キー・ホイ・クァンが涙のスピーチ。「私の旅はボートで始まった。難民キャンプで1年過ごした」【アカデミー賞2023】
キー・ホイ・クァンが涙のスピーチ。「私の旅はボートで始まった。難民キャンプで1年過ごした」【アカデミー賞2023】
無料で乗れるトラックでアメリカを目指す移民たち(2018年11月5日)。 Associated Press/Rodrigo Abd アメリカへの亡命を目指した移民集団「キャラバン」の約2000人が、自国に戻るもしくは就労許可を得てメキシコに留まることを選んだ。ニューヨーク・タイムズがメキシコ政府のデータを引用して報じた。 同紙によると、約6000人のキャラバンのうち、約1000人がメキシコ政府の支援を受けて自国に戻ることを選び、約1000人が就労許可を得てメキシコに留まるという。 彼らの決断は、アメリカへの亡命を求める移民の数を減らすためのトランプ政権の政策が彼らの行動に影響を及ぼしたことを示している。 アメリカへの亡命を目指した移民集団「キャラバン」の約2000人が、自国に戻るもしくは就労許可を得てメキシコに留まることを選んだ。ニューヨーク・タイムズがメキシコ政府のデータを引用して報じた
大河のようになって歩く人々 今年10月19日頃、突然、「中米の移民集団がメキシコ入り 米国務長官は阻止要請」(日経新聞オンライン版)とか、「中米の移民3000人北上、メキシコが国連に支援要請へ」(産経新聞オンライン版)というニュースが流れた。 写真を見ると、ホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラの移民(希望者)が、何千人も徒歩でメキシコに向かっている。もちろん最終目的地はアメリカ合衆国だ。 その果てしなく続く人々の列を見た途端、2015年8月末、ハンガリーからオーストリアに向かって歩き始めた中東難民(希望者)の姿を思い出した。当時、彼らの最終目的地はドイツだったが、今、中米で起こっている光景は、それと瓜二つといってもよいほど似ている。 移民キャラバンは、現在、メキシコ内を北上し続けており、米国はメキシコ国境に数千人規模の軍隊を派遣し始めた。ところが、報道はというと、米国のその行為がまるで
トランプ米大統領が、米国入国を阻止するために軍派遣も決めた中米からの移民キャラバン。米国境を目指し、北上をやめるどころか新たな移民が次々とメキシコに入国していた。 国連難民高等弁務官事務所の職員によると、約2千人がこの日、グアテマラからメキシコ国境を越えたメタパという町の広場に着いた。今後も数百人が追いかけてくる見込みだという。 だが、すべての人が一緒にたどり着けたわけではない。 大集団から遅れて川を渡った20人ほどの集団が、本隊を追いかけていた。そこへメキシコの警察がきて、「移動をやめなさい」「難民手続きをしましょう」と説得していた時だった。 「逃げろ」と叫び声が聞こえたかと思うと、移民たちが草むらに飛び込んだ。「捕まえろ」。土煙が上がる中で、警察官と移民局の職員が移民たちを捕まえ、車に押し込んだ。移民局職員に抱えられた子どもが「嫌だ」と泣き叫び、お年寄りが「国には送り返さないで。見逃し
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