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8月、韓国では2人のK-POPスターのスキャンダルが大きな波紋を呼んでいる。性犯罪など数多くの凶悪犯罪で懲役3年を言い渡されたBIGBANGの元メンバーのV.Iと、性的暴行や麻薬投与、所属会社との法廷攻防に至るまで数々の事件で騒動を起こし続けている東方神起の元メンバーのユチョンに対して、社会的非難が殺到しているのだ。 きっかけとなった「バーニングサン事件」 8月12日、韓国軍事裁判所は売春あっせんなどの疑いでV.Iに懲役3年と追徴金11億5000万ウォン(約1億1500万円)を言い渡した。2019年の「バーニングサン事件」をきっかけに続々と明らかになった犯罪容疑が、すべて有罪になったのである。 2018年11月、ソウル江南区の高級クラブ「バーニングサン」で発生した集団暴行をきっかけに明るみになったバーニングサン事件。「バーニングサン」の代表取締役だったV.Iは騒動の中心人物となった。 当初
このエントリについているコメントはおおむね投稿者に好意的で、それらをみているとやや大げさではありますが、公衆の敵「パブリック・エネミー」にされるというのはこういう気持ちなのかもしれないとも思えてきます。 そもそも、私の専門はジェンダー論ではなく、性表現について取材を受けても言うべきことがないので困るだけです。また、ネットで多少話題になったとしても、学内でのプレゼンスが上がるということはまずありません。プレゼンスを上げたければ、真面目に研究をやって優れた論文や著作を書くか、他の教員が嫌がる仕事を積極的に引き受けるほうがはるかに効果的です。 もっと言えば、学内でのプレゼンスが上がるというのは、研究や教育以外の仕事が降ってくるということでもあり(なのに給料が上がるわけでもない)、私としてはむしろ避けたい事態です。もちろん、そうした仕事がまわってきても、引き受けるようにはしていましたが。 ともあれ
たとえば、2020年4月のコロナ禍の初期、安倍晋三首相(当時)は、歌手の星野源が歌う「うちで踊ろう」に合わせ、自宅でペットとくつろいでいる動画をツイッターにあげました。このツイートには35.5万のいいねがついており、炎上度は0.37です。しかし、数多くの厳しい批判が行われたことから、多くの人はこれを「炎上ツイート」とみなしました。 漫画家のツイートに話を戻すと、私は社会学者じゃない……というのはさておき、このツイートを読んだ人のなかには私が原作小説を書き換えろと言っていると解釈した人もいたようです。原作小説まで書き換えてしまうとそれが書かれた時代背景までわからなくなるので、仮にそういった意見があったとしても私はそれに賛同しません。しかし、とにかくそういう細かいことはどうでもいいんだという流れになっていきます。 「パブリック・エネミー」になる このような騒ぎに追い打ちをかけてきたのが、「はて
「私が亡くなった後も、『ユミカツラ』のブランドを続けて欲しい」 晩年、周囲にそう繰り返していた婚礼衣装デザイナー、桂由美氏(本名・結城由美)。4月26日に、94歳で死去した。 生涯現役だった桂氏 東京生まれの桂氏は、洋裁学校を営む母のもとから30代で独立。 「日本のウエディングドレス界の先駆者で、『ブライダル』の言葉を定着させた」(ファッション業界関係者) 生涯現役で、今年3月にもショーを開催。亡くなる4日前に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の収録に臨んだ。
5月9日、フィギュアスケートの宇野昌磨(26)が引退を発表した。2018年平昌五輪で銀メダル、22年北京五輪では銅メダルを獲得、世界選手権は22、23年と連覇。世界を牽引したスケーターの引退はアメ…
「傍からみれば、『社会学者が今度は銀英伝にいちゃもんをつけてきた』という構図だったはずです」 当時、法政大学社会学部教授だった津田正太郎さんはなぜ『銀河英雄伝説』のアニメについてつぶやいただけで炎上してしまったのか? その経緯を新刊『ネットはなぜいつも揉めているのか』(筑摩書房)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) ◆◆◆ 私の炎上体験 2020年9月11日午前11時41分、いつものようにカフェで仕事をしていた私は、ふと思いついて次のような連続ツイートをしました。 ◆ 銀河英雄伝説のリメイク。三期以降も続くのかな。もしそうなら、男女役割分業の描き方は変更せざるをえない気がする。旧アニメのままだと、さすがに時代にそぐわない。作品として大変に面白いのは踏まえたうえで。…なんてことを書いたら炎上するかな。実際のところ、昔のドラマやアニメをみていると、価値観の変化がもっとも顕
『銀河英雄伝説』のツイートがさらに炎上 そのツイートから数分後には批判的なリプライが私のもとに次々と寄せられるようになりました。仕事を片づけながらですので、ずっとツイッターをみているわけにはいきませんでしたが、それでもなるべく多くのリプライや引用リツイートに対して返信をするように心がけました。対話のなかで意見の一致とまではいかずとも友好的に話を終えることができた方もいたものの、いきなり罵倒されたので返信するとすぐにブロックされるといったこともありました。9月11日は週末だったこともあり、その日は明け方までそうしたやりとりを続けました。 批判的なリプライを寄せてくる方の大部分は、私が何らかの手段によって表現規制を試みていると考えているようでした。「男女役割分業の描き方は変更せざるをえない気がする」という私の書き方も悪かったのですが、いずれにせよ私にはそんな意図は全くなく、先にも述べたようにも
日本時間5月15日、罪状認否のため公の場に久しぶりに姿を見せた水原一平容疑者。今後彼が収監される可能性がある米国の刑務所は、どのような場所なのか。ロサンゼルス在住のジャーナリストが伝える“アメリカ人が見た水原事件”と米国刑務所の実態――。(全6回の6回目/最初から読む) ◆◆◆ 約24億円にのぼる大谷翔平選手のお金を賭博の借金を返済するため胴元に不正送金した「銀行詐欺罪」。そして虚偽の納税申告書を提出した「納税詐欺罪」で告訴されている元専属通訳・水原一平容疑者は、14日、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷し、無罪を主張した。「納税詐欺罪」については、2022年、水原容疑者は課税所得をわずか13万6865ドルと申告しているが、実際は、410万ドル以上だったため、110万ドル以上脱税していることがわかった。 ©時事通信 8日に提出された司法取引の合意書では、水原容疑者が歯の治療を装って、大谷選手から
『ワインレッドの心』『悲しみにさよなら』『碧い瞳のエリス』などのヒット曲で知られるロック・バンド、安全地帯。 プロデューサーとして安全地帯を支えた末崎正展氏(61)に、バンドとの作曲秘話、合宿でのエピソード、復活までの経緯などについて、話を聞いた。(全2回の2本目/最初から読む) はじめは「歌える」とは言い難い状態だった ーー合宿では、まずなにを。 末崎 早い話が、音楽のリハビリですね。僕が最初にメンバーにやってもらったのが、昔の音源を使った練習です。80年代前半のマルチトラックテープを引っ張り出してきて、リピートで流しながら練習してもらいました。それによってバンドとしての勘を取り戻してもらう狙いがあったけど、自信も取り戻してほしいというのもありましたね。 途中から、玉置さんがグングン乗ってきて。ドラムの田中さんは千葉でカフェのマスターをやっていたので、ちょっとブランクがあったんです。玉置
『ワインレッドの心』『悲しみにさよなら』『碧い瞳のエリス』などのヒット曲で知られるロック・バンド、安全地帯。 プロデューサーとして安全地帯を支えた末崎正展氏(61)に、バンドとの出会い、メンバーの印象、バンド内のパワーバランスなどについて、話を聞いた。(全2回の1本目/続きを読む) 安全地帯との出会い ーー末崎さんがキティレコードに入ったのは、いつ頃ですか。 末崎正展(以下、末崎) 安全地帯のシングル『じれったい』がヒットした直後。だから、1987年ですね。 僕は大学時代に関西のポリドールでアルバイトをしていて、そこでキティレコードの人に誘われて、1987年の夏に学生のままキティに入ったんですよ。で、しばらくキティの関西支社にいて、東京へ配属されたと。 ーー初めて安全地帯と出会ったのは? 末崎 その年の大晦日に「ロックンロール・バンドスタンド」というフェス的なイベントがあったんです。その会
ーー2人の娘を持つ元子役としてお聞きしたいのですが、彼女たちが芸能界に興味を持ったら応援しますか? 内山 正直やめてほしいですね。自分から「やりたい」って言い出したら、「しょうがない」っていうか、やりたいことは応援してあげたいっていうのはあるんですけどね。やっぱり、子供ですから。でも、できることならやめてほしい。 ーーなぜ。 内山 すごく魅力のある仕事なのは確かですよ。ただ、売れても大変だし、売れなくても大変なんですよ。それは、僕が身をもって知りましたから。売れたら売れたでその状態を持続するのは並大抵なことでないし、売れずにオーディションも落ち続けると、「自分って、ダメな人間なのかな」って思ってしまう子もいるんです。そういった子もいっぱい見てきましたしね。 習い事の一環みたいにやれるぐらいだったらいいけど、やるからには売れたいし、売れてほしいものじゃないですか。 ©松本輝一 /文藝春秋 ー
ーーそんな内山さんも結婚されて、家族ができて。いまの子役たちが置かれた環境に対して何か思うところはありますか。 内山 置かれている環境をどう思うかって、本人次第じゃないですか。僕はあの時代で子役やってて良かったと思えるし、この時代に子役だったら窮屈で駄目になっちゃうと思います。 ただ、今の子役ってしっかりしてますもん。僕らの頃とは、全然違う。子役って呼び名だけが同じで、別のものって感じがしますね。 ©松本輝一 /文藝春秋 「最近の子役の親はちゃんとしてるから、お金を稼いでも崩れない」 ーー具体的に言うと、どんなところが。 内山 昔もいたけど、今は自分からなりたいって子が多いですよね。しかも親がちゃんとしていて、しっかり仕事も持っている。そういう、いいとこの子が子役をやってる印象なんです。 僕らの頃って、全員とは言わないけど、どっちかというと貧乏で「子供で一発当ててやろう」って親にやらされて
内山 小学6年生になったあたりで、「もう終わるだろうな」と思ってました。『あっぱれ』には僕より上の人たちもいて、僕が6年のときに中3の子がいたんですよ。その子を見て「背もデカくなって、もう子供ではないな」って。 僕も小6で身長170センチ、体重90キロあったんで、もはや子役じゃないんですよ。なんなら、さんまさんと背の高さが変わんなくなってきちゃって。中1に上がってさんまさんの背を抜いて、体重100キロ超えたけど、番組は続いて。「いや、さすがに限界だって」と思ってたら、中2の時に終わりました。 だって、僕以外もでかくなっちゃってるんですもん。寂しかったけど、覚悟はしてましたね。 ©松本輝一 /文藝春秋 「なんとなく仕事が来てたのが15歳になってピタッと来なくなったんです」 ーー寂しさを感じつつ、『あっぱれ』が終わっても何かしら仕事はあるだろうなと。 内山 正直思ってました。これ、人気があった
第1回のあらすじ 吉澤未来(みく)は自らが提案した学園ドラマの企画が採用されるが、局をあげた「多様性月間」というキャンペーンの一環として、「障害のある俳優を起用する」という条件で企画は進んでいく。やがて未来は車椅子に乗った女子高校生・宮島ハルと出会う。俳優を目指すハルに未来は不思議な魅力を感じ、出演のオファーをするが、ハルは「障害を利用されるのは嫌や」と拒否。諦めきれない未来は、ハルが所属する劇団「S」の稽古場を訪ねる。 本作の企画を立ち上げたのは、NHK入局7年目の若手プロデューサー、南野彩子さん。主人公・未来とは年齢が近く、実際に南野P(プロデューサー)が『パーセント』を制作していく上で経た過程や葛藤が、ドラマのストーリーにも反映されているのだという。企画者である南野Pと、朝ドラ『マッサン』『カムカムエヴリバディ』の制作統括などを歴任し、本作の制作統括の一人である櫻井賢さんに、制作秘話
ーーお父さんは、いつ頃にお亡くなりに。 内山信二(以下、内山) 僕が25歳の時なので、18年前の2006年です。 ーーご病気で? 内山 お父さんは職を転々として、最終的にトラックの運転手をやってたんですよ。で、信号待ちをしてる間に心筋梗塞で意識を失って、ブレーキが足から外れてコツンと前の車に突っ込んじゃって。ぶつかったトラックの運転手が出てこないから、前の車の人が「おかしいな」と思って見に行ったらお父さんが意識を失っていて。 その方が救急車を呼んでくれたおかげで一命を取り留めるんですけど、入院した病院で肺炎になって1カ月後ぐらいに亡くなったんです。 ーー兆候というか、どこか悪そうなところはあったのですか。 内山 お父さんは、糖尿で高血圧だったんですよ。だけど、病院が大嫌いな人だったんで、行かないとダメになるのはわかってたけど病院には行かなかった。病院に行ってれば、もうすこし生きられたんじゃ
ーー小4で最高月収が3000万円だっただけに、家族の金銭感覚も狂っていったと。 内山信二(以下、内山) 家族で初めてハワイ旅行に行って、それこそ爆買いですよ。葛飾の下町で魚屋をやってる家で、ブランド品なんか誰も持ってなかったのに、お父さんはロレックス、お母さんはヴィトンのバッグを買って。帰ってからもヴィトンのバッグがどんどん増えていったし、お父さんもベンツに自動車電話を付けたりして「そんなのうちに必要か?」なんて思ってました。 でもね、3900円の登録料を払ってエキストラ事務所に入れた息子が、3000万円とかもらうようになっちゃってんですからね。どうにかなりますよ。 ーー家業の魚屋のほうは。 内山 ショーケースに魚が並ばなくなりました。気づいたら、お父さんが魚を仕入れなくなってたんですよ。それまでは、明け方に市場に行ってバーッと魚を並べてたのに、寝てるようになって。 僕が売れて忙しくなって
他のヒット作とは決定的に違う ハリウッドのストライキによって洋画のライバル大作が例年より少なかったことも、前作の100億突破による報道がさらに観客を呼んだことも要因のひとつではあるだろう。だが、そんな分析を書いていても何か的を外しているように感じてしまうのは、そもそも27作目を迎えて最高記録を更新し、ついに毎年100億円の成績をあげるに至った劇場映画シリーズなど、日本どころか世界を見渡してもほとんど例がないからだ。 しかもその内容は“ラブコメと推理”という、本来なら国民的ヒットや長寿シリーズになりにくいジャンルの作品なのである。数多い日本の漫画ヒット作の中で、推理とラブコメというジャンルで100巻を超えた少年漫画は『名探偵コナン』以外にひとつもない。興行収入で100億を超えたアニメ映画でも同様である。なぜ『名探偵コナン』シリーズだけがマーケティングの常識を裏切り、四半世紀を超えて人気を維持
ーー今年で43歳、芸歴37年ですが、『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ・1988~1996年)の出演が芸能界デビューになるのでしょうか? 内山信二(以下、内山) 7歳で『あっぱれ』に出たんですけど、6歳から事務所には入ってたんですよ。ただ、実は親が芸能界に入れたかったのは本当は僕じゃなくて、兄貴のほうだったんですよ。というのも兄貴は歌がうまくて、親は兄貴を歌手にしたかったんです。 でも、僕が子供の頃はいまと違って芸能界って遠い世界だし、お父さんは下町の魚屋だったので芸能界のことや芸能事務所のことなんかわかりやしない。それで、とりあえず弟の僕を事務所に入れてみて、芸能界ってどんなとこなのか探ろうとしたんですね。 ©松本輝一 /文藝春秋 『あっぱれさんま大先生』のオーディションでふてくされて… ーー入ったのは、子役やキッズ・モデルの事務所ですか。 内山 ネットもないから、お父さんが新聞に募集
タイトルで受ける印象と違っていて、こんな番組だと思わなかったということが時々ある。『日本怪奇ルポルタージュ』もそんな番組のひとつで、いい意味で裏切られた。「怪奇」というとオカルト的不可思議なものを取り上げるのかと思いきや、1月1日に放送された特番では、教育虐待の果てに起きた親殺し事件や行旅死亡人(身元不明で、引き取り手が存在しない死者)問題など、シリアスな話題を取り上げ、正月から見るものを重い気持ちにさせた。なるほど、ホームページには「複雑怪奇な問題」に寄り添う、とある。 そんな番組が4月から期間限定でレギュラー化された。レギュラー化後もその路線は継続し、ZAZYが学生時代に受けていた父親からの教育虐待の話や、逃亡犯・桐島聡、イジメ問題など硬派な話題が続く。とりわけ心をえぐられたのが、5月2日に放送された平成ノブシコブシ・徳井健太の「ルポ散歩」。母親が重度の統合失調症を患ったため、中学1年
画像は『フォールアウト』本予告動画 | プライムビデオ - YouTubeよりキャプチャー さて、ゲームやマンガの実写化の方向性はさまざまだが、違う媒体で展開する以上、重要になってくることの一つに「新しい層を開拓する」ことが挙げられるのは間違いない。 今までと違う媒体で作品を描き直せば、それまで興味を持っていなかった人たちが手を伸ばす可能性がある。一方で、ストーリーがまったく同じである場合、原作ファンは「知っているからもういいや」となりかねない問題が発生する。かといって、新規ファン置いてきぼりでは違う媒体で展開するメリットが減ってしまう。 この絶妙なバランス感覚が求められる問題を、実写ドラマ版『Fallout』はどう解決したのかといえば、およそ1/3は新規ファン向けといえる要素を用意し、残りの2/3では原作ファンすら驚かせる思い切った手法、展開を取っている。 具体的には、実写ドラマ版で「原
【解説番組】新宿タワマン事件 始まりはライブ配信から…和久井学容疑者(51)が募らせた“異常な執着”「自分以外の男がいるのかと思って白の軽ワゴンで…」 文春記者トーク #264 「週刊文春」編集部の記者が“取材のウラ話”を語る「文春記者トーク」。ここだけで聞ける話題のスクープの裏側をお楽しみください。 5月8日に発生した新宿タワマン事件。深夜3時過ぎ、元ガールズバー経営者の平澤俊乃さん(25)を刺殺したとして、警視庁新宿署は自称配達業・和久井学容疑者(51)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。 和久井は当初、警察の調べに対して「1000万円以上、お金を渡しているのに返してくれなかった」などと供述。「週刊文春」編集部の取材を通して見えてきたのは、和久井による“ストーカー行為”の恐るべき実態でした。高橋記者が解説します。 #264 新宿タワマン事件 始まりはライブ配信から…和久井学容疑者(5
〈都知事選出馬を表明〉「恥を知れ」と罵倒、新聞記者に「失礼が過ぎる」と鼻であしらい…議会と決裂した元エリート銀行員の石丸市長(41)の素顔 映画評「#つぶやき市長と議会のオキテ」
「邪馬」を「ヤマ」と読むのはよい。問題は「台」だ(正確には旧字体の「臺」だが、以下「台」と同じとして話を進める)。 古代中国の南北朝時代・隋・唐(5〜10世紀頃)では、確かに「台」は「ダイ」に近い発音だった。しかし、3世紀に書かれた『魏志』倭人伝やその原資料が、ある日本語の地名を「邪馬台」と音写した時に最も近い頃、中国の「台」の発音は、「ダ」と「ドゥ」の中間のような音だった。 「卑弥呼の墓」とも言われている箸墓古墳 ©文藝春秋 さらにいえば、「台」と発音が全く同じ「苔」の字が、上代(飛鳥・奈良時代)に「ト」と読まれた証拠が、8世紀に成立した『日本書紀』以下のわが国の正史に多数ある。上代日本語の「ト」には甲類・乙類の2種類があるが、これは「ト(乙類)」である。上代日本語で「ヤマト(、)(乙類)」となるその音を、中国人は「ヤマダ(、)(ヤマドゥ(、、))」のような音として聞き取り、「邪馬台(、
▶︎岸田首相から電話の事情聴取で尋ねられたこと ▶︎「キックバック復活に森氏が関与」と密告した安倍派幹部 ▶︎「全責任を取って仲間を救ってやれ」と塩谷座長を説得した ▶︎下村元文科相が2000万円」持参して私に土下座した理由 ――今になってインタビューに応じる気になったのはなぜですか。その理由からお聞かせ願います。 森元首相(以下、森) 本音を言えば、「政治とカネ」については話したくない。けれども、自分一人がいい格好をすると思われるのも嫌だし、これは関係した議員すべて、さらに自民党の名誉にかかわる問題です。とくに若い諸君は選挙区に戻ると、支援者に平謝りに謝らなければならない。きちんと事態を説明できない人もいます。なかには地元の県会議員たちから「次の選挙は他に代われ」と詰め寄られ、えらい苦しみに遭っている者もいます。私もそんな苦しみの責任の一端を負わなきゃならん。森功さんのようなジャーナリス
ボブ・マーリーが36歳の若さでこの世を去って、43年。音楽界に大きな影響を与え、今なお文化の一部として存在感をもつ伝説のミュージシャンの伝記映画が、ついに実現した。 ウィリアムズ姉妹の『ドリームプラン』の監督を指名 現在公開中の『ボブ・マーリー:ONE LOVE』は、マーリーが大ヒットアルバム「エクソダス」を制作し、リリースした、1976年から1978年の2年間に焦点を当てるもの。主演はイギリス人俳優キングズリー・ベン=アディル。
有効性が立証されていない自由診療のがん治療を、末期がん患者に高額で提供する医者が存在する――ここでは、ジャーナリストの岩澤倫彦氏が日本医療の深い闇に迫った『がん「エセ医療」の罠』(文春新書)を一部抜粋して紹介する。 日本医科大学腫瘍内科の勝俣範之教授が“エセ医療”と闘う理由とは?(全2回の2回目/前編を読む) がん治療に携わる医師に聞くと、大半はエセ医療に強い憤りを抱いているが、公然と批判する人は極めて少ない。医療倫理の観点では許し難い行為であっても、現時点では違法ではないからだ。また、医療界の重鎮とも言うべき人たちが、エセ医療に関わるようになったことが影響している。がん医療のブランド病院や医科大を定年退職した医師たちが、エセ医療の関連施設に再就職しているのだ。 さらに、大学の医学部に寄付講座が設置され、エセ医療の関係者が「特任教授」などの肩書きを簡単に得ることが可能になった。いつの間にか
有効性が立証されていない自由診療のがん治療を、末期がん患者に高額で提供する医者が存在する――ここでは、ジャーナリストの岩澤倫彦氏が日本医療の深い闇に迫った『がん「エセ医療」の罠』(文春新書)より「はじめに」を抜粋して紹介する。(全2回の1回目/続きを読む) 「がんが劇的に消えた」「骨転移があっても効いた!」「ステージ4でも諦めない」などの謳い文句を使い、がん患者に奇跡的な治療効果を期待させて莫大な費用を取る、自由診療のがん治療のことだ。まるで最新の医療テクノロジーを駆使した、特別な医療であるかのように見えるが、実際は、現代医療に必須のエビデンス(科学的な根拠)が存在しない。規制する法律がないために、モラルを欠いた一部の医者が、命の瀬戸際に追い詰められたがん患者を相手に、荒稼ぎしているのだ。 進行がん治療の第一人者である、日本医科大学腫瘍内科の勝俣範之教授はこう述べる。「世界医師会によるヘル
「岸田総理が森元総理に対してきちっとその時の件について詳しく聴取をする必要がある」 5月15日、東京都内で講演した下村博文元文科相は、自民党の政治資金パーティを巡る裏金事件について語り、岸田文雄首相の責任を追及した。 「下村氏が念頭に置いたのは、『文藝春秋』6月号に掲載された森喜朗元首相のインタビューでしょう。ノンフィクション作家・森功氏の取材に応じた森元首相は、4月上旬に岸田首相から事情聴取をされた際、裏金問題に関する具体的な質問は無かったことを明かしています。これに対して岸田首相は会見で、『森氏の具体的な関与は確認できていないと申し上げてきた。この発言はまったく変わらない』と苦しい言い訳を余儀なくされています」 「検察のターゲットは森さんですよ」 「文藝春秋」のインタビューの中で森元首相は、安倍派(清和政策研究会)の会長代理を務めた下村氏の裏金問題への関与についても、次のように明かして
『棲くう鬼』より 「旧ジャニーズ性加害問題」で日本社会の巨大な「山」を動かしたのは、カウアン・オカモト氏による実名・顔出しでの告発だった。オカモト氏は故・ジャニー喜多川氏による性加害を告発した動機について、著書『ユー。ジャニーズの性加害を告発して』でこう綴っている。 闇の部分には目をつぶってきた 〈ジャニーさんの性加害など、闇の部分には目をつぶってきた。自分の過去を隠したまま生きてきた。 実際にはそんなに上手くいくわけがなかった。ジャニーズ事務所を辞めて、音楽で世界を目指そうとした。でも結局は生きていくため、その場しのぎのビジネスをやらざるを得なくなった。次々と仲間も離れていった。 みんなに認めてもらいたいとか、恩返しをしたいとか、傲慢でしかなかった。それが最大の間違いだった。自分としては考えに考えてやっていたつもりだけど、このままだったら30歳になっても、何歳になっても失敗し続ける。 だ
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