はじめに(表題の図は不忍池上空を走るZippar) 先日、上野懸垂線の新たな乗り物の結果公表がなされ、Zipparは採択されませんでした。 採択されたのは… 引用: https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000067955.pdf 具体的な名前は出ていませんが、業界の人は一瞬で分かると思います。エコライド(下記)ですね。 泉陽興業さん、おめでとうございます。 このnoteは書くかどうかすごい迷ったのですが、スタートアップとして、掲げた目標を達成できなかった時の対応について、書いた文章になります。 このnoteが世に出ているということは結局書くことにしたので、その理由を以下でつづります。 技術的なことや配点の詳細には触れられないです、ごめんなさい(内部で分析はしているけど、NDAの関係と、言い訳っぽくなるのが嫌なので) 悔しいめちゃくち
本日のポストでは、あからさまには聞いてこないが、皆随分関心があるんだろうな、と感じるお金のことについて書いてみたい。 わかりやすくいうと、私がこの4年間、どのようにお金をやりくりしたのか、ということ。依頼された仕事の報酬について、どんなことを考えてきたかということ。 在野研究者を決意したときに立てた目標 前任校の契約が切れ、在野でやっていこうと考えたとき、私は次のような目標を立てた。 「研究者以外の仕事をせず、これまでと同じだけ稼ぐ」 (とはいえ、前任校で得ていた年収は、話すとびっくりされるほど低かったことは添えておきたい。) 別の仕事を持ちながら、在野の研究者として活動する人は何人もいる。家庭の状況などで、稼ぐことをそんなに考えなくていい人もいる。まず言っておきたいのは、私の目標は、そういう人たちのやり方の否定の上には立っていないということだ。ここは強調しておきたい。 その上で、であるが
こんにちは、モロ(@moro_is)です。 かねてより「フリーランスやめる!」と公言しつつ、あまりにもアレなアレですっかり機を逃しておりましたが、前年度をもってフリーランスを脱し、ついにサラリーマンデビューを果たしました。 10年以上もフリーランスだったことを思えば感傷もひとしおですが、振り返り的な意味も込めて、ある種憧れだった退職エントリ? 入社エントリ? とさせてください。 10年以上も一体何を……?本当に一体何をしていたんでしょう。 10年あれば未就学の5歳児が高校生になります。 もはや全部まとめても3年分くらいしか記憶がない気がしますが、 特に「フリーランスになるぞ!」といった意気込みも何もなく、雑に仕事を辞めて自宅で趣味の制作に没頭する 生活がままならないことに気付き、知人に泣きついて仕事を貰って回る 2年目くらいに確定申告が必要なことや青色申告の存在に気づき開業届を提出する 趣
どうも初めまして。 スタートアップとかいうカテゴリーの代表をしている増田です。 もう10年近く経ったんだろうか。それでもスタートアップなのか謎だ。 もしかしたら、みんなが見る頃自分はこの世にはもういないかも知らない。なんつって。一生に一回言ってみたかった言葉なんだ許してくれ。 ベンチャーキャピタルとかいう方々にも投資を受けたり、個人名義で借金もした。 組織崩壊して、彼らが信頼していたという人物が競合に入ったりして、社員に脅されたりもしたっけ。 それでも立て直そうと頑張ったんだけど、もう疲れたみたいだ。やる気が一番とかいうけど、本当だな。 頑張ったんだけど、彼等は自分が代表にふさわしく無いというらしい。 数年前からは安定剤無しでは株主と話せなくなってた。 かれこれ10回くらい言われ続けて、能無しとか、強みがないとか、投資した俺らがバカだったとか言われてもなんとかやってきた。 融資も何度もやっ
号通貨取引所FTXの創業者で元CEOのサム・バンクマンフリード(Tom Williams/CQ-Roll Call, Inc via Getty Images) フォーブスのデジタルアセット部門のスティーブン・エーリックは12月12日、暗号通貨取引所FTXの創業者で元CEOのサム・バンクマンフリードに独占インタビューを行った。 バンクマンフリードは、FTXの破綻が同社の競合のバイナンスの創業者の“CZ”ことジャオ・チャンポンに仕組まれたもので、その戦略がCZの予想以上にうまくいった可能性があると述べていた(バハマ警察は、このインタビューの直後に、米国からの通知を受け、バンクマンフリードを逮捕した)。 「私の推測では、彼(CZ)は私をうまく利用したのだと思う」と、彼は語った。「彼はおそらく、彼自身が考えていたよりもうまくやったと思う。彼は、自分の企みがこれほどのダメージを私に与えるとは思って
サービス開始から1年を迎えたナッジ株式会社では、シリーズAでの追加調達を発表致しました! これによりシリーズAラウンドの総額は、当初計画を超える23.5億円となり、2020年2⽉の創業からの資⾦調達総額は35億円を超えました。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000073456.html 今回の追加調達は、今年6月のシリーズA発表のタイミングにおいて、既に計画をしておりました。 前半ではグローバルで活躍する2社のVC(One Capital, MindFund)と既存株主(Spiral Capital, Insignia, DG Daiwa, FINOLABなど)にラウンドを引っ張っていただく一方で、後半では相互にシナジーを見込める事業会社(含むCVC)の方々と、じっくり議論し新たに株主に名を連ねていただきました! 詳しい事業連携は、
たった一人での資金調達に挫折、共同創業者との出会い ズーム(Zoom)を使ってシリコンバレーなどの投資家に初めて話を持ちかけたのは、2021年11月のことでした。 ポストコロナ景気でテック関連企業の株価が軒並み史上最高を記録し、そこから一転して今日に至る大幅下落が始まった時期で、いま思えば時代の転換点と重なっています。 当初は自分一人で共同創業者も誰もおらず、馬鹿でかい構想と簡単に動くプロトタイプがあるだけでしたが、幸いにもエンジェル投資家やVCの方々からいくつかのオファーをいただくことができました。 それでも、トップのVCを説得することはできませんでした。クリプト界隈ならおそらく誰もが知っている3社に断られたのは、本当にショックでした。 いま考えると、実績のある起業家ならともかく、自分のように輝かしい経歴のない人間が、アイデアだけ持っていきなり一人で著名VCから投資を受けようというのは無
こんにちは! 今日は、「エンジェル投資家に連絡をするときに、こういう要素があるといいよ」的なものを書きます。 なんでお前が書くの?僕は個人でエンジェル投資などもやっています。50社くらいやっているのかな?主な投資先はホロライブのcover社、Mirattiv社、バルクオム社、ワンメディア、YOUTRUST、ミツモア、とかです。 こう、正直にいうと、エンジェル投資をたくさんやってみて「投資に向いているな」と思ったことはなく、むしろ相当向いていないほうだな・・・という自覚はあるんですが、とにかくやってはいるんです。 で、そのためか、いろいろな「投資してください」的な連絡をいただくことが多く、なるべく返してたんですが、最近読んだ本で「あなたのことを大事に思ってくれない連絡に関しては返信をしないほうがいい。もっと大事なことがある」的なものを読んで、たしかになあ、と思ったので、返さないメッセージも出
50名以上に投資オファーを出すことは公募となり、必要手続きを行わなければ金融商品取引法違反にあたる 下記が日本証券業協会の「私募」の要件になります。たしかに49名と記載がありますね。この要件を満たさない場合は公募となり、所定の公募手続きが必要になります。 ・少数(50人未満)の投資家を対象とする「少人数私募」 ・一定の要件を満たして特定投資家のみを相手方として行うもの ・適格機関投資家のみを対象にするいわゆる「プロ私募」 こちら金融商品取引法で49社ルールというものが規定されており、それを超えるものは公募扱いとなり、有価証券報告書の提出が必要とのことです。 金額と勧誘人数により細かいルールに違いがあるので少しでも不安に思った人は「有価証券通知書」と「有価証券届出書」の提出要件の違いや「私募」と「公募」の違いなど把握しましょう。関東財務局のページは必読。特に通算規定に注意!https://t
先日、mentallyの記事について真っ当な起業家の挑戦を揶揄するな、というご意見を頂きました。 本メディアでは多くの起業家および投資担当者の方にご覧頂いており、今回のやり取りでスタートアップ業界に対して惑いを感じてしまう部分がありましたので記事にさせて頂きます。 (完全なコラム記事ですので、ニュース性はないので飛ばして頂いて構いません…!) Suanでmentallyの記事を書いた経緯について mentally社についてはこれ以上記事にする予定はなかったのですが、品性がないという指摘を頂きましたので、そもそも何故、例の記事を書いたのか整理させて頂きます。 mentallyの西村創一朗氏のツイートで解説のあった停止理由は下記の通り。 7月にリリースしたばかりのmentallyですが、9月30日をもってサービスを終了させていただきました🙇♂️ 資金調達が上手くいかず、資金が枯渇してしまい
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