日本時間2024年4月24日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の「Advanced Composite Solar Sail System」と呼ばれるミッションの超小型衛星「ACS3」が、ロケットラボの「Electron(エレクトロン)」ロケットで打ち上げられました。このミッションでは、将来のソーラーセイルに必要な技術をランドセル程度の大きさの人工衛星(12UサイズのCubeSat)に搭載し、宇宙で実証しようとしています。この技術によって、何が変わるのでしょうか?【最終更新:2024年4月24日13時台】 【▲ ソーラーセイルを展開したACS3の想像図(Credit: NASA/Aero Animation/Ben Schweighart)】 ソーラーセイルは、宇宙で広げた帆が太陽光を受けた時に発生する太陽輻射圧を推進力として利用する技術で、「宇宙ヨット」とも呼ばれます。従来の宇宙機で使われ
2024/01/26 · ギガキャスト(ギガキャスティング)は、型締め力の大きなダイカストマシンを使って金属製部品を成形する技術だ。明確な定義はないものの、型締め力 ...
有人宇宙船「神舟13号」を載せ、打ち上げられるロケット「長征2号F遥13」=2021年10月、中国・酒泉衛星発射センター(共同) 暗闇の向こうに、白いロケットがくっきりと浮かび上がっている。輝く塔のようだ。「10、9、8、7…」。カウントダウンが始まると、報道陣の間にも緊張と興奮が広がった。 「…3、2、1、点火!」 激しい炎がロケットの足元から噴き出し、少し遅れて「ゴオオオ」という爆音が届いた。発射台まで約1・5キロの距離があるためだ。ロケットは大地を離れ、ぐんぐんと夜空へ上る。10分もたたずに、小さな光の点となった。 2021年10月16日午前0時過ぎ、筆者は中国の「酒泉衛星発射センター」で、運搬ロケット「長征2号F遥13」による有人宇宙船「神舟13号」の打ち上げを取材した。ゴビ砂漠の中にあり、当局の許可がなければ立ち入りが難しい地域だ。中国政府の取材ツアーに参加し、日本メディアでは共
午後2時から行われた会見では、JAXAの岡田匡史氏(H3プロジェクトチームプロダクトマネージャ)が登壇し、経緯を説明。同氏によると、ロケットの自動カウントダウンシーケンスは予定通り開始され、メインエンジン「LE-9」が着火し正常に立ち上がったあと、ロケット下部(エンジン上部)に設置された1段制御用機器が異常を検知。SRB-3への着火信号を送らなかったことから、打ち上げ中止となった。なお、SRB-3側にも異常はなく、制御用機器が検知した異常そのものについては原因究明中という。 会見はJAXAの公式チャネルで配信されていたが、話題となったのが共同通信のとある記者の質問だ。「中止と失敗という問題についてもう一度確認したいです。ちょっともやもやするものですから」と切り出し、岡田氏に中止と失敗の違いについて質問した。以下はその一問一答だ。 共同 中止という言葉は、みなさんの業界でどう使われているかは
宇宙に関する本の一部。新刊は「さばの缶づめ、宇宙へいく」(小坂康之教諭と共著 イースト・プレス)です。 元々は文系人間。ひょんなきっかけで(財)日本宇宙少年団で子供達に毎月出す情報誌を担当することになり、子供たちとともに宇宙の魅力の虜になりました。それ以来、20年以上にわたって宇宙関連の話題を中心に、幅広く取材を続けています。 私が大切にしているのは、「現場」取材。現場の生の声を伝えることです。ロケット打ち上げ発射場のある種子島や内之浦、NASA(6回)、ロシア(4回)に出かけ、ロケット打ち上げはもちろん、宇宙関連施設やそこで働く人々を取材。2回の皆既日食、2016年2月にはハワイ島のすばる望遠鏡、2018年11月には南米チリのアルマ望遠鏡を訪ね、最新の成果を出すために裏舞台で働くサイエンティスト、エンジニアたちの様子も取材させて頂きました。 一方、日本人宇宙飛行士の皆さんには長く取材させ
画像説明, ローレンス・リヴァモア国立研究所にある、レーザーの照射によって核融合を起こすターゲットチェンバー 米エネルギー省は13日、核融合エネルギー開発で画期的な進歩があったと発表した。クリーンエネルギーをほぼ無限に得られる可能性があるとして、物理学者たちが数十年にわたって追求してきた技術が実現したという。
政府が新型コロナウイルス対策として導入した接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の機能を停止することを発表した。感染者と接触した可能性があることを知るためのアプリだったが、政府が陽性者の全数把握を見直したため、役割を終える形だ。 ココアは安倍政権下の2020年6月、約3億9千万円の予算を投じてつくられた。9月9日時点で4000万件以上のダウンロードがあったとされるが、目標であった6000万件には届かず。不具合も続出し、「失敗だった」という声も多い。 ココアの成否をどう見るか、課題はどこにあったのか。大手IT企業プロダクトマネージャーで、ココアの開発に携わった児玉哲彦氏に話を聞いた。 * * * ――ココアとはどういったかかわりだったのでしょうか。 ココアは最初、エンジニアが有志で立ち上げたコミュニティで制作されていました。オープンソースソフトウェア(OSS)と呼ばれるもので、ソースコー
キノコの菌製の人工レザー“マッシュルームレザーが環境への負荷や動物の権利といった問題を解決する新素材として注目を集めている。すでに有力ブランドが“マッシュルームレザー”を開発・運用する新興企業との協働に乗り出しており、特に米国の新興企業と組んだエルメスやアディダスやステラ マッカートニーなどはその成果を発表し商品化を進めているブランドもある。 「日本にマッシュルームレザーの生産拠点を作る」――インドネシア発のマイセル/マイコテック ラボ(MYCL / MYCOTECH LAB)は、8月23日に開催された京都工芸繊維大学主催のオンラインレクチャー「スクール オブ ファッション フューチャー」に登壇し、日本に生産拠点を構えることを明かした。彼らはアジアでの生産拠点拡大を目指しており、中でも日本は「きのこの培養に関して非常に優れた自動化技術がある」と期待を寄せる。同社が開発したマッシュルームレザ
こんばんは。増田です。最近、元三洋の人が書いたスマホの記事が面白かったので、私も書いてみることにしました。 ちなみに私は電装系サプライヤー勤務。年齢は元三洋の人とおそらく同じくらいです。かつてはホンダ系列だったのですが、今はそこを離れてとある企業の傘下になってます。あのときは結構衝撃を受けましたけど、確実に働きやすくなりましたね。 さて、日本企業はEVに消極的で世界の時流に乗り遅れ、未だに内燃機関に固執している、みたいな話。半分本当で、半分ウソです。世界に先駆けてEVを積極的に取り組もうとしたのは日本でした。(ここで言うEVは純粋にバッテリーで動く電気自動車のことで、本当はBEVと書いたほうが正確なんでしょうが、ここではEVとしておきます。) それにはいわゆる京都議定書(1997)の存在があります。これは温暖化防止の為の初めての国際的な取り決めでしたが、この会議で日本は2008~2012年
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日産自動車がアメリカで販売するSUV「インフィニティQX50」には、世界初となる「可変圧縮比ターボ・エンジン」(VCターボ・エンジン=Variable Compression Turbo Engine)が搭載される。今回、これを日本の公道で試す機会を得たので早速リポートしていこう。 燃費もパフォーマンスにも優れるエンジンの実現 日産が可変圧縮比エンジンの開発を始めたのは1998年のこと。実に20年もの時を経て開発してきたわけだ。 エンジンの圧縮比は基本的に固定されている。ピストンの上死点と下死点で決まるシリンダーの容積は当然不変のもの。しかし日産はこの容積を自在に変えることで圧縮比を可変させる技術を実現した。 目的は燃費とパフォーマンスという、相反する要件を両立して将来にふさわしい内燃機関とするためだ。
ここまで重大インシデント1件をとりだして概説しましたが、それによりインシデントの評価と分析、それによるフィードバックがいかに重要かはよくおわかりいただけたと思います。 今回の重大インシデントでも、平素「科学リテラシー」やら「ニセ科学批判」やらでご活躍の方々が、「非常用DG(ディーゼル発電機)があるから騒ぐな」「非常用DG動いたからダイジョウブ」「騒ぐ奴は情弱」「伊方は安全です」などと大言壮語をなさっていましたが、これらは原子力安全の論理からは完全に誤っています。 非常用DGは、多重防護の第2層から第3層に相当するもので、同じく第1層から第2層に該当する外部電源の受電継続の後段に相当します。多重防護は前段否定の原則がありかつ、原則として相互独立でなければなりません。 表1 多重防護の概要 IAEA基準の動向 − 多重防護(5層)の考え方等 平成23年3月2日 (独)原子力安全基盤機構 原子力
アマゾンの「アレクサ」やアップルの「Siri」といった女性の声のAIアシスタントが性差別の偏見を助長するとの報告書が発表された/Amazon (CNN Business) 国連教育科学文化機関(ユネスコ)がこのほど発表した報告書で、アップルの「Siri」やアマゾンの「アレクサ」など初期設定で女性の声が使われているAIパーソナルアシスタントについて、性別に関する固定観念を定着させ、性差別的な発言や乱暴な発言を助長すると指摘した。 報告書では、そうした女性の声のパーソナルアシスタントについて、「女性は愛想が良く従順で、いつも人を助けて喜ばせたいと思っており、ボタン1つ、あるいは音声で命令するだけで利用できる」という概念を固定させると警鐘を鳴らした。 ユーザーが性虐待的な言葉を浴びせた場合でも、AIアシスタントからは受動的で丁寧な反応が返ってくるとも指摘。「女性は従順で、不当な扱いも我慢するとい
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