日本で最も裕福な人物の1人であるビリオネアの孫正義が保有する資産は、1年足らずの間に50%急増し、約80億ドル(約1兆2000億円)の増加となっているが、その背景には、英国の半導体設計会社アームの株価の高騰と彼が創業したソフトバンクグループの5四半期ぶりの黒字決算が挙げられる。 フォーブスのリアルタイム・ビリオネア・トラッカーによると、現在66歳の孫の保有資産は、昨年5月に日本の富豪番付で3位にランクインした当時は209億ドルだったが、現在は288億ドル(約4兆3000億円)に増加している。アームの約90%を所有するソフトバンクグループも、2月8日の第3四半期決算で旺盛なAI需要を背景に強気な見通しを示したことにより、ナスダックに上場するアーム株の上昇に追随する勢いで株価を上昇させている。 アームのレネ・ハースCEOは、7日の決算説明会で「当社はAI分野から強い追い風とモメンタムを得ている
Signage outside Meta headquarters in Menlo Park, California. Photographer: David Paul Morris/Bloomberg フェイスブック親会社の米メタ・プラットフォームズは500億ドル(7兆3200億円)相当の追加自社株買いと初の四半期配当を実施する計画を発表した。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、メタバースと人工知能(AI)への多額の投資が奏功すると投資家の説得に努めている。 メタの2023年10-12月(第4四半期)決算も力強い内容となった。売上高は25%増え、利益は3倍に達した。24年1-3月(第1四半期)の増収見通しも市場予想を上回った。
アメリカのIT大手、マイクロソフトの株価が上昇し、企業の価値を示す時価総額が一時、初めて3兆ドル、日本円でおよそ440兆円を超えました。業務提携するアメリカのベンチャー企業、オープンAIと開発する生成AIの需要への期待が高まっていることが背景にあります。 24日のニューヨーク株式市場でマイクロソフトの株価は上昇し、企業の価値を示す時価総額が一時、初めて3兆ドル、日本円でおよそ440兆円を超えました。 アメリカの上場企業ではIT大手アップルの時価総額がおととし1月に初めて3兆ドルを超えています。 ニューヨーク株式市場では、世界で利用が急速に拡大する生成AIの需要への期待が高まり、関連するIT企業や半導体メーカーの株価の上昇傾向が続いています。 マイクロソフトは、生成AI、ChatGPTを開発するアメリカのベンチャー企業、オープンAIと業務提携していて、オープンAIへの投資額は、これまでに13
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生成AIのChatGPTを開発したアメリカのベンチャー企業「オープンAI」は21日、解任されたサム・アルトマン氏がCEOに復帰することで合意したとSNS上で明らかにしました。解任からわずか5日で復帰が決まり、混乱した会社経営が正常化するかが課題となります。 これは「オープンAI」が21日、旧ツイッターのXで明らかにしたものです。 アルトマン氏がCEOに復帰することやほかに3人の取締役を決めたことで合意したとしています。 SNSで会社は「詳細については協力して対応していく。今回のことではご迷惑をおかけした」としています。 「オープンAI」の取締役会は先週17日、CEOだったサム・アルトマン氏を解任しました。 生成AIのサービスを急速に拡大させようとするアルトマン氏と、AIの安全性を重視する取締役会のメンバーとのあいだで激しい議論があった可能性が指摘されていました。 IT大手のマイクロソフトが
マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは先日、ChatGPTに代表されるオープンAI(OpenAI)のジェネレーティブAIを、自社の全製品に導入し、数十億人のユーザーが利用できるようにする計画だと述べた。 オープンAIが開発した言語モデルを使えば、Wordのオートコンプリートやオートコレクト機能は向上し、いくつかの単語を基に長いテキストの塊を生成できるだろう。さらに、短いテキストを入力するだけで、完全なPowerPointのプレゼン資料を作成できるかもしれない。 このような機能は、マイクロソフトが若いユーザーを引きつけるのに役立つはずだ。アナリストによると、マイクロソフトのOffice 365は何百万社もの企業が採用しているが、同社はグーグルのGoogle Docsのようなコラボレーション優先のプロダクトで若者にアピールできていない。 「教育分野や大学などでは、Google Docsをデフ
フォードは10月26日、同社とフォルクスワーゲンから数十億ドルを調達した自動運転テクノロジー企業のアルゴAIを閉鎖し、精算すると発表した。同社はこの精算で27億ドルの減損損失を計上し、2022年7~9月期決算で8億2700万ドル(約1200億円)の純損失を報告した。 グーグルの自動運転部門出身のエンジニア、ブライアン・サレスキーが率いるアルゴAIは26日、2000人の従業員にこの状況を伝え、一部の従業員はフォードでの仕事を提示されると述べた。フォードは、アルゴAIが新たな投資家から追加資金を得られなかったため、資金提供を中止し、代わりに自社の運転支援技術に注力することを決定したという。 「当社がアルゴAIに投資した2017年には、2021年までにレベル4のADASを広く市場に投入できると予想していた。しかし、状況は変わった」と、フォードのジム・ファーリーCEOは決算発表で述べた。「我々はレ
ソフトバンクG、純利益1.9兆円 投資堅調、4.5倍で最高益―9月中間 2020年11月09日19時50分 ソフトバンクグループの四半期純損益 ソフトバンクグループ(SBG)が9日発表した2020年9月中間連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期の4.5倍となる1兆8832億円となった。中間期としては過去最高益。米携帯電話大手TモバイルUS株式の売却や投資先のデジタル企業の株価上昇が貢献し、前年同期から大幅な増益となった。 【特集】ソフトバンク「巨額赤字」招いた孫正義「若き3起業家」への溺愛 新型コロナウイルス危機ではリモートワークの普及などデジタル関連の需要が急増しており、こうした企業の価値向上がSBGの利益を押し上げた格好。7~9月期の純利益は6274億円となり、米携帯事業売却に伴う一時益で膨らんだ4~6月期(1兆2557億円)からは減少した。 孫正義会長兼社長は9日の決算説明会で
ソフトバンクグループ(SBG)が7日発表した令和元年4~6月期決算は最終利益が前年同期比3・6倍の1兆1217億円となった。野村証券によると、日本の主要400社が平成16年以降に開示した四半期の最終益では最大となった。中国アリババ集団の株式売却に伴う利益計上や、運用額10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」の収益増が牽引(けんいん)した。 「最近の営業利益の伸びのほとんどがSVF絡み」。7日の決算会見でSBGの孫正義会長兼社長は投資事業の成果を強調した。 4~6月期は本業のもうけを示す営業利益が前年同期比3・7%減の6888億円だったが、SVFの事業収益は65・7%増の3976億円と、グループ全体の6割弱を稼いだ。 SVFは人工知能(AI)関連の世界のユニコーン企業(企業価値10億ドル以上の未上場企業)を中心に、29年の設立以来82社に出資。今秋にも出資先の米シェアオフ
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