序章 国家と故郷のあわい/断片 Ⅰ 郊外の正義論 第一章 南大沢・ウォルマート・ゾンビ 第二章 市民的公共性の神話と現実 第三章 グローバライゼーションと共同体の命運 第四章 共同体と徳 Interlude 本書の構成と主題 Ⅱ 「公共性」概念の哲学的基礎 序 公共性論をめぐる状況 第一章 テーゼⅠ「共同性への非還元性」 第二章 テーゼⅡ「離脱・アクセス可能性」 第三章 テーゼⅢ「公開性」 第四章 テーゼⅣ「普遍的正当化可能性」 第五章 公共性の条件 終わりに 註/索引(人名・事項)/文献 郊外的公共性とは何か? ニュータウンの風景を初めて目にした時の違和感は何だったのか? 文化表象としてのゾンビや多摩ニュータウンという場を問題にしつつ、荻生徂徠からサンデルまで規範理論を用いて〈郊外〉の実像に迫る! 「多摩川の向こう岸に忽然と現れるニュータウンの風景は、私にとっては衝撃的なものであり、いつ
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