パリのノートルダム大聖堂で火災が発生。2019年4月15日 Photo: Philippe Wang / Getty Images 2019年4月15日夕、黒煙のなか焼け落ちるノートルダム大聖堂の尖塔を見つめながら、パリ市民や観光客たちは呆然と立ち尽くすしかなかった。 このような出来事が起こったとき、人々は歴史に立ち返ろうとする。それは起こったばかりの現実を理解するためであり、また過去の痛みを共有するためでもあるだろう。 ノートルダム炎上を伝えたフランスメディアも、かつて火災に見舞われた国内外の歴史的建造物を紹介している。そしてそれらの建造物がどう再建されたかにも注目している。