本日3月31日をもちまして大阪大学を離任します。契約更新年限が設けられたことにより、継続して講義を担当できなくなりました。どういう経緯か簡単にお話します。現在、大学を取り巻く環境を少しでも理解していただければ幸いです。 国「雇用の安定化のために一定年数を務めた人は契約を無期にしろ」 大学「そんなこと言...
岸田首相が、自民党の参議院議員大家さんの代表質問に乗っちゃって、炎上していました。 「育休中のリスキリング」発言 野党が岸田首相を批判: 日本経済新聞 自民党の大家敏志氏は27日の参院本会議の代表質問で「産休・育休中のリスキリングでスキルを身につけたり学位を取ったりする人を支援できれば、キャリアアップが可能になることも考えられる」と主張した。 首相はこれに「育児中など様々な状況にあっても主体的に学び直しに取り組む人々をしっかりと後押ししていく」と答えた。 岸田首相は自分のところの代表質問に、いつでも政府がリスキリング支援をするというざっくりとした話で返しただけなので、代表質問をした大家さんが非難されるのは分かるけど、岸田さんはとばっちりだなというのが個人の感想です。 今日は、フルタイム管理職で年収2千万円、スプラを毎日プレイしつつ、複数人の子どもの育児をして、ここ2年でデジタル領域である情
Published 2023/01/09 21:04 (JST) Updated 2023/01/09 22:13 (JST) 法律で義務付けられた障害者雇用を巡り、企業に貸農園などの働く場を提供し、就労を希望する障害者も紹介して雇用を事実上代行するビジネスが急増していることが9日、厚生労働省の調査や共同通信の取材で分かった。十数事業者が各地の計85カ所で事業を展開。利用企業は全国で約800社、働く障害者は約5千人に上る。 大半の企業の本業は農業とは無関係で、障害者を雇うために農作物の栽培を開始。作物は社員に無料で配布するケースが多い。違法ではないが「障害者の法定雇用率を形式上満たすためで、雇用や労働とは言えない」との指摘が相次ぎ、国会も問題視。厚労省は対応策を打ち出す方針だ。
当方、地方零細企業の事務方の中間管理職です。 3名チームでやっており、私、経理男性1名、総務女性1名。 残業は月10時間未満でそこそこ地方にしては給与が良い。 昨今不況もあってこの小さい企業では事務方をこれ以上抱える余裕はない。 半年前、総務女性が妊娠の体調不良が辛くなって、ご家庭の事もあって何度も話し合いを重ねた結果退職する事になった。 総務女性は突然の妊娠だったのでこちらとしても驚いた。 リモートワークなどに配慮し、働く時間も加味し、要望は聞けるところは全て聞いた上だったがどうしても体調が悪いのでというので仕方ない。 ので、3ヵ月前新しい社員を採用した。 今度はきちんとライフプランを教えてもらい、縁の有る人を採用した。 つもりだったが、入社翌月に妊娠が発覚したのだった。 業務が滞ってるなと思っていたので、少し可能性は考えていたが仕事できるならしてもらおうと思った。 「すみません、体調悪
2014-03-30 青二才のすき家を読んでなるほどって思ってしまった人は、しろぐらまーさんの記事を読みましょう 先に結論だけ書きます。みんな青二才の記事はなかったことにして、しろぐらまーさんの記事をちゃんと読もう。 青二才の記事だけ読んでわかったつもりになってたら、あとでめっちゃ恥ずかしい思いをするよ!http://shiro-glamour.hatenablog.com/entry/2014/03/24/215535 http://shiro-glamour.hatenablog.com/entry/2014/03/30/150600以上です。 私は最初、青二才の役に立たないどころかミスリーディングな記事を訂正し、さらに すき家の本当に是正されるべき問題点は何かを書く作業を自分でやろうと思ってました。 いまなら合コン神の記事をやっきになって訂正しようとしたコウモリの人の気持が
最近の就職活動に関する報道を見ていると、新卒と既卒では企業の採用方法が違い、結果として大学を卒業するまでに就職が決まらなければその後の就職活動は何かと大変だそうだ。そのため、「卒業後2年は新卒と同じ枠で採用しましょう」などという動きもあるらしい。残念ながら、物事の本質を見ない議論だと言わざるを得ない。 いきなり個人的な話をするが、私は大学院に入ったばかりのときに婚約した。就職が決まったら結婚するつもりだったが(後に実現する)、就職活動は思いのほか大変だった。 理系の大学院生だった私は、就職活動では日本のメーカーを中心にまわり、うまくいかなかったら公務員試験を受けるつもりだった。企業の人と会うたびに現実の厳しさを思い知った。 「学生結婚するの? 前例がないなー。うちに入ってもらうのはちょっとどうかな」(会社と関係なくないですか) 「最初の年は地方の支店まわりだからきついと思うよ」(ちゃんとが
就職活動に向けた面接指導。生徒一人一人に合わせたきめ細やかな対応で高い就職率を維持する=東京都千代田区の大原簿記学校東京校 不況で雇用情勢が悪化する中、就職が決まらない大学や短大の卒業生が専門学校に入学するケースが増えている。大手の中には、そのような入学者が3年前の1・5倍に増えた専門学校も出てきた。卒業後、自力で就職活動を続けたり、「就職浪人」で大学に残るより、専門学校できめ細やかな指導を受け、就職に直結させようという人が多いためとみられる。(長島雅子) 少子化に伴う「大学全入時代」のあおりを受け、専門学校(専門課程)の入学者数は平成16年度以降、減少している。 文部科学省の調査によると、16年度の33万5102人が21年度は24万7823人と約9万人も減った。大学や短大を卒業後、専門学校に入学する学生数も17年度の2万4351人から減少していたが、21年度は前年度比1146人増の2万2
土曜のエントリは予想以上に大きな反響だった。 このblogでの「はてブ」の数のトップは長い間、むかしの都知事選近辺で外山恒一に会ったときのものだったが、その3倍以上にのびた。 もうちょっと書き足したいことが出てきたので追記。 ●試験問題の内容について 1月上旬ぐらいで公開するよ。 実はこの問題は1年かそこら前に、後輩と酒飲んでいるときに教えてもらった問題で、プログラミングの素養を見るのに適していると思ったからです。他の問題も検討したけれど、難しすぎたり簡単すぎたりでなかなかちょうどよいものがないので使わせてもらった。 もちろんFizzBuzzよりは難しいですよ。 ●「自腹で給料を払う」ということ いろいろコメントがついた中で、最も意識の差が大きいだろうと思ったのはここだ。 僕のように自営業的にやっている人にとって、従業員の給料というのは事実上自分の資産から払っていることになる。しかも一度雇
「高校新卒を採用しよう!」高卒求人は早めの対応で! ~企業様の高校新卒者採用成功の声~ ◆「素直で、元気で、一生懸命な若い人を採用し、社風が明るくなった!」 ◆「採用までのコストを極力かけずに、とても良い人材を採用できました」 ◆「高校新卒者を採用し育てる事は、会社にとってプラスになった」 注)採用費とは、採用までのプロセスにかかる費用のことを指します。 【企業の採用担当の方へ】 高校生の新卒者採用のための求人情報WEBサイト「高卒求人.com」は、今募集している会社を探している生徒さんや先生、もっと会社のことを知りたい生徒さんや先生の方々へ企業情報・求人情報を発信しています。高校生に貴社の高卒求人募集への興味を持ってもらうことを目的としたサイトです。 【サイト特徴と意味】 応募前に会社情報や仕事情報をあまり知ることができずに就職しなければいけないということでミスマッチが多く、「離職」の大
日記国家戦略室:派遣村元村長、政府入り 政策参与に湯浅氏 政策参与は非常勤の国家公務員で、人事の発令は11月1日。湯浅氏は失業者対策や貧困問題などの分野で菅直人国家戦略担当相に政策提言するほか、近く設置される政府の緊急雇用対策本部でも助言を行う。「反貧困ネットワークの湯浅氏を政策参与にむかえるとかで、何かと話題の「緊急雇用対策本部」。どんなところかとおもって、政府のページを見に行ったんだが、このデータを見つけてびびった。 現下の雇用失業情勢−さらに厳しさを増している− 現下の雇用失業情勢(厚生労働省配布資料)現下の雇用失業情勢−さらに厳しさを増している−完全失業率は、8月は5.5%と前月より0.2ポイント低下。有効求人倍率は、8月は0.42倍と前月から横ばいで、過去最低の水準で推移。有効求職者数は、引き続き増加傾向(8月は295万人で前月比1.3%増加(季調値))新規求職者数は、2月をピ
例えば旦那がDVやモラルハラスメントの常習者で、ことあるごとに奥さんをぶん殴り罵倒していたとする。 この場合の構造はシンプルで、旦那は加害者で妻は被害者だ。それ以外何もない。 で、妻が子供を産み、旦那の暴力が妻と子供に向かうとする。この場合は、旦那を加害者とすると殴られている妻と子供が被害者になるわけだが、被害者の一人である子供から見れば、さっさと離婚や別居に踏み切らない母親、DVを受けざる得ない環境に身を置かせ続けた母親も立派な加害者、DVの共犯だったりする。 よくあるブラック会社の話もそうで、ブラック社員というのは理不尽な仕事を経営者から押しつけられ、残業地獄にあえいで苦しんでいる被害者なのだが、もうひとつ高い視点から見てみると、ブラック社員はブラック経営者とともにダンピングを繰り返し、定時に帰る社員に罪悪感を植え付け、健全な経営を目指すホワイト企業を倒産に追い込み、日本の労働環境を世
手短に書く。採用内定が通知され応募者がそれを承諾することによって労働契約は成立するのだから、社会通念上相当と認められるような取り消し自由にあたらない場合の内定取り消しは、解約権の濫用であって無効である、というところまではウィキペディアなりJILPTなりの記事を読めば了解できるだろう。(参考:茨城労働局 採用内定は解約権留保付の労働契約が成立していると解される) もしも内定の取り消しが容易に行えるようになると、企業側は有望そうな学生にはとりあえず内定を出しておいて後から取り消して数を調整する、ということができるようになる。それを見越した学生側は内定を応諾してもそこで就職活動を辞めずに続行して複数の内定を確保しようとし、実際の勤務開始日の直前になって志望順位の低い内定を辞退するようになる。勤務開始の直前に内定を蹴られた企業は、人事計画の混乱を最小限に抑えるため新しい人材を採用するべく急いで募集
そもそも何のために生きているのだろう。生きるためには金が必要だ。そして、金を稼ぐのって何って大変なんだろう。金を稼ぐためには自営業でもない限り、資本家に雇用される。雇用されると言うことは、指揮命令される上司が居ることになる。上司が割り当てた仕事をこなす必要がある。上司からは信頼を得る必要がある。上司から信頼を得て、雇用をキープするためには担保が必要だ。その担保は「家庭」。家庭があってこそ、一人前の仕事が出来ると見なされると言われる。家庭を作るためには結婚しなければいけない。そして、結婚するためには恋愛をし、相手を見つけなければいけない。結論。生きるために、恋人を作り、恋愛しなければいけない。でも、何のために生きているのだろう。生きるために恋人を作り、結婚をし、安定した雇用を得て、給与を得る。大変なタスクを科せられているのであれば、無理して生きずに自殺でもした方が楽な気がする。この「自殺」っ
http://d.hatena.ne.jp/yellowbell/20081217 ついでにメモ: http://q.hatena.ne.jp/1229725650 なぜか「すばらしい」という意見が多いけど,こいつは全然分かってないと思う. そもそも『先送りされた』なんて他人事みたいに言うな.自分たちが痛みを背負うのが嫌だったから『先送りにした』だけだろと. http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/yellowbell/20081217 流動化は雇用全体について働くべきだし、そのインセンティブを企業に与える手段は同一賃金同一労働を筆頭とした全体のゲームのルール設計の改定。ポジショントークでなく労組の人間と話すと本気で問題が見えてない。 はい.全体のまとめおわり. 若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
Chikirinが僕と赤木智弘の間に横たわる越えられない壁について分かりやすく整理している。で、論壇なら人口に膾炙しやすい話題を軸に自説を唱えて固定読者に溜飲を下してもらうのが仕事かも知れないが、そういう年寄りの趣味に付き合っている余裕はない。僕らロスジェネなら政府から具体的な政策を勝ち取るという一点で共闘できるよね。意見Aは具体的で実現可能な政策玉を仕込み、意見Bは群れて窮状をアピールしデモで突き上げてアテンションを獲得すればいい。 そして、意見Bは意見Aを「徒に世代対立を煽る輩」と批判し、別の言葉でいえば「労働者の分断を図る卑劣な意見」であると非難します。意見Aに言わせると意見Bを主張する人達とは「未だにマルクスの亡霊に取り憑かれている100年遅れた職業運動家」に過ぎません。(略) 両方とも若年者失業問題という合意の得やすい問題を“利用”して、自説を唱えているだけなんだな、と。彼等にと
正社員だって整理されちゃう時代なら、内定を取り消されたって仕方ないだろって気もする訳ですよ。で、問題は内定取り消しそのものじゃなくて、それが今後のキャリアに大きく響いてしまう新卒偏重の方なんだよね。ところが首相のコメントとか労働基準監督署の指導とか、おかしな方向に走っている。役人も記者も新卒採用が多いから、自分が暗黙のうちに差別を認めていることに気づかないのかな。 どこの馬の骨ともつかない一般学生に100万やろうという話がでて、社会がそれに「かわいそうだ」とか同情する一方、100万円もあれば生きる事ができるかもしれない就職氷河期世代の非正規労働者に、本質的な意味での同情の声は上がらないわけですよ。 麻生太郎首相は10日午後の参院予算委員会で行われた経済・社会保障に関する集中審議で、企業による新卒者の内定取り消しが増えていることについて「これから(社会人として)スタートする人が、かなり大きな
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