沖縄県の玉城デニー知事は24日の定例記者会見で、中国軍が台湾を取り囲む形で大規模演習を行っていることについて、「演習は中国の安全を確保する観点で行われている。中国内の判断と思う」と述べた。その上で、「地域の不安定さを招くことのないよう、慎重に行われるべきだ」との認識を示した。
台湾の馬英九前総統が海外メディアの取材に「習近平氏を信用すべき」と発言したことを受け、同じ国民党で総統選挙に立候補している侯友宜氏が「私とは考え方が違う」と立場の違いを強調しました。 台湾 馬英九前総統 「中台関係でいえば、習近平氏を信用しなければならない。習近平氏が台湾統一を推し進めていると考えていない」 馬英九前総統は10日放送のドイツメディアの単独インタビューでこのように述べました。 一方、同じ国民党で総統選に立候補している侯友宜氏は「馬英九氏とは考え方が違う」と述べ、立場の違いを強調しました。 侯友宜氏は「台湾の主流な民意は現状維持だ」とし、総統に当選しても「直ちに習近平氏と対話を始めることはしない」と述べました。 ▶台湾総統選 あす投開票 3候補大接戦に 米中も注目 ▶台湾総統選挙 投開票まであと2日 鍵を握る若者「投票先決まらない」最終盤で急増
米国と台湾の旗を手にする人(2022年1月25日撮影、資料写真)。(c)Robyn Beck / AFP 【10月12日 AFP】米コンサルティング会社ユーラシア・グループ(Eurasia Group)が11日公表した世論調査結果によると、中国による台湾侵攻時の米軍派遣を支持するかとの質問に対し、米国人の60%が支持すると答えた。 台湾有事への介入を「ある程度支持する」との回答が42%、「強く支持する」が18%だった。 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は、台湾が侵攻された際の米軍派遣を支持すると公言している。一方、米政府としては「一つの中国」政策を維持しており、有事の介入を明言しない「戦略的曖昧さ」を堅持。台湾に対しては自衛のための武器提供に注力している。 ユーラシアのシニアフェロー、マーク・ハンナ(Mark Hannah)氏は、調査で台湾有事への介入支持が過半数を占めたことに
【新華社台北8月12日】日本の自民党副総裁で元首相の麻生太郎氏がこのほど中国台湾地区を訪問し、台湾海峡問題について妄言を吐いた。台湾島内の世論や専門家、学者は民進党当局から上客として扱われた麻生氏が戦争をあおり立てたことを激しく批判。「他人の子どもがどうなろうと関係ない」という自己中心的で悪辣な考えを持ち「台湾を犠牲にし、大陸の足を引っ張り、日本を保護し、米国を助ける」ことをもくろんでいると痛烈に非難した。 台湾労働党の呉栄元(ご・えいげん)主席は「日本は台湾問題で最も四の五の言う資格がない」とし、日本は現在に至るまで台湾での植民統治という罪悪の歴史に対して完全かつ深い反省をしていない上、米国に追従して台湾問題に介入しており、実に厚顔無恥であると述べた。 日本はかつて半世紀の長きにわたり台湾を植民統治し、台湾人民に残酷な殺りくや搾取、抑圧を行い、筆舌に尽くしがたい罪を犯した。中国に対して重
台湾の蔡英文総統は、中米2か国の訪問を終え、経由地であるアメリカのロサンゼルスに到着しました。 滞在中、アメリカの下院議長と会談する予定で、中国は強く反発しています。 中米2か国を訪問した台湾の蔡英文総統は4日、台湾に戻る前の経由地としてアメリカのロサンゼルスに到着しました。 蔡総統が宿泊するホテルに入る際には、横断幕などを掲げて歓迎する人々がいる一方で、中国の旗を振って「裏切り者」などと抗議する人たちが集まり、声を上げていました。 蔡総統は現地時間の5日、日本時間の6日未明に、ロサンゼルス郊外で共和党のマッカーシー下院議長と超党派の議員団との会談に臨み、双方で連携強化を確認する見通しです。 マッカーシー議長と蔡総統の会談について、中国外務省の報道官は4日の記者会見で、「断固反対する」と強く反発しています。 中国は去年8月に当時、下院議長だった民主党のペロシ氏が台湾を訪問した際には、台湾周
中米を訪問する台湾の蔡英文総統が経由地のアメリカに到着したあと、宿泊先などで抗議の声をあげる人たちが集まったことについて、台湾の情報機関のトップは、中国当局が1人当たり200ドルの日当を支払って動員したと述べました。 台湾の蔡英文総統は中米訪問の経由地として29日、アメリカ・ニューヨークに到着し、マンハッタン中心部にあるホテルに宿泊しています。 このホテルの道を挟んだ反対側にはおよそ500人が集まり、「中国はひとつだ」とか「台湾独立反対」などと声をあげました。 これについて30日、台湾の議会にあたる立法院の外交国防委員会で、与党・民進党の立法委員が「中国の外交当局が動員して、抗議させているという情報があるが、把握しているか」と質問しました。 答弁した情報機関トップの蔡明彦国家安全局長は「完全に把握している。中国の総領事館が親中的な団体などを動員している」としたうえで「中国は金を支払っている
今月6日、中国の習近平主席は共産党政治局常務委員の王滬寧・蔡奇氏らを率いて開催中の政治協商会議の経済界関連の分科会に出席し、「重要講話」を行った。 【画像】中国で、まさか「長江が干上がった」…! その中で彼は、中国の置かれている国際環境を語る文脈において、「米国を頭とする西側諸国はわが国に対して全方位的な封じ込めや包囲、抑圧を行い、わが国の発展に未曾有の厳しい試練を与えている」と、注目の対米批判発言を行なった。 それまでには、習主席自身は米国のことを名指して批判することはほとんどない。昨年8月のペロシ訪台や今年2月の「気球撃墜事件」に際しても習主席はいっさい発言せずに、対米批判はもっぱら中国外務省のレベルで行われた。しかし今回、政治協商会議という公の場で、習氏が自ら対米名指し批判を行うのはまさに異例のことである。 習主席の対米発言の翌日の7日、中国の秦剛外務大臣(外交部部長)は全人代関連の
2023年2月、台湾の本島と馬祖島を結ぶ海底ケーブルが1カ月の間に2本も切れる事案が発生しました。1回目は中国籍の漁船が、2回目は中国籍の貨物船が、それぞれ海域を通過した際に発生したものとみられています。こうした事案は、この5年で27回も発生しているそうです。 Taiwan suspects Chinese ships cut islands’ internet cables | AP News https://apnews.com/article/matsu-taiwan-internet-cables-cut-china-65f10f5f73a346fa788436366d7a7c70 台湾と馬祖島を結ぶ海底ケーブルが切断されたのは2023年2月2日のこと。沿岸警備隊によると、ケーブルの切断は中国籍の漁船によるもので、船はそのまま中国領の海域に入ってしまったとのこと。また、2023年2
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シンガポールで行われたアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)に出席する中国の魏鳳和国防相(2022年6月12日撮影)。(c)ROSLAN RAHMAN / AFP 【6月12日 AFP】(更新)中国の魏鳳和(Wei Fenghe)国防相は12日、台湾をめぐり米国との緊張が高まる中、台湾独立を阻止するため「最後の最後まで戦う」と表明した。 魏氏は、シンガポールで開催されているアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ、Shangri-La Dialogue)で演説し、「われわれはいかなる代償を払っても戦う。最後の最後まで戦う。これが中国にとって唯一の選択肢だ」と述べた。 また、「中国軍の領土保全への決意と能力を過小評価してはならない」と警告。「中国を分裂させるため台湾の独立を求める人々に、決して良い結末は訪れない」とし、米国に対して「中国を中傷し封じ込めるのをやめ、(中略)内政
ロシアが台湾を「非友好国・地域」に指定したことに対し、台湾を自国の一部とみなす中国政府は「制裁を受けるなら自業自得だ」と容認する考えを示しました。 ウクライナ侵攻を巡り、アメリカや日本などともにロシアへの制裁に参加する台湾はロシア側から「非友好国・地域」に指定されています。 これについて見解を問われた中国外務省は14日の会見で「『台湾地域』がなぜこのリストに入れられたのかは地球上の皆さんが理解している」と述べました。 そのうえで、「台湾が制裁を科されるなら、それは自業自得だ」との認識を示しました。 アメリカなど諸外国が台湾問題に言及する際には「内政干渉だ」などと反発する中国政府ですが、今回、ロシアが中国と台湾を区別して制裁を科すことを容認する姿勢を示した形です。
「ウクライナ危機が台湾海峡に飛び火する」という説はよく聞くが、これには大きな矛盾がある。「現地の要請」に基づいて軍事侵攻するロシアの手法は中国の論理と一致しない。東西冷戦の教訓に照らせば、中ロの共通性にばかり着目するのは建設的ではない。 ロシアの侵攻が始まる前から「ウクライナ問題が台湾海峡に飛び火しかねない」という説はあちこちで聞いたが、中国とロシアをとにかくセットで扱う思考は状況認識をかえって誤らせかねない。 中国にとってのウクライナ危機 ロシア軍がウクライナ侵攻を開始した2月24日、中国の王毅外相はロシアのラブロフ外相との電話会談で「やむを得ず必要な措置をとった」というロシアの言い分に「安全保障上の懸念を理解する」と応じた。これが「西側に対抗する中ロ同盟」のイメージを強めたことは不思議でない。 ウクライナ侵攻の前から中ロは頻繁に接触していた。習近平国家主席は2月初旬、プーチン大統領との
35歳の若さで台湾の蔡英文政権に入閣し、デジタル担当大臣としてのコロナ対応も担うオードリー・タン氏。迅速なコロナ対応が話題となったが、中東メディア「アルジャジーラ」のインタビューに語ったのは、コロナ以上に深刻な課題だった──。 ──台湾でのコロナ対策は世界的に見ても迅速でした。コロナの「接触履歴追跡システム」の開発など、デジタル面でコロナ対策にどのように関わったのでしょうか。 私の力というよりも、「g0v」(gov zero:市民社会や政府のプロジェクトに取り組む活動家のオープンソース運動)のコミュニティの成果物の一つです。ポイントはアプリを使わないシステムにしたことです。台湾では、高齢者を含む大半の人が、携帯電話やスマートフォンを持っています。しかし、およそ2割の人がアプリをダウンロードしてインストールし、使いこなすスキルを会得していません。 そのため、国内で最もポピュラーなコロナ対策ア
台湾・台北で記者会見したマレーシア人ラッパーのネームウィー(左)と、オーストラリア人歌手のキンバリー・チェン(2021年11月15日撮影)。(c)Sam Yeh / AFP 【11月25日 AFP】中国の専制主義的な指導部をちゃかしながら、商業的にも大ヒット──。ポップソング「玻璃心(フラジャイル、Fragile)」は前代未聞と言えることをやってのけ、動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」での再生回数は3000万回を超えている。 標準中国語で歌われるポップス、いわゆる「マンドポップ」で中国政府について少しでも触れると、それだけでキャリアが終わってしまうこともある。だが、マレーシア人ラッパー、ネームウィー(Namewee)と、オーストラリア人歌手キンバリー・チェン(Kimberley Chen)のコラボソングはそんな流れにあらがった。 中国政府を風刺したラブソングが10月にリリース
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