上空に寒気が入り込んだ影響で、関東や東北、北海道では19日朝、多くの地点でこの秋一番の寒さとなった。前線の北上も重なって広い範囲で雨も降った。「秋の長雨」は20日夕ごろにいったん緩むが、衆院選投票日の22日には台風が日本列島に近づくとみられ、影響が懸念される。 気象庁によると、19日朝は東京都心や神奈川県海老名市で9・9度、千葉県船橋市で9・8度を記録し、いずれも今季最低。北海道では平年より6度以上低くなる地点もあった。 東京駅周辺では冷たい雨の中、コートを着込んで出勤する人たちの姿がみられた。