(出典)国土交通省 不動産・建設経済局「不動産価格指数(住宅)の作成方法」 2.全国の不動産価格指数(住宅)の推移 2023年7月分における全国の不動産価格指数の「住宅総合」(季節調整済値)は、前月比1.7%下落、前年同月比1.7%上昇して133.9となった。 バブル崩壊以降下落を続けた地価は、10年以上が経過した2004年頃に底を打ち、その後上昇に転じる動きが見られましたが、2008年にはリーマンショックが起きて、再び下落に転じ、その後住宅地や戸建住宅の価格は長く横ばいを続けます。 不動産価格指数は2008年4月から始まり、下のグラフでも下落傾向が見られますが、これはリーマンショックの影響によるものです。 不動産価格指数の住宅の各指標を見ると、2012年末頃まではいずれも概ね横ばいでしたが、2013年に入ると景気が回復基調となり、さらに震災後の復興需要等による建築費の高騰等の影響を受けて