沖縄県病害虫防除技術センターは7日、国内で初めて「トルコギキョウえそ条斑病」(仮称)を確認し、病害虫発生予察特殊報を出した。同センターは伝染防止へ、健全苗の利用などを呼びかけている。ソルガムクロロテ... 記事の続きを読むには、こちらから会員登録(無料)が必要です>> 会員登録(無料) はこちら ログイン 日本農業新聞公式ウェブサイトの全ての機能をご利用になるには、会員登録が必要です。 メールアドレス、パスワードを入力後、「ログイン」ボタンを押してください。
日本花の会結城農場で育てられているジンダイアケボノ=結城市田間 ジンダイアケボノ(日本花の会提供) ソメイヨシノ(日本花の会提供) サクラの代表的な品種、ソメイヨシノに世代交代の波が押し寄せている。感染すると花が咲かなくなる伝染病「てんぐ巣病」のまん延により、一部の農場がソメイヨシノの生産を中止して、病気にかかりにくい類似品種のジンダイアケボノを推奨。温暖化で開花期が安定しないことも影響し、見頃の長い早咲きのカワヅザクラなど、代替として多様な品種が注目されるようになってきた。茨城県内でも樹勢が衰えたソメイヨシノから別の品種に植え替える動きが出始めている。 ▽病気に強い 「あと5年もすればソメイヨシノに負けないくらい見応えあるサクラになるはず」。NPO法人梨想の会(同県筑西市関本肥土)の横島正利さんは言葉に力を込める。約5年前、関東鉄道常総線の黒子駅(同市辻)に、ジンダイアケボノを約20本植
みんなの趣味の園芸 > トピック&ニュース >最新トピック&ニュース一覧 > 『趣味の園芸』2023年9月号の紹介~痛くないサボテンとかわいい多肉/秋の主役はポットマム【多肉植物・サボテン コレクションカード】 8月21日(月)発売『趣味の園芸』9月号の内容をご紹介! ふわふわ、つるん。痛くないサボテンと、かわいい多肉をお迎えしよう サボテン=チクチクして痛い、は大間違い。つるんとした表面だったり、とげが綿毛のようにふわふわで、まるでぬいぐるみのような痛くないサボテンもあるんです! 「痛くない&かわいい! はじめてのサボテン・多肉植物」では、サボテンや多肉植物と仲良くなる方法を、多肉植物デザイナーの松山美紗さんが丁寧にご紹介。サボテンと多肉植物の違いや、かわいいポイントの見つけ方、イチオシ品種だけでなく、わが家の雰囲気に合う鉢への植えつけ方、「かわいい」を継続させるための仕立て直しなど、身
湿度が高く気温も上昇する梅雨後半は、バラの病気が発生しやすい時期。病気には農薬散布が手っ取り早い方法ですが、環境や健康のことを考えるとできるだけ使用を控えたいものです。 今回はバラを無農薬で育てるコツを紹介します。 耐病性に優れたバラに与えられるADR賞を受賞したオススメ品種も見ていきましょう。 〈無農薬で育てるコツ 1〉日当たりや風通しがよい場所で育てる バラは環境が生育に大きく影響するので、日がよく当たり風通しもよい場所で育てましょう。タップリ光が当たると株が元気になり、病気にもかかりにくくなります。 葉が茂り過ぎていると、重なり合った葉に病気が発生しやすくなります。適度に葉を間引いて、すべての葉に光が当たり風通しもよくするのがオススメです。 〈無農薬で育てるコツ 2〉土の過湿に気をつける バラは水はけがよい土壌を好みます。堆肥や腐葉土をタップリすき込んで土をフカフカに改良しておくこと
愛知県病害虫防除室は、センリョウにカシルリオトシブミの発生を西三河地域で確認。これを受け、6月17日に病害虫発生予察特殊報第1号を発令した。 カシルリオトシブミ成虫(写真提供:愛知県病害虫防除室) 2021年7月、西三河地域のセンリョウ栽培ほ場で、センリョウの天葉(実の周りの上位葉)に長楕円形の食害痕による被害が確認された。同時に、食害を受けたセンリョウの葉上にカシルリオトシブミ成虫がしばしば確認された。 その後、愛知県農業総合試験場における室内試験により、カシルリオトシブミがセンリョウに同様の長楕円形の食害痕を残すことから、同種がセンリョウを食害することが明らかになった。これまで、国内におけるカシルリオトシブミによる被害の報告はない。 センリョウ天葉の食害痕(写真提供:愛知県病害虫防除室) カシルリオトシブミはオトシブミ科の甲虫で、成虫の体長は、3.5ミリ前後で、本州・四国・九州およびシ
開花したホウオウボク(県環境部環境再生課提供) 沖縄の夏を紅(くれない)に彩る花木「デイゴ」と「ホウオウボク」。道路や公園、学校などに多く植えられ、南国の夏の景観をつくっている。半面、病害虫にむしばまれて枝を切り落とされたり、大量発生した病害虫が木の下に広がったりと美観を損なっているという苦情が上がることもあり、時には人体への健康被害も発生していた。南国・沖縄の夏の美観を守るべく、県は両木に特化した病害虫の予防、診断、防除マニュアルを作成した。県環境部環境再生課は市町村や道路、公園管理者らに配布する予定だが、ホームページでも公開し県民にも活用を呼び掛けている。 環境再生課によると、市町村、道路、公園管理者らから上がる病害虫の被害報告のうち、デイゴとホウオウボクが特に多かった。防除は剪定(せんてい)が主な手法だが「剪定し過ぎて美観を損ねたり、剪定した部位から逆に病原菌に感染したりすることもあ
家庭菜園で限られたスペースで野菜などを育てる上で、無農薬で野菜などを育てていきたいですよね。 安心安全な野菜を育てて、新鮮な野菜などを食べるって家庭菜園の醍醐味ですね。 お互いに良い影響を与え合う、相性の良い植物の組み合わせを「コンパニオンプランツ(共栄作物)」と言いますが、仲良しな野菜同士を一緒に植えたり、コンパニオンプランツの効果で、互いの特徴などが影響しあって、野菜が元気になったり、病害虫を抑えたりすることができます。 www.nekopuro.com コンパニオンプランツの期待できる効果はいろんなパターンがありますが、害虫を野菜から遠ざけたり、野菜を病気から守ったり、肥料を分け合って育ったりして土壌の偏りを改善してくれたり、野山のようにいろんな植物が共生していると土中の微生物が豊かになって土壌を改善してくれたり、スペースや日照や風避けなどのすみ分けや助け合いなどの効果が期待できたり
花にやさしい、クリーンでサスティナブルな流通へ。お花のサブスク「ブルーミー」が共同研究を開始。〜サプライチェーン全体で、品質向上を実現へ〜 花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」https://bloomeelife.com/(運営会社: 株式会社Crunch Style)は、日本最大の花市場を運営する株式会社大田花きをはじめ、生産者や研究機関などと連携し、花のサプライチェーン全体での品質向上を目的とした共同研究を開始しました。 花にやさしい、クリーンでサスティナブルな流通へ 花が市場や小売を通して生産者から一般消費者に届くまで、サプライチェーンの各工程で様々な実験を行い、よりサスティナブルでクリーンな流通環境へアップデートすることを目指します。 取り組みの一環として、低濃度の塩素系ガスによる「カビ菌」抑制の先行実証実験を行いました。 市場や研究機関と連携し、さらな
デイゴの害虫デイゴヒメコバチの天敵デイゴカタビロコバチ。体長は2ミリほど(沖縄県提供) 県花デイゴを枯らす害虫デイゴヒメコバチの天敵として、県が導入を検討するデイゴカタビロコバチが県内19市町村で繁殖していることが確認された。県が8月30日発表した。カタビロコバチはヒメコバチのみをえさとし、在来種への影響は確認されていない。県は生物農薬として申請する手続きを進めており、登録後に広域で放虫する計画だった。放虫を待たず、関係者の想定以上の速さでカタビロコバチが生息域を広げた。 ヒメコバチ、カタビロコバチともにアフリカ原産。ヒメコバチはデイゴの茎に産卵して虫こぶを作り、その中で幼虫が育つ。カタビロコバチは虫こぶの上から産卵し、ヒメコバチの幼虫やさなぎを食べて育つ。カタビロコバチで駆除を進めたハワイを参考に、県でも導入を検討しているところだった。 デイゴを枯らす害虫となるデイゴヒメコバチ(沖縄県提
作物の病害対策において、そもそも病気にかかりにくい品種を選んで植え付けるという「耕種的防除」は重要な対策だ。野菜の種は400品種、花の種は1500品種を展開する、種苗会社大手サカタのタネに、おすすめの「病気に強い品種」をピックアップしてもらった。 トマト黄化葉巻病から産地を救う 取材に応じてくれたのは、サカタのタネ コーポレートコミュニケーション部の大無田龍一(おおむた・りょういち)さん、中野真由(なかの・まゆ)さん、藤田杏奈(ふじた・あんな)さんの3人だ。 創業100年以上の歴史を持つ同社が手掛けてきた膨大なラインアップの中から、今回は「病気に強い」をテーマに、農家におすすめできる品種を厳選してもらった。 その中でも「近年、研究が盛ん」というのは、トマト黄化葉巻病(以下、黄化葉巻病)の耐病性を持つ大玉トマトだ。黄化葉巻病は東北南部から九州までの温暖な地域で発生し、発病すると葉が葉巻のよう
幼虫が生け垣などに使われるキョウチクトウを食べる南方系のガ「キョウチクトウスズメ」が、和歌山県紀南地方で発生している。県立自然博物館は「県内で定着しておらず、散発的に発生していると考えられる。今年は特に多いのかもしれない」と話している。 キョウチクトウスズメの羽は迷彩色で、広げると10センチほどになる。アフリカからインド、東南アジアなどの熱帯に分布し、日本では九州以南にすんでいる。県内では1990年代に成虫が確認され、99年に紀南地方で大発生している。その後は散発的に確認されている。 県立自然博物館によると、今回は台風の影響で成虫が運ばれて繁殖した可能性が高いという。熱帯性のため10月中には終息するとみている。 このガの幼虫は主にキョウチクトウを餌にするが、ニチニチソウなども食べる。木の根元にふんがあり、葉に食痕が見られれば、このガの幼虫がいる可能性が高い。体長は約7センチと大きい。
神社や家の神棚に供えるサカキ(サカキ科)を加害する新種ヨコバイ(ヨコバイ科)の防除に効果がある薬剤3種類がこのほど農薬登録された。和歌山県林業試験場(上富田町)が2018年から登録申請に向けて薬剤試験をしてきた。これを受け、サカキの生産者に活用してもらおうと、防除マニュアルを作成した。 県内では、02年ごろに田辺市内でかすり状の白い斑点が発生する被害が初確認された。その後、各地で確認され、現在は県全域に広がっている。県外でも高知県や佐賀県、鹿児島県など西日本を中心に被害が確認されている。 原因は長らく不明だったが、九州大学の調査で、体長4ミリ程度のヨコバイ科の小さな虫による被害であることが13年に分かった。その後、新種新属のヨコバイとして論文が出され、昨年12月に「サカキブチヒメヨコバイ」と命名された。詳細は不明だが、中国産のサカキから広がった可能性が高いという。 使用できるようになった薬
大分県農林水産研究指導センターはトルコギキョウに県内未発生のキキョウトリバを確認し、12月25日に特殊報第2号を発表した。 9月23日に同県東部(国東市)の施設栽培のトルコギキョウほ場で、チョウ目幼虫による食害を確認。門司植物防疫所に同定を依頼した結果、県内未発生のキキョウトリバと同定された。 形態は成虫開張16~23mm、幼虫は淡緑色で体長10~11mm、蛹は体長9~11mm、卵は長さ0.4mm、幅0.25mm。成虫が植物上に止まっているときはT字型に見える。 詳しい生活史は明らかになっていないが、卵は花蕾上に1卵ずつ産み付けられることが観察されている。幼虫は葉や花蕾を食べ、茎や葉上で蛹化する。寄生植物はリンドウ科。幼虫はふ化後、花蕾や葉に潜って食害するほか、芯葉をつづって内部に生息する。被害を受けた花蕾と葉は商品価値がなくなる。 国内での発生状況は、昭和50年に福岡県のトルコギキョウで
画像をクリックするとPDFが開きます カテゴリ 園芸・茶 技術紹介パンフレット パンフレット タイトル 水耕装置を用いたトルコギキョウ立枯病(Fusarium solani)抵抗性簡易検定法 マニュアル 発行年月日 2021年1月12日 概要 トルコギキョウ栽培では、近年フザリウム属菌によるトルコギキョウ立枯病が全国の生産地で頻発し、大きな問題となっています。抵抗性育種を効率的に進めるには、抵抗性を正確に判定できる評価系を確立すること、その評価系を用いて抵抗性素材を探索することが重要です。 本マニュアルでは、F. solani によるトルコギキョウ立枯病抵抗性の水耕装置を用いた簡易検定法の実施方法について解説し、さらに、その検定法の実施例について紹介します。
プラムポックスウイルスに感染したアンズ プラム・ポックス・ウイルス(Plum pox virus、PPV)とは、サクラ属に感染する植物ウイルスである。ウメ輪紋ウイルスという別名もある[1]。 概要[編集] 果樹が感染すると、葉や花弁や外果皮に斑紋が現れるとともに早期落果により収穫量が減る。感染した果実を食用としても人体に害はないが、商品価値はほぼゼロとなるため、果樹農家にとっては減収になるうえ、木を伐採せざるをえず、経営上の大きな脅威となる。 1915年にブルガリアで発見されて以降、世界各地で発生が確認されるようになった。日本では、2009年に初めて東京都青梅市の吉野梅郷で感染を確認した。ウメで感染が確認されたのは世界初[2]。 感染する種[編集] サクラ属のモモ、スモモ、ウメ、ネクタリン、アンズなど。 日本の植物防疫所は以下の植物を「緊急防除で規制の対象となる植物」としており、防除区域か
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