2分前(日本時間10時5分) 日食後のX線でのコロナ(日本時間10時10分) ここにあるものがオリジナルサイズです。これ以上の高解像度のものはありません。 日食ムービー どちらもMPEG1 4000kbps, 画像サイズ 1024x1024 ファイルサイズが6MB程度あります。アクセスが集中しますとレスポンスが遅くなりますので、ご注意下さい。 ムービー: 白黒画像 ムービー: オレンジ色着色 テレビ局向け bmp連番画像ファイル bmp画像の連番ファイルを zip で圧縮したものです。画像はサイズが1024x1024で約80枚あります。 白黒画像 (46MB
日食は、太陽と地球の間に月が入り一直線に並んだ時に起こります。 地上では、太陽が月に隠れる様子が観測されますが、このとき宇宙から地球を見ると、地球の表面に月の影が現れることになります。 静止気象衛星「ひまわり」で観測した画像には、大きく分けて、人の目で見えるのと同じ画像(可視画像)と、人の目では見えない画像(夜間でも雲を観測できる赤外画像)の二種類があります。 日食現象が起きた時、可視画像には太陽光が月にさえぎられ地表にとどかない部分、すなわち月の影が地球上に黒く写ります。 この月の影は、通常の可視画像では、周りよりぼんやりと黒い程度にしか写りませんが、画像処理を施し明暗を強調することでより鮮明になります。 ただし、雲が無く白く写る部分が少ない地域では、強調しても月の影を見分けることが難しくなります。 下の画像は、昭和63年3月18日に北太平洋上で起きた日食時の「ひまわり3号
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