東京23区の新築マンションの平均価格は1億円を突破(2023年)。この10年でおよそ2倍にまで跳ね上がっています。 こうした中で注目が集まっているのが、建築から年数が経過した“築古(ちくふる)”の中古マンションです。 築42年の中古マンションを購入したファミリー層の事例や、購入の際の注意点をお伝えします。 (全2回の後編/前編を読む) 「首都圏情報ネタドリ!」の放送内容は、NHKプラスで配信しています↓
2500万円以上の貯蓄がある世帯が34%に上る一方で、300万円未満の世帯が14.4%-。 高齢者の貯蓄が二極化しています(令和4年 総務省家計調査報告)。 今後“就職氷河期世代”が高齢者になると、二極化の傾向はますます進むおそれがあるという指摘も。 「働きたいのに仕事がない」など、高齢者が直面する深刻な現実と、現役世代にできる備えについてお伝えします。(全2回の後編/前編を読む) (首都圏情報ネタドリ!取材班) 働く高齢者のリアルに迫る「首都圏情報ネタドリ!」はNHKプラスで配信しています。 (配信期間4月26日(金)19:30~5月3日(金)19:57)↓ 働かないと生活できないのに… 高齢者の登録が急増しているスポットワークのメリットや注意点について、前編の記事でお伝えしました。 生きがいのために働く高齢者がいる一方で、「働かないと暮らせない」高齢者の厳しい現実も見えてきました。 都
各地のすてきな温泉や銭湯を発掘し、地域の魅力を再発見する「#いいお湯見つけました」。 今回訪ねたのは、東京中野区。子育て世帯も温かく迎えてくれる優しいお風呂、ご紹介します。 (ひるまえほっと リポーター/ディレクター 髙橋香央里)
JR京葉線のダイヤ改正を巡る問題。 JR東日本は3月のダイヤ改正で、朝と夕方以降の快速・通勤快速の運行を取りやめて、各駅停車に変更すると発表。その後、地元の反発を受け、早朝の上りの快速2本に限って運行を継続すると「見直し」ました。 利用者はどのような影響を受けるのか。「ワンオペ・ワーママ」の朝と夜の通勤に密着しました。子どもを保育園に送ったあと、駅まで走って通勤快速に飛び乗る日々。 「ダイヤ改正後はどうすれば…」。生の声をお伝えします。 (千葉放送局記者・浅井優奈) (※1月27日に記事の一部を加筆しました。) JR京葉線のダイヤ改正の内容はこちらで詳しく👇 「バタバタの生活」 京葉線の通勤快速を利用し、千葉市から東京都内の職場に通っている藤原さん(仮名)です。 京葉線との直通列車がある土気駅(千葉市緑区)近くで、夫と子ども2人とともに暮らしています。 夫は子育てに積極的に関わっていて送
笑ってしまった。 合格でも変だが、「不合格」を碑にした人がいるとは。 いったいなぜこんなことをしたのか。 「松井元哉さん」にどうしても会いたい。私は、それまで職場には戻らないと宣言し、取材を始めた。 2023年7月6日「おばんですいわて」で放送 人気のない場所にぽつん インターネットの情報を頼りに、まずは現場へ。 岩手県南部、一関市の中心部から車で20分。人気のない道路脇の林の陰に、それはあった。 高さは1メートル、厚さは2センチほどで、ずいぶんスマートだ。 「松井元哉 第113回医師国家試験 不合格発表閲覧之地」。 間違いない。黒地に、白い文字が目立つ。これを素直に信じれば、松井さんという人が、ここで、医師国家試験の不合格の知らせを受け取った、ということになる。 石碑は人気のない道路脇に建っていた 写真を撮っていると、林からガサガサと音がした。 まさか、松井さんにいきなり遭遇!? 石碑の
幼い子どもを中心に感染する「ヘルパンギーナ」と「RSウイルス感染症」の患者がこのところ増えています。東京都は手洗いやうがいなど感染予防の徹底を呼びかけています。 「ヘルパンギーナ」は夏場に流行し、38度を超える発熱や口やのどに水ぶくれができてのどが痛むのが特徴です。 東京都によりますと、このところ早いペースで増えていて、6月11日までの1週間に報告された患者数は979人で1医療機関あたりでは3.75人と、前の週の1.5倍になっているということです。 また、発熱や鼻水とせきの症状が特徴の「RSウイルス感染症」も1医療機関あたりの患者数が1.72人と前の週の1.2倍となっているということです。 都内クリニックの現状は? 東京・北区にある「いとう王子神谷内科外科クリニック」でも、5月後半から子どもを中心に感染する「ヘルパンギーナ」や「RSウイルス感染症」の患者が増えています。 このうち夏場を中心
名画の魅力を、料理やアニメーションを使って伝える美術館。博物館などの所蔵されていた動物の骨や土器などを3Dデータ化してネットで公開し、自由に動かしながら見られるようにするイベント。 博物館や美術館がいま大きく変わろうとしています。法律が約70年ぶりに大改正され、博物館が行う事業に、これまで行ってきた展示などだけでなく、「資料のデジタル化」も追加。さらに地域の活力向上のため、文化についての理解を深める「文化観光」に取り組むところもでてくることになります。 一方で、予算と人手が不足する中、新たな事業に取り組むことで、これまで行ってきた事業ができなくなるのではという懸念の声も。大型連休前に、博物館の最新事情を取材しました。 (首都圏局/ディレクター 梅本肇・竹前麻里子) 動物園とのコラボで博物館の魅力を発信 博物館をもっとおもしろく、身近に感じてもらおうという取り組みが、和歌山県白浜町のテーマパ
Q 「伝統芸能は難しくて敷居が高い」「伝統芸能の敷居を低くして見に行きやすくする」などの表現を使ったところ、おかしいと言われた。どのような問題があるのだろうか。 A 「敷居が高い」は、現代では「気軽には行きにくい」などの意味で使われることが多くなっていますが、伝統的には「不義理・不面目なことなどがあって、その人の家に行きにくい」(『大辞林第3版』)という意味で使われる語です。放送で使う場合には、伝統的な意味と新しい意味とがある語であることを認識したうえで、使う場面を考える必要があります。また、「伝統芸能は、難しそうで見に行くのに勇気がいる」などと言えば「敷居が高い」よりも意味がはっきりします。 一方、「敷居が低い」は新たに使われるようになった語と言えそうです。「伝統芸能の垣根を取り払って見に行きやすくする」などと言いかえるなどの工夫をすると、より適切に、多くの人に伝わりやすくなります。 <
コロナ禍の中、保育現場をめぐって「待機児童問題」だけでなく、新たな課題も出ています。 待機児童の問題が深刻だった東京23区の認可保育所のうち0歳児の定員の状況を調べたところ、ことし4月の時点で、定員に満たない施設が半数を超えていることがわかりました。 保育現場では余裕が生まれ、保護者にとっても利用しやすい状況になっている一方、施設の経営面など新たな問題も出ています。 (首都圏局/記者 浜平夏子、氏家寛子 おはよう日本/ディレクター 谷圭菜、蓮見那木子) 保育所 “定員割れ”の実態は 「定員割れ」の実態はどのようなものなのか。今回NHKは、待機児童が特に問題となった東京23区にアンケート調査をしました。 自治体が状況を把握している認可の保育施設を対象にしたところ、0歳児では「53%」、1歳児では「31%」、2歳児では「40%」の施設で、「定員割れ」が起きていることがわかりました。 このうち0
「まさか私がこの年で…」子育て、仕事…直面する課題 九州地方に暮らすトモミさん(仮名・42歳)が妊娠に気づいたのは、ちょうど1年前。めまいなど突然の体調不良に襲われました。若いときは確実に避妊をしていましたが、パートナーも年齢的に妊娠しないと思っていて、40代になってからはコンドームをつけていなかったといいます。 「本当にまさか、と思いました。『高齢になると不妊治療が大変』という情報が世の中にあふれているので、私自身も40歳を超えてもう大丈夫なんじゃないか、という気持ちになっていました。閉経するまでは自然妊娠の可能性があるという知識が足りなかったし、真剣に考えていなかったと反省しています」 現在、高校生の娘がいるトモミさん。20代の初産では妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)になり、入院するほど苦しい経験をしました。40代の体で出産まで耐えられるのか。多感な時期の娘との関係はどうなるのか。離れて
酢豚やエビチリ、ラーメンといった日本人向け“町中華”とは違う、本場の味の中国料理、“ガチ中華”。この数年で急増しています。東京近郊のガチ中華の広がりや、中国各地の料理のバリエーションを、地図にまとめました。日本にいながらにして、中国各地の多様な味に出会える時代です。 (クローズアップ現代取材班) どこで食べられる? “ガチ中華” ガチ中華を発掘し、情報発信を続ける「東京ディープチャイナ研究会」の中村正人さんによると、都内および東京近郊には、ガチ中華が集まるエリアがいくつかあります。 ○埼京線沿線(新宿~池袋) ○上野・御徒町 ○総武線沿線(錦糸町~小岩) ○西川口・蕨 ○蒲田 中村さんたちの情報に、在住中国人人口の地図を重ねてみると、中国人の多い地域とガチ中華の多い地域がほぼ一致します。在日中国人が多く住む地域(東京都江東区・江戸川区、埼玉県川口市など)や、通勤・通学のターミナル駅周辺に出
総務省が発表した去年1年間の東京の人口の動きは、男性が「転出超過」となった一方、女性は依然として「転入超過」となっています。女性の東京への転入者のうち、20代前半の人が3割近くを占めています。専門家は「大学を卒業した女性にとって魅力ある職場が地方に少ないことが大きな要因ではないか」と指摘しています。 東京都の転入超過 女性が多く 総務省が1月発表した住民基本台帳に基づく、外国人を含む東京都の「転入超過」は、去年1年間で5433人と、現在の方法で統計を取り始めた2014年以降、最も少なくなりました。 男女別で見ると、男性は、転出者数が転入者数より1344人多く、初めて「転出超過」となりました。 一方、女性は6777人の「転入超過」となり、人数は減っているものの依然として東京に入ってくる人が出て行く人を上回っています。 年代別は 東京に転入してきた女性を年代別に見ると、20歳から24歳が5万8
“無理やり勃起させられ、覆いかぶさるように挿入させられました” “手錠で拘束され、無理やり射精させられました” “男が被害者だなんて信じてもらえないと思い、誰にも相談しませんでした” これは、性暴力の被害に遭ったという男性たちのことば。取材班の元に、約400人の男性が声を寄せてくれました。 挿入“される”被害より、挿入“させられる”被害が多いこと、社会の無理解や偏見に苦しめられていること、そして誰にも言えずに孤立していること・・・。勇気を振り絞って明かしてくれた、男性たちの思いに耳を傾けます。 (「性暴力を考える」取材班) ※この記事では性暴力被害の実態を広く伝えるため、被害の詳細について触れています。フラッシュバック等 症状のある方はご留意ください。
はじめまして。自身の被害に関する裁判や活動を取材いただきたくご連絡をしました。私は2年前、社会人1年目で働き始めた時に、当時一人暮らしをしていた自宅へ夜中侵入され、性暴力の被害に遭いました。加害者は逮捕されましたが、その後も苦しみが続いています メールをくれたのは、20代のそよかさん(仮名)。加害者の刑事裁判がこれから始まるのを機に、自分の体験や思いを多くの人へ伝えたいという内容でした。 年明けにお会いすると、落ち着いた様子で被害について打ち明けてくれました。 社会人1年目のとき、オートロック付きの自宅マンションで寝ていたそよかさんは、深夜2時半ごろに物音がして目が覚めました。寝ていた部屋と玄関を隔てる扉の隙間から、人影が見えたのです。その日は疲れていて、部屋の施錠を忘れていた可能性がありました。とっさに扉を閉めようとしましたが、強い力で開けられ、見知らぬ男に口を押さえられたといいます。そ
作品、キャラクター、ボス&召喚獣、音楽の4つのカテゴリーにおける結果発表を発表! 投票期間 : 2019年12月20日(金)~ 総投票数 : 468,654票 内訳を見る
何度練習しても、漢字が書けないという少年がいます。 彼は都内の中学3年生。苦しんでいるのは、いまだ原因不明の障害のせいです。 彼にとって、「学ぶ」とは一体どういうことなのか。 そして彼のような障害がある人たちに、手は差し伸べられているのか。 1人の少年を通じて見えてくる、いまを取材しました。 (政治部 並木幸一) 字が、書けない 都内の中学3年生が書いた、理科のテストの解答用紙です。 こちらは、彼がパソコンで打ったものです。何を書こうとしていたかがわかります。 「光の直進」「乱反射」「全反射」… 問題を解く力はありますが、解答用紙に記入できないのです。 8年前、彼は“読み書き障害”と診断されました。発達障害の中の学習障害の1つです。 “読み書き障害”に詳しい国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の稲垣真澄部長によれば、いまだ原因は分かっていないといいます。 「この障害は1896年にイ
添徹太郎記者(国際部) 「はしかの流行が起きているニューヨーク州の議会前です。 ここでは、ワクチンの接種を拒否する人たちが集会を開いています。」 「(安全性を)検証しろ!」 アメリカでは、すべての州で公立学校に通う子どもたちにワクチンの接種が求められています。 しかし…。 「子どもには、もうワクチンを接種させません。」 「ワクチンの接種は安全ではありません。」 訴えているのは、ワクチンの危険性です。 ところが、実はその主張のほとんどが、ソーシャルメディアで拡散した誤った情報なのです。 ワクチン拒否の運動に参加しているターシャ・ウィニンガムさんです。 ターシャ・ウィニンガムさん 「この人のページは、すばらしい情報源です。」 最もよくチェックするのが、ある女性のフェイスブックです。 科学的には不正確な内容も含まれています。 しかし、2人の娘を育てているウィニンガムさんは、子どもがワクチンで被害
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