鳥取砂丘での開業が決まったマリオット・インターナショナルのホテルの外観イメージ(INA新建築研究所提供=変更の可能性あり) 国立公園・鳥取砂丘(鳥取市)に令和8年、世界的なホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」(本社・米国)の最高級ブランド「ラグジュアリーコレクション」が開業する。海外の富裕層をメインターゲットに1泊6万円以上の宿泊料金を見込む。鳥取砂丘一帯は年間160万人以上が訪れる観光地ながら、宿泊施設がほとんどないことから通過点に終わっており、同ホテル進出により世界的リゾートとしての知名度アップに期待の声があがる。一方、周辺観光との連携や移動のための交通手段確保などの課題が早くも浮上し、山陰初の五つ星ホテルの行方が注目されている。 鳥取砂丘でのホテル開業を発表し、深沢義彦・鳥取市長(左)らと握手するマリオット・インターナショナルのカール・ハドソン氏(中央)=鳥取市役所(松田