新しい記事⇒阪大が2017年入試「物理」出題ミスを解説 2018年1月6日の報道によれば、大阪大学が2017年前期日程の物理の問題で出題ミスおよびそれに伴う採点ミスをしていたことが明らかになりました。 出題・採点においてミスがあった問題 注意:この問題を解くうえで、〔3〕のA.の問題文中の実験条件、および、問A-I,A-IIで説明されている条件設定なども重要になりますので、問題文全体(PDF)(10ページ~)をご覧ください。 大阪大学の説明 問4 には複数の解答が存在したが、採点時において特定の解答(下記「当初の正答」) のみを正解として扱ってしまった(採点誤り)。また、問5 については問4 の特定の解答の みを前提とした出題であったため、問4 の複数の解答(下記「検討後の正答」)と整合しな いこととなった(出題誤り)。 問4:当初の正答 2d=(n-1/2)λ → 検討後の正答 2d=n
※すみません,2018/01/11にタイトルを修正しています.(“縦波の反射”←”縦波の反射波”) 2018/01/13 大事な追記 スッキリできるやっぱりできない説明が本家から出てきました. 理科問題(物理) 〔3〕Aの解説(1月12日追記) 「壁での反射」がどうこうという話ではなく,「音叉から出る音」に違いがあったようです.そして,これは問1にも絡む内容だったようです.というわけで,以下の解釈は違うということになってしまいました.しかし,位相と疎密(音圧)の違いを改めて認識できたことは収穫だったのかな?と思っています. ところで,音叉から出る音波の位相が定かでなかったとすると,「3つの正解をとる」よりも問題自体を不適とする方が正しいような気もしていますが. 2018/02/01追記:解説に書かれている内容について,少しメモを書いているので参考にしていただければ幸いです. 音叉の振動モー
ようこそ阪大外国語学部スウェーデン語専攻へ! スウェーデン語専攻は大阪外国語大学時代の1985年に創設され、スウェーデン語学、スウェーデン社会、スウェーデン史の授業科目を中心に開講している日本の国立大学唯一の専攻です。 スウェーデン語はデンマーク語やノルウェー語、アイスランド語などともにノルド語(フィンランド語は別系統の言語)と呼ばれていますが、これらの言語は系統的に英語、ドイツ語、オランダ語などとともにゲルマン語というグループを形成しています。スウェーデン語の構造はなかでも英語に近似しているので、英文法の得意な人は修得がはやいと言えるでしょう。スウェーデン語をしっかり会得すると隣国 のデンマーク語やノルウェー語も特に勉強しなくても、かなり理解できるという醍醐味があります。 スウェーデンの本質を知るためにはまずはスウェーデン語の知識が不可欠です。スウェーデン語専攻でスウェーデン語を習得し、
早川由紀夫 @HayakawaYukio 試験問題が間違っていたことを三度目の指摘で認めたというのがよくわからない。音の波長を問うてる。(私自身はもはや解けないが)シンプルで意見の相違が出そうな問題にはみえない。 pic.twitter.com/XSoAagy2gL 2018-01-06 17:37:40
大学の退学者問題は、その延長線上に就職問題ともつながってくるわけですが、なかなか大学関係者以外には理解し難い問題かもしれません。なにせ、肝心の大学関係者で、退学者問題・就職問題をきちんと理解している人が少ないのが現状です。 そこで、かんたんなシミュレーションをしてみましょう。ここに標準的な地方都市にある私大文系のA大学があったとします。A大学は上位でも下位でもないごくごく典型的な大学です。 A大学の1学年あたりの定員は500名です。おそらく2学部程度の非常に小規模な大学です。この大学の退学率は、私大文系の平均的より少し良い3.0%としましょう。すると左の図のように、毎年、この学年からだいたい15人ずつ退学していきます。4年の4月には1割以上減っています。さらに、留年が(少なく見積もって)1割出るとして、卒業時には400名以下に減っています。つまり入学者のうち4年で順調に卒業するのは8割だと
5日と6日は、大学のオープンキャンパスだった。一年のうち一番暑いこの季節に、しかもごていねいに二日間もやっている。何だか知らないが、親子連れとかカップルとかの受験生がわさわさ押し掛けてくるのである。国立大学も独法化してさすがに学生確保に真剣に取り組まざるをえないのかと思われるかもしれないが、実はそうではない。たんに「他もやっているからやっている」にすぎないのだ。7,8年前に、新学部を作った時に、大学の広報体制の余りの不備にあきれ果てて学長や大学本部に乗り込んでいろいろな働きかけをした。その後、広報予算は格段に増え、広報室も作られ、4,5年前にはぼくが手作りに近い形で作っていた「大学案内」も業者委託になった。印刷代を別にすれば八十万円しか出してくれなかった制作費もいまや何百万円にも膨れ上がっている。だが、中身はと言うと、信じられないことにその時よりもむしろ「悪くなっている」のだ。金をかけるこ
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