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『僕は珈琲』片岡義男|私も珈琲|東京堂書店 - 書に耽る猿たち
『僕は珈琲』片岡義男 光文社 2023.2.1読了 なんて味わい深い文章を書く人なんだろう。淡々とした中に... 『僕は珈琲』片岡義男 光文社 2023.2.1読了 なんて味わい深い文章を書く人なんだろう。淡々とした中にも、読み手が想像を巡らせてしまう独特の空気がある。片岡義男さんの短編を読んだある編集者から「出来事だけが物語のなかに書いてある。筆者の気持ちをいくら文章のなかに探しても、それは報われない」と言われた。つまり「好ましい日本語ではない」と仄めかされたことがあるそうだ。私は片岡さんの文章は結構好きだし、そういう人が少なくないから多くの人に読み続けられているのだろう。文章は、誰がどう読もうとも自由なのだ。 珈琲に関する書き下ろしのエッセイが52篇、短編小説が1つ収められている。モーニングサーヴィスを初めて体験したときのエピソードに新鮮な気持ちになれた。ハワイで珈琲のお代わりをたくさん頼むのはアメリカンコーヒーだからだという気付きに妙に納得したし、ドトールのミラノサンドの話もおもしろかった。次に
2023/02/04 リンク